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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧

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Let's enjoy summer‼


記事のタイトルはこの絵のタイトルです
夏服の粉雪と聖夜
モノクロ絵&リアルクローズが描きたくて描いたもの
粉雪の目が離れすぎだし聖夜の顔も理想とは大分違っちゃいましたが、
少女漫画の扉絵みたいな感じに描くの楽しかったです~♪
12、3歳位の思春期の少女の
ホットパンツから伸びた程よく肉のついたぴっちぴちの太ももめっちゃ好きです♥(お巡りさーん)
子供特有の小鹿みたいなひょろひょろの脚から、
だんだん大人の女性らしく
ふっくらした脂肪が付いてくる年頃の少女の脚の眩しさよ…(*´_⊃`)人(´⊂_`*)


今日ブックオフオンラインから8冊文庫本が届いたので、
しばらく読書感想記事が続くと思います~
その前に買ったのはこっちの方が後だけど、先に届いて読んでた
去年?一昨年?に亡くなられた小林泰三の「ティンカー・ベル殺し」の感想と、
波津彬子さんの新連載「あらあらかしこ」目当てに先月28日に買ったFlowers9月号の感想~


まずはFlowers9月号の感想から。
波津さんの「あらあらかしこ」、予告が男性二人のカットだったので
美女が出てこない漫画はがっかりしてしまう私はあまり期待してませんでしたが、
うん、実際に読んでみても作家の紫丱先生と書生の深山杏之助の
バディ物でもないソフトBLっぽい感じで、
和風で猫が出てくるという前作ふるぎぬや紋様帳と被った設定と
紫丱先生宛に届く謎めいた女性の手紙が語る不思議譚と言う、
これまた同じ波津さんのお嬢様のお気に入りの少年版っぽいストーリーに
波津さんもうネタ無いんだろうな…と言うのがひしひしと感じられる感じで微妙…
カラー見開き扉も紫丱先生と杏之助二人なのは良いとしても、
あまり華の無い画面で波津さんのカラー扉好きな私にはがっかり…
でもまあツボはしっかり押さえられてて、
奈良の東大寺にあるそこで転ぶと猫になってしまうという猫坂の話と、
紫丱先生の飼い猫ろぜんさんと語り合うかつては人間だった猫の会話とか、
期待値差し引けばなかなか味わいのある話で良かったです。
手紙の差出人の美女が今後出てくれば良いけど、
一話読んだ限りではカラー扉目当てに買う程でも無いかな…

絹田村子さんの「数字であそぼ。」は
何故この暑い時期にセンター試験(共通テスト)の話?って違和感はありましたが、
いつもみたいな小難しい数学の理論が(ほぼ)無くて
純粋に共通テストにまつわるギャグに特化してて好きでした~
「やっぱり暖房は火に限るわ」って炬燵から出てくる夏目さんとか、
国語で200点満点中60点しか取れなかった夏目さんとか、
他の面子の数々のアドバイスや親切をスルーして
夏目さんの雪の中での歩き方のアドバイスを感謝する少年とか、
その少年を見て「誰?」ってすっかり忘れ去ってる夏目さんが最高でした(笑)

桜小路かのこさんの「天使の素描」は
Flowersでは珍しい正統派少女漫画の可愛らしい絵柄で、
美波ちゃんが少女主義者にはたまらない可愛さでした~‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
大洋も美しさがしっかり伝わってくる絵で良かったです~
美波ちゃんの髪を三つ編みしてあげる大洋のシーン可愛かった‼おにロリ良いですなあ♥
大洋と美波ちゃんの本当の関係が明かされる所と、
美波ちゃんの方も大洋の事を天使だと思っていたのが美波ちゃん視点で描かれる所が好き。
ラストはお約束だけど大洋も俳優として大成して、めでたしめでたしで良かったです~♥
美波ちゃんの恋心がいじらしくて可愛かった~(*^▽^*)

