雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
CATS
- 2020/02/03 (Mon) |
- 映画感想 |
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先月の27日にjunさんと観に行ったのですが
忍者ブログがずっとアクセス障害で管理画面に入れなかったのでやっと感想です。
写真はjunさんに送って頂いたブルク13のチケット売り場のお写真です~
映画の看板?を撮るのを忘れていたのでお言葉に甘えて使わせて頂きました(^^)b
CATS、良かったです~
事前に特殊メイクがホラーとか言う感想ばかり聞いてたので覚悟していきましたが、
次から次へ登場する個性豊かな猫達の歌にダンス、楽しめました!(*^ー^)ノ♪
冒頭、ロンドンの街に停まる一台の車、そして無造作に捨てられた袋。
どこからか猫達が集まってきて、袋を開けるとそこには捨てられた白猫、ヴィクトリアが。
「声は出せるか」「爪はとげるか」と語りかける猫たち。
この時点で全体に通呈する猫讃歌が感じられて引き込まれていきました~
ヴィクトリア役の英国ロイヤルバレエのプリンシパル、
フランチェスカ・ヘイワードの可憐で愛らしいことと言ったら!(*>∀<*)
正に無垢な白猫ヴィクトリア役にぴったりの可愛らしさ!
夢見るような瞳が本当に美しくて可愛いのです~♥
そして歌声も高くて鈴を降るようで本当に可憐!(*≧∀≦*)
言われなければ本職の歌手と思うほどの歌の上手さでした~
彼女が狂言回し的な役割になり、次々と登場する猫達のショータイムが始まります。
個人的には台所猫ジェニエニドッツの歌のゴキブリダンスのシーンが
映画ならではと言う感じで面白かったです~
劇団四季のCATSは十代の頃一回観に行っただけなので
舞台ではどんなだったかは全然覚えてないのですが(((^^;)
こういうCGをふんだんに使えるのは映画の特権と言う感じですね~
その分舞台に思い入れのある観客には不満もあると思いますが…(^o^;)
ジュディ・デンチのオールド・デュトロノミー役もさすがの貫禄で素敵でした~
威厳があるだけでなく母のように包み込む慈愛を持っている所も良いなあ~
かと思えば船の上で自分を生まれ変わる猫に選べというマキャヴィティに脅されても
「誰があなたなど!」と毅然とした態度を崩さないところもとってもかっこよかった!!
劇場猫ガスのかつての舞台での栄光を語る歌や
ラスト船の上で悪者を追い払い最高の荒野の悪魔を演じる所も泣けました~ヽ(;▽;)ノ
鉄道猫スキンブルシャンクス役のスティーヴン・マックレイもさすがのタップの冴え!((o(^∇^)o))
マジカル・ミストフェリーズは舞台では私の推し1位でもっと踊りまくりだった気がしたのですが、
ガスに大ファンですという所とか、夢見がちでシャイな所もそれはそれで可愛かったです。
そしてジェニファー・ハドソン演じるグリザベラのメモリー!
一回目はワンコーラスだけで短かっ!!と思ったけど、
ちゃんと終盤にフルコーラスで歌う場面があって良かったです~
いつも影から孤独に他の猫たちを見つめるだけだったグリザベラを
ヴィクトリアが猫達の舞踏会場に迎え入れてあげる所は
グリザベラのおずおずとした表情が悲哀を感じさせて泣けました。
メモリー、切々として感情と心がこもっていて正に絶唱でした~
意図的にこの歌を引き立たせるために他の猫達の歌唱を控えめにしてるのかな?と思うほど、
全ての曲がこの歌を引き立たせるためにあるかの様に感じられました。
アフリカ系シンガーが歌うとゴスペル調になって面白いな~と思いました~
そしていよいよオールド・デュトロノミーが天上に上る猫を選ぶ時が来ます。
「もう一度生きるのはあなたよ」とグリザベラに告げるデュトロノミー。
天へと上っていくグリザベラの気球に掴まるマキャヴィティですが、結局振り落とされ
「イネファブル」と呟きます。
この言葉、デュトロノミーの歌のソロでカタカナに意味が字幕つきで出てきたのですが、
すっかり忘れてしまった…得難いとか何とかそんな意味だった気がするのですが…
ともかくもやがて朝日が登り始めると猫達の舞踏会はお開きとなります。
最後にデュトロノミーが
「猫達の友になりたいなら自分から話しかけてはならない」
と猫讃歌?を語る所が猫への敬愛を感じさせて、大の猫好きとしてはとても共感しました~
そしてデュトロノミーがヴィクトリアに「あなたこそジェリクルキャッツよ」と言います。
ジェリクルキャッツとは人に媚びない誇り高い猫達の事。
トラファルガー広場で
グリザベラの乗る気球を見上げるヴィクトリアとオールド・デュトロノミーの美しい瞳、
そして空の彼方に消える気球。
余計なものを付け足さない奇をてらわない終わりかたがとても潔くて良かったです~
全体的にストーリーは二の次で純粋に歌と踊りを見せる事を主眼としたミュージカルで、
ノスタルジックなバーで
良い意味でオールドファッションなショーを観ているような心地で楽しめました~(*^▽^*)
グリザベラが娼婦猫でなくなったのは何か配慮があったのかな?と思いましたが。
背景もあえてCGっぽさを隠そうとしていない所が
猫達のファンタジックな世界観に合っていて良かったです~
特殊メイクも怖いと言えば怖いけど、思っていたよりセクシュアルな感じが強く出ていて、
猫の持つ妖艶さによく合っていたと思います。
映画館で気軽に楽しめるエンターテインメント!junさんととっても満足したのでした(。ゝ(ェ)・)-☆
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7月15日生まれのかに座、A型。
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