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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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NHKバレエの饗宴2021 in横浜



絵はとっても気に入ってるリリー・ヘザー
2月にTVでやっていたシャーリーズ・セロン主演の映画スノーホワイトを観てたら、
少女時代のスノーホワイト役の女の子が着ていた
青灰色に刺繍の入ったパフスリーブのハイウエストドレスがとっても可愛かったので
リリー・ヘザーに似たようなドレスを着せてみました~
スノーホワイト、良い評判聞いてなかったけど私的にはとってもツボでした~‼(///∇///)
アクション映画は好きじゃないけど、
これは白雪姫のお話のゴシックでほの暗い雰囲気を良く映像化していて
美術や衣装もとってもゴシックでめちゃ好み~‼♥
最初の真っ白な雪の庭をスノーホワイトの母の王妃が歩いていく所から画が凄く美しかったです‼
そして何よりスノーホワイト役のクリステン・スチュワートが超美少女‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
女王役のシャーリーズ・セロンと言い、
ハリウッド映画にしては珍しく主役二人が正統派美女で眼副でした~(☆∀☆)
ラスト女王を倒して即位したスノーホワイトが着ていた
金糸の刺繍入りの真っ赤なドレスも艶やかな黒髪が映えてとっても素敵だった~(*ノ▽ノ)
で絵の方はドレスがシンプルな形な分
髪に飾った花や頭頂部を束ねる金のネット?等、装飾に凝りました~
ちょっとラファエル前派の絵画のような感じで可愛く出来ました♪(^^)b
ドレスの刺繍はまたもや
マブダチ・junさんに去年の誕生日に頂いたワンピースの刺繍を真似して描きました。
リリー・ヘザーの表情が優しく描けてお気に入りです♥


昨日夜9時からNHKEテレでやっていたNHKバレエの饗宴2021観ました~
今回はいつかの年みたいな地雷演目も無く、
日本のバレエの今が観られて楽しかったです~(>∀<)去年の公演ですが(((^^;)
神奈川県民ホール、もう5年くらい行ってないかも。

トップバッターの新国立劇場の木村優里さんと井澤駿さん主演のパキータ、
コールドの衣装がダサかったけど、まあコールドだから良いのか…?
芸術監督の吉田都さんがアカデミックで誤魔化しが利かない演目と言っていましたが、
確かにアカデミックで綺麗なんだけど、
それだけじゃないもう少しパッションみたいな物があっても良いかなと
パ・ド・トロワ観て思いました_(^^;)ゞ
パ・ド・トロワ最初にバリエーション踊ったのが池田理沙子さんかな?
去年のGWのコッペリアYoutube無料配信の時観たきりなので池田さんで合ってるか自信無いけど、
何か踊りが音に合ってないしパとパの繋ぎもぎこちない感じがしました…
男性バリエーションは踊りは上手いんだけど、何故か圧倒的なモブ感…(^^;)
もう一人の女性のバリエーションは普通に上手かったですが、
何となく何でパ・ド・トロワ止まりなのかが分かる気がする三人でしたσ(^_^;)?

エトワール役の木村さんは去年のコッペリアの頃から華と存在感抜群な所が変わってなくて
とっても美しかったです~(*ノ▽ノ)
エトワールのバリエーション、視線の使い方とかも上達してて
最高位のダンサーとしての貫禄もありながら
初々しい匂やかさも感じさせる踊りで素敵でした。
その後四人の女性バリエーション。
個人的には二番目のバリエーションを踊った方が
夢見るような眼差しがとっても可愛くて、
まるで夢の中でたゆたっているようなふわふわした雰囲気があって凄く気に入りました~
バリエーション一つだけでもきちんと役作りをしているのが伝わってきて良かったです‼
その次に踊った方もコケティッシュな魅力のある踊りで良かったです♪
その次の方は回転が得意なのは分かるけどあまり綺麗に回れてなくて、
テクニックを誇示する様な感じがちょっと…と思ってしまいましたが(^-^;
井澤さんのバリエーションはさすが力強くて素敵でしたが、
コーダ?の時の木村さんのフェッテ、軸がぶれすぎだし
軸足じゃない方の脚を高く上げすぎている感じがあまり綺麗に見えなくて残念( ´△`)
でも木村さんフィナーレ?の回転はさすがな感じで良かったです~


牧阿佐美バレエ団のアルルの女は、
プティ作品結構好きなので振り付けは楽しく観られたのですが
何分ストーリー解説が全く無いので話が分からず、
ヒロインの青山季可さんの真っ白い飾り気の無い衣装だけど
シンプルにまとめた黒髪のシニヨンの艶々した輝きが映える感じがとても美しくて、
やはり男性より女性を見る方が遥かに好きだわ~とばかり考えてる内に終わってました(^o^;)
青山さん、淑やかでしなやかな踊りがとても綺麗だった~♥


