雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
カテゴリー「映画感想」の記事一覧
- 2024.11.24 [PR]
- 2013.11.12 ハリー・ポッターと死の秘宝
- 2013.09.21 少年H
- 2013.07.20 風立ちぬ
- 2013.06.01 死ぬまでにしたい10のこと
- 2013.03.30 アンナ・カレーニナ
ハリー・ポッターと死の秘宝
- 2013/11/12 (Tue) |
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絵はイギリスつながりでヴィクトリアンなお嬢様。
名前も設定も考えてあるのですが、ドレスも絵もパラソルも全く満足いってないので
一発描きにしてももうちょっとマシな絵描いて改めて紹介したいです。
図書館でドレスのデザイン図解的な本見つけたのでそれ見て描こう…
あと次は瞳も赤にしよう。
金曜ロードショーの全部やりますハリポタ祭りかなり時間かかったけど
死の秘宝PART1、2共に観ましたー
その前の謎のプリンスがひたすら陰鬱でファンタジーなのに動きのない感じだったので
全然期待しないで観たのに、凄く良かった!!
つづきから特にPART1の方は見てから時間経ってるのでうろ覚えですが感想ですー。
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少年H
- 2013/09/21 (Sat) |
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今日は朝10時15分から映画「少年H」を観て、その後父の車で町田のブックオフ3店まわって
更に地元で電車に乗り2店回ってその全ての店で漫画やら画集やらDVDやら買ってきました。
買った本で両手ダンベル状態で辛かったです…
しかもある店で買った本が次行った店でもっと安く売ってたり
もっと綺麗なのがあったりの連続でした…まあ良いけどね50円かそこらの違いくらい…
少年Hは凄く良かったです。
水谷豊さん、相棒シリーズのおちゃらけたイメージしかなかったんですが、
凄く上手い役者さんだったんですね。
主人公のはじめ少年を演じた吉岡竜輝君もまっすぐな瞳がとても印象的で良かったです。
太平洋戦争前夜の神戸のハイカラな景色とかも凄く素敵で引き込まれましたが、
じわじわと戦争の足音が忍び寄ってくる感じが凄くリアルで、
これは決して過去の物語でなく、今まさに起ころうとしている事なのかも知れない…
と感じさせられました。
1945年3月の神戸の空襲のシーンは本当に恐ろしくて、戦争は絶対嫌だなあと強く思いました。
そして戦争が終わった後もはじめ少年の闘いは続きます。
敗戦前は軍国主義を掲げて暴力をふるっていた横暴な教官が戦後は共産主義になっていたり、
敬虔なキリスト教徒の母がお米を戦災者住宅の隣人や見ず知らずの復員兵に分け与えるのを
許せなくて、父親の盛雄に答えを求めるはじめ少年。
大人達の欺瞞や世界の理不尽、矛盾にぶち当たり、納得のいく答えを探しますが
お父さんもお母さんもどうしようもなく普通の「人間」で、
少年の疑問に答えてあげられないところが凄く胸に迫りました。
けれど終戦後、15歳になったはじめ少年がかつての父と同じように
外の世界に一人で出ていく事を決め、大好きな絵を描くことを仕事にするラスト、
先輩の看板職人に自分が描いているフェニックスの名前の由来を
「何度焼かれても必ず生き返る、せやから不死鳥言うんや」と教えてもらい、
「不死鳥か。良いですねそれ!良いですよそれ!」と頷きながら絵を描き続けるはじめ少年、
彼の描いている看板のフェニックスが
力強く何度でも蘇る少年の魂の強さを象徴しているようで、とても印象的な幕切れでした。
こういう戦争を経験した人の手による小説や映画がいつまでも残ると良いなあと思います。
あと10年もしたら戦争のこと覚えてる人誰もいなくなっちゃうんだもんな…怖いです。
風立ちぬ
- 2013/07/20 (Sat) |
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ピンぼけ写真ですみません;;
映画上映後撮ったので出口から出てくる人の邪魔になると思い撮り直せませんでした;;
風立ちぬ、華麗なるギャツビー観に行った時4分の長い予告編観て観たい!!
と思いまして私にしてはジブリ映画では異例の公開日に観に行く事に。
でも混んでるかなーと思って三日前にネットでチケット取ったけど、
そこそこお客入ってたけど想像してた長蛇の列はありませんでした。
もののけ姫の初日は1時間半並んだのに…
まあ今回は子供向けじゃないしね…実際子供ほとんどいませんでした。
映画、とっても良かったです!いち早く観に行って良かった!
つづきからネタバレ満載の感想ですのでこれから観に行かれる方はご注意下さい!
死ぬまでにしたい10のこと
- 2013/06/01 (Sat) |
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昨日の夜11時45分~今日の深夜までBSプレミアムでやっていたのを観ました。
前にも日本語吹き替え版のビデオレンタルして観たことあるんですが、
良かったという事以外ほとんど覚えてなかったのでもう一度字幕で観られて良かったです!
