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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

ということで主要オリキャラ6人をミニキャラで描いてみました。
本当はもっと凝った絵描きたかったんですけどね…orz
左上から時計回りにユーディ、粉雪、透子、貴史、聖夜、ラズル。
ユーディが一番ミニキャラらしく描けた気がして気に入ってます。
ラズルはこの衣装ミニキャラに落とし込むの難しくて
特に貴史との頭身の違いがあからさまですみません…;;
日だコンの2人は年一回しか描かなくなってしまって主要キャラとも言えない気がしますが…

このブログももう7年続けてるんですね…
ブログの内容もその都度ハマってる物によって
ドラマになったりオペラ・バレエになったり小説になったり様々に変わってきましたが、
ここまで続けてきて様々な方から感想頂けたりした事がとても嬉しかったです。
もちろん通りすがりの方もとっても嬉しいです!
この2,3年位はすっかり読書備忘録になってますが、
これからも気まぐれに続けていきますので見守っていただけると嬉しいです~
色々な意味で来て下さってる方に優しくないブログですが、
8年目も雨の通り道をどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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リリー・ヘザー王妃の喪服姿パートⅡ
この前ちょっと彼女のシリアスな話もしたので
絵も今回は未亡人らしい沈痛な面持ちにしてみました。
喪服のデザインも更に露出度控えめでかっちりした雰囲気にしてみましたー
ヴェールも慎ましやかにロングで。
ヴェール部分はトーンなのですが裾のレースのトーンとの境目がはっきり出てしまい残念。
確か映画「仮面の男」だったと思うのですが、
フランス王の未亡人の王妃?王太后?が
こんな感じの喪服姿で終盤ちらっと映ったのがとても印象的で。
何度も言いますが長いヴェールの陰に隠された慎ましやかな美貌の未亡人って素敵ですよね。
しかしリリー・ヘザー王妃はこの時34歳ですが20代にしか見えない設定なのに年相応に見える…
髪型のせいもありますかね…まあ夫を亡くして彼女なりに憔悴してるという事で。


先月末に発売したばかりのコバルト文庫が
それぞれ渋谷センター街店とあざみ野店でかなり安く売ってたので買ってきましたー
どちらも帯付き!vv
とくに秋杜フユさんの「イノシシ令嬢と不憫な魔王 目指せ、婚約破棄!」は
表紙デザインがいつもながら凄く可愛くてブックオフで探してたので嬉しかったですー
まあどうせすぐ108円になって
ああーもう少し待てば良かったぁー;;ってなるのは分かってるんですけどね…
白川紺子さんの「ブライディ家のおしかけ花婿」は表紙可愛いことは可愛いけど
あんまりコバルトっぽくない感じであらすじも大して惹かれないし…と思ったけど
繰り返しますが発売後半月位しか経ってないのにかなり安かったので。
コバルト文庫読むの自体ももちろん楽しいのですが、
何が楽しいってネットに感想書いて一つか二つでもレスもらえると本当に嬉しくて
それ含めて楽しみで買ってる感じです。
まあいつも108円で買った発売後大分経ってる本の感想ばかり書いてるので
ほとんどはスルーされるんですけどね…
そういう訳で発売後一ヶ月以内の新刊に出会えるとついつい買ってしまいます…


と、前置きが長くなりましたが感想。
秋杜さんのイノシシ令嬢は何度も言いますが表紙可愛い~vv
クロエの凛々しい表情可愛くもかっこいいしサカノ景子さんいつもドレスあまり上手くないけど
今回は紫色のドレスそれなりに華やかで可愛いかったですーアルセニオスもイケメン!

内容はあくまでもシリーズ全作読んでればという前提ですが、
シリーズ中随一の内容の濃さだったと思います。
前作ヒロインのアティナの比重がかなり占めてて
その辺は前作でやっとけよと思わないでもなかったですが、
こじらせシスコンと精霊の花嫁のヒーローコンラードも出てきたり、
シリーズファンへのサービスが多めだった気がします。
肝心の今作のヒロインのクロエは本当にタイトル通り
猪突猛進型でまっすぐな気性がとっても可愛くて良かったですー
序盤の自分と同じ色のドレスを着た令嬢に嫌味で褒められても
馬鹿正直にお礼を返しちゃう所とか、
アルセニオスに女だからと気遣われても自分は騎士としての矜持があるから
女だという事を理由に気遣われても侮辱だと感じたり、
アルセニオスに「あなたがやった事は民を救う正しい行為だったのです」と
王位を剥奪した際に苛烈な粛正をして敵も多い彼をまっすぐ肯定してあげる所良かったですー
アルセニオスも前作に出てきた所ほとんど思い出せなかったけど、
魔王というあだ名とは裏腹に騎士道精神に溢れた正義感ある所と
文武両道な所がかっこよくて、
クロエに図らずも屈辱感を与えてしまった後きちんと騎士として認めて稽古を付けてあげる所や
フィニカに向かう途中で聖王女の騎士に出くわしてスカートを切り裂いて応戦したクロエに
彼女のことを騎士として尊重するのと同時に女性としてもきちんと気遣って、
女性として大切なものをおろそかにしないで欲しいとお姫様だっこする所とか
魅力が自然に書かれてて良かったです!
全体的に2人が惹かれ合う過程がとても丁寧で自然で
アルセニオスは誰に何を言われようと
クロエに自分のやったことは正しいと肯定してもらえて凄く救われたんだろうなとか、
クロエも女だからといって自分を見くびらないで
対等に扱ってもらえた事が嬉しかったんだなとか、かと思えば女性扱いもされて戸惑ったり、
とにかく2人の心の動きが読んでて手に取るように納得出来る感じが凄く良かったです。

