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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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簡単に舞台感想♪


絵は今月始めに描いたオリキャラ・戸倉姉妹の三女、菖蒲子と四女、椿子。
昭和初期ごろの旧家のお嬢様という設定で、ちょっと細雪みたいな感じです。
名字はとのくら、なまえはそのままあやめことつばきこと読みます。
flowersの大正浪漫な作風が特徴の漫画家さん、若眉ぎん先生が
作品の中でキャラに付けてた「菫子」という名前がとても素敵だなあと思ったので、
私も花の名前でそのままでも名前として成り立つけど、あえて子を付けても可愛い名前…
と考えて、葵子、桔梗子、菖蒲子、椿子の4姉妹が生まれました。
私にはありがちですが、完全に名前から先に生まれたオリキャラです(^o^;)
菖蒲子は初出の去年描いたハイカラさんルックの絵と大分違っちゃったな…
いや椿子も初出の同じく去年描いたモノクロ絵とは別人…(((^^;)
髪の描き方をある絵師さんの真似したので別人感が強くなってしまいました。
菖蒲はとても奥ゆかしくて美しい花で好きなのでもっと可愛い子に付けたかったけど、
菖蒲子が最初に描いた時平凡顔になったので姉妹の中で一番平凡な設定になりました(ヽ´ω`)
椿子は姉妹で桔梗子の次に美人。
菖蒲子は14歳の女学生で、椿子は13歳で病がちなので学校には行っていません。
それぞれの名前の着物を着ているのですが、今の季節特に椿柄は暑そうですね(^-^;
着物絵は着物の柄だけでなく帯、帯締め、帯留め、半襟、足袋等、
パーツが多く色合わせを考えるだけでも大変で作画コストがめちゃくちゃ高いのですが、
その分頑張ると豪華になるのでやりがいがあります~
姉の桔梗子も描いたので続いて載せたいです。


25日にWOWOWでやっていた宝塚の「ピガール狂想曲」、面白かったです~
母の死で借金取りに追われていたジャンヌは、
髪を切り男装して憧れていたムーラン・ルージュで働くことに。
そこで支配人のシャルルから、
今話題の小説「クロディーヌ」の作者ウィリーの美貌の妻で
実はクロディーヌのゴーストライター・ガブリエルを
ムーラン・ルージュの舞台に立たせる様に説得するようにと言われ…

シェイクスピアの十二夜を下敷きにしているそうですが、
私は十二夜のストーリーも良く知らず、
女性が男装して女性から愛されることになるという位しか知らなかったのですが、
それでも全く問題なく観られて良かったです~
セットも衣装もちょっと質素(((^^;)な感じでしたが、
冒頭のウィリーと共に取材に応じるガブリエル役の美園さくらさんの
ストライプを大胆に使ったモノトーンのデイドレスがとってもエレガントで、
美園さんの美貌を引き立たせていて素敵でした~(///∇///)
その後のムーラン・ルージュの前での人々の歌と踊りも
明るく楽しく、程好くオールドファッションな雰囲気で好きです。
時代的にもっとふりふりいっぱいの
豪華で優美な衣装が観られると思っていたので
その点は少し残念でしたが、
質素ながらも可愛らしい女性達のドレスは良かったです。
ムーラン・ルージュの踊り子達もみんな可愛い♥
特にイヴェット役の方の髪型とドレスが色合いとか好きでした♪
ハーフアップに大きなリボンっていかにもって感じで可愛いですよね~(*^▽^*)

ジャンヌ/ジャックがシャルルに惹かれるのもとても自然な流れで理解出来て良かったです。
ガブリエルが「もう夫のゴーストライターは嫌‼これからは女性も自立する時代よ‼」と
ウィリーからの手紙をぐしゃぐしゃにする所も可愛かった(笑)
これも前回書いた5月の花嫁学校と同じく、
女性も自分の力で花開く事が出来るという、
現代的なメッセージが小気味良く込められていて
そこに十二夜から着想を得て、
ジャンヌにそっくりな顔の貴族の腹違いの兄がいて、
彼がジャンヌを探している過程でガブリエルと出会い恋に落ち、
シャルルとジャンヌもまた上手く結ばれるという
誰が観ても共感出来る心暖まるミュージカルに仕上がっていて良かったです~
ジャンヌを追う借金取りのマルセルがムーラン・ルージュに乗り込むとき、
「チケット代を払ってください」というチケット係に「俺を誰だと思ってるんだ~⁉」と言いつつ
「いくらだ‼」と言う所の芝居とか笑いました(笑)
脇キャラもそれぞれ良い味だしてて、良くまとまった良い舞台でした~
振り付け師のミシェルも好き。
女性のヅカ俳優が男装してオネエキャラを演じるというややこしい所が好きです。
ラストのレビュー部分は良くも悪くもヅカだなあという感じでしたが、
薄紫のドレスの娘役と男(役)性のデュエットは解放感のような物を感じて感動しました。


後もう1つ、
13日にNYのラジオシティ・ミュージックホールで開催された第75回トニー賞授賞式、
生でも録ってたのですが結局観ず_(^^;)ゞ後日字幕版で所々飛ばして観ました~
ミュージカル衣装デザイン賞とか、興味ある賞だけ観たのですが
舞台美術や衣装に携わる仕事にはとても興味があるので面白かったです。
2019年に来日公演を観に行ったミュージカル王様と私に出演していた
同作品でトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞したアンナ役のケリー・オハラと
同じくミュージカル助演女優賞を受賞したチャン夫人役のルーシー・アン・マイルズが
今回のプレゼンターとして出演していたのは嬉しかったです♪(*≧∀≦*)
生の舞台を観た女優さんがTVに出ているのって不思議な感じだわ~
ミュージカル作品賞のノミネート作品のステージパフォーマンスも
それぞれに個性豊かで楽しかったです~
私が特に気に入ったのが、ミュージカル衣装デザイン賞とミュージカル楽曲賞を受賞した「SIX」。
ヘンリー8世の6人の妻達が現代に蘇り、
自分がどれ程酷い仕打ちを受けたかを歌で訴えリードヴォーカルの座を競うと言う作品で、
王妃様だらけというのも私のツボだし、言葉遊びや韻を踏んだ台詞や歌もお洒落で、
「離婚、斬首、死亡。離婚、斬首、生存」と
6人の妻達の末路を語る導入部から
人種の異なる現代的な女性達がヘンリー8世に受けた仕打ちをはすっぱに語り歌う所が
とってもノリノリで楽しかったです~♥
ジェーン・シーモアの「唯一愛された妻」という独白に「ムカツク」と言う他の妻達の所好き♪
パフォーマンスの後
このジェーン・シーモア役の方がダンサーで代役だったという事が語られる所も
ブロードウェイ魂だなあと感動しました~((o(^∇^)o))
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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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