次のAir!はどこのバレエ団だか忘れちゃったけど、目で見る音楽と言う前置きの通り
バッハの美しい音楽に乗って
ダンサー達が音符になって跳び跳ねて踊ってるように見えました~(* ´ ▽ ` *)ノ
赤レンガ色に近いオレンジ、黄土色、オフホワイトのレオタードもフレッシュな雰囲気で素敵♥
G線上のアリアの時の白衣装の男女カップル二組の踊りはそこまで好みじゃなかったですが、
その後の後の曲が一番良かったです~
そしてラスト、踊っていた男女がばらばらな方向に捌けていく感じが
解き放たれて自由になったと言うより、
最初から何者にも縛られない自由を体現しているかのようで
とても素敵な終わり方だなと思いました~(〃⌒ー⌒〃)ゞ

ラストを飾る谷桃子バレエ団のジゼルは、
芸術監督の安達悦子さんがとても日本的な感性を感じる作品と言っていた通り、
良くも悪くも日本人らしいジゼルでした~
何か舞台狭いしダンサー達の踊りももっさりしてたけど、
ウィリ達がジゼルの墓参りに来たヒラリオンを取り囲んで手を繋いでぐるぐる回る所は
音楽共々恐ろしいのにとても美しくて涙が出そうになりました。
ミルタが花冠ではなくティアラを着けているのが新しかったですが、
女王に相応しいクールビューティーだったので似合ってました。
ジゼル役の方はただ人間だった時と変わらない初心な恋心でアルブレヒトを守ろうとしている、
という様に演じてると感じました。
アルブレヒト役の男性はお顔は貴公子らしくて良いんだけど、
踊りは正直ローザンヌでもっと上手い子いっぱいいるだろって感じだったし、
ジゼルもソロの所あんまり魅せられなくて残念だったけど、
何だかんだで朝になって消えていくジゼルが残した花をアルブレヒトが拾って、
新しい未来へ再び歩き出す勇気を与えられた様なラストシーンは良かったです~


全幕も良いけど、こういう抜粋形式と言うか
ガラコンサートもまた違った魅力があって良いですね♪((o(^∇^)o))
雰囲気の全く違った四作品をそれぞれ楽しめて良かったです~ヽ(●´ε`●)ノ
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宝塚ロックオペラモーツァルト感想


絵はWOWOWでやっていたサウンド・オブ・ミュージックのTV放送用の舞台映像で
マリア達が着ていた舞台衣裳のディアンドルが可愛かったので描いてみた楽描き。
思いの外たくさんの方にいいねして頂けて有り難かったのですが、
エプロンとスカートの色マリア達の着ていた衣装通り茶色系の方が可愛かったなあ(ヽ´ω`)


WOWOWでやっていた宝塚のロックオペラモーツァルト観てました~
フランス発の大ヒットロックミュージカルの宝塚版という事でしたが、
衣装以外は全く期待していなかったのですが
これがなかなかどうして凄く面白かったです~‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
幕が開くと舞台上にはモーツァルトのライバルだった宮廷音楽家のイタリア人サリエリと、
コンスタンツェとアロイジアが。
サリエリが「モーツァルトは何故神から愛されたのか」と独白する所は
エリザベートやマリー・アントンワネットの冒頭で
関係者がタイトルロールの人物の回想をするという手法に影響を受けているな~と思いました~
トップスター礼真琴さんのモーツァルト、私達が良く知っている
音楽の教科書に乗っている巻き毛のかつらを被ったモーツァルトのイメージを
根底から覆す、狼のように逆立ったザンバラ髪が凄く印象的で、
因習や常識に囚われない型破りなモーツァルトのキャラが
登場した瞬間から観ている者に刻み付けられるようで凄く良かったです~
音楽もロックとか全く好きじゃないけど、
大ヒットしただけあって凄くかっこよくて聞いていて飽きない‼(>∀<)
宝塚のもっさりした辛辣に言えばダサい楽曲とは演出も音楽も全く違っていて、
清新でスタイリッシュな雰囲気がとっても素敵でした~
「常識なんて気にしない」と歌い踊るモーツァルトかっこいい‼ヽ(●´ε`●)ノ