脇キャラの配置も良くて、クロエの従兄でアルセニオスの側近のデメトリの
騎士馬鹿なクロエで遊んだり毒舌をあびせる所も良いキャラしてたし、
逆にクロエからもごく自然に急所をえぐられて落ち込む所とかやりとりが面白かったです~
「今の下りが全て仕置きだったのかよ」のシーン好き(笑)

ヨルゴスは老獪ながらもお茶目な好々爺だとばかり思ってたので
終盤で明かされる真実には面食らいましたが、
偽のアレサンドリ王太子妃を仕立てたベゼッセンより
回りくどいヨルゴスのやり方の方が遙かに意味不明でした…
そしてあえて今まで言ってませんでしたが
クロエの騎士設定のみならず
毒の匂いが分かるとか
一度読んだ物の内容を忘れないというチート性能は盛りすぎだろ…と興醒めでした。
ラストのヨルゴスの真意を明らかにするためだけの設定だったのが丸わかりで
凄くご都合主義を感じてしまいました。
でも特に前作虚弱王女と口べたな薬師ではゆるふわで幼稚といっても良かった
各国の政情や政争の設定が今回はかなり詰められてて、
まだまだ他のコバ作家さんに比べれば及ばない部分もあるけど
カルピオマ辺境伯の下りとか諸々、
かなり説得力持たせてたのは秋杜さんの成長を感じましたー
お前に甘えても良いか?とアルセニオスがクロエに膝枕してもらったり、
今夜はお前の温もりを抱いて眠りたいというラスト近くのシーンとか、
サカノさんの挿絵共々甘くて可愛くて良かったです~

偽王太子妃の捕り物のシーンのコンラードの台詞への
「かわいい多くない!?」「長っ!タメ長っ!」とかいうクロエのツッコミとか
ギャグは悪のりしすぎな感も有ったけど、
全体的にはまあまあまとまってて最初から最後まで凄く楽しんで読めました。
イノシシ令嬢クロエの爆走と魔王アルセニオスのツッコミが追いつかない感じ面白かったですー


白川さんのブライディ家の押しかけ花婿は…
まあ良かったんだけど、話の密度はこれ位で良いんだけど
キャラが薄味な感じでいまいち萌えられなかったのが残念だったかな…
ヒーローのデューイとかもうひと癖位個性盛って欲しかったです~
全体的に惜しい!!もう少しで萌えられそうで萌えられない!!って感じでした。
マリーの父母とかもっと出番増やしてキャラ付けできそうなのに勿体ない。
上流階級の貴族達が魔法を扱えるという世界観と
各々が普通の魔法の他に自分だけの持って生まれた魔法を持ってるという設定は良かったですー
第一章はマリーのトラウマが明かされる所とか春荒れの魔女になれなかったという屈託が
え?そんな事??感があってちょっと肩すかしだったし、
不幸な生まれの少女とその使役獣の犬との絆とかは良かったけど
ちょっと構成がだるい所があったかな…
第一章で大きな扱いだった鉱石がその後の章ではあまり話に関係なくなったのも
第二章の全体の雰囲気から浮いた弁護士の母親殺しの件も、
どちらも違う意味でですがバランスの悪さを感じました。
マリーの唯一の友人アリサとデューイの友人で魔法審議員のフィオンとのロマンスは
爽やかな空気感が感じられるようで良かったですー
第三章でマリーが春の帳に主人と認めさせる下りはちょっとあっけなくて
そんな事だけで良いの?と思ったけど、
マリーのときめくとまばたきする度にまぶたから蝶が羽ばたくとか、
アリサの花を咲かせるとか、レディ・ルルスの手を叩くと人でない物が人になるとか
各キャラの持って生まれた魔法の描写や種類は詩的で綺麗で面白くて良かったですー
ただ絵師さんの庭春樹さんがなー…
表紙も挿絵も童話的な雰囲気が話に合ってると言えば合ってるんだけど、
キャラが太って見えて…
もっと椎名咲月さんとか凪かすみさんとか
好きな絵師さんで読みたかったと思ってしまいました…


GWのセールで櫛木理宇さんの角川ホラー文庫、ホーンテッド・キャンパスシリーズ第10弾
「きみと惑いと菜の花と」買ってたの読みましたー
コバルト文庫にどっぷりな身にはホラーとかあんまり…と思って読み始めたのですが、
「なぜおれはブラッド・ピットに生まれなかったのだろう-
鏡の前で、八神森司は真剣にそう思い悩んでいた。」
という冒頭の文にくっそ笑いました(笑)
前巻までは余計だと思ってた新キャラ・鈴木の存在にも慣れて
オカ研メンバーと馴染んでる感じも良かったし、
森司とこよみのデートも可愛かったし、
いつも通りぞわぞわする本能に訴えかける恐怖のツボを心得てるお話作りも
ギャグも巧みで凄く楽しめましたー

