忍者ブログ

雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

くるみ割り人形と秘密の王国

今日はセンター北のイオンシネマ港北ニュータウンに
ディズニーのくるみ割り人形と秘密の王国観てきましたー
Xmas大好き仲間のjunさんとのいよいよ本格的なXmasシーズン到来時期のデートvv
2人で観るとあれこれ語り合えるのも楽しかったわ~vv


まず冒頭の空を飛ぶフクロウの目から観た
ロンドンの鳥観がとってもわくわくして引き込まれましたー
クリスマスマルクトみたいなスタンドがある所とか、
あんな風景大好きなので目がハートになりましたvv
お馴染みのくるみの序曲のピアノアレンジも新鮮で素敵ーvv
全体的に、チャイコフスキーのバレエくるみ割り人形のお馴染みの名曲の数々が
ここで使ってくるかー!!とかこういうアレンジでくるかー!!というのを聴くのが
バレエファンにはとっても楽しかったです~vv

舞台をドイツから19世紀ヴィクトリア朝のロンドンにしたのはちょっと不満だったけど、
何だかんだ言って秘密の王国のファンタジーパートより
現実のXmasイブのロンドンのパートの方がずっと好きでしたー
最初の母からのプレゼントをもらうクララ達姉弟のシーンとか、
Xmasパーティーの花のワルツに乗せての舞踏会シーンとか。
衣装デザインとっても素敵で、クララのパーティ衣装の淡い青紫のバッスル付き少女ドレスとか
長い艶やかな髪に結んだひらひらリボンとか萌え萌えでしたー
私も早くあれ位髪伸ばしてはいからさんルックしたい…
和洋問わず19世紀のお嬢様にでかいりぼんは鉄板スタイル!!ですね!
舞踏会の貴婦人達のヴィクトリアンドレスもみんな素敵で目移りしちゃう~vv
魔法の国のドレスでは、最後にクララが着ていたプリンセスドレスが
裾を引くながーいトレーンと華奢な銀細工のティアラが
まさにお姫様そのもの!って感じでとっても似合ってて美しかった~

ストーリーはディズニーだからバレエとは全く別物にしてくるだろうなとは予想してたので、
特にバレエとの違いに抵抗はありませんでしたが、
バレエの先入観で観てるとシュガープラムが悪役だとは全く思わなくて、
そこだけはびっくりでした。
クララの母のマリー何者?とかフィリップ特に見せ場もないしキャラ立って無くない?とか
言いたいことはいっぱいありましたが、
シュガープラムが魂のない意のままに動く兵隊を作り出して動かす所とかは象徴的で、
クララの母から贈られた卵の中に入っている鏡に映った自分を信じるというクララの強さに対し
シュガープラムが最後人形になってしまうのは、
マリー女王への想いを信じ切れずに肥大させてしまった故の
魂のない人形へと変わるという結末がとても対照的で、示唆的で面白いなあと思いました。
にしてもマイセン磁器みたいな人形になったシュガープラムめっちゃ可愛かった!欲しい(笑)

ラストはくるみのグラン・パ・ド・ドゥの曲のオルゴールに合わせて踊りながら
すれ違っていた父とクララの想いが重なり合い、
クララを案じるルイーズやフリッツも加わって、普遍的な家族愛の物語になっているのが
くるみの根幹となるテーマをきちんとオマージュしてあるなーと安心。
母さんと初めて踊った曲だ、というお父さんの言葉にまた泣けて、
ラストは再び華やかな花のワルツに乗せてのダンスシーンで
晴れ晴れしく終わって良かったです!
また貴婦人達のドレスに目移りする私が忙しいラストでした(笑)
エンドロールもバレエシーンも可愛くて綺麗で良かった。
リケジョクララという切り口がバレエしか知らない身としては実に新鮮で、
ディズニーらしい翻案だけど、
何度も言うようにちゃんとくるみの原点も大事にしている所がとても良かったです。
PR

劇場版はいからさんが通る後編─花の東京大ロマン─


という訳で前編から1年近く待たされましたが、はいからさん後編ようやく観て来ましたー!
ちゃんと後編もやってくれて良かった…;;本当に良かった;;
前編公開時点で後編の公開時期決まってないとか本当に大丈夫かと思ってましたからね!!


