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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
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既に2日経ってしまいましたが、7日にミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち観てきましたー
作業所のお知り合いが開幕5分で出てきたと聞いても
まあティム・バートンだから多少のえぐい描写はあるのだろう位にしか思ってなかったのですが、
実際に観てみたら想像以上に残酷描写があって
アダムス・ファミリーみたいなのを想像してたので面食らいました…
でも全体的には面白かったです~
映像や美術がとっても綺麗で奇妙な子どもたちもそれぞれ可愛くて良かったです。
朝日新聞のインタビューでティム・バートンが
「人と違っていることは悪いことではないという事を伝えたかった」と言っていて、
それ見ないで観たらそんなテーマだとは思わなかったと思うけど、
それをふまえて観るとああなるほど、と思わせられました。
ティム・バートン自身も子どもの頃から周囲に変わっていると言われ続けていたそうで、
冒頭のジェイクの「青春は馬鹿な友達を作って遊ぶのが良い」という期待が重荷だった、
という独白とかも周囲に馴染めない繊細な彼の孤独が感じられて共感しました。

ミス・ペレグリンの作り出すループに入り込んでからは
ミス・ペレグリンの屋敷の美しさとか映像の綺麗さに魅了されてました~
エヴァ・グリーン演じるミス・ペレグリンのクールな美しさも良かったし、
子どもたちの1943年当時のクラシカルな衣装がそれぞれとっても可愛くて良かった~
特にフィオナ、クレア、ブロンウィンら少女たちのファッションが
それぞれの愛らしさを引き立てていて少女好きにはたまりませんでした。
クレアのピンクのフリルを何段も重ねたふりふり衣装もとっても甘やかで可愛いし
ブロンウィンのセーラーカラーのワンピースも時代感出てて好きです。
エマのブロンドによく合う爽やかなブルーの衣装も
オリーヴの花柄のワンピースも素敵で、
全体的に登場人物の衣装の色彩が凄く綿密に計算されてて美しかったです。

お話はループという物がどんな物なのかとか、
エイブがミス・ペレグリンのループを守るために外へ出たという事は何となく理解しましたが
細かいところは何となくしか分からなかったけど、
それでも何とか観られるようになってたので良かったです。
バロンにループを破られて
ミス・ペレグリンが子どもたちを守るために彼に付いていくところで
「皆さんをお世話できたことはとても幸せでした」と言って一筋涙を伝わせる所は
クールな彼女の心の温かさを感じさせて良かったです~
ブラックプールのループの中でジェイクや子どもたちが
それぞれの能力を駆使してホローとバロン達を追いつめていくところは
よく考えられていて楽しかったです~
エイブ役のテレンス・スタンプの演技も年輪が感じられてとても説得力があって好きです。

ティム・バートン作品としてはギャグ要素がほとんどなくて
チャーリーとチョコレート工場とかコープス・ブライドあたりが好きな私には
ちょっと物足りないと思う部分もありましたが、
全体の独特な雰囲気は嫌いじゃなかったです。
アリス・イン・ワンダーランドみたいなキャッチャーな要素はなかったけど、
仄暗い雰囲気でまとまってるのは良かった。
ミス・アヴォセットは可哀想でしたが子どもたちが全員助かったのはほっとしました。
かなりおどろおどろしい描写はありましたが
人と違うことを肯定して生きていくというメッセージがラストシーンに繋がっていって、
ラストハッピーエンドでミス・ペレグリンと子どもたちを乗せた船が
大海原を航海していくという希望を感じさせる幕切れがとても良かったです。
ティム・バートンの新境地を感じられて観に行って良かったですー
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絵はワンドロで描いた全然納得いってなかったけど思いの外好評で嬉しかったFF5のレナ。
レナ私が6歳の時兄がFF5やってるのを隣で見てたときは
昔から正統派ヒロイン嫌いなので
良い子ちゃんな所を強調されてる感じが鼻について大嫌いだったんですが
小5位の頃にはすっかり大好きになってました。
女の子はロング至上主義なのでキャラデザは置いておくにしても、
おしとやかで芯が強くて強い意志を秘めてる所とか
お姫様とかお姫様とかお姫様とか…
キャラデザ、天野絵は渋谷絵のゲーム画面とはもの凄く乖離してるけど凄く好きです。
髪をアップにしてて白基調で楚々としたお姫様然とした感じが凄く好み。
光の戦士が飛空艇に乗ってる絵のロングスカートで座ってる絵とか
とってもおしとやかそうで綺麗で好きだ~バッツとチョコボに乗ってる絵のレナも可愛いvv
そして私が知ってる限りではPS版が出た時
ファミ通にひっそり載ってるだけだったのでほとんど知ってる人もいないであろう
PS版で追加されたOPとEDムービーを元にした
天野絵準拠デザインのCG版光の戦士たちの絵?が凄く好きでした~
病気になった時ファミ通捨てちゃったの本当勿体なかった…;;
レナ、思えばFFで初めてパーティーに加入したお姫様キャラなんですよね。
戦うお姫様大好きすぎる…お姫様でおしとやかなのに強くて行動力があって
いつも誰に対しても優しさを忘れない、
決して声を荒げたりしないけど誰よりも強靱な意志を持ってる、そんなレナが大好きです。