ザルツブルクを出て母アンナ・マリアと共にマンチュアに来ていたモーツァルトは、
酒場できらきら星を弾き歌うコンスタンツェと出会います。
この酒場のシーンも冒頭のラップからノリノリで、
下世話な下町の感じが出ていて凄く楽しくて好きでした~
コンスタンツェ役の舞空瞳さん、顔もお声も可愛い~♥
「コンスタンツェ~もっと太もも見せてくれよ~」とかいう
飲んだくれの客の感じも好きでした。
きらきら星を歌うコンスタンツェに
「選曲する権利はお前にある、だがここは酒場だ。場にあった曲を選んでくれよ~」
と文句を言う客達の間からモーツァルトが現れ、
コンスタンツェとチェンバロ?できらきら星を連弾をする所は
コンスタンツェがモーツァルトに惹かれるのが一目で理解出来て良かったです~
そしてモーツァルトはコンスタンツェの家に招待されますが、
コンスタンツェの母ウェーバー夫人のキャラも凄く好きでした~
「あんた~何ぼさっと突っ立ってるんだモーツァルトさんに椅子を用意しな‼」とか
「弾く物が凡庸だと名曲もつまらない曲に聞こえてしまう物ですね~」とか
はすっぱで調子良い感じが台詞回しとか上手くて笑えました♪
そこでウェーバー家の次女でコンスタンツェの姉の歌手アロイジアに
音楽のレッスンを依頼されるモーツァルト。
アロイジアの登場シーン、
派手でこれでもかと言うほど神秘的で大袈裟な感じが面白かったです~
モーツァルトは美しいアロイジアに一目で恋に落ち、
「君のためにアリアを書きたい」と言います。
モーツァルトの指導のおかげでめきめきと力をつけたアロイジアは
オランジュ皇妃の宮廷で歌を披露することに。
ここで大成功したアロイジアとコンスタンツェが
モーツァルトを巡って火花を散らしながら歌う所が全編で一番好きでした~
「姉さんは彼を利用してる そんなのは本当の恋じゃない」
と歌うコンスタンツェにアロイジアは「恋は駆け引きよ」と返し、
二人の姉妹のウェーバー家の長女と四女が
「なーなーなーなー♪」とバックコーラス?で歌う所が凄く小気味良くて可愛いのです~
コンスタンツェとアロイジアの衣装も
冒頭のサリエリの独白で着ていた物と同じですがすっごく可愛いの~☆ミ
特にコンスタンツェの肩に薔薇のコサージュが着いていて、
陶器っぽいカマーベルトにも薔薇の絵付けがしてあって、
透ける素材のスカートの裾から薔薇やお花の刺繍が透けて見えるドレスが
軽やかで可憐でとっても可愛かったです~‼(///∇///)
オランジュ皇妃に絶賛されたアロイジアですが、
モーツァルトが父の命令でウィーンへ行く事になり、
それを裏切りと感じたアロイジアは彼に平手をして二人の仲は決裂するのでした。

ウィーンのヨーゼフ二世の宮廷では宮廷音楽長サリエリがモーツァルトの噂を聞き、
モーツァルトが書いたドイツ語のオペラ後宮からの逃走の譜面を書き換える様言いますが、
モーツァルトの弟子は完璧なものは書き換えられませんと言います。
モーツァルトの最初に打楽器等のポイントから譜面に書き入れて、
後からヴァイオリン等を書き入れると言う作曲方に驚愕したサリエリは
「モーツァルトの頭の中では既にオーケストラが鳴っていると言うのか」と驚異を感じます。
後宮からの逃走は大好評を博し、モーツァルトの名声は高まるばかり。
後宮からの逃走を初演したプリマドンナは
「モーツァルトを普通にするのはモーツァルトで無くなる事と同じです」と言います。
モーツァルトは次なる構想として脚本家ダ・ポンテと組んで
オペラ「フィガロの結婚」を完成させますが、
モーツァルトを失脚させたいサリエリが
君主制を批判するフィガロはヨーゼフ二世の宮廷に相応しくないと貶め、
モーツァルトはヨーゼフ二世からウィーンの宮廷を追放されます。

失意のモーツァルトが夫を亡くしたウェーバー夫人の下宿を訪れ、
コンスタンツェと再会すると、今度は彼女の優しさに触れ彼女と恋に落ちます。
ここでコンスタンツェ達姉妹が歌う
「黙っていてもおばさんになるだけ」という歌も可愛くて好きでした~
後アンナ・マリアが亡くなった時の葬儀でモーツァルトのレクイエムをバックに
ちょっと魔笛の夜の女王を思わせる真っ黒なドレスを着た女性が
高音で歌うシーンも独特の不思議な雰囲気が出ていて好きです。
この女性は要所要所で出てきて印象的でした~ボリュームのある黒いドレスも可愛い。
モーツァルトを失脚させ宮廷音楽家最高位の地位についたサリエリですが、
「モーツァルトが死んでも彼の音楽は残る。私は永遠にモーツァルトに負け続ける」
という独白は、ああ、天才ってそう言うことなんだな、
天才の作品ってそう言うことなんだなと思わせられました~

