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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

カテゴリー「映画感想」の記事一覧

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早速あっさり目詐欺すみません(^-^;


昨日の話ですが(^-^;とっても素敵な本だったのでついヒートアップしてしまったのですよ~
絵は夏服ピンクハウスの粉雪
久々にこの画風が描きたかったの~
この画風自分で描くのは好きだけどあまりいいね伸びないのですが(シンプルすぎ?)
今回はこの画風の歴代いいね数1位を記録して嬉しかったです~
でもいつもリプ下さるフォロワーさんにリプ頂けなかったのだけ残念(/。\)
背景の黄色い薔薇は素材ですが、分かりにくいですが粉雪のKの形なのですよ~


WOWOWで「5月の花嫁学校」という2020年のフランスの映画を観ました~
1968年の5月革命前夜のフランスのとある花嫁学校の校長と職員たちが
女性解放に目覚めていくまでをユーモアたっぷりに綴った愛すべき物語(^^)b
フランスで初登場1位を獲得したというのも納得でした~

1967年、フランスでは良妻賢母が理想の女性とされ、
良き妻を育成する花嫁学校がいくつもあった。
そんな花嫁学校の1つ、ヴァン・デル・ベック花嫁学校の校長ポーレットは、
夫ロベールの事故死をきっかけに夫が負債をいくつも抱えていたことを知り、
何とか学校を維持しようと奮闘するうちに女性の権利に目覚めていき…

ポーレット役のジュリエット・ピノシュが美しい~☆
冒頭着ているかっちりしてるのにフェミニンな上品なピンクのスーツがとっても似合う♥
そんなガチガチの保守派だったポーレットが夫の死をきっかけに
初めて自分へのプレゼントにズボンを履いてみてジルベールがそれを褒める所は
ただ女性がズボンを履く、それだけの事がそんなに一大事だったのかと
多少の誇張はあれど抑圧されていた当時の女性を思って胸を衝かれました。
ヴァン・デル・ベックの教師でシスターマリー・テレーズも最終盤まで憎まれ役だけど、
冒頭今年度の入学生に赤毛の生徒がいる、呪いだと騒ぐ所とか
その赤毛の生徒が鼻血を出したのを見て「赤毛の血…」と神に祈る所とか
これまたガチガチで笑えました~赤毛がそこまで忌避されていたとは…(^o^;)
そしてポーレットの夫ロベールの妹で
ヴァン・デル・ベックで料理の教師をしている未婚女性ジルベールも
銀行家でポーレットの元恋人アンドレとポーレットが抱き合っているのを見てしまってから
密かに想いを寄せていたアンドレを奪ったポーレットを自暴自棄になって恨むのではなく、
髪を綺麗に切って服をリメイクして、素敵に変身する所は涙を誘いました~

学校の生徒役の若い女優さん達もそれぞれに魅力的で、
同性愛者の生徒や父親よりも年上の男と結婚させられようとしている生徒等、
それぞれに反骨精神旺盛で
彼女達の伝統的な女性観への反抗も面白かったです~

「妻に運転もさせなかった男が帳簿を見せるのを許すと思う?」というポーレットの運転と
「私が代わります」というマリーテレーズの辺りから
どんどんポーレットに今までの自分のしてきた教育に対する疑問が芽生えてきて、
夫の負債を相談するため出向いた銀行でかつての恋人アンドレと再会した事で性の悦びに目覚め、
冒頭では「鉄則その1、妻は夫の行動に干渉してはならない。
鉄則その2、夫の飲酒を見ても見逃してあげなければならない」等々、
理想の"良妻賢母"の在り方を説いていたポーレットが
ラストのバス旅行で5月革命でパリへの道路が封鎖されたと聞いても歩みを止めず、
色とりどりの洋服を着た生徒達を引き連れて
「鉄則その1、妻は何者にもしばられない。鉄則その2、妻は奴隷として扱われるのを拒否する」
と、新しい女性の鉄則を掲げて唐突に歌い踊りパリへ行進するポーレット達の姿が
何と力強く頼もしいことか‼(*≧∀≦*)
一番頑なだったマリーテレーズまでもがバイクを駆って
ベールを捨てて女性の権利に目覚めるのも良かったです~ジルベールも(>∀<)
今では当然と思われていながらいまだに実現していない、
「男性と女性の権利は同等である」という思想が、
まだまだ異端、危険思想、過激派だと思われていた時代の
女性達のパワーと逞しさがとっても印象的で感動的な映画でした~
アンドレが林檎のシュトゥルーデルのレシピを暗唱しながら窓をよじ登るシーンもくそ笑った。
エンドロールで写される当時の女性雑誌の挿絵の家事をする「賢明な」妻達の姿も、
こういう内容の後提示されると
強烈な風刺を感じてとても良い効果をあげていました。
ただ私がフランスの5月革命が何でどんなものか全く知識が無かったので、
タイトルの意味も女性達の蜂起の革新性も完全には理解出来なかったと思うのだけ残念でした…
もっと歴史を勉強しなければならんなあ。
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ジュディ 虹の彼方に


