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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

カテゴリー「映画感想」の記事一覧

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白雪姫と鏡の女王


ずっと観たかった白雪姫と鏡の女王観てきましたー。
期待してたほど目新しい内容ではなかったけど(まあおとぎ話が原作だから当たり前だけど)
それなりに面白かったですー。

冒頭の白雪姫が産まれた所の人形劇というか、CGアニメ?の所凄く綺麗で可愛かったですー
継母の我が儘女王のモノローグから始まるのも面白かったです。
「~白雪姫と名付けられました。全くふざけた名前よね。」
とか
「こうして白雪姫の親代わりはこの美し~い王妃しかいなくなりました」
とか。
ジュリア・ロバーツは、本当に「2番目に美女」って感じがぴったりな顔立ちだなあと思います。
絶妙な2番目具合というか。


そして夢のようなお城の遠景から白雪姫のカットへ。
白雪姫役のリリー・コリンズ、最初はちょっと「ん?」って感じなんだけど、
見慣れてくると凄く可愛く見えてくる。豊かな黒髪と白磁の様な肌がとっても綺麗。
この時白雪姫が着ているドレスも
可憐でなよやかな乙女といった感じの姫にとってもよく似合っていて可愛いのです~vv
パフスリーブにピンクの胴衣と黄色のスカートに
細かい刺繍が入っていてとても繊細で綺麗なドレスでしたvv

この白雪姫は、単に継母の女王に命を狙われたお姫様が幸せを見いだす話というだけでなく、
世直し物語になっているのが新しい所だなあと思いました。
侍女達に励まされ外の世界を見てきた白雪姫は、
女王が贅沢三昧をしているおかげで国民が重税を取り立てられ困窮しているのを目の当たりにして
大きなショックを受けます。
女王に命を狙われ逃れた森で出会った7人の小人のギャング達が
女王の使いの馬車から奪った国民の税金が入った袋を、
国民達に返し、「これは7人の小人達が奪い返してくれた物です」
と言うところは白雪姫の慈悲深い気質が感じられて良かったです。

女王に対抗するため小人達に武術を習う白雪姫。
一方女王は国を訪れたリッチで凛々しいアルコット王子と結婚して
国を財政破綻から立ち直らそうと考えます。

この後はまあセオリー道理の展開なので略。
何だかなー白雪姫は何だかんだ言ってもあまり現代的な解釈を付けない方が面白いなと思いました。
ディズニーの白雪姫はか弱い少女だからこそ名作たりえたのだと思います。
最近の「強いお姫様」ブームにはちょっと食傷気味です。
お姫様は別に強くなくても良いと思うのですよねーだってお姫様なんだもん。

あと女王が白雪姫を殺そうとしたことと重税を取り立てて贅沢三昧してる事以外に
大して悪いことしてないので、あんまりカタルシスが無いというか…
白雪姫も強くなった後より最初の楚々としたお姫様っぷりの方が可愛かったです。

でも衣装や映像はとっても綺麗でおとぎ話の世界をそっくり映画化したみたいで素敵でしたー
特に衣装!前述の白雪姫登場の時の衣装や女王の豪奢なファッションも素敵でしたが、
女王が人間でチェス遊びをしている時の貴婦人達のドレスとか、
女王の結婚式の時の人々の衣装とか、あんなにたくさんの色を使って形も複雑なのに
全体的に見事に調和してるのが凄いなーと思いました。
最後の白雪姫の結婚式の時のドレスも可愛いvv
豪華な輝くティアラを付けて髪をアップにした白雪姫が可愛かったですー
ドレスもバックの大きな黄色のリボンがポイントになっていて素敵でしたvv

新しい白雪姫らしく、毒りんごを差し出されてもそれを見破り、
女王へも明確な罰が無く終わるのが女王の小物感を出してるなと思いました。
最後小人達のその後が描かれるのも新しくて面白かったです~
小人達も一人一人個性があって良かったです。
ラスト白雪姫が歌い踊って幕となるのもこの映画らしいキュートな感じで良かったですー
でも今ひとつカタルシスが無いなーと思ってしまいました。
やっぱり白雪姫はディズニーが一番だなーと思います。
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シコふんじゃった。