謎のフードの男からレクイエムを依頼されたモーツァルトはどんどん衰弱していき、
あの男は人間ではなかった、レクイエムは僕のためのものだったという妄想にとりつかれ、
前金を払う死神なんているわけないじゃないというコンスタンツェの言葉にも耳を貸しません。
そこへサリエリが訪れ、モーツァルトに「私の音楽は負けた」と言うと、
モーツァルトは親しい友人にするように彼を歓迎し、
「音楽は勝ち負けじゃない。音楽は料理だ。その人の口に合うか合わないか」
だと言います。この台詞もなるほどそうだな~と思わせられて凄く良かったです~
そしてモーツァルトの仇敵サリエリさえも気にも留めない本物の天才ぶりと、
悪意ある相手にも毒気の無い態度を取るモーツァルトの人たらしぶりが良く出ていて
サリエリがモーツァルトを認め改心するのがとても良かったです。
更にコンスタンツェに
「妻も同じだ。もっと美しくても良い、もっと良く出来ても良い、
でも僕には君くらいがちょうど良かった」と語り、
コンスタンツェも「そうね、あなたには私くらいでちょうど良かったわね」と
涙ながらに明るく返す所は二人の夫婦の絆と愛情が感じられてとても感動しました。
苦痛から解き放たれて永遠の愛で結ばれたモーツァルトとコンスタンツェのラストシーンは
とても幸福感のある幕切れで良かったです~(* ´ ▽ ` *)ノ
ただその後の各役者さん達がかつらを脱いで現代風の衣装になって
一人一人踊るフィナーレは、
曲のアレンジとか宝塚のこういう所が垢抜けないんだよなあ…( ´△`)と
せっかく洗練されたミュージカルの舞台だったのにいつもの宝塚のノリに戻ってしまって
若干現実に引き戻されて残念でしたが…(ー_ー;)あれが好きな人がいるのも分かるけどさ…
でもカーテンコールではまたかつらと舞台衣裳に戻って、
曲もかっこいいロック調に戻ってテンション上がりました~☆

モーツァルト、曲が本当にかっこよくて構成も抜群で
全く飽きずに二時間半魅せてくれて本当に良かったです~‼( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
宝塚の男役とか馬鹿にしてたけど、
礼真琴さん、全身全霊でモーツァルトの苦悩やパッションを表現していて、
鬼気迫る演技でなかなか侮れないなあと思わせられました。
でも出来ればちゃんと男性が演じるモーツァルト役の舞台も観てみたい~_(^^;)ゞ
WOWOW高い視聴料払ってるのに先月宝塚の「今夜、ロマンス劇場で」見逃したの
凄い悔しかったのですが、モーツァルト凄く良かったので帳消しになりました♪
次はコロナで2020年の雛祭りに観に行くはずだったのに行けなかった
ミュージカルアナスタシアの宝塚版とか放送してくれないかなあ~

復活したのでたくさん遊んでるよ


三つ編みアリスちゃんとハートの女王
pixivで二年ぶりにメッセージが来て、
凸系かと身構えたらこの絵への凄く丁寧な感想で凄く有り難かったです~(。・´д`・。)
わざわざメッセージ送ってでも私に感想を伝えたいと思って頂けた事がとっても嬉しい~


最近読んだ本は椎名咲月さん挿絵の少女小説二冊♥
束原ミヤコさんのPASH!ブックス
「捨てられ令嬢は錬金術師になりました。稼いだお金で元敵国の将を購入します。」
と、
貴嶋啓さんの講談社X文庫「ランジャールの宝冠 密約の宰相と三人目の婚約者」
の二冊。


