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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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新年はオペラで幕開け


2023年明けましておめでとうございます。
ブログ1ヶ月以上放置してて本当に申し訳ありません(^o^;)
クリスマスが私史上最高に気持ちが盛り上がってしまいブログを書くどころではありませんでした。
クリスマスが終わってからは放心状態になり、
本来ならクリスマスまでに消化していてしかるべき録画も本も全く消化できず放置し、
録った物を観ようとしても全く気もそぞろで集中できず最後まで観られず…
クリスマス前から年明けしばらくまではろくに眠りもせず夜中の間も絵ばかり描いてて
本当に気が狂うんじゃないかと思いました…(((^^;)
今はようやく少し落ち着いて睡眠も取れる様になり、
TV等も観られる余裕が出てきましたが…
と言うわけで、昨日NHK教育でやっていたニューイヤーオペラコンサート観てました~
今年はオペラに見る愛の形と言うテーマで、
色々なオペラの愛のアリアを愛の種類別に見ていく感じで
適度に肩が凝らずオペラを体系的に観られて面白かったです‼
椿姫や蝶々夫人やカルメンやリゴレットが無いのは珍しかったけど、
こうもりから大好きな侯爵様、あなたのようなお方はがあったのは凄く嬉しかったし、
ホフマン物語からオランピアのアリアがあったのも良かったです~
それ以外の全体的な曲目や女性歌手の方々のドレスも私好みなのが多かったし、
何より司会の宮本亜門さんが例年のビジネスライクな司会者達とは違って
一曲一曲の紹介の仕方一つ取っても本当にオペラへの愛情と熱意が伝わってきて、
凄く好感が持てたし観ててより楽しくなれて良かったです~‼((o(^∇^)o))
冒頭のこうもりの曲に乗せての新国立劇場の本島美和さんのバレエ優雅で美しくて素敵でした~
本島さんは彫刻芸術を思わせるようなとてもフォトジェニックな美人なので
眼服で本当に目の保養になりました♥
初登場の森野美咲さんの侯爵様、あなたのようなお方は
もう少しアデーレのコミカルな部分だけじゃないある種のエレガントさも表現して欲しかったけど
コケティッシュで茶目っ気たっぷりの可愛いアデーレを演じていて良かったです~
華やかなサーモンピンクのドレスも可愛かった♪
ファウストから宝石の歌も新年らしい明るさを感じさせて良かったです~
ファンタジーの愛と銘打ってホフマン物語から
クラインザックの歌とオランピアのアリア、ホフマンの舟歌の3曲をやったのも嬉しかったです♪
オランピアのアリアを歌った方、
金髪の縦ロールのかつらと濃いベリーピンクのドレスもお人形らしく可愛くて、
歌もとても上手くて見応えありました~ラストの装飾音?も凄かった‼
常連のソプラノの森麻季さんの歌うルサルカというオペラのアリアも、
森さん去年までは本当に華やかな美人だったのに
今年は何か急に人工的な見た目になったなーというか劣化したなと思ってしまいましたが、
人間の王子に恋した水の精ルサルカの心情を
白いドレスとヨーデルの様な喉を震わせる独特の歌い方で表現していて、
月光を思わせる青い照明に照らされて歌う姿は
本当に物語の中の水の精を見ている様で感動しました。
トスカから歌に生き、愛に生きを歌った方も
大人っぽい光沢のあるグリーンのドレスがとても美しくて、
歌姫トスカの殉教者の様な無私な姿が伝わってきて心に残りました~
アンドレア・シェニエから家に来た愛を説く男の言葉を笑ったマッダレーナと言う娘の役を
本島さんが身ぶりだけで演じているのもとても美しかったです~
本島さんは本当に美しすぎて性愛を感じさせないと言うか、
完璧な芸術作品を見ている様な気分になるのですが、
その本島さんが家に来た客人に愛を説かれ沈痛に顔を伏せているマッダレーナを演じている姿は
まるで一幅の宗教画の様でとても絵になるなあと思いました~
シモン・ボッカネグラから父と生き別れの娘アメリアが再会するシーンの二重唱も
親子の暖かい情愛に溢れていてとても感動しました。
毎年恒例のこうもりのシャンパンの歌に乗せてのフィナーレも
新年らしく明るく晴れやかで良かったです‼今年のニューイヤーオペラコンサートは保存版です♪