17日にBSプレミアムでやっていた「Shall We ダンス?」の周防正行監督の映画、
「シコふんじゃった。」昨日見てましたー。

コネで就職が決まっている教立大学のお気楽大学生、秋平は、
卒論指導の教授で元学生横綱の穴山に
卒業単位をやる代わりに1日だけ弱小相撲部に入って試合に出てみないかと提案される。
相撲部の唯一の部員・青木と無理矢理勧誘した田中と共に
渋々ながら試合に出るも結果は惨敗。
試合後相撲部のOBに「一度でも勝ってみろ」と散々こき下ろされた秋平は、
つい「勝ってやろうじゃねーか!」と宣言してしまう。
屈強で理屈っぽい留学生、スマイリーと弟のもやしっ子、春夫も加入し、
秋平に想いを寄せる相撲取りの様な体型の正子をマネージャーに迎え、
学生相撲のリーグ戦に出場する事になった秋平達だが…

というお話。続きから1日経ってるのでうろおぼえの感想。

・・・つづきはこちら

るろうに剣心

ブログ用に映画館のポスター写メって来ようと思ってたけど忘れちゃったよ☆
という訳で映画るろうに剣心観てきましたー
序盤は軽度の吐き気を伴う腹痛、中盤~後半は寒気(館内冷房効き過ぎ)、
そして26日・27日と完徹で今日は4時間しか寝てなかったので眠気と戦いながらの鑑賞でしたが、
もとより期待はしてなかったのでまあこんなもんかという感じで、それなりに楽しめました。
でも中途半端な感があったかなー。つづきから感想です。

・・・つづきはこちら

わたしのなかのあなた


絵は粉雪。アリスモチーフばっかりですみません…
ミニキャラなんだか微妙な等身になってしまった;;
種村先生の絵みたいに髪の毛をくるくるにしたかったけど、激しくうねってますね…
くるくる髪難しいです。


さきほどまでBSジャパンでやっていた映画「わたしのなかのあなた」観てました。
公開当時人生の恩師K先生と観に行ったのですが、その時より良かったです~
当時は個人的には好きだけど良く出来た映画とは思わない…って感じだったのですが、
もう一度観てみたらすごーく良く感じました。
また長くなりそうなので続きから。

・・・つづきはこちら

かいじゅうたちのいるところ



GWの度にニュースが海外旅行行く家族にインタビューするのって何なんでしょうねー…
べ、別に羨ましいとかそんなんじゃ(略)///

30日にBSプレミアムでやっていた映画「かいじゅうたちのいるところ」観てました。
原作はモーリス・センダックの有名な絵本。私も大人になってから読んだのですが、
ユーモラスな絵と子供心をくすぐるお話のとても面白い絵本でした。

で、映画版。最近全然観てなかったけど子供が主役の映画って観るの凄い好きです~
何か、子供の頃の視点というか、子供の目線から観た世界を思い出せる感じが凄く好き。
子供部屋とかのインテリアを観るのも好きですーv
主人公のマックス役の男の子めちゃくちゃ可愛い~vv色白で瞳がくりっとしててvv
狼の着ぐるみパジャマも似合ってて可愛いですvv

絵本では怪獣達のキャラはほとんど描かれてませんでしたが、
映画ではずばりその怪獣達のキャラクターにスポットが当てられています。
私が観て思ったのは、怪獣というのは現代に生きる「生きにくい人達」の象徴なんじゃないかと。
強がってはいても不器用で寂しがり屋のキャロル、仲間達に何か馴染めない物を感じるKW、
陰気の殻を被っていても愛情に飢えたジュディス…
一人一人がとても繊細で傷つきやすく、現代に生きる私達一人一人の姿と重なります。

マックスは家族への反発から一人その怪獣達の世界へ足を踏み込み、
世の中には色々と複雑な感情が有ることを知り、
自分が彼等の世界をめちゃくちゃにしてしまったことを悟って家に帰る決心をします。
これは一人の少年が生きにくい人達との交流を経て社会の有り様を学び、
けれどまだ子供の彼はもう少しこの世界へ出ていく事に猶予をもらい、
母親の温かいご飯を食べて、改めて家族の温かみを知る…
そういう物語なんじゃないかなと思いました。
これは家族の映画でもあります。
KWの「家族って本当に大変」という一言に、色々なことが集約されているように感じました。

キャロルのキャラが凄く愛おしいです~乱暴なようでいて子供のように弱い所が。
マックスが木で作ったハートに囲まれた「キャロル」の文字を見て、
船に乗って家に帰るマックスを追って、ウォー!と雄叫びを上げるところは泣けました。
それに対してマックスも雄叫びを返します。
言葉はいらない、それは彼等達の仲間である印なんですね。

絵本ではたとえ叱られても帰ってきたら母親の作った温かいスープが待っている、
というほっこりとした子供時代ならではの安心感を感じるお話ですが、
映画では最後のスープと母親の寝顔も
何かもっと別の事も示唆させるような…そんな後味が好きです。

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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