新井理恵さんの「新井理恵劇場 看板娘猫山さん」は、
Flowres買うの波津さんのふるぎぬや紋様帳最終回が載った今年3月号以来半年ぶり?だったので
猫山さんめっちゃ恋しかったです~癖になるこの感じ‼
猫山さんいつも結構当たり外れ激しいのですが、
今回は文句なしに当たり回でめっちゃ笑えました((o(^∇^)o))
主人公の「娘…?いやもはやあれが娘かとかいう些末なことはどうでも良い」
って独白にまず笑って、
「そんな狭いカウンターから出なくても普通に側のドアから出れば良いのに‼」
って主人公のツッコミにウケて、
煙草の銘柄も言わずにお金を投げて寄越す横柄な客のおっさんに
「はい煙草の箱アート(傘)ですー‼」って対応する猫山さんのシーンくそ笑いました(笑)
「うわ懐かしい~ひいばあさん家にあったわ」って主人公の独白があったけど、
そんな物があったんですね…?
「んなもん頼んでねーよ‼てかガンダムあんのかよ‼」っておっさんのツッコミも好きです。
オチまで綺麗に纏まっててくっそ面白かったので大満足‼
むしろ今回一番面白かったかも(笑)


ブックオフオンラインで小林泰三の遺作で読んでなかったの無いかな~って検索したら、
「アリス殺し」シリーズの最新作「ティンカー・ベル殺し」が出てるのを知って、
○○殺しシリーズ大好きなので純粋に出てることは嬉しかったのですが、
図書館で検索したら普通にあるし、
でもこの状況下で図書館行くのは不安があるので
せめて後1ヶ月早く検索していればぁ~‼・゜・(つД`)・゜・と思いつつ
泣く泣くブックオフは高かったのでAmazonで通販したのですが、
これが想像以上に快作で、
何も知らずに図書館で見つけられたら一番よかったけど結果的には買って良かったと思いました~

今回の井森こと蜥蜴のビルの冒険の舞台はネヴァーランド。
井森は小学校の同窓会で雪山の旅館に向かうが、
そこでピーターパンのネヴァーランドの世界の住人達のアーヴァタールが
同窓生や旅館の従業員に多数いる事に気付く。
そうこうする内にネヴァーランドでは暴君ピーターパンによって大量虐殺が行われ、
現実世界でもどんどん死者が出ていくのだが…

とにかく今回も小林泰三特有の
凄惨なグロ描写をあっけらかんとしたギャグにしてしまう悪魔的な作風と
緻密な理論が冴え渡っていて、
しかもアリス殺し以来にメルヘンの世界と現実世界のリンクが強く書かれていて、
メルヘンの世界と現実世界の話の分量が同じくらいの比率だったのが良かったです~
アリス殺しの後のクララ殺しとドロシィ殺しは
普通に面白いけど、メルヘンの世界メインでファンタジーな側面が多く出ていたので、
それはそれで面白かったけど、アリス殺しのパンチ力は無くなっちゃったな~と思ってたので。
更に今回の悪役・富久がお気に入りの生徒の少年達に
性的虐待を行っていたという、
このシリーズの中でも一種精神性の様な物を感じさせる話になっていて、
それがピーターパンのストーリーのどこか儚さを感じさせる所と上手くマッチしていて、
単純に笑えて謎解きに唸らせられるだけではない
深みを感じさせる物語になっていた所がとっても好きでした。
小林泰三自身がご自分の死期をどこか悟っていたからなのかもしれないなあと思いました。

帯に殺人鬼ピーターパンとある通り、
ピーターパンが残虐で深く考えずに平気で人を殺せる
ある意味無邪気そのものな少年として登場して、
ギャグでどんどん人が死んでいく所が凄く面白かったです。
ビルとピーターの噛み合わない会話も相変わらずで好き。
スライトリイとピーターのやり取りも笑えました~
そしてウェンディの心優しく賢明なキャラがめちゃくちゃ可愛かった‼
心優しい少女なキャラってくるみ割り人形のクララとかもだけど、
性格悪い私には退屈で好きじゃないのですが、
ウェンディの台詞の感じがこれまた少女主義者にはたまらない少女性があって好きだったのです~
思わずウェンディの台詞だけ声に出して読んじゃったよ…(^^;)))
現実世界サイドも栖来や二連一郎・次郎兄弟、友子に虎谷百合子、日田等々、
誰が誰のアーヴァタールなのかを考えるのも楽しくて、
特に富久のアーヴァタールがウェンディで
友子のアーヴァタールがマブ女王は意外すぎて気持ち良く騙されました‼ヽ(●´ε`●)ノ
ネヴァーランドでピーターパンがどんどん人を殺すので、
現実世界で旅館が雪に閉ざされ雪崩が起きるなど、
どんどん災害が大きくなっていく所も読み応えありました~
旅館の女将・墨、ネヴァーランドでは海賊のスミーが
旅館で大量死が出たと知られたくなくて遺体を納屋に隠していた所の、
「フグも鉄砲も当たると死ぬってね」って台詞にくそ笑いました。