宣言通り昨日長尾彩子さんのコバルト文庫の新刊、
「聖女が魔を抱く童話 葡萄の聖女の料理帖」買って読んでました。
黒髪王子ヒーロー大好きなのとこのシリーズ毎回宵マチさん絵の表紙が凄く綺麗で可愛いので
はるおかさんの盛大な地雷を口直しするために買ったのですが、
既刊2冊の出来からして過度な期待はせず糖度補充できれば良いや位の気持ちだったけど
思いの外プロットが練られてて凄く良かったですー!
ヒーローは王子と思わせておいて実は王子に寄生した魔物という
ある意味パッケージ詐欺な感じでしたが、
中盤終わり位までずっとヒーローが悪魔とかならまだ分かるけど
実体のない人間に寄生することで肉体を得る魔物という
抽象的な概念を受け入れるのに苦労したけど、
ヒロインのアデリナが終始エルヴィンを王子様呼びなので
何とか最後には折り合いを付けて読んでました。
エルヴィンが心を持たない魔物であるが故に
自分の中に生まれたアデリナへの恋着を理解できなくて戸惑う、
という見せ場というかじれじれな展開にも繋がったし。
はるおかさんに負けずに糖度もえぐみもエロさも凄かったけど、
はるおかさんの後宮新刊に比べたらぎりぎりのバランスで許せるえぐさとエロさだったかな。
全体的にゴシックな雰囲気でエルヴィンの妖艶な美貌の描写とか凄く耽美で
長尾さんV系とかお好きそうだなーと思いました。

前巻「王女が秘される童話」では適当だった改邪聖省という機関の設定や
祓魔師というアデリナの職業とかが今回はかなり練り込まれてたので
お話に説得力が出てたのも良かったです。
シュトロイゼル王国の政教融合してる国家体制とかも
こちらはかなりゆるふわでしたがまあ設定が説明されてたし。
でもせっかく中世ファンタジー風の世界観で良い感じに始まったと思ってたのに
序盤で12世紀に建てられた城、とかゴシック様式とかいう記述が出てきて
え??この完全ファンタジーな設定なのに史実の話にしたいの???え???と
もの凄く戸惑いました。中盤にもロマネスク、ゴシック、バロック様式とか出てくるし
ラストでは二度の世界大戦を経て~とか出てくるし…
宗教体型がキリスト教モチーフの完全ファンタジーなのに
現実の歴史を感じさせるような記述は読みたくないよ…
ビタミンとかアドレナリンとかは流してた私もこれらの記述にはかなり興醒めでした。

