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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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いよいよ本格的な読書の秋突入!


絵は大分前に描いたあまり気に入ってなくて使いどころを逃してたリリー・ヘザー
ドレスが思ったより可愛くならなかったの。


最近読んだ本は読んだ順に、
山口悟さんの一迅社文庫アイリス
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」9、1、2巻、
守野伊音さんの角川ビーンズ文庫「西方守護伯付き魔女の初陣」
の四冊。


はめふらは最新刊の9巻から読んだら
2巻以降はファンディスクと言われてた意味が良く分かりました…
まずFL1の面子の出番が激減で最初と最後に申し訳程度にあるだけ…
恐らく正ヒーローであると思われるジオルドでさえキースメアリアラン以下と同じ扱い…
アニメが好きで入った身にはFL2の攻略対象とか全く興味ないし
お話も別物感あって物凄くつま…期待外れでした。
ソラとか激しくどうでも良いし
マリアちゃんとカタリナのいちゃいちゃに至っては
そういうの読みたかったらそーゆー雑誌読みますから!!って感じで…
NL派としてはマリアに抱く好意の十分の一で良いから
攻略対象に向けてカタリナ…って感じでした。
ソラ始めFL2の攻略対象も全く魅力感じないし、
どうしても幼少時代から丁寧な描写をしてたFL1面子と比べて愛着も沸きにくいし…
本編もカタリナが港町でウェイトレスとか
それカタリナではめふらである意味あるの?って。
お約束とはいえ敵のアジトでまんまと捕まっちゃうカタリナとか
学習しなくてヘイトたまりました。
捕まってる子供達を寝かしつけるので聖女感出されてもなあ…
とにかく全てがどうでも良いので次はまた5巻みたいなFL1勢(重要)の短編集か
さっさとジオルドルートで巻きに入って欲しいです。

1巻、2巻は小説家になろうで読んだのとほぼ同じで多少加筆されてる位でしたが、
やっぱり抜群に面白くて良くできた作品でしたー
文章力は上手いとは思わないけど普通に読めるし、
各キャラのトラウマを精神年齢お姉さんなカタリナが癒していく所とか
キャラ造形とかキャラ相関とか設定とか本当に上手い!!山口さん天才!!
特にキャラのトラウマとそれをカタリナに癒される所の各キャラ視点の描写が上手いなーと。
アランの
「泣くほどに笑ったら、何だか今まで溜まっていたものが涙と一緒に流れていったような気がした──目の前が明るく、胸は軽くなった。」
とか好きです。
繰り返しますが前世の記憶を思い出した8歳時点でカタリナが攻略対象や女の子達よりお姉さんで
多少余裕あるところとか、天然聖女でもあるけどある程度打算な所もあるのが好きです。
この時点のカタリナは本当に良いキャラだった…
3巻以降カタリナの精神年齢が逆行してる感じなのが本当残念。
2巻までの収録分はコミカライズ4巻までとアニメ一期で嫌と言うほど頭に入ってるけど、
やっぱり小説だとカタリナ以外の視点も読めるし
アニメや漫画では表現しきれない所も文章で補ってくれるので良いですね!!
キース推しには
「それにしても、ただでさえ異様にモテるのに、軽々しく女子の手を握って顔を近づけるなんて何て危険な子だろう」
の所でニヤニヤしました(笑)
しかしこうなると一期がせっかく神アニメの評判取ったのに二期でがた落ちしないか心配だなあ…
キース誘拐→カタリナにキス・決死の告白は是非アニメで観たいけど。


西方守護伯付き魔女の初陣は久々に椎名咲月さん挿絵の少女小説文庫買えて幸せ~(*>∀<*)
守野さん初めて読む作家さんで、
文章いきなり状況や視点が変わったり分かりづらい所もかなりあったけど、
魔女に守られた国の偉大な魔女王の娘で母と比べられる重圧に押し潰されていたミルレオと
西方伯の庶子として3歳まで下町で育ち
実の父から偉大な祖父へのコンプレックスで歪んだ愛情を向けられて屈託していた
若き西方伯ガウェインの
お互い共鳴しあい惹かれ合う関係が王道だけどしっかり書かれていて良かったです~
母女王の呪いでミルという少年の姿でガウェインの元に派遣されたミルレオが
ジョン達のやたら脱ぎたがるガチムチ達に囲まれてあわあわする序盤から
偽王女を真の王女として、強いたげられてきた魔女だからこその人のためにあれという矜持から
許せないと感じ撃退する中盤まで流れが分かりやすくて良かったです。
ガウェインがもうちょっと硬派な感じかと思ったら
11年前に一度会ったきりのミルレオ王女に心酔してて
ミルレオの呪いが解けて本来の清楚な美少女に戻ったら
やたら可愛いを連発する残念な性格だったのはあれですが、
それはそれで可愛くて微笑ましかったです。
ミルレオのいつも母と比べられて自信を無くすあまり自虐的になってて
すぐ「消えます…」と身投げしようとして
ガウェインに「消えるな消えるな!」と止められるやり取りの繰り返しも楽しかったです。
幼いガウェインにミルレオが「ガウェインがお祖父様になったら誰がガウェインになるの?」
と言ってあげたことで救われる展開と
それを現在のガウェインから聞かされてすっかり忘れていて
そう言った自分が母の女王のようになろうとばかり思っていた、と
自分を見つめ直す所も良かったです。
意外と残念な性格だったガウェインですが
慣れない貴族のやり方に適応しようとしてたり実務もしっかりやってたり、
公平でいざとなったら一番に前線に出て戦う勇猛さも良かったし、キスシーンも素敵でした。
終盤のバトルシーンも熱くて、ミルレオが自分自身を取り戻す過程も良かったです。
椎名さんのイラストがぴったりな王道ラブファンタジーが久々に読めて楽しかったです♪
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プロフィール

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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