今日は109シネマズグランベリーパークに「ジュディ 虹の彼方に」観てきました~
凄く感動するとか名作!!っていう感じではないけど、
ジュディ・ガーランドという一人の女性がどれだけ誠実に人生を生きたかを
感傷的にならず
彼女の生きざまと同じように誠実にじっくり寄り添って描いていて良かったです。

冒頭、オズの魔法使を撮影した時の少女時代のジュディが監督?から
「想像してごらん」とどこにでもあるありふれた田舎町の情景を聞かされ、
「そんな田舎町の住人でも映画を観に行く。
そして君よりきれいな子はたくさんいる。でも誰も持ってないものを君は持っている。声だ」
と言い聞かされる始まりはとてもわくわくして好きです~
ジュディの抑圧された少女時代を描いていて決して楽しい始まりでは無いのですが、
その導入部はとてもお洒落に感じて好きなのです。
「平凡な主婦になるのか?いずれ歌を忘れる」という監督(?)に
「ドロシー役は皆の憧れです!やらせて下さい」という少女ジュディ役の女の子可愛かった~♥
その後母になったジュディが
まだ幼い二人の子供、ローナとジョーイを連れてショーを披露しホテルを渡り歩く所から
彼女の「その後」の人生がどんな物だったかを描いていきます。

思っていたほどエンターテインメント性の強くない映画で、
正直に言えば退屈と紙一重の所もありましたが
センセーショナルになりすぎず何度も言うように誠実にジュディの生き方を追っていく映画で、
レネー・ゼルヴィガーの演技もとても魂がこもっていて圧倒されました。
ロンドンツアーの前に
子供達をあやすためにクローゼットに入った直後のよるべないジュディの表情と
ロンドンでゲイのカップルの家に行って泣きじゃくる彼を抱き締めるシーンと
少女時代の回想で過密スケジュールに反発して
撮影用の水槽に飛び込んで泳ぐ少女ジュディの解放感溢れた表情が特に印象に残っています。

ラストのオーバーザレインボウを途中で歌えなくなったジュディを励ますように
観客達が合唱する所は
それまで積み重ねてきた彼女の人生が切々と胸に迫って、うるうるをこらえられませんでした~
その前にジュディが言う
「ゴールにたどり着く事だけが大事なんじゃない
こつこつと人生を歩んでいく 歩むのをやめない事が大事」
という言葉を後押しする様な歌声が本当に感動的。
そして「みんなありがとう 私を忘れないで 約束よ」
というジュディの願いがとても切なくて、
「観客との絆を信じたい」と言ったジュディの願いが叶ったとても感動的な幕切れでした。
エンドクレジットに入る前に
「ロンドンツアーの半年後にジュディは逝去した 彼女はまだ47歳だった」
というテロップが流れるだけで
劇中で彼女を病に倒れさせたりしない所にとても好感を持ちました~
エキセントリックに思われがちだけど、
子供達を心から愛し自分の側に置いておきたい気持ちをこらえて子供達の幸せを選ぶ所とか、
ロンドンでかかった医師に
「ドロシーは私のアイドルだった」
と言われて自嘲気味に「男の子は皆お下げが好き」というジュディに
「彼女が犬を大事にしていたからです」
という医師の言葉で、
ドロシー=ジュディが人間的にも素晴らしい女性である事を示唆するような台詞にも
彼女の真摯な人柄がよく表現されていて好きでした。

歌って、恋をして、泣いて、ひたむきに生きたジュディと
彼女を取り巻くそれぞれに精一杯生きている人々を描いた、
虹の彼方にの名旋律が深く心に染み入る映画でした~

CATS


先月の27日にjunさんと観に行ったのですが
忍者ブログがずっとアクセス障害で管理画面に入れなかったのでやっと感想です。
写真はjunさんに送って頂いたブルク13のチケット売り場のお写真です~
映画の看板?を撮るのを忘れていたのでお言葉に甘えて使わせて頂きました(^^)b