そして順番は前後しますが元日1日はWOWOWでメトロポリタンオペラのばらの騎士観てました~
ばらの騎士凄くエレガントで好きなオペラなので、
METのばらの騎士放送してくれると知って楽しみで指折り数えていたのに
クリスマスぼけで当日生で観られなかったのですが、
舞台をハプスブルク帝国末期のウィーンに置き換えた演出衣装や美術がとても美しくて素敵でした~
全体にちりばめられたリヒャルト・シュトラウスのきらきらしたワルツのメロディーも素敵で、
新年に観るのに相応しい華やかな舞台でした~
このオペラのキャラクターではゾフィーちゃんイチオシなのですが
ゾフィー役のソプラノの方、元帥夫人役のルネ・フレミングの金髪と対照的なブルネットで
ゆったりと結い上げた髪型とアールデコ調の真っ白いハイウエストの刺繍の入ったドレスが
とても清楚で初々しくて凄く可愛かったです~♥
初登場の時何人もの侍女が膝まずいてドレスの裾を繕っているのも
いかにも箱入りのお嬢様と言う感じで萌えました♥
幕間のインタビューでインタビュアーから威勢の良いゾフィーですが?と言われていたように、
父親であるファーニナルにオックス男爵との結婚を強要されて拒絶する所など
気が強く頑として聞かない強いゾフィー像で、
もう少し15歳のお嬢様らしいたおやかな雰囲気があった方が好みだけど、
これはこれでまあありかな~と言う感じでした。
そして元帥夫人の一幕の独白の、
昔寄宿学校を出てすぐ結婚させられた娘がいたわ、あの娘はどこに行ったの?
と言う部分や、オクタヴィアンに対して言う夫や他の男と同じことをしないで!という言葉などに
元帥夫人にもゾフィーと同じように初な小娘だった時代があったことを思わせられ、
夫との不幸な結婚生活が言葉の端々から感じられる所など、
か弱いまだ幼い娘が親の言うまま嫁がせられ変わらざるを得ないという
封建時代の女性の立場の弱さ、残酷さを感じてとても痛々しかったです。
美しいドレスを与えられ大事に育てられても、
結局は人形のように良いようにされるだけというこの時代の上流階級の女性の悲しさを感じ、
だからこそ元帥夫人はオクタヴィアンにゾフィーを選ばせ
彼女を幸せにしたかったのかなと思いました~
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パリオペラ座バレエ団 ヌレエフ版「ロメオとジュリエット」


絵は話題に合わせて久々のバレエ絵でくるみ割り人形の金平糖の精
自信なかったのに同じ日に描いた3枚の中で一番いいねが伸びました~

昨日から今日の夜中にかけてBSプレミアムシアターでやっていた
ルドルフ・ヌレエフ振り付けのバレエロメオとジュリエット観ました~
ヌレエフ版観たことあると思ってたけど観るの初めてでした~
凄くセクシャルな演出で、不快と紙一重だったけど
所々に挿入される幻想的だったり示唆的な演出も面白くて
デフォルメされてるのに凄くリアリティーを感じさせる振り付けで、
家と言う物に蹂躙された若い男女の悲劇が切々と胸に迫りました。
ダンサーも皆良くて凄く面白かったですー‼
要所要所でシェイクスピアのロミオとジュリエットの戯曲の台詞が
薔薇のイラストをバックに挿入されるのも
原作の言葉の良さとそれに忠実な今回の舞台の良さを感じさせて良かったです。