でもそれらや他の数多のツッコミ所を補ってあまりあるほど
アデリナとエルヴィンの恋に萌えられたので良かったですー!
序盤は天然はわわ系聖女のアデリナとドSヒーローエルヴィンのテンプレラブコメかと思いきや
アデリナが意外と腹黒でしたたかな面を持ってることが判明したり、
天然潔癖だけど頭が良くて芯が強い所もあって
最後にはエルヴィンを自分の命をかけてでも守りたいと思うくらい成長するのも良かったし、
エルヴィンも淫猥な魔物と思わせておいて実は純情だった所とかも意外性あって良かったです。
アデリナがエルヴィンに恋をするようになるきっかけとかも
シチュは王道なんだけど恋心の動き方が自然で共感できたし、
エルヴィンの知らない面を見つける度に胸が温かくなるとか、
恋する気持ちの幸せさとか
じんわりしたりぽかぽかしたりする感じが良く書かれてて良かったです。
エルヴィンも心なき悪魔故に愛情が理解できなくてアデリナにひどい事をするけど、
ラスト結婚の誓いをしてアデリナに口づけしようとして
いまさらだけどこれからは君のことを愛してるからこそ大事にしたい、と
結婚式まで誓いのキスはとっておこうとする所とか凄く感動しました。
既刊2冊はラストまでに主役カップルが結ばれた描写があったので
今回も当然あるのだろうと思ってたしそれを期待して買ったけど、
途中かなり際どいシーンもあったものの一線を越えなかったのがかえって良かったです。
個人的にエルヴィンが風邪を引いたときの描写が馬鹿で好きです(笑)
王宮でアデリナがやむなくとはいえ「王子さまの事が好きです…」と思い切り告白しても
心がないので本気にしないエルヴィン、というじれじれラブも美味しかったです~

ストーリーの大枠もこのまま辺境のお城でまったり進行するのかなーと思ったら
王宮へエルヴィンが召喚されて3人の母親の違う王子にそれぞれ派閥がある感じとか
第2王子のレオンハルトを擁立する派閥があることとかがわかってきて
確信に近づいていく感じが良かったです~
前巻のマルグリッド王妃は分かりやすいあからさまな悪役だったけど
レオンハルトは全く正体を見抜けなくてまんまと騙されました~
本当にプロットが前2作よりかなり練り込まれてて
エルヴィンがアデリナの赤葡萄酒を飲んでも大丈夫になる解決法とかも
なるほど~と思わせられました。

キャラクターもアデリナは儚げな姿とは裏腹にたくましくて意志の強い所が魅力的だったし
エルヴィンもクセが強いけど領主としての仕事を誠実にこなしたり
幼い弟王子ハインツに優しくしてあげる所とか
魅力が自然に書かれてたのが良かったです~
個人的にアデリナの上司のコール上官の絶対領域へのこだわりも好きです(笑)
かと思えばアデリナがレオンハルトに襲われたところにかけつけた時には
露出は少ないけど上司らしく的確に指示を出す所とかかっこよかったし、
マルクとアデリナのラストでの謎の連係プレイとかも笑ったし、
死にキャラがほとんどいなくて良かったです。
このシリーズの王様は人でなしばかりだったけど
今回の3王子の父親の国王は気弱ながらも良い人だったし。
クラウディアもシリーズ中随一の好感度!!

かなりエロエロで仄暗い雰囲気のお話で拒否反応ある人もいると思うけど、
私は全体を通して凄く萌えられたし楽しめました~
今後シリーズ続けていくのは色々大変だろうけど、
文句なしに今作はシリーズ一番の出来だと思います。
宵マチさんの挿絵も繊細で儚げな感じが
誰かも言ってたけど世界観に合ってて美しくて素敵でした。



あと一応全年齢向けのブログなので言ってなかったけど
この数ヶ月位少女小説の朝ちゅんでは飽きたらず
TLにも初めて5,6冊手を出してたんですが、
どれもあまり合わなくてやっぱり純情少女小説が至高!!と思ってたのですが
先月買った館山緑さんのジュリエット文庫
「プリンス・ギャンブラー 王子様は策略がお好き」は
ネットの評価は凄く悪かったけど個人的にはめちゃくちゃ好きでした。
TLって最初は政略結婚で無理矢理奪われて…とかが多くて
最後はハッピーエンドでも心が荒むのがアレだったけど、
この作品はヒロインのアンネマリーとヒーローのカイが
幼い頃に1,2時間だけ遊んだだけのお互いのことを凄く大事に思って成長して、
再会してからゆっくり恋を育んでいく感じが凄く可愛くて、
カイの穏やかな王子様っぷりも素敵だったしアンネマリーも気が強くて好感持てたし
ギャンブル物という珍しい題材で
アンネマリーとカイの賭けに使われるポーカー、ブラックジャックといったゲームの描写も
複雑で理解できないところもあったけど新鮮で面白かったです。
アンネマリーがフェーレンシルトがカイに危害を加えるかも知れないから
カイとは離れなくてはならないと思う理屈はよく分からなかったけど、
愛し合って想い合う2人がついに結ばれるという場面は
繰り返しますが全年齢ブログなので詳しくは語りませんが
凄くカタルシス有って、どろどろTLの中にあって一服の清涼剤の様な作品だと思いましたー
まあ描写は少女小説でも充分出せそうな位ぬるかったですけどね…
それがかえって良かったです。
たとえぬるくても、いやぬるい綺麗めな描写だからこそ
萌えて見守ってたカップルが結ばれる場面を見届けられるって
こんなに幸せなんだなーと思いました。
話題が話題なので書こうか迷いましたが萌えた気持ちを残しておきたかったので(笑)
タイトル通りです。また画像無くてすみません…
というわけで28日にブックオフで買った村上春樹の「騎士団長殺し」、
第1部「顕れるイデア編」第2部「遷ろうメタファー編」読了しましたー
第1部は読むのに11時間半、第2部は3日間にまたがって読んで14時間半かかりました…
合計26時間か…丸一日以上かかったのか…

