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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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戦後75周年の節目に

今年の8月15日に漫画家・久世みずき先生のブログに寄せたコメントのコピペです

私の政治信条を知りたくないという方、
私と政治信条が合わなさそうだと感じた方はこの先は閲覧されないことをお勧めします。
大丈夫な方は続きからどうぞ。






最近何だか本当に世の中の空気がおかしくなってきていると感じます。
去年の今頃は愛知トリエンナーレの件等できな臭さを感じていると書きましたが、
一年経った今はそれが更に大きくなっていると感じます。
コロナ禍や不景気のなかで社会的不安が大きくなり
それを外にぶつけるように嫌韓・嫌中が広がり…
話に聞いていた戦前の日本やナチスが台頭してきたドイツの空気にそっくりだと感じています。

私も久世先生と同じように武器に武器を持つことで対抗するのは決して平和に繋がらないと思っています。
でも戦争は嫌だと当たり前の事を言っただけで冷笑されるような空気を感じてとても辛いし憤りを感じます。
日本はいつの間にこんな国になってしまったのでしょうか。
私が子供の頃は学校で日本はもう二度と戦争をしないと決めた素晴らしい国なのですと習いましたし、
平和憲法を持つ日本を誇りに思って育ちました。
大人達もほとんどは平和主義者でした。
自民党の改憲案を見ていると、80年前の日本にタイムスリップしてしまった様に感じて目眩がします。
国民は国を守るために身を投げ出さなければならないと言いますが、
国民が国を守るのではなく国が国民を守るのが正しい国家のあり方です。
そんな基本的な事も理解していない人達が国を動かしている事に強い危機感を感じます。

歴史修正主義にも強い違和感を感じます。
私は日本の美しい文化や真面目な国民性や豊かな歴史が大好きですし、
南京大虐殺や従軍慰安婦の事を知ったからと言って日本を嫌いになったりしません。
ドイツの子供達がナチスやホロコーストの歴史をしっかり学んで
今の自分達は当時とは違うと自信があると言っている様に、
過去に犯した過ちを正しく学んで2度と繰り返さないと誓うことこそ真に国を愛するという事ではないかと思います。
歴史から目を背けて過ちを無かったことにする事こそ長い目で見れば日本のためにならない「自虐」なのではないでしょうか。

戦後75周年という節目を迎え、戦争体験者がどんどんいなくなってしまう事に強い危機感を覚え
欺瞞なのは承知の上ですが今まで怖さから目を背けていた戦争や原爆に関するドキュメンタリーをたくさん観ました。
その中で、戦勝国であるアメリカにも戦争や原爆を批判的に見ている方がいたり、
当時の日本の悲劇に寄り添ってくれるアメリカの方もいることに涙が出るほど嬉しく感じ、
また自分もアメリカという国を色眼鏡で見ていて一人一人の考えを持つ人々だという事を忘れていたのだなと気付かされました。

先生が仰る様に、私もいつまでも日本がアニメや漫画やゲームを楽しめたり
映画や観劇をしたあと美味しいご飯を食べたり、お友達とお茶したり、夜には安心してぐっすり眠れる平和な世の中であってほしいと思います。
誰だって昼夜の別なく空爆の恐怖にさらされたり
父親や兄弟が兵隊になったりする様な世の中になってほしいわけが無いと思います。
私達は今平和な世の中だからこそ毎日美味しい物を食べられて楽しく暮らせるのだという事を、
その世の中を守るために何をしなければならないのかを考えなければならないと思っています。
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小雨
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読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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