そして最初からティンク殺しの犯人がピーターパンだと分かっている構成で
どうやってウェンディ達が
ピーターパンがティンク殺しの犯人だと気付くのかが主題だと思っていたのが、
実はピーターパンは双子の概念が理解出来なくて、
ピーター・ダーリングというもう一人のピーターが
双子のティモシィと練っていた
ウェンディ殺害計画を聞かれたためにティンクを殺したのだと分かるシーンは
正直馬鹿なので良く理解出来てませんでしたがやられた‼と言う感じでした~
倒叙ミステリと思わせて実は…と言う
読者を騙す手並みがさすがと言う感じでとっても心憎い‼(* ̄∇ ̄*)
と言うかそこに行き着くまでの友子とウェンディの推理の理論を読むのが一番快感でした。
ラストは雪山で眠ってしまい時のねじれの中に閉じ込められて
永遠に熊に殺され貪り喰われる苦痛を繰り返すことになった富久の
因果応報と小林泰三らしい悪夢的なグロ描写とブラックな笑いがとても心地よかったです。
そしてやはりどこか寂寥感を感じさせる幕切れが印象的でした。

巻末のピーターパンの原作や
作者ジェームズ・バリやその周囲の人々についての解説も興味深くて、
原作のピーターパンもかなり残酷なお話だったと言うのは初めて知ったので面白かったです~
本当は恐ろしいピーターパン…(^-^;
そしてウェンディという名前が今でこそ欧米で普通にある名前だけど、
ピーターパンが書かれた当時は一部の名字や男子名にあるだけの
かなり珍しい名前だったとかも初めて知ってためになりました‼
とにかく小林泰三氏の作品をもう読めないんだというのはとても悲しいですが、
大好きな○○殺しシリーズの新作を、
それも個人的にシリーズ随一の快作を遺してくれた事がとても嬉しく感謝したいです。
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ブロードウェイミュージカルとおフランス映画


エンジ色のボンネットとドレスが描きたかった粉雪
また等身が高くなってしまった…・゜・(つД`)・゜・
ちっちゃい子にロリ服着せるのが好きなのに~( ノД`)…
瞳もまた小さくなっちゃったし10年後の粉雪だと言っても通るな…
一応モデルの写真そのままですが編み上げブーツが気に入っております~


WOWOWで昨日やっていたミュージカル「パリのアメリカ人」
2018年ウエストエンド公演観ました~
ジーン・ケリー主演の原作?映画は観てないので比べられませんが、
とにかくガーシュウィン作曲の流麗で美しい魅力的なメロディが全編を彩っていて、
二時間半飽きずに観られました~
アイ・ガット・リズムとかこんな序盤にこんな名曲が流れて良いの⁉という感じ。
スワンダフルもお馴染みだし、アンリが歌うパラダイスに行こうのシーンは
全編中唯一にして随一の
いかにもアメリカらしい燕尾服にシルクハットのダンサーとコーラスガールが歌い踊る、
楽しいシーンで大好きです。
ジェリーがリズを訪ねて彼女が働くギャラリー・ラファイエットに行くシーンも、
お客達と店員が一丸となって歌い踊る感じが楽しくて、
女性ダンサー達のカラフルで大きな帽子がとてもエレガントで好きでした♥
クライマックスの劇中バレエの所はびっくりするくらい何も感じなかったけど(((^^;)
本番前に緊張して「舞台の上で情熱を感じないんです‼感じたのは一度だけ」と言うリズに
マロイが「その時の事を思い出して」とはなむけの言葉を贈る所は良かったです。
この時マロイが着ている、デコルテに薔薇の造花があしらわれて
マーメイドっぽくなったスカートにも薔薇の模様の入った黒いイブニングドレスが
何ともエレガントで好きでした~(* ´ ▽ ` *)ノ
踊りは思ってたよりずっとバレエバレエしててびっくり。
アンリの父ディディエがジャズは嫌いと嘘をついていて、
皆と一緒に踊るところも茶目っ気が出ていて可愛かった(笑)