感想、結論から言うととっても良かったです!
私あまり言ってないけど結構なハルキストで
無人島に一冊だけ本持って行くならノルウェイの森(2冊あるけど)だし
風の歌を聴け以外は村上春樹作品全て読んだと思うけど(エッセイ以外)、
その中でもかなりお気に入りの作品になりました。
1Q84は面白かったけど主人公と青豆がやっと出会ったところで終わってて
謎のカルト教団の下りとか凄く引き込まれて読んでたのに
全く謎が明かされずに終わったので
兄がもらってきてただで読んだのにも関わらず壁投げ本でしたが、
今回は3000円弱出したのも無駄ではなかったどころかそれ以上の値打ちはあると思いました~

騎士団長殺しというタイトルをまず見てオペラ「ドン・ジョヴァンニ」に関係した話なのかな?
と言うのは予想できましたが、何となく暴力的な荒々しい話を想像してたら
良い意味で予想を裏切られました。
1Q84は視点が章ごとに主人公と青豆と交互に変わったのでちょっと読みづらかったけど、
今回は主人公の「私」の視点で一貫してたので読みやすくて良かったです~
主人公の職業が画家と言うのも上野で美術展行って帰ってきたばかりで
自分の絵を描くことについてもちょっと思う所あったのでタイムリーでわくわくしました。
村上春樹は小説家なのに絵描きの心理を凄くよく分かってて凄いなあ。(小学生並みの感想)
第1部序盤の妻から離婚を言い渡された私が
車に乗って北国を放浪するあたりはちょっとだるかったけど、
雨田具彦の家に住むことになって免色と出逢うあたりでもう引き込まれてました~
そのまま免色という男の謎めいた人間性にどんどん興味を惹かれて、
夜中に鳴る鈴の音で目が覚めて雑木林の中の穴をみつける所は
春雨物語の中の入定仏の話とか凄く面白くて、
耳袋みたいな昔の日本の不思議な話というか怪異譚が大好きな私にはたまらない展開でした。

騎士団長が初めて登場して話す所は
谷崎純一郎(読んだこと無いけど)読んでたらいきなりラノベになったみたいな
もの凄い違和感を感じて、無理にキャラ付け頑張らなくて良いのに…と思いましたが
慣れたらその味のある話し方がどんどん好きになってる自分がいました(笑)
雨田具彦がウィーン留学時代反ナチ抵抗組織に身を置いてたらしい事が分かる辺りが
一番わくわくしてたかなあ。
ラスト近くの秋川まりえが行方不明になっていた4日間
免色の家でどの様に身を潜めていたかが延々語られるところは
え、もっとあの辺やあの辺の謎も知りたいんだけど…いつまで続くの?
と思ったし
ラストの章の一つ手前の章では
1Q84や他の多くの村上春樹作品と同じく謎がほとんど解明されなかったけど、
1Q84の宙にほうりなげられたみたいな分からなさじゃなくて
色々想像の余地がある良い分からなさなのが良かったかな、と思いながら読んでましたが、
ラストの章「恩寵のひとつのかたちとして」を読み終わったときは
実際にはほとんど何も明かされてないにも関わらず
全ての謎が解明されたような、心地良い満足感に包まれました~
村上春樹作品の中でも随一のハッピーエンドだと思いました。
思えば主人公と配偶者との間に子供が出来る村上春樹作品って初めてでは?

