雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
久々に少女小説&Kバレエ白鳥の湖2021
- 2022/05/08 (Sun) |
- 日記というか雑記 |
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先月描いた甘ロリ粉雪
あまりしたことがない色使いにしようと思ってこんな感じに。
パラソルが上手く描けなかったのが残念だけど、顔は可愛く描けました~
ピンクハウスの動画で見たギンガムチェックのテープがロリ服にも応用出来そうだなあと思って。
久々に一迅社文庫アイリスを読みました~月本ナシオさんの「妖精姫の花嫁修行」。
何か、凄く勿体ないなあ~…っていう作品(^-^;
キャラ設定とかの素材とストーリーはとっても良く出来てるのに、
肝心の所で台詞が言葉足らずだったり児童文学かと思うほど台詞が幼稚だったり、
文章にタメが全く無かったり…
かるさんのイラストも表紙は凄く可愛くてライルもかっこよくて私好みなんだけど、
中の挿絵がトーンじゃなくグレースケール処理だったのも個人的にがっかりでした(ー_ー;)
それは置いておくとしても、挿絵に少女小説らしい華やかさやきらきらが全く感じられないし
物によってはプロとは思えないほど稚拙で…
でも全体的にはとっても私のツボにハマるお話で良かったです~
幼い頃敵襲から逃れて一人妖精の国で育った王女フィリアナが、
300年の時を経て人間界に戻り、青年貴族ライルの元で彼の窮状を救うため
王国の王太子パトリック王子に嫁ぐための花嫁教育を受けることに…というお話。
フィリアナの当初のじじむさい口調が良い味出してて良かっただけに、
すぐ普通の少女言葉になってしまったのは個性が薄れた感じで残念でしたが、
ライルのいつも不機嫌で口下手で人に誤解されがちなキャラが良かったです~
ヴィジュアルも黒髪で私の好み♥
サラの慎ましやかな乙女に見えてしっかりもので言うべき時はきちんと主に意見出来る
芯の強い所もとても良かったです~
それだけに後半ほとんど見せ場が無かったのは残念でしたが。
ユニコーンのリースの穢れなき乙女が大好きで
可愛い娘と見れば賛美せずにはいられない所も個性的なキャラ付けで凄く良かったです。
でもフィリアナがライルに惹かれていく所の展開がいちいちベタでなあ…(((^^;)
前述のように台詞も小説ならもっとこう詩的な表現とかを使ってさ…と
指導を入れたくなる位単純で…
文章もフィリアナとライルの心の距離が近付く所は
もっと間を大事にしてときめきを綴ってほしいのに、全くタメがなく淡々としててなあ…
後例えば終盤城の王族だけが知る地下通路をフィリアナとライルとパトリックが進む所で
ライルがフィリアナに自分のコートをかけた、という記述があるのですが、
そこ1つ取ってももっとドキドキをふくらませられるだろぉ~‼フィリアナの心情は⁉と
ツッコミたい所が満載でした…
良かったのはライルとリースの険悪な関係の描写と
王子パトリックの花嫁探しの大舞踏会という華やかな設定、
その舞踏会で王子の心を射止めるために
フィリアナの前王朝の出自だという事を微妙に歪曲する謀略部分。
「馬が馬で運んでもらうなんて」「可愛い牝馬でも用意してやればご機嫌だろう」
と言うライルの辛辣な言葉がほぼ正解だった所は笑いました。
ラストのライルがフィリアナをベッドに押し倒してキスする所はきゃー♥
そして翌日理性がやききれそうになった自分を内省するライルが可愛かったです(* ̄∇ ̄*)
新しい家族が出来る、の本当の意味がとても幸せで良かったです~(*´▽`)
WOWOWで昨日やっていたKバレエの日高丗菜さん主演の白鳥の湖観ました~
Kバレエの白鳥はDVD持ってるのですが、
王子役が熊哲なので技術はともかく彼の傲慢な性格が思い出されてハマれないし、
オデット役のヴィヴィアナ・デュランテも踊りはとても上手いんだけど
かなりお年を召していてこれまたハマれないしで…だったので
今回フレッシュなキャストでの放送を観られて嬉しかったです~(*≧∀≦*)
冒頭のワルツ、女性の貴族の衣装の
襟ぐりがちょっとクリノリン・スタイルみたいに深く開いて羽飾りみたいなのがあしらわれてて、