まず冒頭、雨の中に佇む主人公、アンの印象的な独白シーンから物語は始まります。
この映画、スペインとカナダの合作という事ですが、
フランス映画の様に色彩が美しくて映像がとても綺麗。
大学の夜間清掃の仕事をしているアンは、
17歳で結婚し、今では二人の女の子と愛し合う夫と共に幸せに暮らしているが、
ある日突然医師から卵巣に腫瘍が出来ており余命は2,3ヶ月だと告げられる…
とにかく登場人物の一人一人が凄く良い人で、一生懸命生きているのが良いなあと思います。
挙式の前日に婚約者に逃げられ過食症になったアンの仕事仲間、
アンの結婚を快く思っていないアンの母親、
アンに死の宣告をするのをためらうトンプソン医師、
イメチェンをしたいと言うアンにブレッドヘアを勧める美容師、
コインランドリーでアンに出会い狂おしい恋に落ちるリー…
アンの夫ドンも、とても天真爛漫で甘え上手な所が母性本能をくすぐる感じで可愛い。
二人の子供達、ペニーとパッツィも凄く子供らしくて愛らしいです。
トンプソン医師に腫瘍が出来ている事を告げられるシーンがとても悲しいけど良いです。
「患者の目を見て死の宣告は出来ない」とアンの隣のベンチに座り語るトンプソン医師、
今まで何百人と同じ告知をしてきただろうに、
それでも面と向かって死を告げるのは出来ない、という所が、
彼の医師として患者に向き合う真摯さと悲しみを感じさせて。
アンがそれを聞いて2,3度医師の方を向いてはまた正面を向き直り、
すっと涙を流すところも凄く好きです。
死の宣告をされる時って激しい感情じゃなくてこういう静かな絶望なのかな、という感じで。
アンを演じるサラ・ポーリーが凄ーく美しくて、
アップになる度にその理知的な美しさに思わず見とれてしまいました。青い瞳が特に綺麗。
子供達に毎日愛してると言う、子供達に18歳の誕生日まで毎年メッセージを送る、
夫以外の人と付き合う、子供達が気に入るママを見つける、と
死ぬまでにしたい事をリストアップするシーンも好き。
メモをした文体の筆跡が画面に浮かぶところが良い演出だなあと。
夜中にこっそりトレーラーを抜け出して娘達へのメッセージをビデオに録る所は泣けました。
リーと出会い、惹かれ合っていく所も、
現実では不倫は絶対許せないけどこの映画では全然嫌悪感無かったです。
リーのキャラがまた良く出来すぎてて、
こんな引き際いい男じゃなかったらどうするつもりなんだーと思いましたが、
自分が悲しくなると分かっていながらもアンの夫ドンが迎えに来る姿を車の中から見てる所とか、
バックミラーに映ったリーの悲しげな瞳がとても切なかったです。
アンがリーに別れを告げるシーンで顔をくしゃっと歪めて涙を流すところも良かった。
決してお遊びじゃなく、リーの事も本当に恋してたんだな、と言うのが伝わってきて。
アンの隣に住むもう一人のアンも、ベリーショートが似合う素敵な女性で、
彼女のエピソードもキャラクターもとても好きです。
そして10年間刑務所に入っている父をアンが訪ねるシーンも。
どんなワル親父なのかと思いきや気弱でいい人そうなお父さんだったのが意外でしたが、
「相手がして欲しいと思っているようには愛せない人間がいる」
という台詞がとても深かったです。
とにかくエピソードの一つ一つに無駄が無くて有機的に物語と結びついていて、
シーン作りが凄く上手い映画だなと思います。
子供達と遊ぶシーンとか、ドンとの会話とか本当の家族みたいな情愛が感じられて素敵でした。
ラスト、アンが亡くなった後の各キャラクター達のその後が描かれる所、良かったです。
特にアンから娘達へのメッセージを撮ったテープの保管を頼まれていたトンプソン医師が
そっとテープの入った箱を開ける所が印象的でした。
アンがいなくなった後のドンと娘達、もう一人のアンが仲良く暮らしている様子が
人がいなくなるというのはこういう事なのかな…と思わせられて悲しかったけど、
残された人はそれでも新しい日々を送っていかなければならないんですよね。
最後アンの独白の後に「マイライフ・ウィズアウト・ミー」と原題が浮かぶのが、
原題の意味も切なくて感動的でした。
前にも日本語吹き替え版のビデオレンタルして観たことあるんですが、
良かったという事以外ほとんど覚えてなかったのでもう一度字幕で観られて良かったです!