第一幕、ヴェローナの広場で小競り合いをするモンタギュー家とキャピュレット家の男女達、
様式化された動きが面白くてちょっと映画ウエストサイドストーリーを思い起こさせました~
場面変わってジュリエットの部屋、ジュリエット役のエトワール、ミリアム・ウルド・ブラーム、
大分昔生でガラ公演で観たことあるのですが、
お顔は童顔と言う訳ではないけど、あどけなくてピュアな雰囲気があるので
13歳の少女ジュリエットにぴったりでした~(*´▽`)
まだまだ同じ年頃の少女達とふざけたり遊ぶのが好きなジュリエットの
無邪気な感じが凄く可愛くて萌えました。
かくれんぼをしている途中で
カーテンの影に隠れて睦み合う男女を見てしまうジュリエットのシーンは、
こんな露骨で赤裸々な演出やって良いのかと心配になりました(?)
両親から婚約者パリス伯爵を紹介されるも、
ちょうど良い遊び相手を見つけたかのようにじゃれかかるジュリエットに困惑気味のパリス、
ジュリエットのどこまでもあどけなく幼い少女の面が強調されていて
これからの展開を思うと胸が痛くなりました~
舞踏会でロメオとジュリエットが踊るシーンは、
ロザライン役のオニール八菜さんが艶っぽくて可愛かったです♥
でもヌレエフ版女性への男性の胸タッチとか男性の股間をくぐったり、
セクハラ紛いの振り付けがしつこくてちょっと食傷気味(^o^;)
一目で恋に落ちたロメオとジュリエット、
バルコニーのシーンはロマンチックな庭園のようなセットで気分が盛り上がって良かったです~
ロメオ役のエトワール、マチアス・エイマンも少年らしい爽やかさが出ていて、
バルコニーのパ・ド・ドゥは
お互いに恥ずかしくてどうして良いか分からないけれど、
ただ相手に触れたい、近づきたいと言う
初々しい少年少女の恋のときめきが良く出ていて凄く素敵でした~
「ここは東か?それならあなたは太陽だ 太陽よ月を隠してしまえ
あなたが自分より美しいと知って青ざめている嫉妬深い月を!」
「おおロメオ、あなたはどうしてロメオなの?どうか私のために名前を捨てるとおっしゃって」
「私の事を愛しい人と呼んでください
そうすれば私は洗礼を受けたも同然だ」
とシェイクスピアの有名な一節が挿入されるのも素敵。

