雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
伯妖日記最終回+少女漫画話
- 2018/10/25 (Thu) |
- 日記というか雑記 |
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という事で、伯爵と妖精32巻目「白い丘に赤い月満ちて」
33巻目「新たなるシルヴァンフォードにて」をもってシリーズ読了しましたー
長かった…;;ファンタジー展開が楽しい巻と退屈な巻とでふり幅大きかったり、
楽しみにしてた後日談が薄かったりで残念な部分もありましたが、
何だかんだでエドガーとリディアの愛に胸が熱くなる素敵なお話で、
年内に読めて良かったです。
その前に飛ばして読んでた30巻目「祝福の子か夜の使者か」読みましたー
だよねーエドガー記憶戻ってない間色々あるよねー(棒)
ケルピーとアーミンのあれこれが好きです。
レイヴンの
「ケリーさんはわたしの膝で寝たいのですか?別にかまいませんが、体重は何ポンドですか?
あまり重いと長時間は難しいです」
という天然発言も可愛い(笑)
白い丘に赤い月満ちては本編最終巻という事で前巻から考えて尺大丈夫か?と思ってたけど
特に急ぎ足と感じる事も無くまとまってて良かったです。
エドガーの最終的な敵が息子のアルヴィン!?と思わせてからのあれやこれやは
ちょっとご都合主義だなーと思う所はあった物の、
青騎士伯爵として朱いムーンストーンの弓を使って妖精国への魔法線を繋ぐため
満月に向かって矢を射るエドガーのシーンはかっこよかったです。
ロンドン塔の白い礼拝堂の秘密とかブラッドストーンに込められた物の答えとかは
明かされた時なかなか爽快感ありました。
アーミンの決意を受け止めるケルピーも良かった!
「ったく、どいつもこいつも2番目かよ」って台詞好きー
ニコと黒白の子猫も泣けた;;
ラストは短編集残してるからとはいえもう少しキャラ達のその後を書いて欲しかったですが、
アシェンバートの姓を名乗りつつシルヴァンフォード伯爵の爵位を継ぐ
エドガーの策士っぷりがさすがでした。
そして正真正銘最終巻の短編集「新たなるシルヴァンフォードにて」
本編の後日談はもうちょっとポールとロタを掘り下げて欲しかったなーと思いつつ、
リディアの子供時代の話とか新婚の時の話とかバラエティに富んでて楽しかったですー
「ウサギ帽子の内緒の話」はリディアの子供時代には興味ないとか思いつつも
あとがきで谷さんも書かれてる通り童話みたいな可愛い雰囲気のお話でほんわかしましたvv
「極上のパウンドケーキはいかが?」は
新婚時代のエドガーとリディアのいちゃらぶ+振り回される家人達の話。
トムキンスの「引きますな」笑った(笑)タイトル通り甘い終わり方で良かったですー
「春を待ちわびて」はリディアとエドガーに関係ない妖精達の痴話喧嘩の話でいまいち…
「旅立ちは青い空の下」はシルヴァンフォード公爵家に帰ったエドガーとリディア達の話。
前述のようにロタとポールの話が消化不良なのが残念…
ポールのプロポーズがロタの伝聞だけっていうのはなあ…
でも何だかんだ本当の家であるシルヴァンフォードに帰れてエドガー良かったねという感じ。
「小さな伯爵のぼうけん」はアルヴィンとケルピーのツーショット挿絵が可愛すぎる!!vv
エドガーの望遠鏡を壊してしまったから双子の兄妹ばかりが可愛がられるかもしれない、という
アルヴィンの想いが健気で可愛かったですー
からのーエドガーとリディア、アルヴィンの3人での添い寝再び!!
ユリシスの姿のアルヴィンと寝た時の事を「あの時は最悪だった」というエドガーに笑った。
早くアルヴィンがあの時の様なませガキながらも素直で利発な少年に育つ所が見たいです!
伯妖、人気の割りに思ってたほど強烈なキャラ立ちとかギャグとかは無くて、
ファンタジー展開も理論がよく分からなかったりで期待してたほどでは無かったですが、
それでもプリンスとの内なる戦いを続けるエドガーの行方だけで続きを読ませる感じでした。
各話の〆方とかもふわっとしててあまり印象に残らないけど、まあそれも個性かな。
悪婿にハマった時程ではないけど、読了して心地いい余韻が続いてましたー
ひっさびさに少女漫画を読みましたー
ずっと安くなるの待ってた持田あきさんの「おもいで金平糖」第4巻。
持田あきさんの本はこのシリーズしか買ってませんが、凄く好きですー
何よりいつも緻密なアナログ表紙がめちゃくちゃ綺麗!
内容も2巻が一番好きだったのですが、それを超える秀作揃いだったかも。
「いちごシロップ」は私の大好きなくるみ割り人形モチーフで嬉しい!
アカシ達と栞帆の関係は、子供時代誰でも持っている空想のお友達をなぞらえて
不思議な話なのに誰にでも起こりうる話にも取れるのが素敵だなあと。
「銀河鉄道の恋人」はふうかちゃんの広島弁がほんわかして
お話全体を心地良い雰囲気にしていて和みました~vv
奈良井君の告白とクリスマス列車でのキスシーン泣けた!収録作で一番好きですー
「永遠のエリカ」は桐谷君の冷静な顔で殺し文句を連発する所が可愛くて好きです。
ちょっと世にも奇妙な物語系の感動的なお話で良かったです~
全体的に絵柄も凄く可愛いし、ここぞという時のキャラの表情とか仕草やポーズ、
モブの使い方とかを凄く効果的に描いてる感じでとっても良質な短編集でした!
持田さん1巻からどんどんお話の説得力や実力をつけてる感じで頼もしいなあ。
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7月15日生まれのかに座、A型。
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