まず冒頭、雨の中に佇む主人公、アンの印象的な独白シーンから物語は始まります。
この映画、スペインとカナダの合作という事ですが、
フランス映画の様に色彩が美しくて映像がとても綺麗。
大学の夜間清掃の仕事をしているアンは、
17歳で結婚し、今では二人の女の子と愛し合う夫と共に幸せに暮らしているが、
ある日突然医師から卵巣に腫瘍が出来ており余命は2,3ヶ月だと告げられる…
とにかく登場人物の一人一人が凄く良い人で、一生懸命生きているのが良いなあと思います。
挙式の前日に婚約者に逃げられ過食症になったアンの仕事仲間、
アンの結婚を快く思っていないアンの母親、
アンに死の宣告をするのをためらうトンプソン医師、
イメチェンをしたいと言うアンにブレッドヘアを勧める美容師、
コインランドリーでアンに出会い狂おしい恋に落ちるリー…
アンの夫ドンも、とても天真爛漫で甘え上手な所が母性本能をくすぐる感じで可愛い。
二人の子供達、ペニーとパッツィも凄く子供らしくて愛らしいです。
トンプソン医師に腫瘍が出来ている事を告げられるシーンがとても悲しいけど良いです。
「患者の目を見て死の宣告は出来ない」とアンの隣のベンチに座り語るトンプソン医師、
今まで何百人と同じ告知をしてきただろうに、
それでも面と向かって死を告げるのは出来ない、という所が、
彼の医師として患者に向き合う真摯さと悲しみを感じさせて。
アンがそれを聞いて2,3度医師の方を向いてはまた正面を向き直り、
すっと涙を流すところも凄く好きです。
死の宣告をされる時って激しい感情じゃなくてこういう静かな絶望なのかな、という感じで。
アンを演じるサラ・ポーリーが凄ーく美しくて、
アップになる度にその理知的な美しさに思わず見とれてしまいました。青い瞳が特に綺麗。
子供達に毎日愛してると言う、子供達に18歳の誕生日まで毎年メッセージを送る、
夫以外の人と付き合う、子供達が気に入るママを見つける、と
死ぬまでにしたい事をリストアップするシーンも好き。
メモをした文体の筆跡が画面に浮かぶところが良い演出だなあと。
夜中にこっそりトレーラーを抜け出して娘達へのメッセージをビデオに録る所は泣けました。
リーと出会い、惹かれ合っていく所も、
現実では不倫は絶対許せないけどこの映画では全然嫌悪感無かったです。
リーのキャラがまた良く出来すぎてて、
こんな引き際いい男じゃなかったらどうするつもりなんだーと思いましたが、
自分が悲しくなると分かっていながらもアンの夫ドンが迎えに来る姿を車の中から見てる所とか、
バックミラーに映ったリーの悲しげな瞳がとても切なかったです。
アンがリーに別れを告げるシーンで顔をくしゃっと歪めて涙を流すところも良かった。
決してお遊びじゃなく、リーの事も本当に恋してたんだな、と言うのが伝わってきて。
アンの隣に住むもう一人のアンも、ベリーショートが似合う素敵な女性で、
彼女のエピソードもキャラクターもとても好きです。
そして10年間刑務所に入っている父をアンが訪ねるシーンも。
どんなワル親父なのかと思いきや気弱でいい人そうなお父さんだったのが意外でしたが、
「相手がして欲しいと思っているようには愛せない人間がいる」
という台詞がとても深かったです。
とにかくエピソードの一つ一つに無駄が無くて有機的に物語と結びついていて、
シーン作りが凄く上手い映画だなと思います。
子供達と遊ぶシーンとか、ドンとの会話とか本当の家族みたいな情愛が感じられて素敵でした。
ラスト、アンが亡くなった後の各キャラクター達のその後が描かれる所、良かったです。
特にアンから娘達へのメッセージを撮ったテープの保管を頼まれていたトンプソン医師が
そっとテープの入った箱を開ける所が印象的でした。
アンがいなくなった後のドンと娘達、もう一人のアンが仲良く暮らしている様子が
人がいなくなるというのはこういう事なのかな…と思わせられて悲しかったけど、
残された人はそれでも新しい日々を送っていかなければならないんですよね。
最後アンの独白の後に「マイライフ・ウィズアウト・ミー」と原題が浮かぶのが、
原題の意味も切なくて感動的でした。
アンナ・カレーニナ
- 2013/03/30 (Sat) |
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今日は109シネマズグランベリーモールに映画「アンナ・カレーニナ」観に行ってきました。
アカデミー衣装デザイン賞を受賞した衣装が特に楽しみだったのですが、
衣装だけでなく映像もとても綺麗で凄く楽しめましたー。
つづきから感想。
下は見終わった後同じグランベリーモール内にあるマックで食べたマックフルーリーオレオ抹茶。
トレイに入れて出てきた時から抹茶の香りが濃厚に香るほどで、
もちろんお味も抹茶の苦みが強くきいてて凄く美味しかったですーvv
良い映画を観た後一人でお茶とか優雅な気分で最高でしたー
最近楽しいことばっかりで幸せだなあvv
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