捨てられ令嬢~は先月28日にブックオフオンラインで
椎名咲月さんで検索したら、発売を知らなかったこの本が出てきて、
2月上旬に出たばかりなのに定価よりも300円も安く買えました♥
今後も椎名さん挿絵の本は3ヶ月に一回位検索してみよう…ヽ(●´ε`●)ノ
内容は錬金術師物ってそんなに好きなの無いし
表紙も椎名さんにしてはドレスとか普通だったし
文章力もあまり期待してなかったのですが、
思ったよりずっと読みやすくて上手い文章で良かったです~
大人しくて真面目なだけが取り柄だった元王太子の婚約者だった公爵令嬢クロエが
異母妹のアリザに婚約者を奪われた上父の公爵の罪を断罪され路上に文字通り捨てられてから、
助けてくれた師匠ナタリアに錬金術を教わり、
今ではちょっとした財産を築いているという事が導入部でさらっと語られ、
元敵国の将軍で奴隷闘技場で戦っていた超絶美形の黒太子ジュリアスを
錬金術の素材を持つ魔物討伐のために購入する所から始まって、
自分で自分を稀代の美少女錬金術師クロエちゃんと自称するクロエが
無愛想で毒舌のジュリアスを何とか従わせようとする過程の
ツッコミとかがクロエ一人称の文章でサクサク綴られていて、
自信家で守銭奴のクロエのキャラが分かりやすくて良かったです~
飛竜愛好家のジュリアスのために彼が乗っていた飛竜を呼び戻す指輪を
錬金術で作ってあげる所とか、
次第に無愛想なジュリアスがクロエに心を開いていく感じが可愛くて良かったです♪
ジュリアスがクロエの作る料理を「お前はうるさいがお前の作る飯は食べられる」と
気に入る所の素直じゃない台詞も可愛かった(^^)b
クロエとジュリアスが錬金術の素材となる物質を持つ魔物討伐に行く所は
RPGの様な雰囲気で戦闘シーンも楽しく読めたし、
クロエが作る錬金道具もドラえもんの道具のように効果も素材も様々で、
紹介される度に楽しくてどんな風に使われるのかわくわくしました~
クロエの重い過去は後で掘り下げられるんだろうな~と思ってたら案の定で、
ずっと序盤のままの軽いノリで進んでも良かったけど、
重い話もしっかりまとめて上手く書いてたのでこの構成で良かったと思います。
大人しくて非力な令嬢だった過去の自分と決別するために
錬金術を学んで信じられるのはお金だけと言う信条を持つことになったクロエに
ジュリアスが生きる意味を与えるのがとても良かったです(*´▽`)
クロエが13歳の時死んだ母セレスティナが人間じゃない様な事が示唆されていたり、
クロエを助けた師匠ナタリアが全く掘り下げられてなかったり、
アリザを唆した天使様もといメフィストがまた出てくる気満々だったり、
続編が決定してるのかも知れませんが伏線が悉く投げっぱなのは気になりましたが…
あと一章だけジュリアス視点のクロエの考察があったのですが、
ツンデレジュリアスが出会って割とすぐクロエ大好きになってて、
そこは少女小説としてもっと徐々に惹かれていく過程を書いてほしかった…と思いました(((^^;)
でもアリザの歪んだ自分大好き思考とか、
メフィストの存在感とか異界の門とかの描写もファンタジーしてて楽しかった♪
束原さんFFお好きなんだろうなあと思いました(* ̄∇ ̄*)
クロエが城からの拘束命令にジュリアスが危険にならないよう
クロエの元から離れる錬金術を首輪にかけたのに、
逆らうと激痛がする首輪の効果に耐えてでも
クロエを助けに来たジュリアスの所にきゅんとしました♥
ラストは消化不良な伏線は山積みでしたが、
シリル王子からの報償で郊外の一等地に土地を買って
飛竜を三匹飼う未来予想図を語るクロエとジュリアスが
とても幸せな余韻を残してハッピーエンドで良かったです~
椎名さんの挿絵もいつもながらとっても可愛くて、カラー口絵付きも嬉しすぎる‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
特にシリル王子に断罪される貴族学園時代のドレスクロエとアリザが可愛かったです~(>∀<)
ロキシーさんやクロードさん、ロジュさん等、
脇役も皆良い味出してて良かったです☆


ランジャールの宝冠は捨てられ令嬢と一緒にブックオフオンラインで検索して出てきて、
110円だったので喜び勇んで買いました~‼(///∇///)
椎名さん挿絵の少女小説文庫、
それもお姫様主人公の西洋ものがまた新しく読めるなんて夢のよう~☆
もうTL共々買い尽くしたと思ってたので。
表紙のレティシア、ふわふわレースの愛らしいドレスじゃないけど
こういう中世風の重厚なドレスも素敵♥
そして椎名さん絵はこの頃の
目力ビシビシしてた頃の絵が一番塗りもドレスも好きでした~(;ω;`*)
最近の瞳の描き方は何か雑に見えるし美少女に見えない…
一番最初の挿絵のレティシアの挿絵も本文の通り
まだ色香は無い硬質で少女の面影を残した美貌と言う感じが出ていて
ドレスも袖の三つ並んだリボンとか可愛くて素敵でした~(*ノ▽ノ)
しかし内容は重厚な王朝絵巻が読めると思ったら
王位継承権が欲しいがために王女レティシアが
領封国家から中央集権化したい若き宰相セルジュに
互いの利害の一致を得て、
国内最大の領地を持つ侯爵家の息子と政略結婚しようと画策するが…
と言うだけの事をやってる意外とこぢんまりしたお話でした…
こういう話の割にはレティシアの両親の王と王妃が健在で、
それは良いとして王妃もキャラ小物だし
王に至っては会話してる所出てきたっけ?という影の薄さで…(^o^;)
ヒーロー役もレティシアが何でそんなにセルジュが好きなのかよく分からなくて、
侯爵家三男のアルベールの
ひねくれてるけど抜け目無い所の方がかっこよく感じました_(^^;)ゞ
レティシアが王位継承権を欲している理由も
王子が生まれなくて不仲の両親の心を繋ぎ止めたいからというだけなのが弱く感じたし、
レティシアが王になるための勉強や努力をしている描写がほとんど無いのも
何だかなあという感じでした。
なのにセルジュがレティシアがもう少し頭が悪いか性格が悪ければ
名君になれたかもしれない、とか思ってるのもおいおいとツッコミたくなりました。
王の公娼の挿絵も見たかった…いやこれはただの好みですが。
でも何だかんだ言ってもアルベールの長兄の事故死の真相や
クライマックスの侯爵領での戦闘シーンなんかはそれなりに練られてて
読み応えあったので、挿絵効果もあってそれなりに楽しんで読めました~
ラストセルジュとアルベール、正ヒーローを決めないで終わったのもこのお話では良かったです。