「目隠し鬼」はちょっとお話が込み入ってて
シーツの間から覗く白い女の足という導入部からかなり話が展開して
ちょっといっぱいいっぱいになって恐怖感はあまり無かったけど、
目をつぶってれば相手なんて誰だって同じ、という鮎美の言葉と
目隠し鬼との結びつきが恐ろしくも示唆的でしたー

「よけいもの、ひとつ」は死者の話じゃなくバイロケーションの話だったので
怖くはなかったけど、返って箸休め的な感じに読めて良かったです。
この作家さんはこういう家庭環境で育ったらこういう人間になるだろう、という
キャラの背景作りがいつもヴァリエーションがあって特徴的だな、と思います。
初穂の切なく一途な想いが通じて良かったと思いましたー
あとこれまでのシリーズで明記されてなかった泉水ちゃんの美形設定が確定して
泉水ちゃん好きには美味しかったです(笑)190㎝の精悍な偉丈夫良いよね!!
森司のオカ研入部後すぐのエピソードという事で裏話的な感じで良かったです。

「いちめんの菜の花」は何度も言うように森司とこよみのデート描写が可愛くて、
ホラーにそういうの求めてないんで!!と思ってたけど意外に楽しんでしまいましたー
森司が成績には全く繋がらないけど地味に得意なことでポイントを稼いでいって
今までに見られたことのない眼差しを浴びる所とか良かったねと。
この2人これで付き合ってないんだぜ…というのを地でいってて微笑ましかったです。
そんな裏での事件も3編中一番怖くて満足できましたー
磁場が狂っていて過去の情景が見える土地に建っている廃屋や怪しい新興宗教と
よりましにされていた母子の悲劇など、相変わらずぞくぞくのツボを突くのが上手いなーと。
ラストでそれまでの3編を総括して終わる〆かたも
ああ、そうだったなこのシリーズこういう感じだったなーと思い出せてくれて
様式美を堪能しましたー
いつもはオカルト事件だと思ったら黒幕は生きた人間だったというオチが多くて
恐怖が半減するのが残念だったのですが、今回も確かにそういう所もあったけど
オカルトというかホラーの比重もちゃんとあってオカルトミステリの醍醐味を楽しめました。
このシリーズいつまで続くのか分からないけど、
シリーズ物もキャラ立ちさせるのが上手い作家さんが書くと面白いなと思いましたー
…で、映画化の話どうなった?

昨日13日は駒込にある女子栄養大学の中にある料亭・松柏軒で
素敵なコンサートを聴きながら美味しいランチのフルコースを頂いてましたー
短歌を教えてる母の生徒さんが所属しているアマチュアコーラス、
コーロ・リリーのメンバーの方に招待券を頂いたのですが、
朝9時起きで凄く眠くて疲れてたので行くの止そうかと思ってた位ですが
あいにくの雨模様も気にならないくらい素敵な一時を過ごせて良かったです~


10時半から開場で、駒込駅から徒歩4,5分位の
分かりやすい場所にある女子栄養大学に迷うこともなく10時45分頃到着した私と母。
私は前日体重調整のためほとんど食べてなかったので
とにかく一刻も早くコース料理が食べたかったのですが、
プログラムを観て12時半からランチタイムと書かれてるのを見て落胆してました…
が、ランチタイムまでのコンサートがとっても良かったので待つのも苦になりませんでしたー
最初にコーロ・リリーの方が20人ほどで
埴生の宿、アニー・ローリー、峠のわが家、
花に寄せて~ⅠたんぽぽⅡ猫じゃらしⅦばら・きく・なずなー母に捧ぐー
チムチム・チェリー、星に願いををハーモニーで聞かせて下さいましたー
指揮をなさったのはバリトン歌手の成田博之さん。
アマチュアコーラスという事で上手とは言えない感じでしたが、
声は皆さん綺麗だし一生懸命心を込めて歌われているのが伝わってきて良かったです。


全曲歌い終わって「練習ではどうなる事かと思ってたけど皆さん本番に強いですね!」とか
「皆さん私の指揮する手は見てくれてるんですけど目は合わせてくれないんですよ笑」とか
成田さんのユーモアたっぷりのトークも楽しかったです~
練習中のあれやこれやや
伴奏で成田さんと同じく合唱を指導されてるピアニスト・頼田恵さんのご紹介とか、
和気藹々とした雰囲気で進行していきましたー
ここからスペシャルコンサートと言うことで
ゲストに同じくバリトン歌手の古澤利人さんとソプラノ歌手の管純子さんが加わり、
プロの生歌が間近で聴けてとってもテンション上がりました!
歌い終わって席に着かれた
今回ご招待下さったコーラスメンバーの一員の奥様に言われて初めて思い出しましたが、
3年前のこの記事で管純子さんと成田博之さんのコンサート行ってたんですよね…
管純子さんはお名前聞くと確かに覚えがありましたが、
あのとき舞台上で観ていた管さんがこんなにも近くで歌ってるのを聞けるなんてと感激でしたー
成田さんのお名前は全然覚えてませんでしたが^^;;