阪神大震災の後に書かれた「神の子どもたちは皆踊る」では
村上春樹がまだ起こったことを整理しきれずに荒ぶっていた感じがしたけど、
東日本大震災を経て村上春樹の精神が何だか凄く健全な方向に傾いてるというか、
良い意味で変質していった様な印象を受けました。
3・11から大分時間が経っていることもあるでしょうが、
私が雨田具彦の家で過ごした8ヶ月間の間に
どんな困難な状況に陥っても必ずなにかが導いてくれるという
確信を持つようになった事がとても良かったなあと。
どちらかと言えば今までの村上春樹作品のラストって
一筋の希望はあるけどその後はどうなるか誰にも分からないよ、って感じだったのが、
いくらか楽観的になった感じがするというか。
物語の始めではまだ人生を始めたばかりのような気分だった私が
一連の不思議な出来事を経験して
ラストでそのなにかが導いてくれるから
何があっても大丈夫だという強さを身につけたのが凄く良かったです。

ラストで色々なことが収束していって
秋川まりえが13歳の頃のことを昔のこと、と思っている事とか、
私が色々なことを懐かしく思っている感じや
登場人物たちのその後が淡々と語られていく感じは
同じく一気読み必至の
トリイ・ヘイデンのノンフィクションみたいな終わり方で良いなあと思いました。
免色のキャラも凄く好きだったので不幸になって無くて良かった。
私と免色が全くの音信不通になったりしてなかったのもほっとしました。
村上春樹作品はキャラクター一人一人の役割というかポジションが
舞台劇のようにはっきりしていて、
いつもの友人ポジションの雨田雅彦も彼の出てくるパートも好きです。
私が教えている絵画教室の生徒の年上人妻のガールフレンドとかも好きだなあ。

そして何と言っても村上春樹の小説は
手の中でころころ転がして何度も何度も確かめたくなるような
魅力的な文章や言葉がたくさん出てきて、その独特の言語感覚に夢中になります。
各章の章タイトルもざっと目次を見て確認して
それから1章1章どんな意味なのか楽しみに読んでいくのが凄く面白かったなあ。
1Q84では「蝶を起こさないように静かに」という章タイトルだけ覚えてますが、
今作で一番好きだったのは
第36章の「試合のルールについて全然語り合わないこと」でした。
読む前から何か好きと思ってて、読んで意味を知ったらもっと好きになりました。
年上の人妻のガールフレンドの言いたいことが凄く良く分かって。
ジャングル通信とかも好きだったなあー

とにもかくにも、まるでRPGの様に
1つのイベントが終わったと思ったらまた次の心惹かれるイベントが発生するみたいな感じで
次々と気になる展開が連続していくのでとにかく続きが読みたくて
一気に読めてしまいましたー
これだけの長編をほとんど飽きさせず最後まで読ませるって凄いと思います。
そして雨田具彦が騎士団長殺しという絵に込めた寓意が
何となくだけど輪郭をおびてじわじわと浮かび上がってくる感じが良かったですー
読みながらしょっちゅう立ち止まって
文章を噛んで含めるようにじっくり租借して味わっていくのも楽しかったし、
しばしば自分の個人的な思考に意識が飛ぶこともありましたが、
長らくしていなかった
「自分のしている思考を1つ1つきちんと言語化して意識に収めること」
の楽しさ、大事さも久々に思い出しました。
村上春樹の小説にはそうさせる地力みたいな物があると思います。
個人的に海辺のカフカも結構完成度高いと思うけどそれより好きかなー
何度も言うように村上春樹が良い意味で丸くなったのを感じました。
3年後くらいに図書館で借りて読めばいいや…と思ってたけど
発売からすぐに読んでみて良かったです!
村上春樹ワールドを堪能できたとびきり不思議で暖かい小説でしたー
読み終わった後無性に「ばらの騎士」が聴きたく(観たくではなく)なりました。
お久しぶりです。
ツイッターには浮上してたので心配はされてないとは思いますが、
ブログ放置しててすみませんでした。
2月半ば位からずっと太っては無理に痩せてまた食べまくってリバウンド、
を繰り返しててまともな文化生活を送れてなかったのでブログに書く事がありませんでした。
今やっと体重が安定してきて色々意欲が戻ってきたので良かったです…
1㎏太ったからって何が変わるわけでもないと頭では分かってはいるんですが
私の人生の中で体重ってかなりのウェイト(体重だけに)を占めてるんだなあと実感しました…
でも本当は何㎏になろうが気にしないで美味しい物食べられるようになりたい!
意識改革からかなあ。