映画「シェイクスピアの庭」・月刊flowers3月号感想


絵はラズルを性転換させてみた絵
こういう絵初めてにしては
元ネタの男ラズルの衣装をドレスにアレンジ上手く出来たと思います(。ゝ(ェ)・)-☆
上半身が細すぎたけど
パニエを何枚も重ねて膨らませてそうなスカートのボリューム感がお気に入り♥
三つ編みを下ろすと髪の長さはこれくらい。
ラズルは顔はリリー・ヘザーにそっくりだけど、
髪質はリリー・ヘザーの巻き毛でなく
ロレンツォの縮れ毛を受け継いでる設定です(^^)b


WOWOWでケヴィン・コスナー監督・主演の「シェイクスピアの庭」観ましたー
もう何回も見逃しまくってたのでようやく観られて良かったです♪
シェイクスピアが手掛けた戯曲「ヘンリー八世」の上演中起こった火災のせいで
失意のうちに一線を退いたシェイクスピア晩年の日々を静かに綴った映画。
淡々としているのにちっとも退屈じゃなくて、
イギリスの田園地帯の風景とかシェイクスピアの作る庭に咲く花々など、
映像もとっても美しかったです~
嫁いで家庭を作っている長女スザンナ、
気むずかしい性格で行き遅れと揶揄される次女ジュディス、
そしてシェイクスピアが若い頃11歳の幼さで亡くなった一人息子ハムネット。
シェイクスピアは三人の子供達をそれぞれ愛し気にかけていましたが、
特に息子のハムネットを溺愛しており、
その事が不幸を呼ぶことに…
これはとある一家のホームドラマだなと思いました。
ジュディ・デンチ演じるシェイクスピアの妻アンの存在感もさすがでした~
ジュディスが「女の役目は分かってる」と言ったり、
アンが「私は字が描書けなくて結婚証明書に署名出来なかった」と自嘲する所とか、
女性が読み書きを習えず結婚して子供を産むことだけが役目だと押し付ける社会に
諦めつつも反発する女性達の姿は
「ストーリーオブマイライフ 私の若草物語」にも似た
フェミニズムのメッセージ性を強く感じました~
でも何より心を打たれたのは、
天才詩人と詠われたシェイクスピアが
実はどこにでもいるごく普通の夫・父親であったというその生き方でした~
ハムネットを可愛がり、彼の書いた詞が機知に富んでいると
ずっと自慢していたシェイクスピアが、
実はその詞が字の書けないジュディスが考えた詞をハムネットが代筆した物だと知らされ、
ジュディスがびりびりに引き裂いて暖炉に捨てたその詞の紙束を
必死で拾い集めて元通り繋げようとする老いたシェイクスピアのシーンは
とても切なく哀愁を帯びていて胸を突かれました~
詞を書いたのがハムネットだろうがジュディスだろうが、
彼にとっては大事な子供が書いた自慢の詞なんだなというのが伝わってきました。
ジュディスが結婚して妊娠したと聞いて大袈裟に喜ぶシェイクスピアのシーンも、
ごく普通のどこにでもいる父親のそれで
「私には二人も美しい娘がいる」という言葉にも彼の子煩悩さが表れていて。
やがて息子の死の真実を知ったシェイクスピアの前に11歳のままのハムネットが現れ、
「僕の物語を終わらせてくれてありがとう。これで休める」
と告げる所はシェイクスピアの息子へのやる場の無い愛情が
ハムネットをずっと縛り付けていたんだと思わせると共に、
幻想的で美しいシーンでした~
ラストシーンのアンが一文字一文字まるで宝石を慈しむかのように丁寧に
アン・シェイクスピアと自分の名前を綴り、
シェイクスピアが「美しい文字だ」と言う幕切れは
アンの結婚証明書をもう一度書きたいという
名実ともにシェイクスピアの妻になったという喜びと
読み書きをする喜びとがないまぜになって、
アンとジュディスがどれ程努力して読み書きを習ったかも想像させられて
とても穏やかで幸せなラストシーンで感動しました~


