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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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英国ロイヤルバレエ「白鳥の湖」


昨日の夜11時20分から、BSプレミアムでやっていた
ロイヤルバレエの高田茜さん&フェデリコ・ボネッリ主演の白鳥の湖観てました~
ギリギリ去年の3月のコロナ禍前の公演のTV放送、
またしてもお家にいながら観劇体験が出来て幸せです~ヽ(´▽`)/

前にマリアネラ・ヌネェス&ワディム・ムンタギロフ主演で放送したのと同じ
リアム・スカーレット版だけど、
ちょこちょこ演出が変わって分かりやすくなってたし、
主役も脇もキャスト一新で見比べるのが楽しかったです~
ロットバルトが妖術師だったとは初めて知った。
第一幕、王子の友人役のジェームス・ヘイ
前のアレクサンダー・キャンベルよりハンサムで良かった(* ̄∇ ̄*)
王子役のボネッリは良い男振りだわ~背はあまり高くないけど、
ガッチリした体つきで軍人王子な感じが出てました。
ロットバルトに貴族や王子達が敬礼する所前より強調されてた気が。
王子の妹役のチェ・ユフィさんとアンナ・ローズ・オサリヴァンもそれぞれ可愛かった~
パ・ド・トロワチェさんの回転しながら横に移動する所?滑らかで綺麗でした~
オサリヴァンの第一バリエーション、のびのびとして軽やかで曲にぴったりで可愛かったです~
ヘイの男性バリエーションはジャンプ力あって良かった。
チェさんの第二バリエーションはふんわり柔らかい感じで、
末っ子気質で朗らかな妹姫(オサリヴァン)と
控えめでおっとりした姉姫(チェさん)という感じで二人とも本当にキュートでした♥

女王役はまたエリザベス・マクゴリアンだったらどうしようかと思ったけど
違う人で良かった。女王の長いトレーンを引いた喪服も素材感とか何度見ても素敵(*ノ▽ノ)
女王が登場すると王子含め貴族達が頭を垂れてお辞儀する所最高に萌える…(o´艸`o)♪

第二幕、高田茜さんのオデット華奢で儚げな庇護欲をそそるか弱い乙女と言う感じが良く出ていて
前の劣化したマリアネラヌネェスよりずっとオデットらしかったです~
ただ弱々しい感じは良いんだけど、いまいち情感がない気がしたのは残念。
前に放送した高田茜・平野亮一プリンシパルの輝きというドキュメンタリーで映った
くるみの金平糖の精は純粋にクラシックのテクニックを見せる役だから気にならなかったけど。
でもグラン・アダージオも飽きずに観られたし、
普段眠くて眠くて仕方ない白鳥達のコールドも
初めてと言って良い位美しいと思いました~真っ白いチュチュってやっぱり良いですね‼
4羽の白鳥の踊りは右から二番目のミーガン・グレイス・ヒンキスさんがマッチョすぎて
全然小さな白鳥に見えなかったのがあれですが(^o^;)
オデットのソロは高田さん可もなく不可もなく。
二幕最後最後オデットが羽ばたく仕草をする所は
上手い人がやると本当に鳥の羽ばたきを見てる気がするんだけど
高田さんまあまあ及第点だったかな。

第三幕の舞踏会、王子が遅れてきて友人に急かされる場面前もあったっけ?σ(^_^;)?
王子の妹の二人のプリンセスの真っ白いドレスにラメが入ってティアラを着けた姿が
うっとりするほど可憐で眼副でした~゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
回転する度にふわ~っと翻るスカートがまた可愛いの~‼(☆∀☆)
それに比べると花嫁候補の四人のプリンセスは何で衣装サタネラみたいやねんと思ったけど、
これはこれで威圧感(笑)があって良いかな。
スペインのプリンセスが大柄な体格を活かした存在感のある踊りで良かったです~
首の黒いチョーカーも素敵♪
いつも退屈で仕方ない民族舞踊も今回は一つ一つ楽しんで飽きずに観られました~
スパニッシュの女性ソリスト、個性的な美貌が素敵で
男性達が手をアンオーにしてかかとを打ち合わせる所もキビキビしてて
伊達男な感じ出てて凄くかっこよかったですー

オディールの登場シーンは高田さんパッと目を引くって感じではなかったかな…
オデットの時は華奢で可憐な感じが良かったけどオディール役には少し体型が貧相すぎて(((^^;)
演技も踊りもこういうオディールが好きな人には凄くハマると思いますが、
私の理想の自信に満ち溢れたミステリアスな美女というオディール像とは違ったかな(^-^;
でも目線の使い方や手の仕草なんかは凄くオディールらしくて良かったです。
オディールのバリエーション、高田さん回転で全く乱れないのが凄い‼!!( ; ロ)゚ ゚
王子のボネッリのバリエーション、しなやかで伸びやかで良かったのに
オディールにもだけどブラボー無しって観客点辛くない?
コーダのグラン・フェッテ高田さん4回転も入れてるのに軸がブレずに凄かった!!(゜ロ゜ノ)ノ
オディールが王子の裏切りに指を顔に当てて
堪えきれないと言った感じで笑うのが新しくて凄く好きでした~
ロットバルトとオディールが去る演出は凝ってれば凝ってるほどテンション上がりますね(☆∀☆)

第四幕もいつもは三幕でカタルシスを味わい尽くしてどうでも良いやって感じなのですが、
王子がオデットに許しを乞いに駆けつける所からのパ・ド・ドゥ
オデットの赦しがとても彼女の芯の強さと深い愛情を感じて感動でした~
だからこそ最後の結末が何とも悲しくてうるうるしちゃいました~
人間に戻ったオデットの亡骸を王子が抱えて幕が降りる所、
カーテンコールでは高田さんチュチュ姿だからダブルボディなのかもしれないけど、
王女の白いドレスを着て髪を下ろしたオデットの力なく垂れ下がった腕や体が哀れを誘いながらも
えもいわれぬ可憐さで萌えました。

じっくり観ると何度も観たバレエでも色々発見が有るな~ととっても楽しめました!!
高田さん、最初は情感無いし…と思ったけど
オデットとオディールを上手くコントラスト付けて踊り分けてて良かったです~
ボネッリも一際バカ王子っぷりが出てて、
前のムンタギロフもバカ王子だったと思ったけど演出のせいなんだなと分かりました(笑)
お家時間のお供にどんどんバレエやオペラや映画やってれくれ~
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プロフィール

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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