第二幕、ジュリエットの乳母が他の版の様に中年の女性ではなく若い女性なのも
リアリティーあって良かったです~また胸タッチされてるのも生々しくて。
ロレンス神父の庵で密かに結婚式を挙げるロメオとジュリエットのシーン、
バックの聖母マリアと幼子イエスのタペストリー?が雰囲気あって好きでした。
広間でロメオ達がティボルトに絡まれていさかいになるシーン、
ティボルトがロメオを挑発するためにキスするのが…BL系苦手なのでうわっ…てなりました( ´д`)
ヌレエフがゲイだったのは知ってますが、
ロメオとティボルトとかロメオとマキューシオとか、
男性同士の絡みの方が類型的な男女のパ・ド・ドゥのシーンより
遥かにセクシャルさを感じさせるんですよね。
マキューシオがティボルトをおふざけでからかって刺され、
ロメオがティボルトを殺してしまうシーンは、通常の演出とは違い
マキューシオの死に憤ったモンタギュー家の面々がロメオを焚き付けるようにすると言う演出で、
ロメオもためらいながらも仲間達に逆らえず剣を抜くという感じが
ロメオもまた家、家名と言った物に縛られる弱い一個人にすぎないのだと言う感じが出ていて
凄くテーマ性を感じて良かったです。
ティボルトを激情のままに刺してしまったロメオが
一瞬自分が何をしたのか分からないと言うように放心した表情になる所も良かったです~
そして通常ではキャピュレット夫人がティボルトの死を嘆くシーンの音楽で
ジュリエットが従兄の死を嘆き悲しみ、
ロメオの胸を拳でうち据えるシーンは原作のジュリエットのロメオへの罵りを思い出させて、
ロメオを愛する気持ちと従兄を殺された憎しみの間で引き裂かれるジュリエットの
やる場のない思いを感じさせて凄く心に残りました。
ここでシェイクスピアの
「乳母や、ロメオ様を新婚の床に呼んでちょうだい
そこで私はロメオ様ではなく死神にこの体を捧げることになるでしょう」
というシェイクスピアの一節の後で、
ジュリエットが骸骨の仮面を被った褌姿のような筋骨隆々とした死神とベッドに入るシーンは、
死に蹂躙されるうら若い乙女と言う、
男性から見た極めて暴力的な情動の放逸が感じられて、
全編で一番性を感じさせるシーンだと思いました。
その後本物のロメオと一夜を過ごしたジュリエットが、
処女喪失して呆然としているかの様にひとりベッドに腰かけているシーンは
少女主義者にはグッと来る物がありました。
ロメオとジュリエットの寝室のパ・ド・ドゥのシーンは
さっきも言った様に類型的な表現に止まっていて、思ってたよりあっさり目でした。
キャピュレット公とキャピュレット夫人にパリスとの結婚を強要されて、
必死で抵抗するもキャピュレット公に頬を打たれて
人形のようにされるがままに二人に婚礼衣装を着せつけられるジュリエットのシーンは、
時代とか身分とかを超えて、父親と娘の支配的な関係を象徴しているようでした。
「ロレンス神父に相談してみよう。それで駄目なら死ぬだけだわ」と
ジュリエットがロレンス神父の庵に助けを求めるシーンで、
ロレンス神父が仮死状態になる薬の効能を説明する所、
バックでジュリエットの代役を立てて
薬で仮死状態になったジュリエットがキャピュレット家の墓地に葬られた所に
ロメオがやってきて幸せになる二人が描かれるの、
分かりやすいし本当ならあったかもしれない幸せな未来を感じさせて切なくて凄く好きでした。
ジュリエットが薬を飲むシーンで
短剣を持ったティボルトと薬を持ったロメオの幻影が現れて
どちらを選ぶか迫るところは、ティボルトは口から、ロメオは左目から血を流していて、
ゴスロリさんが好きそうな演出だなーと思いました。
ロレンス神父が秘密の手紙を託した僧が
人々からリンチされて命を落とし、
寝ているロメオの夢の中にジュリエットと乙女達が現れて幸せに踊った後、
ベンヴォーリオにジュリエットの死を知らされて悲嘆に暮れるロメオのシーン、
ベンヴォーリオとロメオのアクロバティックなパ・ド・ドゥがやっぱりセクシャルでした(^-^;
ジュリエットを墓所に葬るキャピュレット公が父親らしい情愛を見せる所も
一枚岩ではない深みのあるキャラクター性を感じさせて良かったです。キャピュレット夫人も。
ジュリエットの墓に駆け付けたロメオが彼女の死に絶望して毒を煽り自害し、
目覚めたジュリエットが彼の遺骸を見て魂の慟哭をあげる所は涙を誘いました~
ロメオの短剣で腹を指し息絶えるジュリエット。
そんな二人を見てモンタギュー家とキャピュレット家の面々が和解するラストシーン、
両家の人々が両脇から出てきてこの期に及んでまだいがみ合う所は
いつまでも争う事をやめない人間の愚かしさを感じさせてやるせなかったですが、
そこから割りとあっさり和解してしまうのでちょっとあれ?ってなりました_(^^;)ゞ
最後にヴェローナ大公の
「憂鬱な朝だ。太陽も悲しみに顔を曇らせている。
ロメオとジュリエットの物語。いまだかつてこれほどの悲劇があっただろうか」
という台詞で幕を閉じるの、本当にこの演出の原作の戯曲の再現性を感じさせると共に
ロメオとジュリエット、ひいてはシェイクスピアの戯曲の完全性を感じさせて
しみじみと心に残る終わり方で良かったです。

WOWOW独占放送‼エリザベートコンサートinシェーンブルン宮殿


バーレイ公国大公女時代の14歳位のリリー・ヘザー
いかにもお姫様~な愛らしいドレスだけど、
黄色と黒の辛めの色使いと言うのが描きたかったのです。
ちょっと頭がでかいというか長く?なっちゃって残念ですが、
ドレスデザイン特に上半身が可愛く出来てお気に入り♥
分かりづらいですが、スカートの前掛け?に縞模様が入ってるのもポイント♪桜の花も。