村上春樹の騎士団長殺しを28日にブックオフで買ってきて、
今読んでる途中なんですが
面白くて続きが気になってしょうがないので読むのは苦痛ではないんですが、
じっくり言葉を味わって読んでるので読むのにもの凄く時間がかかる…;;
第1部は徹夜して11時間半で読み終わりましたが
第2部は半分読むのに8時間かかりました…
こんなに連続して本だけ読んでるといくら内容が面白くてもさすがに疲れるし辛いです…
でも買ってから時間が経てば経つほど世間の話題の鮮度が薄れていくのが惜しくて
貧乏根性で読み進めてしまいます。
明日作業所から帰ってから徹夜で読破コースかなあ。
読んだら感想書きますね。


で、今回はまた少女小説の話なんですが、画像がないのはどれもネガティブな感想だからです。
萌えた小説の感想書くのは本当に楽しいので読書記録もかねて書いてるんですが
ネガティブオンリーの感想は書くの躊躇うなあ。
楽しめなかった、もっと言えばお金無駄にしたレベルの小説のことを
長々と文句書いても時間がもったいないし読んで下さる方もつまらないだろうし
書こうかどうしようかと思ったのですが、
ちょっとこれは本当にどうかという物に当たったので
供養のつもりで書いておきます…
ネットにも書き込んでいくつか同情の言葉を頂いたのでもうほとんど供養はすんでるんですが。
しかし私毎回結構合わなかった小説のことは設定がばがばとか
ヒーローに魅力無いとかかなり辛口で書いてますが
それ全部自分の創作に特大ブーメランなんだよなあ…
人様が読んだ自分の創作もきっとこんな風に思われてるんだ…と思うと
ひとりよがりって本当に恥ずかしいなあと反省しました。
まあやめませんけどね…


そんな訳で最近読んだコバルト文庫は
秋杜フユさんの「ひきこもり神官と潔癖メイド 王弟殿下は花嫁をお探しです」
我鳥彩子さんの「公主様のお約束! だからたっぷり愛でられる」
はるおかりのさんの「後宮幻華伝 奇々怪々なる花嫁は謎めく機功(からくり)を踊らす」
の3冊。

ひきこもり神官は表紙デザインが凄く良かったけど
発売当時ネットで炎上してて凄く評判悪かったので
近所のブックオフで半年くらいずっと安くなるのを待ってたのですが、
ふと別のブックオフで安くなってたのをみつけて粘り勝ち!とほくほくで買ってきました。
結果、うん…粘って正解だったかな…
壁投げレベルとまでは言わないけど安くなる前に買ってたらかなり後悔してたと思います。
炎上してたヒロインがヒーロー以外の男性との間に子供をもうけてるという設定は
それを一切あらすじやキャラ紹介に出さずに売り出した編集側のモラルは別として
心してたので特に抵抗はありませんでしたが、
いかんせんそれを覆してあまりあるほどのカタルシスが無かったなあ。

アレサンドリ神国という国がどういう体制で光の巫女や神官という物がどういう役職で
光の精霊と闇の精霊がどういう物なのかという設定が曖昧模糊としてるので
それら精霊を行動原理にしている登場人物の心情が理解しづらくて読みづらかったです。
ベネディクトとディアナが想い合うようになるエピもこれといって思い出せないしなあ。
激甘のディアナスペシャルをベネディクトが気に入って飲んだくらい?