CATS、良かったです~
事前に特殊メイクがホラーとか言う感想ばかり聞いてたので覚悟していきましたが、
次から次へ登場する個性豊かな猫達の歌にダンス、楽しめました!(*^ー^)ノ♪
冒頭、ロンドンの街に停まる一台の車、そして無造作に捨てられた袋。
どこからか猫達が集まってきて、袋を開けるとそこには捨てられた白猫、ヴィクトリアが。
「声は出せるか」「爪はとげるか」と語りかける猫たち。
この時点で全体に通呈する猫讃歌が感じられて引き込まれていきました~

ヴィクトリア役の英国ロイヤルバレエのプリンシパル、
フランチェスカ・ヘイワードの可憐で愛らしいことと言ったら!(*>∀<*)
正に無垢な白猫ヴィクトリア役にぴったりの可愛らしさ!
夢見るような瞳が本当に美しくて可愛いのです~♥
そして歌声も高くて鈴を降るようで本当に可憐!(*≧∀≦*)
言われなければ本職の歌手と思うほどの歌の上手さでした~
彼女が狂言回し的な役割になり、次々と登場する猫達のショータイムが始まります。

個人的には台所猫ジェニエニドッツの歌のゴキブリダンスのシーンが
映画ならではと言う感じで面白かったです~
劇団四季のCATSは十代の頃一回観に行っただけなので
舞台ではどんなだったかは全然覚えてないのですが(((^^;)
こういうCGをふんだんに使えるのは映画の特権と言う感じですね~
その分舞台に思い入れのある観客には不満もあると思いますが…(^o^;)
ジュディ・デンチのオールド・デュトロノミー役もさすがの貫禄で素敵でした~
威厳があるだけでなく母のように包み込む慈愛を持っている所も良いなあ~
かと思えば船の上で自分を生まれ変わる猫に選べというマキャヴィティに脅されても
「誰があなたなど!」と毅然とした態度を崩さないところもとってもかっこよかった!!
劇場猫ガスのかつての舞台での栄光を語る歌や
ラスト船の上で悪者を追い払い最高の荒野の悪魔を演じる所も泣けました~ヽ(;▽;)ノ
鉄道猫スキンブルシャンクス役のスティーヴン・マックレイもさすがのタップの冴え!((o(^∇^)o))
マジカル・ミストフェリーズは舞台では私の推し1位でもっと踊りまくりだった気がしたのですが、
ガスに大ファンですという所とか、夢見がちでシャイな所もそれはそれで可愛かったです。

そしてジェニファー・ハドソン演じるグリザベラのメモリー!
一回目はワンコーラスだけで短かっ!!と思ったけど、
ちゃんと終盤にフルコーラスで歌う場面があって良かったです~
いつも影から孤独に他の猫たちを見つめるだけだったグリザベラを
ヴィクトリアが猫達の舞踏会場に迎え入れてあげる所は
グリザベラのおずおずとした表情が悲哀を感じさせて泣けました。
メモリー、切々として感情と心がこもっていて正に絶唱でした~
意図的にこの歌を引き立たせるために他の猫達の歌唱を控えめにしてるのかな?と思うほど、
全ての曲がこの歌を引き立たせるためにあるかの様に感じられました。
アフリカ系シンガーが歌うとゴスペル調になって面白いな~と思いました~

そしていよいよオールド・デュトロノミーが天上に上る猫を選ぶ時が来ます。
「もう一度生きるのはあなたよ」とグリザベラに告げるデュトロノミー。
天へと上っていくグリザベラの気球に掴まるマキャヴィティですが、結局振り落とされ
「イネファブル」と呟きます。
この言葉、デュトロノミーの歌のソロでカタカナに意味が字幕つきで出てきたのですが、
すっかり忘れてしまった…得難いとか何とかそんな意味だった気がするのですが…
ともかくもやがて朝日が登り始めると猫達の舞踏会はお開きとなります。
最後にデュトロノミーが
「猫達の友になりたいなら自分から話しかけてはならない」
と猫讃歌?を語る所が猫への敬愛を感じさせて、大の猫好きとしてはとても共感しました~
そしてデュトロノミーがヴィクトリアに「あなたこそジェリクルキャッツよ」と言います。
ジェリクルキャッツとは人に媚びない誇り高い猫達の事。
トラファルガー広場で
グリザベラの乗る気球を見上げるヴィクトリアとオールド・デュトロノミーの美しい瞳、
そして空の彼方に消える気球。
余計なものを付け足さない奇をてらわない終わりかたがとても潔くて良かったです~