…でもストーリーは特に惹かれる所はなかったな…有って無いような物だったし。
冒頭スポットライトの中で
アダムがピアノの前に腰かけて前口上を言う所はわくわくしたのですが。
作られたのがまだ第二次大戦やナチスの爪痕が生々しい頃だったので仕方ないけど、
ジェリーがアンリに言う
「国のために戦いに出なかった男が」と言う台詞のシーンなど、
今の日本やアメリカの情勢がちらついてしまい感情移入出来ませんでした。
好きだったのは、アンリが
「僕の母は僕の恋愛対象が女性以外だと思ってる」とこぼすと
ジェリーとアダムがコーヒーを飲んだり煙草を吸ったり、わざとらしく知らんふりをする所。
笑えて好きです~
ジェリーとリズが公園で踊るシーンの前の
「勝手に描きやがって」と不自由な英語で喋るリズも可愛かった。
でも一番好きなのはマロイがジェリーへの恋心を諦める所の潤んだ瞳と、
その後マロイがジェリーが愛するリズに向けて
「こういう世界にいると忘れがちだけど、お金じゃ愛は買えない」と言うところ。
マロイの一見裕福な階級に属して何不自由ないように見えても、
ままならない想いがあるのだと言うのが良かったです~
タイトルの「アメリカ人」がジェリーの事だと思っていたらアダムの事だったのは意外でしたが、
冒頭と言い最後と言い、アダムがストーリーテラーという構成も粋で好きです。
「僕は彼女を手に入れた。音楽の中に彼女がいるんだ」と言うアダムの独白が切なくて良い。
でもラストはリズはアンリと結婚して終わる方が斬新で心に残ったと思うな~

キャストで印象的だったのは、やはりヒロイン・リズ役の女優さん。
ブルネットのおかっぱに大きな灰緑色の瞳がとても印象的な美人さんで、
声も凄く可愛くて内向的なリズ役にぴったりでしたが、
カーテンコールではそれまでのひっそりした雰囲気が消えて
すっかり舞台人としての貫禄を感じさせる堂々とした表情になっていて、
女優だな~と感心しました~!!(゜ロ゜ノ)ノ
アンリの母親役の女優さんもエレガントなファッションが良く似合う細身の体つきと
ブルネットで貴族的な顔立ちが役に良く合っていて好きです~
全編装置の転換などもスムーズなだけでなく、
あえてダンサーやキャスト達が装置を押して出てきたりする感じも舞台美術オタには楽しくて、
ストーリーは印象に残りませんでしたが、
フランスが舞台らしいシックでお洒落な雰囲気が出ていて素敵で良かったです~‼


それから、WOWOWでやっていた1989年のフランス映画「仕立て屋の恋」観ました~
22歳で暴行され殺された娘ピエレットの無念を晴らすため、
わいせつ罪で逮捕された全科のある町の嫌われものの仕立て屋・イールを追う刑事。
イールは窓から向かいのアパートに住む美女アリスを覗き見るうちに彼女に恋するが、
彼女の恋人エミールがピエレットを殺した犯人である事を知ってしまい…

とにかくイール役の俳優の、アリスへの想いの偏執的な気持ち悪さと
アリスへの純粋な愛情の両方の表現が素晴らしくて、良い意味でキモさが絶妙で良かったです~
ラットを何匹も飼っていて、死んだラットをハンカチに包んで川に捨てたり、
友達である鳩に笑顔で毒入りの餌をやっていた事を遺書に書いて死んだ老婆の昔話を
娼婦に話す所など、毒がたっぷりまぶされた決して気持ちの良い映画ではないのですが、
アリスを刑事から逃がすためにアリスと自分の二人分の列車の切符を買って、
駅で決して現れないアリスを待つイールの表情がとても切なくて泣けました。
ラスト、アリスに「僕は君を全く恨んでない。ただ悲しいだけなんだ」と
心情を吐露し、転落死したイールが刑事に宛てた手紙で、
「彼女は共犯ですが罪はありません。僕は彼女と旅立ちます」と言う言葉で終わる幕切れが
ただただ悲しくて、イールの魂は本当な今頃らアリスと自由になっていたはずなんだ、と言う
何とも言えない余韻の残るフランス映画らしい映画で良かったです。
一切の音楽も歌もない無音のエンドロールも内容に合っていて印象的でした。
ある意味究極の愛の映画だと思いました~