もう1ヶ月経ってしまいましたが、
波津彬子先生のふるぎぬや紋様帳最終回という事で
1月28日発売のflowers3月号買ってました~
ふるぎぬやは表紙の伊都子が着ているアンティークの縞柄に花の着物がとても好きです♥
ふるぎぬやを閉じる事になった白妙の元に
化けられるようになったあやかし達が着物をねだりに来る所は
波津さんらしいな~と言う感じでユーモラスで良かったです。
祥子ちゃんの結婚式で河童のぬいぐるみを当ててしまった伊都子が
電車内でご店主と再会するラストは
髪を切ってスーツを着たご店主が今までの着流し姿よりかっこよくてどきどきしました(>∀<)
源ちゃんが出てこなかったのに今気付きましたが、
それより祥子ちゃんが今時にしては結婚が早いなと言うのが印象に残りました。
祥子ちゃんの今風の着物にレースの半襟を合わせた結婚式コーデが可愛かった♪
何はともあれ綺麗に終わって良かったです~7月に始まる新連載もだけど
来月8日発売のふるぎぬや完結感6巻も表紙とか口絵楽しみ~゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚

その他印象に残ったのは赤石路代先生の「神無月紫子の優雅な暇潰し」。
相変わらずフリーダムな紫子さんと執事のポーカーフェイスがかっこよくて、
紫子が結婚詐欺に遇いそうになった事で逆にお洒落に目覚めた千絵里ちゃんに
「いいわよいいわよ~」と目を輝かせる紫子さんが頼もしくて可愛かったです。

逢坂みえこ先生の「獣医者正宗捕物帳」も
老舗の履き物屋の若女将が
双子の片割れの我が子を助けるために狂言誘拐を図るという筋が面白くて、
母の愛の強さと夫の若旦那の優しさが出ていて幸せな結末が暖かくて良かったです~

今話題の田村由美先生の「ミステリと言う勿れ」のドラマ収録現場レポも
同じ台詞をその台詞が言われたときにその場にいた人物全員の表情を撮るために
何回も繰り返し台詞を言わなくてはいけない俳優さんの苦労とか、
整君役の俳優さんがあのスーパーアフロを地毛でやりたいと言ってくれた感動とか
現場や俳優さんの臨場感や素顔が伝わってきて、ドラマ観てないけど楽しめましたー

新井理恵先生の猫山さんはflowers買った時の癒しです…(*´▽`)
猫山さんが何の遠慮もなく殺し屋の傘の中に入ってくる所とか
殺し屋が結局転職して上手く収まっちゃうラストが好きです。
にしても猫山さん4巻電子のみなの…紙で出るなら定価で買っても良いのになあ(ヽ´ω`)

金子扶未さん主演英国ロイヤルバレエ「眠れる森の美女」


絵はゴシック&ロリータバイブルに載っていた帽子が可愛くて真似して描いてみました~
本当はミニハットだったのですが好みで大きくしました~
言わなくても分かると思いますが(?)粉雪です
帽子の上に乗ってる動物は言わなきゃ分からないので書きますがりすと小鳥です…
ちゃんと見て描いたのに何故分からなくなるorz
でもお花とか結構綺麗に描けて色使いも春らしく出来てお気に入りの絵です~♥
衣装もノープランで描いたにしては可愛く出来ました♪
ヴィクトリアンテイストのイメージです。

さっき生で見終わったばかりなのですが、
WOWOWでロイヤルの金子扶未さん主演の眠りやってたの観ました~
去年の7月に発売されたBlu-ray買おうと思ったけど
振り付けの名前見たら
既に持ってる同じロイヤルのアリーナ・コジョカルの眠りと同じだったので
同じ振り付け・衣装、演出だと思って買わなかったのですが、
衣装も装置も一新されてて嬉しい驚きでした~WOWOW入ってて良かった!(*≧∀≦*)
Blu-ray買うより安くついたわ~♪