全体的にストーリーは二の次で純粋に歌と踊りを見せる事を主眼としたミュージカルで、
ノスタルジックなバーで
良い意味でオールドファッションなショーを観ているような心地で楽しめました~(*^▽^*)
グリザベラが娼婦猫でなくなったのは何か配慮があったのかな?と思いましたが。
背景もあえてCGっぽさを隠そうとしていない所が
猫達のファンタジックな世界観に合っていて良かったです~
特殊メイクも怖いと言えば怖いけど、思っていたよりセクシュアルな感じが強く出ていて、
猫の持つ妖艶さによく合っていたと思います。
映画館で気軽に楽しめるエンターテインメント!junさんととっても満足したのでした(。ゝ(ェ)・)-☆

アラジン


昨日は109シネマズ港北に実写版アラジン最終日にかけこみで観に行ってましたー
アラジンめっちゃ良かったですー!!
最近中東の風物や衣装、建築などにも興味があるので楽しみでしたが、
想像以上のダイナミックな映像美で目が幸福でした…!!vv
中東を舞台にした映画ってほとんど観た事無いので、
極彩色の女性達の美しい衣装などとっても楽しめました~
宮殿なんかのセットも豪華絢爛で、西洋のきらきらとはまた違った豪奢さがあって良いなあと。
そして思ったよりずっとダンスフルで、
フレンド・ライク・ミーのシーンのアラジン役のメナ・マスードのダンス
本職のダンサーかと思うほどキレッキレでかっこよかったですー!vv
帰りに雑誌のインタビュー読んでダンス経験はほとんど無かったと知ってびっくり。
宮殿でのパーティーの時のベリーダンスの様な伝統的なダンスシーンも
ラストのフレンド・ライク・ミーにのせてのヒップホップ風ダンスも
それぞれ良さがあって凄く楽しかった!!
サルタンやハキームまで踊ってるのはやられた!!という感じ。

ストーリー面もアニメ版から大幅に改訂されてて楽しめました~
ジャスミンの母親の王妃が殺されて
父のサルタンがジャスミンを外に出さないようにしてるとか、
今まで語られなかった設定も語られて、その辺ももっと知りたかったな~
ちょっと宮廷陰謀劇みたいな感じもあって、
美しい王宮で起こる奸計やドラマにも引き込まれました♪
ジャスミンが自立した強い女性になっているのはもちろん、
ジーニーに王子にしてもらったアラジンが王子らしく振る舞えなくて落ち込むところとか、
ジーニーがアニメとは違う生身の人間の心を持った存在として描かれてたり、
全体的に自分の心を偽らず、自分らしく生きることをテーマにしているのかなーと。
ホール・ニュー・ワールドのシーンは魂を解き放たれて自由になったアラジンとジャスミンの
開放感がいっぱいに伝わってきて涙が出そうになりました。
プリンス・アリのシーンもスケールが大きくて良かったです!!
ドン!ドン!って地鳴りと地響きがしてる所から始まるの良い!!
ジーニーがオネエになる所くっそ笑った。
ハキームのキャラだけいきなりぽっと出てきて重要人物っぽくなってるのが?でしたが、
ジャスミンの侍女のダリアとかイケイケで可愛くて良かったです~
ラスト冒頭で出てきた船に乗った子どもたちと夫婦が
人間になったジーニーとダリアだった所は泣きました…;;
エンドロールのアラビアのラップ風フレンド・ライク・ミーも楽しくて、
エンドロールで退屈しない映画って久しぶり。

とにかく中東の世界観が凄く新鮮でエキゾチックな美に浸れて幸せでした…vv
ジャスミンの衣装とかアラビアだけどドレスっぽい感じなのも意外性有って素敵。
アンダース王子の求婚の時の
赤い衣装にエメラルドのティアラを飾った姿はナオミ・スコット女神の様に美しかった…
でも髪型はアップ至上主義だけどジャスミンは下ろしてる時の方が可愛かった。
911から18年経って、アメリカが中東に対してこれだけ理解と畏敬に満ちた、
戦を避けようとする王女とか、
そういうテーマを扱った映画を作ったというのがとても嬉しいなと思いました。
ブルーレイ出たら買い決定です!!

