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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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怒濤のようにバレエを観たよ‼(。ゝ(ェ)・)-☆



TVでな!!。・゚・(Д`)ヽ(゚Д゚ )泣
絵は紫とどっち載せようか迷ったけど、初志貫徹して最初のピンクバージョンのリリー・ヘザー。
TLの表紙みたいなドレスとリボンに付いたパールが描きたかったのですが、
塗りを新しくしたのが災いして
ドレスが光沢のある生地みたいに見えて、上手く甘辛MIXになりませんでした( ノ;_ _)ノ
ヘッドドレスももっと凝るか
面倒がらずにまたつばの広い大きな帽子を合わせれば良かったなあ(;ω;`*)
あちこちドレスデザインのアイデアを使ってしまったので
次のドレスまできっと難産だわ…


と言うわけで、先月WOWOWで
パリオペラ座バレエ団のエトワール、オーレリ・デュポンの引退公演のマノン、
今月同じくWOWOWで
英国ロイヤルバレエのマリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフのラ・バヤデール、
Kバレエカンパニーの中村祥子さんと遅沢祐介さんのくるみ割り人形、
ロイヤルバレエのサラ・ラムとムンタギロフのマノンを立て続けに観ました~
ラ・バヤは正直ダルかったけど、
それ以外は創作意欲がたぎってる時だったり大好きなくるみだったりで楽しく観られました~♪
今日と明日にもロイヤルバレエのドンキホーテとKバレエの海賊があるんですが、
全部書くとまた記事が長くなりすぎるのでひとまず今日までの感想です~

パリオペのマノンは、暗い話だし音楽は馴染みないしで
録画してから観るまでに凄い時間かけてしまったのですが、
観始めたら引き込まれてしまいました~☆
まずマノン役のデュポンが天使のような美少女という設定に説得力ありすぎる美貌!!
ちょっとエラ張ってる所とかもチャームポイントになってて、
お話全体の説得力が増してるのが良かったです~((o(^∇^)o))
デ・グリュー役のロベルト・ボッレも完璧な美形だし
美男美女カップルで目の保養になりました(o´艸`o)♪
後レスコーの愛人役のアリス・ルナヴァン、
以前の来日公演でドンキのキトリを観た事があったのですが、
その時からパッと花のある雰囲気が変わってなくてとても存在感あって良かったです~‼
第一幕でマノンが馬車から降りてきた時から、
可愛い青灰色のリボンいっぱいのドレスを着たデュポンに目が釘付け♥
寝室のパ・ド・ドゥも流れがあって一幅の絵のように美しかったです。
レスコーの愛人が娼館で踊る所も可愛くて素敵でした~
ラストは深まる悲劇に反して高揚感ある音楽が
マノンにとってこの結末は救いだったのかもな、と思わせられる幕切れでした。
幕間に挟まった、エトワールを引退してオペラ座を去るデュポンへのインタビューや
カーテンコールでの感極まったデュポンの姿もとても心に残りました~


ラ・バヤはDVDいくつか持ってるんだけど
最初のニキヤがソロルと逢い引きしてるところを大僧正が覗き見する所までで
大体飽きて最後まで観られません(^^;)))
華やかなパ・ド・ドゥや影の王国のソリストなど
踊りの見せ場は一杯あるんですけどね~
ヌニェスのニキヤは心優しい美少女という設定に相応しい
柔らかく情感のある踊りと雰囲気で良いのですが、
私のイチオシ、ガムザッティ役のナタリア・オシポワがちょっと…な感じでした。
マイムの所は良いんだけど、大好きなガムザッティのヴァリ、
キビキビ踊りすぎで…
もっと伸びやかでおおらかな音楽を使って可憐に音を取って踊って欲しかった…
ソロル役のムンタギロフは優柔不断な役をやらせると上手い!
でもロイヤルの版はソロルが明確にガムザッティの美貌に心変わりした演出を無くしてるのが
誇り高いお姫様萌えの私には物足りなかったです。
影の王国のソリスト三人はまあ普通。第一ヴァリは好きな雀由姫さんでしたが普通でした。
でもロイヤルの版はちゃんとラストに寺院崩壊のシーンがあるので
カタルシスはあって良かったです。
影の王国で終わる版は知り切れトンボ感あって好きじゃないです。