11月はWOWOW全く観たいのやらないな~と先月今月のWOWOWの番組表見て思ってたんですが
WOWOWたまに急遽番組が追加される時があって、今回もそのパターンで、
ミュージカルエリザベートのシェーンブルン宮殿で行われたコンサートを放送する事になって、
久々に入ってて良かったWOWOW‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚と思いました♥
これを観るまでは死ねないといつ地震が来たりしないかビクビクでしたが、
無事素晴らしいコンサートをTVで観賞出来て良かったです~(* ´ ▽ ` *)ノ
と言うわけでエリザベート良かったです‼
せっかくのシェーンブルン宮殿でのコンサートなんだから、
野外ステージでなく宮殿の中で録画してくれれば良いのに~と思いましたが、
段々その野外ステージが良い効果を上げてるのが分かってくるのが良かったです♪

第一幕、ルキーニ役の方が東宝版より爽やかな見た目で、
細面の端正なイケメンで良かったです~狂言回し役に相応しい存在感もあって文句無し‼
ヤングエリザベート役の方は細面の理知的で可憐な美女で、
めちゃくちゃ可愛かったです~‼(///∇///)
衣装事前に観ていた番宣ではあまり豪華じゃなさそう…と期待してなかったのですが、
確かに豪華では無いけど、タックやフリルやレースやプリントを効果的に使った
とてもシックで上品な仕立ての衣装達、凄く素敵でした‼(*^▽^)/★*☆♪
シシィの母ルドヴィカや姉ヘレネ達バイエルンの女性達は
チェックのドレスで統一してあるのが可愛くて、
少女エリザベートの黄色と黄緑系のグレンチェック?って言うのかな?の
少女用ドレスに白い編み上げブーツの組み合わせ超可愛かったです(*ノ▽ノ)
ふわっとしたスカートが翻る度に下に履いたふわっふわのパニエがチラ見えする所も萌えで♥
ヘレネ役の方もおっとり美人で良かったです。
トートはヅカや東宝版みたいな日本人好みの耽美な容姿じゃなくて、
スーツに短髪のスタイリッシュで現代的な衣装だったのが国民性の違いを感じて面白かったです~
それ以外にも、コンサート形式と言うことで
実際の全幕の舞台の演出とは違うのでしょうが、
私が持ってるDVDの東宝版とは演出が大分違ってて、そう言う所を見比べるのが楽しかったです~
でもフランツ・ヨーゼフ役の方とエリザベート役の方が
かなりお年を召していたのが残念…(ヽ´ω`)
特にエリザベート役のマヤ・ハクフォートさんは美貌の皇妃役と言うにはお年を召され過ぎてて、有名な鏡の間の真っ白いドレス姿もがっかりな感じでした…( ´д`)
マヤさんはふくよかだし、ヤングエリザベート役の方がずっと演じてほしかったです~
ヤングエリザベートの方のほっそりとしたスタイルにあのドレスはさぞ映えただろうなあ( ノД`)…
後結婚式のシーンのウェディングドレスはさすがにシンプル過ぎる気が…(^o^;)
でもバートイシュルでのヤングエリザベートの
淡いピンクの小花模様のドレスは彼女に良く似合っててとっても可憐でした(*≧∀≦*)
私だけにの一番をヤングエリザベートが歌って、二番からマヤさんに入れ替わるのですが、
マヤさんの私だけに声がちょっとかすれ気味ではらはらしたし残念…ヽ(;´ω`)ノ