成田さんの歌われた母親に窓から聞こえてくる恋の歌を聞いてはいけないと言われている娘が
それでもやっぱり耳を傾けてしまうというカンツォーネ、
抜群の声量と叙情的なメロディがとても良かったですー
古澤利人さんはイケメンで素敵でしたー
最近はミュージカルの方でも活躍しているらしく、
自分はミュージカルの俳優の中では太ってる方なんですよ~と
山崎育三郎さんとかの細さを強調してましたが、
あんなにスマートな古澤さんより細いってどんだけーと会場がどよめいてました(笑)
古澤さんはラ・マンチャの男より見果てぬ夢を日本語で歌って下さいましたー
声量はさほどではないけど、感情が良く乗っていて良かったですー
更にその後成田さんにご趣味は?と聞かれて最近油絵を始めて、
コンクールに出したんですけど今審査待ち、と仰って皆がすっかり信じ切っている所に
唐突に頼田さんのピアノ伴奏が始まって、古澤さんがケータイを取り出して出るふりをして
「これから俺は大画家だ、親戚中に見直させてやる」と曲名は分かりませんが
ユーモアのある歌詞とメロディの曲を歌われて、
最後結局最終選考に残ったのは間違いだったと分かって「もう電話には出んわ」と〆る
ユーモラスな歌を披露して下さいましたー
成田さんが「すっかり騙されましたよー」と言って古澤さんも
「騙してすみません笑全部大嘘です笑」と謝ってらしたのが笑いを誘ってました。
客席から華やかなお花柄のワンピースを着た管さんが現れて
オペレッタ・メリー・ウィドーより
ヴィリアの歌を日本語で歌って下さったのもうっとりでしたー
管さんも声量も音域もさほど無いけど、
何よりお姿が美しいしメリー・ウィドー大好きなので嬉しかったです♪
ピアニストの頼田さんもエリーゼのためにを披露して下さって、
なかなか生で最後まで聴く機会の無い曲だしメロディラインのひきこなしも流麗で素敵でした。
古澤さんがもう一曲「赤とんぼ」を披露して下さって、
しみじみとした空気に包まれて良かったですー
最後に成田さんがもう一曲歌われたのですが、成田さんにも日本語の歌も歌って欲しかったな…

さあスペシャルゲストの本格的なコンサートを堪能した後いよいよランチタイム!
という所で乾杯といえば乾杯の歌ですよねという事で、
何とバリトン歌手の成田さんと古澤さんが管さんと共に「無理矢理歌います笑」と
ヴェルディの椿姫より大好きな乾杯の歌を披露して下さってテンションはだだ上がり~♪


成田博之さん


古澤利人さん


管純子さん

私はシャッターチャンスだ!と写真撮るのに必死で
最初の方を良く聴いていなかったのが残念でしたが、
管さんの歌うヴィオレッタが本当に美の女神のように美しくて、
バリトンのお二人も本来はテノール歌手が歌う所を全く違和感なく歌って下さって、
祝祭ムードが高まって良かったです~
こういうシチュで聴く乾杯の歌はまさに至高ですね~
空腹は限界でしたがとっても満足しました☆

さあここからは怒濤の飯テロですよ。
松柏軒のお料理、とーっっても上品なお味でどれも凄く美味しかったですー!
最初に赤ワインか白ワインか選べて、私は何となく気分で白ワインを注文。
赤ワインにした母がついでもらって早々立ち上がった弾みで杯をひっくりかえしてしまい、
白いテーブルクロスに血のように赤ワインのシミが付いてしまって不吉な感じでしたが(苦笑)

アミューズヴァリエ:
ホワイトアスパラガスのパンナコッタ
サーモンのリエットライム風味

パンナコッタクリーミーでとっても美味しかったです~vv
サーモンも程よく塩気が利いてて美味しかったー
パンも別添えのオリーブオイルをかけると一層美味しかったです♪


オードヴル:
大粒ホタテ貝のカリカリポワレ
グリル野菜と一緒に
バジルとタプナードのソースとチェリートマトのコンフィー

大きな帆立貝がバーベキューみたいに香ばしく焼けていて美味でした~
周りのお野菜もバジルソースに付けて食べると美味しい~vv
バジルソースの風味がまた絶品で!!


メインディッシュ:
黒毛和牛肉のロースト
根セロリとじゃが芋のピュレと温野菜添え
香り豊かなマデラソース

お肉がとっても柔らかくてジューシーな肉汁が美味しかったです~
添えてあるポテトのすり潰しも甘く味付けしてあって優しいお味だったし、
ステーキのソースが辛すぎず淡泊すぎずちょうど良くて凄く美味しかった!


デザート:
松柏軒特選デザートと季節のフルーツとアイスクリーム添え

バニラアイスは濃厚で美味しかったし、
フルーツの載った甘いパン生地みたいなのも優しい甘さで良かったです。


毎年参加してる方から料理は色々注文があるそうでかなり力入れてるとのことで、
本当にどのお料理もとっても味わい深くて凄く美味しかった~
量も程よくてカロリーが気になる私にも優しい♪(笑)

美味しいランチを味わってる間にも
司会の方が色んな人にインタビューとか感想を振りまくってて、
もう少しゆっくり食べさせてくれれば良いのにとは思いましたが^^;;
最後に会場の皆さんで「花は咲く」を立ち上がって合唱してお開きになりました~