KバレエのくるみはDVD持ってるのですが、今回かなり演出変わってました~
冒頭のマリー姫がネズミの王様の呪いでネズミに変えられる所、
DVDでは王様とお妃様も出てきて装置とかもそれなりに大がかりだったのに、
今回はマリー姫の天蓋付きのベッドの周りにネズミ達がいて、
マリー姫が顔を出してネズミになって終わりでした。前の方が分かりやすくて良かったなあ。
クララ役のダンサーはDVDの方のダンサーより自然体な演技でどちらも可愛かったです。
そしてシュタールバウム夫人役の女性が私好みの雅な貴婦人っぷりで気に入りました~♥
エンパイアスタイルのドレスが良くお似合いで、
特に後ろ姿のうなじから肩、腕にかけてのラインが美しい~(///∇///)
ドロッセルマイヤー役のダンサーも美形で良かったです~
くるみ割り人形とネズミの王様の戦争シーンはKバレエらしくスペクタクルで良かったです♪
王子役の遅沢さん、と言うかKバレエの男性プリンシパルダンサーは
皆芸術監督の熊川哲也と同じ髪型なのが気になる…(ー_ー;)
人形の国の踊りはアラビアとロシアが良かったかな。
マリー姫役の中村祥子さん、ややマッチョな感じであまり好みじゃないですが、
名だたる海外のバレエ団で活躍してきただけあって安定感は抜群でさすがでした~
ラストクララが夢から覚める所、
ベッドに置かれたプレゼントの包みを開けて王子とお姫様の人形を取り出す所が
DVDには無かった演出で、
X'masオタとしてはそういう細かいディティールを描くのは気に入りました(* ̄∇ ̄*)


昨日のロイヤルのマノンは、
パリオペと同じ演目とは思えないほど演出や衣装が違っててびっくり。
物語も一層荒々しく暴力的で悲劇性の強い感じになっていて、
同じケネス・マクミラン振り付けなのにこうも違うのね~と
パリオペと比べるのが楽しかったです~
マノン役のサラ・ラムはデュポンとはまたタイプの違った
お人形のような可憐な美少女という感じで、
美しい金髪をアップにした髪型も似合って素敵でした~(☆∀☆)
デ・グリュー役のムンタギロフは
これまたうだつの上がらない役やらせるとハマるなあ~(誉めてる)
ムッシュー・GMがレスコーを殺す所とか、
荒れ地の監獄の看守がマノンを慰みものにする所など、
目を覆いたくなるような悲惨な演出で、
主役二人が美形過ぎるせいでどこかおとぎ話のような雰囲気だったパリオペ版とは
全く違う物語に感じられました。
マノンの登場シーンでサラ・ラムが着てる
青っぽい灰色の裾にラインの入ったマントがとっても可愛かった~♥
衣装もパリオペと比べるとよりシックな感じでしたが、
寝室のパ・ド・ドゥの時にマノンが着てるチュニックは
全面が細かい編み上げになったロイヤル版がより好きです♥
娼館のシーンはレスコー役の平野亮一さんの独壇場!!
酔いが回ってふらふらになり倒れる所とか、
パリオペと比べて完全にコミカルキャラでした。
カラフルな衣装の男性三人のパ・ド・トロワも明るく軽やかで良かったです~
ただレスコーの愛人役のダンサーがかなり年いってて、
どんだけ歳の差恋愛なのよ…と思いました(((^^;)
流刑地をそぞろ歩く貴婦人たちのエレガントなお帽子と
たっぷり襞を取った上品な色のドレス、素敵だった~(*≧∀≦*)
マノンが看守に弄ばれる所は前述のように目を覆いたくなりました…
第一幕でマノンがムッシュー・GMに
自分の若さと肉体が財産になるのだと言うことを身をもって知らせられる所とか、
美しい女性に生まれたからこその悲劇が現在まで続く女性の立場の弱さを体現しているようで、
ラストもパリオペとは違って悲劇の極致だと感じました。

いやぁ~、一ヶ月の間にこれだけバレエを観られるのは最高ですね!!
ではこれから録画していた高田茜さん主演のドン・キホーテ堪能します(*^▽^)/★*☆♪
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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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