37歳

になりました~もう立派な中年だわf(^^;
写真は地元のケーキ屋さんポンデ・ラルマの
シャンティショコラとタルトシトロンとモンブラン。
タルトシトロンは何回も食べてるのですが凄く美味しい~!!( ≧∀≦)ノ
レモンの爽やかな酸味と
タルト生地の小麦の風味が伝わる様な香ばしさとサクサク感が絶品なのです!!(*>∇<)ノ
シャンティショコラは多分初めて食べたけどぼんやりした味でいまいち…(^_^;)
このお店はチョコ系のケーキはあんまり…だなあ。
モンブランはこの後食べます~
ポイントがたまったプレゼントでもらった焼き菓子も、
クッキーもマドレーヌも絶妙な甘さとお味で本当に美味しかった~☆ミ

Kバレエ「シンデレラ」とオレンジ文庫


絵は舞踏会から帰ってきたクリノリン・スタイルのドレスのリリー・ヘザー
ドレス今見るとシンプルすぎたけど(ヽ´ω`)若い娘らしく可愛らしく描けたのでまあ良いか。
虫かぶり姫の事にちょっと言及しながらTwitterに上げたら、
虫かぶり姫のコミカライズをしている喜久田ゆい先生にいいねして頂けて嬉しかったです♥
ボンネットの青いリボンに縞模様が入ってるのがポイント。

今日午後二時からWOWOWでやっていたKバレエの日高世菜さん主演のシンデレラ観てました~
これも例によってDVD持ってるのですが、
キャストが変わると大分印象も違うな~と思いました~
今回の継母のルーク・ヘイドンはDVDでは違う人だったと思ってたけどDVDの方も同じだった…
第三幕でシンデレラと抱き合うシーンはDVDの方がずっと感動的だったなあ。

第一幕、暖炉の前で身をすくめるように暮らしている日高世菜さんのシンデレラ、
継母や義姉達にお辞儀する所が既に姫君のような気品に溢れていて素敵でした~
仙女が化けた老婆に手で顔を撫でられて、撫でられたところをなぞるようにする所は
もうずっと誰かにそんな風に触れられた事は無かったんだろうなあという
シンデレラの不幸な境遇と孤独が感じられて泣けました~
仙女がシンデレラの身の回りの品を妖精に変える所、
薔薇の妖精のダンサーはまだほんの少女といった感じのあどけなさで、
ちょっと体が固いと思う所はあったものの元気一杯な踊りで可愛かったです。
トンボの妖精役の岩井優花さんは一番気に入りました~
トンボの透き通った羽が似合う妖精らしい美女で、たおやかな雰囲気が素敵でした♥
キャンドルの妖精は熱くて跳ね回る様な振り付けが面白かった。
ティーカップの妖精は中国の青磁の様な衣装が気品を感じさせて素敵。
シンデレラが姫君に変身するシーンはもっと早着替えみたいな感じにしてほしかったけど、
長いマントを羽織ってティアラに真っ白いクラシック・チュチュを着たシンデレラ可愛かったです~
四頭の牡鹿に引かれた馬車でシンデレラがお城に入っていくシーンで一幕終。

第二幕、お城の舞踏会。曲線を多用したお城の装置がロマンチックで素敵でした~
小さい騎士がブリッジを何回もするの体柔らかい!!(゜ロ゜ノ)ノ
上の義姉が道化と踊って、最後にフィッシュダイブする所は新しかったです~
満を持しての登場の王子役の高橋裕哉さん、
事前に観ていた番宣ではお顔が失礼ながら少し猿っぽい…とがっかりしていたのですが(((^^;)
実際観たら登場した瞬間王子様‼って感じのオーラがビシビシ感じられてとっても素敵でした~
踊りはジャンプがもう少し高ければ良いな…って感じでしたが、
伸びやかで健やかで素直な
何不自由無く育った王子様らしい王子様という感じがとても気に入りました。
シンデレラがお城の階段を一段一段降りてくるシーンは、
日高さん内から輝くような真っ白な肌に純白のチュチュが映えて
正に気品溢れる謎のプリンセスという感じが出ていて良かったです。
シンデレラのソロは日高さん本当に正統派姫君という感じのしとやかで優美な踊りで素敵でした。
王子のソロはジャンプの高さはそれほどでは無いものの、
最後のピルエット安定感があってとても上手かった。
そして技術以上に高橋さんの、
疑うことを知らない純粋な王子と言う性格が現れている踊りに感動しました~(* ´ ▽ ` *)ノ
二人のパ・ド・ドゥは、シンデレラと王子がお互いの外見だけでなく
お互いの心を通わせて愛し合っていく過程が短い中に集約されていて良かったです~
日高さんの王子を見つめる瞳が本当に夢見る恋する乙女その物で凄く可愛かった~‼(*≧∀≦*)
12時の鐘が鳴ってシンデレラが元の姿に戻るシーンの演出も美しくて好きです。
王子が式典長からシンデレラが落としていったガラスの靴を渡される所で第二幕終。