私は管さんに「みなとみらいでのコンサートも今日も凄く素敵でした!」とお伝えして
一緒にお写真も撮っていただいたのですっかり満足。
管さん気取らない気さくだけど上品な美しい方で、少しだけでもお話しできて良かったです~
素敵なお人柄が伝わってくるようでした。


行くまではなんだかんだうだうだ言ってましたが、
美味しいフルコースを頂きながら美しい音楽に酔いしれることが出来た一時、
とっても楽しかったです~!耳もお腹も大満足!(笑)
色々あって一人で行くのはちょっと躊躇われるけど、
母と一緒ならまた行きたいなー
コーロ・リリーの真摯な合唱も良かったですが、
何といってもやはり普段舞台上で歌っているプロの歌手の方を
こんなに身近に感じられたのがとっても嬉しかったですー!
初夏の午後の優雅なランチタイム楽しかったですー♪


絵は小雨プリンセス版白雪姫…の育った姿。
白雪姫とは思えない色黒の汚肌になってしまった…;;
コピックの肌色何度も重ねすぎたようです。加減が難しいなあ。
お伽話のお姫様をキャラデザするのはとっても楽しくて私のライフワークの1つです。
白雪姫は特にディズニーの世界初の長編アニメ映画のイメージが
グローバルスタンダードで定着してる感があるので、
あえて全く違うイメージを打ち出すのが凄く楽しかったひねくれ者です。
白雪姫、数あるプリンセスの中でも一番大好きなお姫様ですー
名前が響きも含め綺麗で素敵ですよねえ。漢字圏の人間で良かったと思います。
しかしこの白雪姫のデザイン気に入ってるのですが
髪は長い方が良かったかなあと思ってついでにちょっと大人にしてみたら
このデザインは小さい女の子だから可愛かったんだな、と思いました…
頭身高くしたらドレスが単に地味なだけに見える…ちょっとマッチョになっちゃったし…
ちなみにオリジナル版はこちら↓

全体的にそれなりに豪華なんだけど
こびとの家にいても浮かない素朴さもあるデザインを目指しましたー
真っ白な分シンプルでもシルエットで可愛く見せる感じにしたくて。
肩のフリルとか天使の羽根みたいなイメージです。
ヘアアレンジもお気に入りですー髪はやっぱりこれ位短い方が子供らしくて良いな…
キャラデザしてると不毛ですが自キャラコスプレとか妄想します…
この白雪姫のコスプレどなたかにして欲しいなードレスは光沢を抑えた布で髪の薔薇は造花で。
にしても白雪姫、瞳の色は何色なんでしょうね?私は好きなのですみれ色(紫)にしてますが…


という事でやっと本題です。
BSプレミアムシアターで笈田ヨシ演出のオペラ蝶々夫人と
ウディ・アレン演出のオペラジャンニ・スキッキ観ましたー
蝶々夫人は笈田ヨシさんが最初のインタビューで
自分の中に終戦後の進駐軍が来たときの事が原体験としてあって、
富める国と貧しい国の格差というのを観ている人に提示して考えて欲しいと言っていて、
舞台も20世紀初頭から昭和初期の長崎に変えられていて面白かったですー
1つ1つの変更点は特別印象に残らなかったけど、ラストシーンが秀逸でした。
普通は蝶々夫人はラスト武士だった父親の短刀で喉を切り裂いて自害して、
そこに丘を登ってきたピンカートンの声が被さるという演出ですが、
今回の演出では蝶々夫人がピンカートンとの間の息子を出て行かせてから
短刀を鞘から出して
覚悟を決めるようにじっと見つめる所にピンカートンの声がする、という終わり方で、
今まで見慣れていて当然の成り行きと思っていた演出が
いかにそのつもりはなくとも
露悪的なエキゾチシズムになっていたかというのを気付かされるとても綺麗な終わり方だなと。
その前に蝶々夫人が家の前に立てていた星条旗や
ピンカートンと結婚して改宗したキリスト教徒の象徴としてのロザリオを捨てるシーンもあって
蝶々さんはピンカートンの事をひたすら想って逝くのではなく
裏切られたと絶望して、彼への想いを捨てて逝くのかとか考えさせられる所も良かったです。

ウディ・アレン演出のジャンニ・スキッキも洒落てて良かったです~
ヴェルディのファルスタッフとかもそうですが、
悲劇ばかりを書いていた作曲家が最後に喜劇を作っているというのが
凄く人の強さとか生きることの喜びとかを感じられて良いなあと。
アレンのジャンニ・スキッキは1940年代位に時代設定されてて、
装置とか衣装も時代感出てて良かったです~
ラウレッタ役のソプラノ歌手艶やかな黒髪のウェーブヘアに
お洒落な黒いドレスが似合っていて素敵で美しかった~「わたしのお父さん」も良かったです。
チェスカ役の歌手もちょっとミシェル・ファイファーに似ていてモデルみたいで美しかった~
ラストはジャンニ・スキッキの芝居がかった口上が大好きなのですが、
今回の演出では最後にジャンニ・スキッキが
ブォーゾの親族の一人(役名忘れた)に刺されて例の口上を言い終わってから倒れるという
ブラックユーモアたっぷりの終わり方で面白かったです。
ジャンニ・スキッキは口上通り地獄に行くのかそれとも…?と想像させる所が好き。