第二幕の私が踊るときは個人的にエリザベートで一番好きなナンバーなのですが、
エリザベートのハンガリー王妃のドレス上衣の色が東宝版より明るい青に近い紺で、
スカートにも黄色がかった生地で細かい刺繍が入っているのが可愛かったです。
でもなあ…トート役の方は良いのですが、
マヤさんどうしても美貌の皇妃というたおやかな雰囲気が姿からも歌声からも感じられなくて、
ただゴツいだけの頑固な女性に見えてしまうのがちょっと…( >Д<;)
精神病院の演出は一番日本版と違ってたシーンで、
ジャズのような軽快な音楽が付いてて、これはこれで楽しいけど、
東宝版の静かな雰囲気の方が
エリザベートの「あなたの方が自由」と言う台詞が活きて良いなあと思ってしまったのは
やはり最初に観た印象が関係してるのでしょうか^_^;
でもエリザベートのヴェールのついたワインレッドの帽子とバッスル・スタイルのドレス
上品で程よく華やかで好きです~
マダム・ヴォルフの娼館のシーンは妖しくいかがわしい感じで
娼婦達の黒いコルセット姿も色っぽくて良かったですが、
ウィーン版はマデレーネちゃんは出てこないのね(^^;)))
ルドルフが自殺した時のエリザベートの嘆きはマヤさんとても良かったです‼
「ルドルフ、聞こえてるの?」と歌う歌い出しが
悲しみにひどく掠れている所とか、エリザベートの深い自責の念が伝わってきました。
エリザベートが着ているバッスル・スタイルの喪服も
襟のレース一つ一つに模様が描かれていたり、とても凝った作りになっていて素敵でした。
二隻のボートのシーンも、さすがにフランツ・ヨーゼフ役の方とエリザベート役のマヤさんが
失礼ながらお年を重ねられているからこそ出せる深みがあって良かったです~
ヤングエリザベートとフランツ・ヨーゼフが1幕で愛を誓うときに歌うメロディーで
すれ違い離れ行く二人の心が歌われるのが良いんですよね~
ラストエリザベートがルキーニに刺されてあの世でついにトートと結ばれるシーンは、
エリザベートがトートの腕の中に飛び込んで、そのまま倒れ込んで動かなくなるのが
死を持ってしか自由になれなかった一人の女性の悲しい運命を感じて印象的でした。

とにかく東宝版のDVDを何度も観ていて歌詞も音楽もバッチリ頭に入っていたので、
本家ウィーンのエリザベート、ここの歌詞は原語だとこう歌ってたのね~とか
ここの演出はこう言う所が違うのね~と見比べて楽しめて凄く面白かったです‼((o(^∇^)o))
日本人の感性に良く合った東宝版も良いけど、
やはり本来のミュージカルエリザベートが生まれた地オーストリアのウィーンでの公演は
現地の熱気も伝わってきたし、
オーストリアの人にとってのエリザベートとはどういう存在なのかと言うことが
良く分かった気がして観られて本当に良かったです。
やはりミュージカルは原語で観るのが一番理解が深まるなあと。
コンサート形式と言うことで、カットされたシーンや歌もいっぱいあって、
このミュージカルの持つ深みは出しきれていないのは仕方ないことではあるのですが、
短縮版もダイジェストのようにサクサク進むのがそれはそれで観やすくて良かったです~
カーテンコールでルキーニ役の方がキッチュを歌いながら出てくるのも盛り上がってました(^^)b
私はやっぱりルキーニが一番気に入ったかな。歌もルックスも良かったです♥

X'masにはあなたに腕いっぱいの花束を



ハロウィンも終わりいよいよクリスマスへと向かう季節と言うことで、
先月描いていたのとまとめて今日描いてたX'mas絵UPです~
背景のリースや雪の結晶のブラシはフリー素材ですが、
粉雪が持ってる花束は手描きで頑張りましたよ…
背景の水色がちょっと安っぽくなっちゃったし
全体的にやっぱり私絵も塗りも下手だなーと落ち込むことも多い絵ですが(ヽ´ω`)
粉雪の花束を抱えるポーズをずっと描きたかったのでとりあえず描けて満足です。
粉雪の口がちょっとでかすぎたかも(ー_ー;)
聖夜が持ってるのは見えなくてもポインセチアです‼


こちらが先に公開していた方のX'mas絵。
こっちの出来が良すぎて上のは完全に蛇足だったかな…と後悔しました(。・´д`・。)
構図思ったより人物の配置が上手くいって良かったです~(*´▽`)
さゆりさんも三太も優しそうに可愛く(笑)描けて良かったです♪
アニメ塗り風も結構上手く出来て良かった。
ケーキやターキー等、食べ物も美味しそうに描けて良かったです♥
粉雪達はこれからずっとX'masにはこんな風に
プレゼントを配り終えたお疲れ様会(?)と三太と聖夜の合同誕生日会を一緒にするのです~
私もこの四人と家族になりたい(o´艸`o)♪
この四人で妄想するのは本当に楽しくて一生飽きませんね‼ヽ(●´ε`●)ノ