眠り、整ってまとまった舞台で良かったです~
プロローグの貴婦人達が登場する所から、
貴婦人達のラフの付いたルネサンス時代っぽい衣装が素敵で引き込まれました~
コジョカルの眠りの青で統一されたドレスも高級感あって上品で良かったけど、
今回のちょっとキッチュな色使いのドレスも好きです♪
そして一番の注目ポイント・王妃の衣装、
ごく淡い灰色がかった紫で形はシンプルだけど
刺繍や装飾が凝ってて長いトレーンもエレガントで良かったです~
リラの精はじめ妖精達のチュチュも
やっぱりキッチュでマニッシュな色使いとデザインで可愛かった。
リラの精のバリエーション、
脚が軽々と高く上がって伸びやかで、おおらかな音楽を表す大きな踊りでとても良かったです‼
カラボス役のダンサーは黒いドレスがちょっとアール・デコっぽくて、
クールでスタイリッシュな美女で良かったです~

第一幕、王妃の衣装グッと豪華になってて良かった‼(///∇///)
大きな存在感ある帽子の上から王冠を被ってるのが新しい‼
色はプロローグと同じだけど、ヴィラーゴ・スリーブにスラッシュが入ってる所とか
身頃の装飾とか、スカートに青いストライプが入ってる所とか
大胆で華やかなデザインで素敵でした~☆
花のワルツはダンサー達の衣装が実際のチロリアンっぽい感じなのが珍しかったです。
そしていよいよ金子扶未さんのオーロラ姫の登場。
オーロラ、初々しいとか愛らしいとか可愛いとか言うより、
洗練された雰囲気があって大人っぽい感じが素敵なお姫様でした(^^)b
フロレスタン王の美しくなって、というマイムを受けて
恥ずかしそうにはにかむ所もどこか謙虚で大人っぽかったです。
そして改めてバレエと言うか眠りってって主役がいてこそだな~と思います。
オーロラの登場によってストーリーが動き出して、
名実ともに舞台が牽引されていく感じ。
主役不在のプロローグはいかにも味気ないなあと思いました。好きだけど。
ローズアダージオ、金子さん余裕があって上品でバランスも危なげ無くてとても良かったです~
ローズアダージオのバリエーションもやっぱり洗練された雰囲気が素敵。

第2幕は衣装が一気に簡素化して残念だった…
王子役のフェデリコ・ボネッリも王子というには若干おっさんっぽくてなあ…(^o^;)
幻影の場でのオーロラの踊りも衣装も
白鳥のオデットみたいでここだけ違和感ありました~
幻影だからと言ってもっと違った表現はなかったのか?と。
リラの精に導かれてオーロラの城にやって来た王子がベッドに眠るオーロラにキスすると、
ベッドの後ろの鏡にカラボスが映って滅んでいく所を見せるのが面白い演出でした~

第三幕、王妃のアップが無くて衣装が一幕と同じに見えたのですが、
アップに映さないのはやはり同じ衣装使い回しだから?
三幕で100年経ったのを衣装でどう表現するのかが見所なのにがっかり。
でも宝石の精達もコロコロ音を転がすような音楽に合った踊りで上手かったです~
長靴をはいた猫と白猫は白猫に猫らしいしなやかさが無い…と思いましたが
後半盛り返して良かった。
青い鳥のパ・ド・ドゥは凄く良かったです~‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
青い鳥とフロリナ王女の衣装もシンプルだけど青の色調が上品で素敵でした。
青い鳥のヴァリ、ジャンプが高くて軽くてしなやかで
流れがあってとっても素敵な踊りでした~主役より上手いのでは?(((^^;)
フロリナのヴァリも無邪気で愛らしくて軽やかな踊りで、
オーロラとは全く違った個性があって可愛かったです~細面の表情も活き活きして可愛かった。
赤ずきんちゃんと狼は踊りは普通でしたが
赤ずきん役のダンサーがベビーフェイスな美人で、
お団子を二つにした髪型も似合ってて可愛かったです♪

オーロラと王子のグラン・パ・ド・ドゥ、
オーロラの輝くような新妻オーラが素敵でした~
オーロラのヴァリも愛する人と結ばれる幸せがいっぱいに感じられて、
持ち前の洗練された大人っぽさも際立っていて良かったです~
王子はやっぱり青い鳥の方が上手いじゃん…と思いましたが、
最後のマネージュはさすがに勢いがあって上手くて良かったです。
コーダはもう少し二人に一体感とか高揚感があればもっと良かったですが、
王子の回転も早くて綺麗で力強くて良かったです。
ダンサー総出のフィナーレは盛り上がって祝祭感出てて、
アポテオーズも荘厳な音楽に合ってました~

とにかくソリスト達に安定感があって、
安心して観られる良くまとまった舞台でした((o(^∇^)o))
衣装や美術も豪華で、総合芸術としてのバレエを堪能出来て楽しかったです~♥

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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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