23日の夜中はマリインスキー・バレエのディアナ・ヴィシニョーワ主演のジゼル観てましたー
ずっと楽しみにしていたのですが、何かいまいち…
ディアナ・ヴィシニョーワは41歳とは思えないほど若くて綺麗だし
テクニックも申し分ないけど、何だか心に響かなかったです…
狂乱の場とか確かに演技力はあるんだろうけど何だか綺麗に演じすぎてる気がしてなあ。
ジゼル1幕のヴァリも演奏がぶつぶつ途切れ途切れな感じで流れが無くていまいちでした。
2幕のソロはさすがという感じでしたが。
アルブレヒト役のマチュー・ガニオも思ったほど上手くなかった…
何かジャンプ低かった気が…
昔は本当に少女漫画の王子様が抜け出してきたみたいなきらきらした美形だったけど
大分おじさんになったなあ…充分イケメンだけど。
ペザントは男性も女性も凄く良かったです~
男性ヴァリはジャンプも高くて端正で爽やかな踊りが素敵だったし
女性ヴァリは踊る楽しさ、喜びが観ている側にも伝わるような
溌剌としていきいきとしたとっても可愛らしい踊りで、
最初から最後まで流れも途切れなくて凄く良かったです!
でもやっぱり主役2人が何も伝わってこない…
第2幕のジゼルの献身とか普通なら涙が出そうになる所なんだけど全く何も感じませんでした。
ウィリ達の踊りは静謐で美しかったです~ミルタ役の方もハマり役で良かった。
にしてもマリインスキーのジゼル、ガリーナ・メゼンツェワ主演のDVD持ってるのですが
衣装変わった…?バチルドの衣装期待してたのにダサっ…
カーテンコールではディアナ・ヴィシニョーワにこにこしてて凄く感じよかったですー
不憫な役所のハンス役の方にお花をあげてたのが好感度高かった(笑)


最近読んだコバルト文庫は
白川紺子さんの「黄金の淑女(ゴールデン・レディ) わたしは犬じゃありません」と
小田菜摘さんの「そして花嫁は恋を知る 黄金の都を受け継ぐ姫」の2冊。

黄金の淑女はかなり前にまだ白川さん読んだこと無い頃
センター南のブックオフで108円で売っていて
白川さんネットで凄く薄い薄い言われてたのでその時は買わなかったのですが、
もはや欲しかったコバルト作品はあらかた買い尽くしてしまった所に
最後の牙城として残ってた欲しかった数冊の内の一冊だったので
同じくセンター南で売ってたのを見た時はキターと思いました。
当時買ってたら有り難みも半減してたと思うので待ってて良かったです。
目立たず・地味に・慎ましくをモットーに生きていた宮廷女官エリアーヌが
完璧な貴公子と讃えられる実はドSな第二王子クロードに無理矢理花嫁にされ
彼好みの淑女に仕立て上げられるというマイ・フェア・レディ物で、
白川さんが言っていたとおり
作中でエリアーヌがドレスをとっかえひっかえする描写がいっぱいで
イラストの椎名咲月さんの可愛い挿絵と相まって
華やかなドレスの描写がとっても素敵でマイエ・フェア・レディ物の醍醐味を堪能しましたー
白川さんお気に入りの舞踏会用ドレスの挿絵とか特にティアラが可愛くて良かったー
ヒーローのクロードも「俺の前でそんなセンスの欠片もないドレスを着ることは許さん」と
ドレスの見立てとかも完璧なところとかさすがだし
舞踏会用ドレスを着たエリアーヌを見て「黎明の女神のようだ」と褒め称えるところとか
台詞も甘くて良かったです~
社交辞令が苦手なエリアーヌが困ってることを察してさりげなくダンスに誘う所とか、
気遣いが出来る所や優しさが自然に書かれてたのも魅力的で良かったです。
シャルルも清々しいまでの悪役で気持ちよかった。ドSなのはクロードよりこの人だと思う。
死後1ヶ月経ったらさすがに国王の死体は腐ってるのでは…とか思わないでもなかったですが。
リズのキャラものんびりした感じが可愛くて好きです。
エリアーヌが始終クロードに振り回されてばかりで
好意を向けられてもきょとんとしてるみたいな所とか
シャルルにクロードに危害を加えることをほのめかされても
嫌とかやめてとか思わないのは薄情だなーと思ったし、
ラストの勘違いもお約束だけどもう少しクロードになびいてあげてほしかったけど、
クロードの無理矢理な理論で結婚続行でこれから段々ほだされていくのを期待です。
何度も言うように華やかなドレスや社交界といった女の子の大好きな物が詰まってて、
企画勝ちの作品だなーと思います。
ゴールデン・レディと讃えられていた母への
エリアーヌの複雑な思いとかもっと掘り下げるのかと思ったけどそこは白川さんだしな…
確かに薄いけど何冊か読んだらこんなもんかと思えるようになりました。