スカートはふわっとした素材に薄ピンクと淡い黄色を合わせて少しぼかしが入ってるのが
凄く可愛くて素敵でした~♥
王妃の衣装も豪華さはあまり感じられないものの、
天野喜孝さんの描かれるドレスみたいなそこはかとなくファンタジーを感じさせる感じが
嫌いじゃなかったです~(>∀<)
王子役の高橋裕哉さんはいかにも気ままで気まぐれなプリンスと言う感じで、
そんな彼がオデットに出会って真実の愛を知って成長する姿が良く出ていて良かったです。
パ・ド・トロワは第一バリエーションの女性はちょっと体型がぽっちゃりしてて
踊りも所々雑な感じだったかな。
第二バリエーションの男性は動きがダイナミックでなかなか良かったです。
第三バリエーションの女性も普通に上手くて良かったです~
王子の家庭教師がオデットの幻影を見るのが新しくて興味深い演出でした~
第二幕、日高丗菜さんのオデットの初登場シーン、
日高さんどこかいとけない少女のような雰囲気で印象的でした~
このオデットの初登場のシーンで大体バレリーナのキャラ作りや個性が見えるのが面白いなあと。
そんないとけないオデットが
必死で自分達の侍女を守ろうとする気高さを感じさせる所もとても良かったです~
4羽の白鳥は前の新国立劇場劇場の白鳥ほどじゃないけど、
ぴったり揃ってて綺麗でした~
オデットのソロはあまり良く観てなかった…
第二幕コーダのオデットが大きく羽ばたく仕草をする所は
本当の鳥のように見えて良かったです~
第三幕、大舞踏会のシーンは冒頭のベンノの高速回転凄く上手くて素敵でした‼
王妃の長いトレーンを引いた盛装姿が素敵で良かったです~
私好みのウエストをきゅっと絞ってスカートをふわっと膨らませるシルエットじゃないけど、
王妃らしい威厳を感じさせるデザインで、
前のくるみのシュタールバウム夫人役で気に入ってた山田蘭さんが
今回も素敵な貴婦人っぷりの王妃を見せてくれて良かった♪
王子の花嫁候補の姫君達も白一色の清楚な衣装でしとやかに踊るシーンが可愛かったです~
ロットバルトとオディールが引き連れてきたスペインの踊りも
黒い仮面を付けた赤い衣装のダンサー達が
良い意味でいかがわしい雰囲気を出していて良かったです。
日高さんのオディール、いかにも悪役です‼って感じのベタなオディールじゃない所は良かったけど
ちょっとコケティッシュすぎて高級娼婦みたいに見えちゃうのが何とも…(^o^;)
もう少しミステリアスな雰囲気を強調してほしかったな。
黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ、アダージオのオディールのバランスの所拍手起きてたけど、
日高さん危なげは無いんだけど表情がこわばってて、
そんな無理にやらなくても良いのに…と思ってしまいました(^-^;
王子のバリエーションはまあ普通に良かったかな。
ロットバルトのソロは良く覚えてない(((^^;)
オディールのバリエーションは振り付けが普通とかなり違って面白かったです。
コーダのオディールの32回転、
日高さんダブルも入れながら全く軸がぶれない見事な踊りで良かった‼
王子に愛を誓われたオディールが王子を嘲笑うところも
派手な演出でカタルシスあって良かったです~
第四幕、王子を許すオデットの所
一瞬オデットが凄く泣きそうな痛々しい表情をする所が凄く印象に残りました~
死を選んで湖に身を投げたオデットを王子が追い、
白鳥達がロットバルトを取り囲む所は
通常の非力な白鳥達がロットバルトを追い詰めていく感じがとてもグッと来るのですが、
今回のただ成す術もなく動いている白鳥達もそれはそれで良かったです~
ラスト、沈痛な白鳥達とは対照的に
天上の世界で人間の姿に戻ったオデットが王子と幸せそうに抱き合い
永遠の愛で結ばれる二人の姿がひしひしと胸に迫ってきて
凄くうるうるしてしまいました~(。・´д`・。)
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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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