第三幕、前述のようにシンデレラと継母達との和解シーンはあっさり目でしたが、
やっとシンデレラを見つけ出した王子とシンデレラが
お城に寄り添いながら消えていくラストシーンはとても美しい幕切れで良かったです~
日高世菜さんも失礼ながらお顔はちょっと出っ歯気味…なのですが
美しさとは顔だけの物ではないと言うのが良く分かる舞台でした。
これって、シンデレラのお話のテーマにも通じますよね(。ゝ(ェ)・)-☆


ブックオフオンラインで喜咲冬子さんの集英社オレンジ文庫「青の女公」買いました~
誕生月特典で3000円購入で500円引きのクーポンがあったので
値段合わせのために買ったのですが、とは言えずっと欲しかったので楽しみに読んだのですが
思ったほど面白くなかったな…(ヽ´ω`)
同じオレンジ文庫の久賀理世さんの王女の遺言みたいな
重厚で壮大で華やかなヒストリカルロマンを期待していたのですが、
最初の北部の故郷を残虐公と呼ばれるウロス公に滅ぼされ
王宮で女官勤めをしている主人公リディエが
青き薔薇と称えられる王女スキュイラの夫であるウロス公の公子で現在は王子、ヴァシルが
王女に無視されているのを改善する様に、という役目を仰せつかり…と言う所は
麗しのスキュイラを取り巻く蜂の会と呼ばれる美青年たち等、
華やかな宮廷絵巻が始まりそうでわくわくしたのですが、
早々とリディエの故郷のある北部地域の再興と言う地味なテーマに移ってしまい…
私の頭が悪いせいなのですが、ヴァシルが何故リディエ達を殺そうとしたのかとか
ウロス公とその公子が何故城から吊るされる事になったのかとか、
ストーリーやキャラクターの相関関係を良く理解できないまま読み終わってしまいました…
それは置いておくとしても、主人公のリディエも真面目なだけで面白味が無いし、
ラスボスのヴァシルは小物だしイアソンはテンプレ騎士キャラだし
ウラドはまあ…個性ある方だけどソロスは登場シーンが情けなさすぎて
関係を持った女性の子供を皆庶子として城に引き取っていると言うのも
後からヴァシルにその存在を利用されないようにしている、という説明があっても
いや何も考えてないだけでは…と思ってしまいました…
そしてWヒロインと言っても良い役どころのスキュイラ王女も性格が一元的で個性が無いし…
全体的にキャラクターに魅力がないのが残念でした。
ヴァシルが子種が無い事を隠して王女と結婚させた宰相が処刑される所とか、
謀略部分はそれなりに面白かったですが、
肝心のヴァシルを誘い出す方法が書かれてなかったのはがっかり…
ヴァシルの右肩に傷が無いと騒ぎそれ以来精神が不安定になった様に見えたリディエが
実はしっかりヴァシルの右肩の傷を見ていて、
周囲を惑乱させるためにあえて心神喪失状態を演じていると分かるラストは
このままイヤミス的な感じで終わるのかと思ってたのでちゃんと決着がついて良かったですが。
リディエがイアソンやウラド等好意を寄せてくる男性の誰とも結ばれず
王女スキュイラも同様だったとう言うのは今風で、
恋愛至上主義な私でもそれほど不満はありませんでしたが、
何分地味な印象が拭えないお話で期待したほどは楽しめなかったのが残念でした…