ヴォワールの間諜に王家の人間の証である指輪を証拠に
ディアナがヴォワールの元皇太子妃だったと暴かれて
ベネディクトが密かにそっくりの宝石を作らせていたのを持ち出してかわす所とか、
精霊の力で本物の指輪の紋章が間諜に見えないようにしてたとかご都合主義で萎えました。
ラスト近くなって唐突に登場するヴォワールのディアナの幼なじみの青年も
2人をくっつけるだけの役割の当て馬で可哀想でした。
でもベネディクトがディアナにミシェルは死んだんだと現実を突きつけて
フェリクスに「僕を言い訳にしないで。僕の事を考えるなら母様の幸せを考えて」
と言われて自分はミシェルの死を受け止められないから
フェリクスを言い訳にしてずっと逃げていたのだと気付いて感情が決壊するところは
ディアナが押し殺したり堪え忍んできた7年間分の苦労や悲しみを感じさせて良かったです。


公主様のお約束!は最初の内は全美女的水泳大会とか
花蓮の父親と好男子(イケメン)談義で盛り上がる玉帝とか結構楽しんで読んでましたが
何分贅沢な身の上の2番煎じ展開ばかりで
スピンオフとして読むには
贅沢な身の上のヒーロー天綸やその他キャラ達の活躍が半端に物足りないし
かといって新キャラの玉帝やヒーローの楽瑤の異父兄や王母娘娘の活躍も突き抜けてないし
何より楽瑤の魅力が全く分からないのが致命的…
花蓮が仙桃の力で本来の姿とは正反対の賢夫人になってしまう所と
湖人美女に成長した鳴鳴の挿絵が見られたのだけは良かったですが。
あと後書きの我鳥さんのテンションが凄く痛々しい…
自キャラをちゃんづけとかヒーローをがっくんとあだな呼びとか…


で、真打ちのはるおかさんの後宮幻華伝ですが…
発売日の1日に同じく新刊の
長尾彩子さんの「聖女が魔を抱く童話」とどっち買うかかなり迷ったのですが
はるおかさんの安定感を信じて安全牌として買ったのを後悔しました…
これならタイトルは後宮哀史とでもしてTLで出した方が良いんじゃ…と思うくらい
無駄な残虐要素とエロのオンパレードでした…
テーマは自由にならない身の皇帝と妃達の悲哀と赦しなんでしょうが、
ヒロインの緋燕もヒーローの皇帝遊宵も自分の目的のためには手段を選ばなくて
周りはどんどん不幸になっていくのに
当の2人だけは何やかんや言い訳や形ばかりの逡巡をしながらも
結局ラブラブで幸せになっていく展開について行けませんでした。
緋燕が宦官と不貞を働いた妃を復讐の手駒にするために
子供を孕めなくなる宮刑を受けることを入れ知恵した所が一番胸くそでした。
そんな事をしておきながら甘甘な会話を交わされても冷めた目でしか見られないんですけど…
ヒロインとヒーローが結ばれるのって少女小説の一大イベントだと思うのに
それがあまりにもあっさり流されてるのも何だかなあ。
はるおかさんいつも一定以上の水準を保ってるし
糖度が振り切ってる感じが初見で衝撃で安定感を求めて買い続けてきたけど
このシリーズで完全に見切りを付けました。
また洋物書いてくれるなら買うかも知れないけど
もともと中華物好きじゃないし後宮シリーズはもう絶対買わない…
ブックオフで安くなってるのを探しもとめる楽しみを逃すのは残念だけど
表紙と設定が凄く好みな長尾さんの聖女が魔を抱く童話を新刊で買って口直ししようと思います…
こちらも今までのシリーズを考えるとあまり期待は出来ないけど
少なくともはるおかさんの胸くそ展開よりはマシだろう…

今年は構想浮かばないし描けないかな…と思ってたけど何とか描けましたバレンタイン絵。
バックがCGとアナログの違いこそあれほぼ去年と同じですが…
アイデアが浮かばなかったのでせめてアナログで描けばまだ違う雰囲気になるかな?
と思い構想を練るのは服だけで諦めました。
服全体的にはまあまあ気に入ってるけど襟周りの黒レースは失敗だったorz
白と水色で甘甘な雰囲気にするつもりが黒の主張が強すぎて台無しですね…
でもいつもデジタルで描いてるチョコをアナログで描くのは
めんどくさかったけど楽しかったです。お気に入りはハートのチョコ。
しかしバックの色もっと明るい水色にするつもりが
持ってるコピックスケッチが思ったより濃かったみたいでほとんど青になってしまった…
まあこれはこれで良いか…
2月14日いっぱいまでTopに置いておきます~
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小雨
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自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
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