黄金の都を受け継ぐ姫は90ページの短編・中編・SSが入っててそれぞれ主役が違うお得な本。
世界観は同じですがこの前借りたアンティクレアとルキウスの話よりずっと良かったですー!
表題作は物凄くあっさりしたほとんど舞台も動かないお話で
主役のエウノミアとリュミニクスにも何分描写が薄すぎて萌えませんでしたが、
表題作のエウノミアの父親世代のお話の中編「緑の森からきた王女」が凄く好きでしたー
王道の政略結婚で嫁いでくるお姫様という所から始まって、
優しい結婚相手にときめきをおぼえながらも
何だかんだ誤解やすれ違いがあって仲がこじれて、
でも最後は丸く収まってハッピーエンドというとにかく王道なお話で、
前のアンティクレアの話みたいに複雑な政争の描写とかも無くて
馬鹿な私にも読みやすかったですー
アマリエが嫁いだ先のブラーナで
友好的に見えた人々に影で蛮国の姫と蔑まれていたことにショックを受けたり、
夫となったレオンに愛人がいると勘違いしていさかいがあったりと
様々な衝突や落胆を繰り返しながらも
誤解が解けてレオンと結ばれる所はとことんベタだけど心地良かったですー
アマリエのプライドの高い所とか可愛くて、
実はアビリア語の読み書きが出来ないのを
ずっとレオンに告げられない所とかも可愛らしくて良かったですー
テオドラがレオンの実母だったというのは予想できませんでしたが。姉くらいかと思ってた…
展開はお約束なんだけど戦争の悲惨さや良い戦争など無いと議論を闘わすところや
アマリエの皇太子妃として出来ることをしようと頑張る所とか、
ちゃんと書きたいことやキャラの魅力を独自に書いてる所も良かったです。

SS「はれの日の夜」はこれまた世界観同じで別のカップルが主人公のお話ですが、
初夜の話が収録されているというだけでこの本予約したくらい期待してました(笑)
「やっとあなたを自分のものに出来る」という直截な台詞が大胆でどきどきでしたわー

にしてもあとがきで小田さん自分で糖度低いと仰ってるけど
編集さん相手の数々の武勇伝に笑いました。
ヒーローがヒロインに贈った腕輪を簡素と表記して編集さんのだめ出しが入ったら
「そんな高級なものほいほい贈る経済観念のない男なんて結婚相手としてだめでしょう」とか
灰色の髪を老人のような髪と書いて友人に私が編集でもキレるわと言われたとか。


今回は色々書きたいことが多くていつも以上にだらだらした記事になりましたすみません!
少女小説もキャラデザもオペラ・バレエも楽しいです!!

絵は髪短いけどバーレイ公国の雪白姫と謳われ
白磁の柔肌と美貌を褒めそやされていた頃の少女リリー・ヘザー。
波津彬子さんの絵とかで下ろした髪の一房が胸元にかかってるのも可憐で良いよねーと思って。
普段は後ろ髪は全部後ろに流しちゃうので…しかし胸にかかってる一房が分かりにくいorz
年始にNHKでやっていた毎年恒例のニューイヤーオペラコンサートで
歌手の名前も何のアリアを歌ったのかも覚えてませんが、
水色のドレスでこういう風に髪に花飾りを飾って下ろしてた歌手の方の姿が
とっても可愛らしくていつか描きたいと思っていたのです~
その歌手の方が着ていたドレスは水色だけどもう少し淡い青紫がかった色で
身頃には繊細な刺繍がされててスカート部分はレースで飾られてた気がするのですが、
可憐な野の花のような雰囲気は忘れがたいものがありました。
髪飾りの花もいつもは絶対こういうマーガレットみたいな花は使わないのですが、
何度も言うように野の花のような素朴な雰囲気を出したかったので。
色は本当はピンクにしたかったのですがインクが無くなりそうだったので…
ドレス描くのは楽しいのですがスカート部分の面積を塗るのに
コピックの消耗が激しいのが悩ましいところです…
まあ白と相性良いのは水色だしね…


コバルト文庫2冊と角川ホラー文庫を1冊読んでましたー
コバルト文庫は前田珠子さん原案・香月せりかさん著の「光の巫女を抱く夜」、
小田菜摘さんの「そして花嫁は恋を知る 薔薇の想いは海を越える」の2冊。


光の巫女を抱く夜は去年ひずき優さんの「光の巫女を放つ風」と一緒に売ってたのに
ひずきさんの方しか買わなくて、
同じ世界観・キャラクターでヒーローだけ違うという企画だったのを読んでから知って
当て馬ヒーローハワルアトの方が好みだったので盛大に後悔したのですが、
それから数ヶ月、やっと香月さんの方も買えて感無量です…;;
しかしこの企画当て馬の方が良く見えるのは何でなんだ…(笑)
ひずきさんの方のヒーローだった異国の皇太子エイシャラムは
今回は当て馬というより良きお兄ちゃん的なポジションでしたが、
頼りがいがあって魅力的でした~