久々にホラー読んだ~


という事で戸倉姉妹の次女、桔梗子です。
桔梗って確か夏の花…ですよね…?
桔梗柄の着物(分かりづらいですが(^-^;)に羽織は季節感的におかしいかも…ですが
ネットで見かけた大正浪漫風コーデを見て、大胆な柄の羽織を着せたかったのです。
桔梗もしとやかで大好きな花なので、
ちゃんと美女(また自分で言う)の名前に付ける事が出来て良かったです♥
桔梗子は四姉妹一の美人でちょっとふっくらしてます。
耳かくしも大好きなので描くの楽しかったです~♪
ちょっと老けてますが桔梗子は二十歳位の設定です。


Twitterで発売してるのを知って、
椎名咲月さん挿絵の雨宮れんさん作・ジュエルブックスピュアキス
「錬金術師、森で迷子を拾いました1 呪いを解いたらオオカミ陛下に大変身…ですか?」
買いました~
去年の9月に買った同じ椎名咲月さん挿絵、雨宮れんさん作のジュエルブックスピュアキス
「王女でしたがこっそり竜騎士団の専属薬士になりました!」と
同じ作者さんだとは気付かず買ったのですが、今作の方が遥かに面白かったです~‼
王女でしたが~は表紙は抜群に可愛かったけど話はぼんやりしててもう思い出せないや…

錬金術師~は表紙はヒロインのフェリスが錬金術師という事で
せっかくの椎名さん絵なのに服装が地味で期待値あまり高くなかったのですが、
フェリスが兄の天才特級錬金術師スタンの作った有能ホムンクルス、ルカと一緒に
川で拾った黒髪黒目の五歳くらいの可愛い男の子、ヴァルと暮らす日々から
スタンの術のおかげで呪いが解けて、
美形の皇帝陛下の姿に戻ったヴァルことヴァレリアンとの甘酸っぱいあれこれ、
ヴァレリアンに呪いをかけたヴァレリアンの父の双子の弟オルランドを捕らえる終盤まで、
飽きずに読めて良かったです‼
序盤の錬金術師には5つの階級があり、
その最高位で国に5人しかいない特級錬金術師の一人である兄スタンや一級錬金術師の両親に比べて
まだやっと一人前の錬金術師として認められる三級錬金術師であるフェリスが
自分を落ちこぼれと卑下する所は
ぐだぐだ引きずったりしないでほしいな~と危惧してましたが
その願い通り?その後もちょくちょくフェリスが兄との差を感じて落ち込む所はありましたが、
湿っぽくならずにフェリスが明るい性格なので前向きに乗り越えていく感じで良かったです。
妹を溺愛するスタンがフェリスを守るためだけに作ったホムンクルス、ルカも
可愛くて良い味だしてて良かったです~
オルランドを捕らえに行く途中でヴァレリアンに
「僕はフェリスちゃまが幸せなら何でも良いんですよ。フェリスちゃまが好きですか?」と
直球で聞く所とかはかっこよかった‼
スタンも最初は少女ラノベあるあるな良くあるシスコンキャラかと思いきや、
溺愛するフェリスを躊躇いなく竜のエサとしておびき寄せるのに使ったり、
錬金術が絡むと妹とは言え結構非情になる所とか、
とは言えちゃんと防具の錬金術で作ったアイテムを持たせて安全を万端にする所とか
これまた良い味出してて良いキャラでした~
普段はとぼけてるけどいざとなると有能な所のギャップもかっこいい♪
そしてヴァルことヴァレリアンも私好みの黒髪美青年だし
呪いをかけられた小さなヴァルもいじらしくて可愛かったけど、
大人の姿に戻ってからも
俺様かと思えば意外と殊勝で律儀な所もあったり、
女性の扱いに慣れてるようで実は純情だったりで凄く好きでした♥
オオカミ陛下というサブタイトルから想像するほどケダモノ要素は無かったような…(^o^;)
それも良くある強引でグイグイいくだけの俺様美形キャラじゃない所が良かったです‼

フェリスとヴァレリアンがルシアの町に買い出しに行く所が好きです~
フェリス一家が昔から行きつけにしているハーブ店の場面とか、
ハーブの良い香りのする店内に佇むフェリスとヴァレリアンが目に浮かぶような、
こちらまで香りが伝わるような描写が良かったし、
お土産にもらったハーブの手作りキャンディーを
目を丸くしながら食べるヴァレリアンが可愛かった♥
その後のカフェデートも胸キュンで好きです~(*^▽^*)
そしてオルランドを捕らえるための魔道具を作るため
フェリスとスタンが5日間交代で魔法釜に魔力を注ぎ続ける所で
疲弊するフェリス達のために何か自分に出来る事は無いかと考えたヴァレリアンが
ヴァルだった時にフェリス達と庭の野菜を収穫した事を思い出して、
手を傷だらけにしながら不格好なサンドイッチを作る所は
大変いじらしくてフェリスと一緒に私も胸キュンしました♥ここの挿絵も良き…(^q^)