結論から言うと、ハードルかなり下げて観たので思ったよりずっと良かったですー
監督さんが変わったということで絵は前編のほうが可愛かったし、
ちょこちょこある変に今風の表現にしようとして失敗してる感は気になりましたが、
原作をかなり削って分かりやすい流れに再構成してて
原作の破天荒なテイストは無い分、
新たにアニメで補完された部分が全部気に入ったので良かったです。
編集長と紅緒が花村家に結婚の挨拶に行く所とか、ラストの炊き出しとか。

紅緒と環が2人で歌うゴンドラの歌が流れる中
キャラ達それぞれの想いが交錯する七夕のシーンも凄く美しくて好きでしたー
ゴンドラの歌の途中で女学生時代の紅緒と環が走る所も凄く好き♪
ラスト伊集院伯爵とおばあ様がせをはやみ~の和歌が書かれた短冊を燃やしてる所も良かった。
ラリサの事も認めんぞ!とか言ってたおじい様がラリサの遺骸の前でちゃんと手を合わせてたり
そういう細かい補完が凄く丁寧で良かったです~
主題歌も良かった!最後の子どもたちのコーラスとかちょっとみんなの歌感あったけど(笑)
紅緒が抱いてる秋星ちゃんが蘭丸の髪引っ張ってるカットの次で
笑ってる紅緒と少尉のツーショットとか音楽も相まって泣きそうになりました…;;

ただ鬼島と環の出会いのシーンの改変はねーよ(笑)
鬼島そういうキャラじゃないだろ…制作者側の乙女ゲーのやりすぎ感がありました(笑)
でも環も前編よりは魅力あったし、
伊集院家で庭師や家令やってる鬼島も
確かに原作ではここの間何やってるんだろう感あったのでこれはこれでありかな。
ラリサ関連も原作より無理無い流れになってて良かったです。

関東大震災のシーンはこれ制作費の三分の一位は使ってるだろって感じで怖かった;;
でも鬼島に言われて少尉が軍服に着替えて紅緒を探しに行くシーンはキター!って感じでしたvv
少尉も宮野さんの声含め理想の王子様でキュンキュンできるのはもちろん、
編集長のターンも素敵で櫻井孝宏さんの声がまた良くて紅緒羨ましいぞ状態でしたー
編集長のお母様も声は微妙だったけど私好みの美女で素敵でしたvv
ラスト編集長が無事で泣き崩れるお母様のシーンは感動でした。

全体的にかなり原作とテイストが違って、
これはいからさんである必要あるのか?というのは前編と変わらずでしたが、
後編も観て初めて劇場版はいからさんはこういう作品にしたかったのね、と分かった感じ。
何だかんだで作画も綺麗だしラスト泣けたし、観に行って良かったです!
紅緒のウェディングドレスのデザインも凄くモダンで可愛かったvv

500ページの夢の束(一部追記有り)

今日は板東橋のシネマジャック&ベティに
ダコタ・ファニング主演の「500ページの夢の束」観に行ってきましたー
ミニシアター系の映画は好きだけど実際に公開時に劇場に観に行く事は無いので
ミニシアター映画館の雰囲気に慣れなくて少し戸惑いました^^;;
しかも予想外に混んでた…口コミでお客さん増えてるのかな?
そんな訳で映画良かったです!


主人公は唯一の家族である姉と離れて施設に暮らす
スター・トレックが大好きな自閉症の少女ウェンディ。
ある日スター・トレックの脚本コンテストが開催されるのを知ったウェンディは
自分の書いた427ページもの脚本を手に
ロサンゼルスのパラマウント・ピクチャーズを目指す事に…

まず映画の色彩の使い方が凄く綺麗でお洒落で気に入りました♪
アメリカらしからぬ?上品で洗練された雰囲気がステキ。
ウェンディの着てるセーターの色の鮮やかさとか
そういうちょっとした所が凄く考えられてました。
にしてもアメリカの施設ってあんな豪華なんか…正直私もあんな施設なら住みたい。

全体的に実際はこんな色々都合良く事件起こらんやろ、って感じで
多少ロスまで向かう道中に起こる出来事にわざとらしさを感じないでも無かったですが、
自閉症という障害をリアルに描くというよりは、幾分寓話的というか、
理解し応援したいという観点で作られてる感じに好感が持てましたー
ウェンディがパラマウント・ピクチャーズの郵便部で脚本は郵便のみ受け付けると言われて
「書くのにどれだけ苦労したと思ってるの!最適な台詞を考え…書きたいことがあったから。
私にも普通の人と同じようにチャンスが欲しい!」と
心情を吐露するシーンがとても好きです。
決して渡ってはいけないと言われているマーケットストリートを初めて渡る所と、
パラマウント・ピクチャーズの入口までの横断歩道を渡るシーンにも
ウェンディの一世一代の決意と一歩踏み出す勇気が感じられて印象的でした。