転じて今回のヒーローハワルアトはひずきさんの方ではひたすらいい人で報われなくて
可哀想でしょうがなかったけど、
いざヒーローになってみると何か性格変わってるし
ヒーローとして特にかっこいい所も無くヒアルキトへの恋情と自らの役目に苦しむというのも
うじうじしてる感があってあまり…でした。
由利子さんの挿絵のハワルアトは本当にかっこよくて美形で素敵なんだけどな~
一番最初の挿絵のヒアルキトの唇に人差し指を当てるハワルアトに萌えました。
小さい頃のヒアルキトとハワルアトが結婚式を見て
花嫁さんに花輪を贈ってあげようと頑張るヒアルキトと手伝ってあげるハワルアトは
可愛らしいエピソードで良かったです~
途中からハワルアトの方が主人公なんじゃ…と思うくらいヒアルキトの影が薄かったし、
ブラスダルとサーシャルのとってつけた様な親子の葛藤話は何だかなあと思いましたが、
カゲリに侵されたハワルアトがヒアルキトを襲うシーンで
ヒアルキトがこの彼もまたハワルアトの真実の想いの1つだったのだと彼を受け入れるところも
ハワルアトもそんな自分の欲望を認めてその上でヒアルキトと分かり合える所も良かったです。
ラストシーンは光の巫女を放つ風もトランキザムから離れて
エイシャラムの国にいくラストだったので、
ヒアルキトとハワルアトがトランキザムに残るラストもあっても良かったんじゃとは思ったけど
ラストシーンのハワルアトの医者としての仕事を支えながら
お裁縫が苦手だけど結婚式はトランキザム風にしたいと衣装を縫うのを頑張るヒアルキトと
それを手伝ってあげると言うハワルアトが甘甘で可愛かったです~
ひずきさんの光の巫女を放つ風の清々しいまでの勧善懲悪と比べると
多少もやっとする所はあったけど、全体的にはそれなりに萌えられたので良かったです。


小田菜摘さんのそして花嫁は恋を知るは同一世界観の1巻完結形式のシリーズもの。
以前図書館で割りとシリーズ初期の頃の紅の砂漠を渡る姫を読んで
○○は××だから△△だと思うだろう、みたいな因果関係を語る所の文章が
何でそうなるのか良く分からないところが多くて
糖度も低めだったし…とあまり評価高くなかったのですが、
今図書館で借りて読んでる「コバルト文庫で辿る少女小説変換史」という本で
現在のコバルトの主流である「姫嫁」ものの先駆けとなった作品と紹介されてたので、
改めて読んでみたくなって一番最近に書かれたシリーズを取り寄せて読んでみましたー
やっぱり文章は大分こなれてて因果関係の分かりにくさも解消されてたので良かったです。
偉大な女帝である母グラケィアに対して
自分の凡庸さに複雑な思いを持つアンティクレアが兄皇子の死を受けて皇太子となり、
国を治めるのに必要な政治手腕を学んでいき、
兄や自分の美質を理解してくれる母の側近ルキウスに惹かれていくという筋書きですが、
最近のコバルトにしては硬派な作品で、
それにしては舞台が王宮からほとんど動かないので
スケール感という点では物足りなかったですが、まあ手堅くまとまってる感じでした。
アンティクレアの政治手腕というのも
馬鹿な自分には説明されても良く分からなくて、
特に国を去ったルキウスを追うときにファーリンを連れて行くというアンティクレアの判断が
何故ファーリンに敵わないと感じさせたのかは
私の頭が悪いだけですが全く分かりませんでした。
ダマラがわざとアンティクレアがルキウスを蔑む言葉を言ったとルキウスに誤解させる所は
どこの少女漫画だよと思ったし、
ルキウスがアンティクレアに好意を寄せる理由も薄いとは思いましたが、
ルキウスが自分の出自を恥じていないのに
アンティクレアと並ぶ時に初めてその事を後ろめたく思う、という伏線は良かったし
ルキウスの今までの功績を市場の一件だけで説明してるのはどうかと思いましたが、
ルキウスの魅力は自然に書かれてて良かったです~
ラストの結婚式のシーンと挿絵は素直に良かったと思いました。


夜葬は第23回ホラー小説大賞読者賞受賞作。
あらすじを読んで私の大好きな陰惨な土俗信仰をモチーフにしたホラーだと思って読み始めたら
安い都市伝説みたいな感じとあか抜けないもっさりとした文章で始まって、
最初の60ページ位は読むのやめようかなと思うくらいでしたが、
何だかんだで続きが気になって読み進めてしまいましたー
栃木県の限界集落に伝わる夜葬という独自の土俗信仰が
現代のスマホとかと結びついて次々と顔をくりぬかれた死者を生み出していくという話で、
序盤で朝倉三緒と袋田翼が出てきたときはすぐに死ぬ雑魚キャラだと思ってたので
彼等2人が鈍振村に向かって事件の真相に近づいていく展開にはやや面食らいましたが、
2人の安い青春ドラマみたいな淡い恋みたいな感じに鼻白んでたので
そのまま終わらず悲劇的な結末に向かう三緒の姿に
恐怖と同時にホラーらしいカタルシスを感じられて良かったです。
ラストシーンの袋田を失った三緒の狂気と鈍振村の福祀りの犠牲になった子どもたちの霊が
窓硝子に張り付いているというホラーの定番のシチュエーションに
久々に読んだことを後悔する位の恐怖を感じました…
鈍振村の夜葬や福祀りの風習を語るかつての村長の音声にも戦慄したし、
何度も言いますが文章は比喩とかこなれて無くて稚拙だし
「それが他人のためというのが何とも彼女らしいではないか」とか
小説なのに第三者の主観が地の文に入るところとか凄く受け付けなかったけど、
題材の良さでカバーしてる感じでした。
冷静に考えると色々疑問点も残るけど、読み終わって
とりあえずスマホとかケータイの着信音にめちゃくちゃ敏感に反応してる自分がいます。
今夜は電気消して眠れないよ~;;
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