はめふらは萌えるなと再確認


絵はモノクロの練習に描いた13歳現在の粉雪と10年後の粉雪
昔のりぼん漫画の扉絵の様な雰囲気を目指しました~
線画を太めの線で所々メリハリをつけて描いた方が良いのか
細目の線で適宜強調する所だけ太さを変えた方が良いのか迷ってるのですが、
私の絵にはこういう細い線の方が合ってるのかもと思いました~
今まで描いたモノクロ絵の中で一番線が綺麗に描けたと思います(。ゝ(ェ)・)-☆
クリスタのリアルGペンツールの3ピクセルで描いてるのですが、(いつもは8ピクセル)
顔の輪郭とか微妙に線幅ツールで太さ変えてるのですよ~
でもリボンとかサンタ服の部分のトーン選び失敗しました・゜・(つД`)・゜・
13歳粉雪の恋する乙女な表情が気に入っております~女の子は恋してる時が一番可愛い。
ちなみに10年後の粉雪は160㎝あります。胸はもっと大きいはず…(^^;)))


最近読んだ本は栗原ちひろさんの集英社オレンジ文庫「有閑貴族エリオットの幽雅な事件簿2」、
山口悟さんの一迅社文庫アイリス
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…12」の二冊。
有閑貴族エリオット2巻は1巻を110円で買えたので2も110円で買いたいな~と思ってたら
今月12日に半年かそれ以上ぶりに行ったセンター北のブックオフで
ドンピシャで110円になっててめちゃくちゃ嬉しかったです‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
表紙のコニーのイラストが凄く綺麗でずっと欲しかったのですよ~♥
内容は1巻の時に感じた文章の読みにくさとか、時々何が起こってるのか分からない感じが
かなり改善されてたのは良かったのですが、
1巻の方がゴシックでほの暗い話の雰囲気が好きだったかな…
とは言えエリオットの飄々とした完璧紳士なキャラが相変わらず良くて楽しく読めました。
「初恋の君は棺桶のベルを鳴らす」は頭悪いのでオチが良く分からなかったのですが、
パブリックスクール時代のエリオットが
目立つ彼を妬んで嫌がらせをしてくる生徒達を
幽霊話をして泣かせていたという武勇伝に笑いました(笑)
ヴィクターのエリオットに振り回される苦労性の常識的なキャラも好きです。
「最新式魔法の殺人」は一番ホラーっぽい話だったかな。
ロドニー改めロナルドの狂気が怖くて、
弟アシュレイも一家惨殺の際に両親と共に死んでいたというのが明かされる所は
ぞくぞくしつつも快感でした~
「方舟の切符は一杯」は
博士が動物と人間の体を合体させて何がしたかったのか良く分からなかった…
「魔女の家にもクリスマスは来る」はコニーとエリオットの信頼関係が感動的で、
幽霊執事ジェームズの活躍やコニーの仕事仲間のメイド、エリオットの部下だったフィリップ等
脇を固めるキャラも良い役割で暖かいお話で良かったです~
エリオットが自分の事を人形だと言うコニーに
「僕達は友達になるのだから」と言ってあげる所は二人のこれからの絆が感じられて良かったです。