フェリスがヴァレリアンへの気持ちを自覚しながらはっきり言葉に出さないで終わるのや
敵役のオルランドが思ったより小物であっさり捕まるのはちょっと不満でしたが、
ヴァレリアンに「妹に手を出したら埋めますよ」と本気で言うスタンとか
ヴァレリアンとスタンとの気のおけない丁々発止のやりとりも、
フェリスがスタンを埋めるべきなのではないかと思う所とかも、
ギャグは上手いとは言えないけど味があって好きでした~
竜退治を簡単と言い切るスタンとヴァレリアンも良かったです。
ヴァレリアンがフェリスに
「錬金術師でないフェリスも好きだ」と言ってキスするラストも良かったです~
このお話、1とあるので続刊があるのかと一冊完結が好きな私は怖々してましたが、
ちゃんと今作一冊だけでも終わってる様に読めるし、
あとがきで続刊は皇宮に帰還したヴァレリアンを取り巻く宮廷でのあれこれと言う事だったので、
フェリスのドレス姿とかも期待出来そうだし華やかな貴婦人や令嬢達も出てきそうで、
秋頃発売予定、鋭意執筆中という雨宮さんの言葉に是非読みたい‼と思いました‼(*≧∀≦*)
キャラクターが皆魅力的なので続きも楽しみです~もちろん椎名さんのイラストも‼

めちゃくちゃ久々にブックオフの実店舗で本を買いました…
岩井志麻子の角川ホラー文庫、「でえれえ、やっちもねえ」。
デビュー作のぼっけえ、きょうてえが凄く好きだったので、
久々に江戸、明治、大正、昭和舞台の短編集という事で楽しみに買いました~
岩井志麻子作品、昔は好きで図書館でほとんどの作品を読みましたが、
マンネリ化が激しくてここ10年位全く読んでなかったのです~
あまり時間がないので各話簡単に感想。

「穴堀酒」
一番好きでした~
女性の礼儀正しく穏やかな口調で書かれた手紙から
だんだん女性が人を殺して女性監獄に服役していた事や
殺人の全貌が明かされていく過程がとてもわくわくして、
大正から昭和にかけての岡山の歓楽街の空気や
儚い時代の輝きが感じられる所が凄く好きでした。
そしていよいよ殺人の全容が明かされて、
それまでの穏やかだった女性の口調が一転して
太字で男を罵る口調になる所が最高に怖くて良かったです~
そして最後の男性の手紙で、
女性を殺す算段をしているとしか思えない文章で締めくくられる所が快感すら感じました~

「でえれえ、やっちもねえ」
表題作の割には凡庸な話でした…タイトルは岡山弁で「物凄く、恐ろしい」という意味だとか。
狼太郎の話とノリと小平の話と鞠枝の話と、どう繋がりがあるのかよく分からなかった。
ラストの小平の言葉で後味悪い感じで終わっているのはホラーだから良いのでしょうが、
まとまりが感じられない話でした。

「大彗星愈々接近」
浦島太郎の様に60年近くも行方不明になっていた幸吉の祖父の妹、ヨシが
ある日突然帰ってきて…という導入部から
幸吉の家系の男達の変人ぶりが語られる所など、
ホラーだけどどこかほのぼのとした雰囲気が感じられるお話で結構好きでした~

「カユ・アピアピ」
岩井志麻子特有の南国への愛着と、
どこまでが現実でどこまでが妄想なのか境界が分からなくなってくる感じが
良くも悪くも岩井志麻子らしい話でしたが、
あまり面白くなかったな…ラストはまあまあ良かったですが。


穴堀酒以外はそこまで楽しめませんでしたが、
まあ久々に岩井志麻子の時代物ホラーが読めたので満足です。
そして私はやっぱり簡潔に書くという事が出来ないのだなあと実感しました( ノ;_ _)ノ

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7月15日生まれのかに座、A型。
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