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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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本の中の人に恋しちゃったらどうしたら良いの?


今日近所の阪急百貨店に早々と自分用のバレンタインチョコレート買ってきました~
B・Bチョコレートのベアショコラ。
箱が毎年とっても可愛いのです~今回は紙箱だったのが不満だったけど、
キュートなティディベアと薔薇の花のパッケージが可愛くてvv
securedownload1.jpg


























中はこんな感じ。
一度こういう立体のチョコレート食べてみたかったのですよ~
どうせ中は空洞だろうなと思ってたら、一個丸ごとチョコの塊で食べ応え有りました。
歯が欠けそうに…
B・Bチョコレートはラブリーなだけでなく味もしっかりしてるので、安心して食べられるのですvv
ベア型チョコよりも意外にも脇の薔薇型チョコとハート型チョコの方が美味しかったです。
薔薇型チョコは黄緑のが桃っぽい感じで、ピンクのが普通にいちご味でした。
ハート型チョコは普通のホワイトチョコかと思いきや、
中に苺ガナッシュ?が入ってて美味しかったです~vv
…しかしバレンタインに一人でチョコむさぼり食ってるのって虚しいな…
別に全然気にしてないけどね!!

つづきから畠中恵さんの「アイスクリン強し」「若様組まいる」を読んだ感想。

畠中恵さん、「しゃばけ」シリーズが人気な方みたいですね。
本屋さんでアイスクリン強しの文庫版が話題書の棚に置かれてたので、
可愛い装画と明治時代が舞台という事に惹かれて図書館で取り寄せて読んでみました。

時は明治23年、江戸の世は遠くなり、
築地居留地には外国人が多く出入りする文明開化の世。
西洋菓子屋風琴屋を起こして菓子職人を目指す皆川真次郎の元に、
成金の小泉商会のお嬢さま、沙羅や徳川の世なら旗本の若様と呼ばれた長瀬等
「若様組」と呼ばれる巡査達が入り乱れ、今日もスイーツを巡る騒動がわき起こる…

様々な西洋菓子を巡る事件を描いた一話読み切り形式の連作短編集。
最初に主人公の菓子職人、皆川真次郎と長瀬達若様組に
「この手紙の差出人と欲している物が分かった者には、褒賞を取らせる」
という謎の匿名の手紙が届くのですが、最終話で分かるその答えがふるっています。
変わっていく物と変わらぬ物、古きと新しきと、老いと若きと。
何故著者が時代設定を明治にしたのかが、よく分かった思いでした。

そして何より元朝敵の身分のため他に仕事もなく、
家臣達を養うため教養を頼りに巡査になった若様達の集まり、
「若様組」という設定がとっても魅力的vv
主人公の真二郎の親友で元2千石の旗本の若様である長瀬巡査が
とってもかっこいいのです~vv
ひょうひょうとしている様でいて実は面倒見が良かったりリーダーシップが取れたり…
真次郎と軽口をたたき合う所とかも可愛いv男の友情!って感じ凄く好きです。
何より装画のワッフルスを食べて真次郎に怒られてる顔がもうもうめちゃくちゃツボでっ…!
丹地陽子さんの描かれる絵とっても可愛くて気に入ってしまいました~
あと若様組の一人で麗しい顔に似合わず歩く凶器と言われるほど気性の荒い
園山さんもかっこいい。
登場する度綺麗な顔、綺麗な顔と描かれてるからどれほどの美形なのか気になる。
沙羅を巡っての真次郎と長瀬の三角関係も軽くほのめかされる程度なのが良いのです。
最後の謎が解けた時のほんわかした感じがいつまでも残って、
それを消したくないがために2日間位他の本が読めなかったくらいです。

で、ブックオフとかでアイスクリン強しが売ってないかなーと調べてる内に、
このアイスクリン強しの続編というかその前夜、若様組が巡査になるまでの騒動を描いた
「若様組まいる」というスピンオフ?本が出ている事を知り、私狂喜!!
早速図書館で調べてみるも、予約は122人待ち…
しかしすっかり長瀬巡査に恋してしまった私は、
彼等若様組の活躍が早く読みたい一心で書店で新品で買ってしまいました…
1600円の出費は痛かった…けど本当恋心でした。
どうせ近いうち文庫になるだろうから待てば良かったのに…
こんなハードカバー本どこに置くんだよ…
でも後悔はしていない!!
こういう本が出るって事はやっぱり若様組って設定は人気だったんだろうなあ…

若様組まいる、まず表紙の長瀬巡査にうっとりと見とれていました…無造作な仕草にときめきます。
その後ろの多分園山さんも美形でかっこいい。
やっぱり丹地陽子さんの装画が好きですv
アイスクリン強しはほのぼの人情譚といった感じだったけど、
今回は青春友情物語といった雰囲気。
思春期から大人へと成長する過程で誰もが抱く自分は何になりたいのかと言った悩みが、
今も昔も変わらないんだなと思わせられます。
むしろ昔の方が今よりずっと自由はなかったはず。
長瀬が友の若様達に言う、
「自分が誰か全く違う人間だったら良かったと思う事はないか?」
という台詞に、その全てが集約されている気がします。
長瀬の沙羅への想いも軽くほのめかす程度だった前作と違いはっきり描かれていますが、
それが野暮にならずむしろ有って良かったと思わせる所も良いです。

とにかく前作とは全く違った話、体裁(一話読み切り形式でなく長編)なのにも関わらず、
前作ファンをしっかり満足させてくれるところがさすがだなあと思いますvv
明治時代というとバッスルスタイルのドレスの貴婦人にはいから女学生、鹿鳴館の夜会とか、
「女の子」視点からの憧れしかなかったけど、
維新後の元幕臣達の困窮とか、そういう男性的な面からの歴史も興味深いなあと思いました。
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名前は臥せたよ

ピスタチオナッツじゃない?緑のチョコは…

小雨ちゃんの「好き」を固めた漫画だね
テーマに何か描いてみなよ、溢れる恋心を(笑)
また近く会いに行くからね
  • 葉月 さん |
  • 2012/02/04 (11:32) |
  • Edit |
  • 返信

バレバレだけどね(笑)

やっほー。コメントありがとうv

ちなみに漫画じゃなくて小説ね。
描いてみたいけど…自分が描くとイメージ崩しそうで怖いなあ;;
もう本当この恋心どうしたら!?って感じで狂おしいです(笑)
また会いに来てね~待ってるよvv
  • 小雨 さん |
  • 2012/02/04 (18:18) |
  • Edit |
  • 返信

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小雨
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大学生
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読書、映画鑑賞
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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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