はめふら12巻は大して期待せず惰性のつもりで買ったのですが、オールキャラで豪華だったし
カタリナを慕う後輩フレイとジンジャーのそれぞれの事情など
物語も脇に逸れがちな今までと違って色々楽しく読めて良かったです~
冒頭のメアリの姪っ子の所は幼馴染み組勢揃いでそれぞれのキャラが出てて凄く楽しかったです♥
メアリと異母姉妹が和解出来て良かったと思いました~
メアリの姪っ子をメアリの子だと思い込んだキースが
「アラン様いつの間に?」と言うところとかアラメア美味しいですバリムシャァ(o´艸`o)♪
そんなメアリが「私とカタリナ様の子です」と言って「女性同士で子供が⁉」と驚くキースに
カタリナが「私が純情に育てたせいで…女性同士では子供は出来ないのよキース」
と思ってる所はカタリナの方こそ性知識無さそうなので
カタリナにだけは思われたくないよなと思いました(笑)
「この世界でもついに女性同士で子供が出来る様になったのですか⁉」と
暴走するソフィアの挿絵も可愛かったし、
キースに「妹さんの読む本を少し考え直させた方が…」と言うキースの助言?に
「…善処する」と悩めるニコルも可愛くて挿絵はかっこよかったです♥
ジオルドに「あなたはただでさえ騙されやすいんですから気を付けて下さいよ」
と言われてむきになるアランにメアリが
「ジオルド様はアラン様を心配して言っているのですわ」と言うところは
メアリさすがカタリナを巡るライバルとして長年付き合ってるだけあって、
ジオルドの心情良く分かってるんだな~とちょっと意外でしたが良かったです。
魔法省での日常もローラ先輩の訳ありな感じとか
タンクトップ先輩がかつてはタンクトップにショートパンツだったと言う
どうでも良い情報を知ってしまったカタリナの心中のツッコミとか、
ネイサン・ハート先輩の意外な優しさとかが分かって
魔法省の面々にはあまり興味が無かったのですがなかなか面白かったです~
ランドール侯爵の息のかかった使用人に囲まれてカタリナに会えなくなったジオルドが
カタリナの事になるといつもの冷静さを無くす所や、
最初はただ面白そうと言うだけで近づいたカタリナの不思議な魅力に触れて
彼女を絶対に離したくないと思うまでに愛する様になった心情も良く分かって良かったです~
ジェフリーの真剣な表情の挿絵も貴重‼ヽ(●´ε`●)ノ
キースも熱を出して倒れたカタリナをお姫様だっこで颯爽と運ぶ所(ソフィア談)や
カタリナの髪にくちづける所良かった‼
キースの胸に倒れこんだカタリナが
キースの鼓動がどんどん早くなるのを感じている所も甘酸っぱかったです(*^▽^*)
変装してカタリナにこっそり会いに来たジオルドの正体をカタリナが
「雰囲気とか私を見る視線の感じがそうかなと…」とあっさり見抜く所は
ジオカタ推しにはたまらないだろうな~と言う感じで、
キース派な私でもジオルドが一層カタリナへの想いが募るのが良く分かって萌えました。
カタリナがついにラーナ・スミス=スザンナ・ランドールだと気付く所は熱かった‼
そしてフレイ救出作戦の所は更に熱かったです‼(*≧∀≦*)
カタリナ・キース・ニコル・マリア・ソラのメンバー胸アツ過ぎる‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
特に最近活躍の少なかったニコルが作戦の重要な要になる所は
ニコルもキースの次位に好きなので凄く嬉しかったです~
救出作戦を練る際に父親アスカルト伯爵の宰相の権限を使って
ランドール侯爵邸の見取り図を用意してくる有能さもたまらないです‼(///∇///)
アランとメアリとソフィアがカタリナ達実働隊をサポートするために
クレーマーとして正面からランドール侯爵邸に乗り込むところも頼もしかった‼
アランの反応からメアリとソフィアがどんなヤバいクレーマーになったのか見たかったです(笑)
全てが解決した後、いつもの日常が戻ってきてジオルドが
カタリナだけが自分が完璧王子だと言われている通りに頑張ろうとしている事を見抜いてしまう、
そんな彼女の隣で本当の自分でいられる時がとても心地良い、と思う所は
山口さんキャラのこう言う心情とか恋心書くの上手いな~と思ったし良かったです。
腹黒だけどカタリナの前では純情になってしまうジオルド可愛い♥
アランがメアリにされたマッサージを思い出して
「あのマッサージをより丁寧に女性に⁉それはまずいだろ…」と言う所とか
一体どんな濃厚な接触があったのかアラメアも気になりすぎますね‼((o(^∇^)o))
ソフィアにマッサージの実験体にされそうになって
遠い目をするニコルも可愛かったです(o´艸`o)♪
オールキャラわいわいでフレイとジンジャーの友情も可愛かったし
サラや闇の魔法の真相もわかってきて、
何よりFL2のジオルドとキースのライバルキャラが
フレイとジンジャーだったという意外すぎる事実も判明して、
本当に期待してなかったけどとっても内容濃かった12巻、楽しかったです~‼(*^▽^)/★*☆♪

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プロフィール

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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