シティーハンター劇場版 新宿プライベート・アイズ


椎間板ヘルニアの途中経過をお話ししますと、
今月7日に整形外科に行った所、ヘルニアなのは間違いないけど、
今痛んでいる右お尻はヘルニアのせいで痛んでいるんじゃない…
とよく分からないことを言われ、筋トレなどのリハビリの予約も一応したのですが
もう少し信頼できる病院に変えようと思って結局キャンセルして今に至ります。
医師は気さくで質問にも何でも答えてくれるので不満は無いんですが…
でも母の知人が飲んでいて良く効くと言っていた
トラムセットという痛み止めを処方してもらったら、
驚くほど痛みが良くなって、昨日は劇場で観るのは諦めてたCH劇場版を観に行けましたー!!
よもやもう一度劇場で映画を観られる日が来るとは…;;感涙~;;
でもいずれ効かなくなるんだろうなとかマイナス思考に陥ってしまいます^^;;
と言うわけで感想!写真は入場特典のカード5枚。キラキラ加工で豪華~☆

全体的には良かったんだけど…
フォロワーさん達の評判が良すぎたせいか期待しすぎてちょっと物足りなかったかも^^;;
まずゲストキャラの亜衣ちゃんのヴィジュアルや声が往年のCHっぽくなくて
ちょっと入り込めなかったです…特に声今どきのアニメ声過ぎてなあ…
メビウスのロックの鍵が亜衣ちゃんの瞳なのも再序盤から予想出来たし。
後どうしても現代のスマホとかがある時代にりょうと香達がいる感じが違和感感じてしまい…
ドローンとか海小坊主とか今の時世にあった要素もまあ良いんだけど、
やっぱりCHは80年代~90年代初頭が舞台だったからこその世界観の良さだったんだよな~と。
お馴染みの曲が次々流れるのも嬉しかったけど、
私の好きな挿入曲(タイトル分からないけどりょうが仕事の依頼を聞く時とかに流れるコメディタッチの曲)が無かったのは残念。

亜衣ちゃんとりょう達の関係もあまり深く絡まないのでゲストキャラとしても影が薄いし、
亜衣ちゃんとお父さんとの関係とか亜衣ちゃんが医者を目指してる事も
もっと掘り下げて描いて欲しかった…
全体的にアクションシーンに重点を置いてるのは分かるけど、
その分ストーリー面が薄く感じしてしまいました…
劇場版じゃなくても原作CHの1エピソードだけでも
もっと依頼人とりょうの関係とか依頼人の背景の描写とか丁寧だったと思うんだけどなあ。
三国も面白味のない悪役で物足りなかった…

でも香がウェディングドレス着るシーンは凄く綺麗で胸アツでしたー!
作画、ポスターでは何か絵違くない…?と思ったけど、ちゃんと原作絵に忠実で綺麗でした!
香が三国に銃口を向けられて、後ろにいるりょうを信じて顔をそらす所も
2人の信頼関係が感じられて良かったです~
ラストの「俺にとって綺麗な物も一番大事な物もずっと変わらないよ…」って
りょうのモノローグも凄く良かったけど、
一番感動したのはりょうが亜衣ちゃんを新宿の高層ビルの屋上に連れて行くシーンで
STILL LOVE HERが流れる所でした~
今の今まで忘れてた曲だけど、
リアタイでアニメ観てた時凄く好きな曲だったのを思い出して
新宿の美しい夜景とりょうのこの街を守りたいという想いが伝わってきて泣けました。
美樹と海坊主も可愛かったし、キャッツアイの3人が出てきたのはサプライズでしたー
でもキャッツアイは世代じゃないので3姉妹の名前も知らなかったり(笑)
冴子も美味しい所を持ってって相変わらずで良かったです。

エンドクレジットも原作の名シーンを映像化したり豪華すぎたし、
ED曲もゲットワイルドとSTILL LOVE HERのコンボで泣きそうでした~
そしてOP曲とED曲の最後にもっこり…って言うのやめれ(笑)
特にラスト、凄く感動してたの一気にギャグになって、でもそれも良かったです。
香とりょうの絆みたいなのもあまり深く描かれなくてちょっと残念だったし、
20年ぶりのアニメ化?という事で、声優さん達もさすがに苦しい感はあったけど、
まあ記念すべきお祭り映画だと思えばこれで良しかなという感じでした。
海坊主ってあんなキャラだっけ…?という気持ちはありましたが(笑)

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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