ウェンディの姉オードリーの「すべてをこなせる人ってすごいと思う」という台詞に
障害を持った家族を抱えながら家庭を持ったり子供を持つ苦労や大変さが現れていて、
そういうちょっとした短い台詞で自閉症や障害者の家族の葛藤を端的に描いてる所も好きです。

ただスター・トレック全く知らないので、
知ってたらもっと楽しめたり理解が深まったんだろうなーとちょっと残念。
ウェンディが警察のおじさんにスター・トレックの中に出てくる言語で話しかけられる所とか
場内笑いが起こってましたが、私は何の言葉か全く分からず??でした^^;;

ウェンディを助けてくれた黒人のお婆さんや運転手どうなったんやとか
ソーシャルワーカーのスコッティがもっと美味しい役になりそうなのに掘り下げが足りないとか
色々言いたい事もありましたが^^;;
全体を貫くウェンディへの暖かい視線と、
ルビーを抱いたウェンディがオードリーに寄り添うラストシーンの
生命を抱くことの重さとそれを分かち合い支え合うふたりの女性、という構図が
とても暖かく象徴的で、美しい幕切れでとても良かったです。
猫派だけどピート役のわんこもめちゃくちゃ可愛くて名演技でした!(笑)

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー

今日は朝一番でイオンシネマ港北にマンマ・ミーア!2観に行ってきましたー
ここ数日良くて2時間半位しか眠れてないので
途中から目がしばしばして何とか眠気を追い払うのに必死で全く集中できなくて辛かった;;
それ抜きにしても内容は何だかなぁ~…
前作がパワフルでハッピーな快作だっただけに、全体的にパワーダウンしてる感じで残念でした。

ソフィ役のアマンダ・セイフライド老けちゃったな…
ストーリーも前作のような疾走感が無くて
現代のソフィのパートとリリー・ジェームズ演じる過去のドナのパートの往き来とか
よく考えられてるんだけどいまいち盛り上がりに欠ける感じでした。
冒頭オックスフォードのコミニュティ・カレッジを卒業した若き日のドナが
祝辞を読み上げる途中から「先生にキスしたら全てが変わった」と歌い出すシーンとか
先生まで踊り出したり、ミュージカルシーンは全体的にチャーミングで好きでしたー
ソフィのホテルにハリーの船で皆がかけつけてくれる所で
ダンシング・クイーンが流れるの泣けた。

好きだったのは過去のドナが朽ちた百姓小屋を歩くシーンと
現在の美しく改築されたソフィのホテルをソフィ達が歩くシーンがリンクするところ。
ドナとソフィの歩みが重なり、
ソフィが作りあげた物はそのままドナが作り上げた物なんだなーと
2人の軌跡が重なる良い演出でしたー
物語の筋に関係ないけど
過去のアポロニアスがウェディングドレス姿で海に飛び込む一連のシーンも可愛くて好きです♪

キャストではハリー役のコリン・ファースが好きなので
過去がキモいDTオタ男みたいにされたのはちょっと凹みました…
ターニャとロージーは相変わらずで良い味だしてて良かったですー
そして最後の最後までメリル・ストリープが本当に亡くなったのかと思って観てました…^^;;
ソフィがスカイと上手くいかなくなった理由とか良く分からなかったけど、
母から子へ受け継がれ続ける大切な夢や絆を描いた教会でのシーンは良かった。

エンドロールでの若い頃のパパ3人がちょっと気取って出てくる所とか好きでしたー
しかし前作でのソフィの友達2人はどこ行った…?
とにかく前作に比べるとどうしても単調でパワー不足でギャグもパンチに欠ける感があって
ストーリーにもいまいち入り込めなかったですが、
まあ前作の同窓会だと思えばこんな物かなという感じでした。
ラストのフェリーの通行所のおじさんはアドリブなのかな??

ピーターラビット


本日Xmas大好き仲間・junさんと映画ピーターラビットを観てきました~
いつもは張り切って書くデートレポですが、
今回は凄く楽しかったのですが何分ぶっちゃけトーク多めだったので^^;;レポは無しで。
代わりにこちらに書いておくと、
junさんは白い半袖カーディガンに黄色のお花模様のワンピで来て下さり、
いつもながら可愛いファッションがばっちりお似合いで眼福でした~
ピンク系のイメージが多いjunさんですが、黄色も新鮮でお似合いでしたvv
待ち合わせが109シネマズ港北に9時半だったので8時過ぎにお家を出てきて下さったそうで;;
いつもこちらまで出向いて下さり申し訳なくも有り難いです><

ではつづきからピーターラビットの感想~

・・・つづきはこちら

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- 雨の通り道 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]