忍者ブログ

雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

読んで読みまくる


コバルト文庫の松田志乃ぶさんの「悪魔のような花婿」シリーズハマりましたー
2巻の「遅れてきた求婚者」と3巻「薔薇の横恋慕」読んで、
キャラクターの相関関係や性格付け、かけあいが凄く絶妙で楽しいな~と思いました。
ヒューを守る女性騎士のサラとかFF9のベア様みたいでかっこいい!
自惚れやすぎるポー(フィリップ)の少年ウィリアム(ロビン)への対抗意識とかも笑えました。
ヴィヴィアンの兄ウィリアムをひたすら崇拝してる所とか、
美形なのに生真面目で女性に余り関心がなくてモテる自覚も無い所も可愛くて好きだし、
レディ・ドーラの冷静に息子二人や
ウィリアムとジュリエットの息子夫婦を観察できる所も素敵。
3巻冒頭の「このいばりんぼうのなで肩王子」もくっそ笑いました(笑)

で第1巻も買ったのですが、魔女カスタードに呪いをかけられた悪魔伯爵の元に
ジュリエットが嫁いできて…というあらすじを読んで
まず嫁いでくる場面から始まって段々城の秘密が明らかになってきて、
ウィリアムの正体というか呪いも判明して、
その上でジュリエットがウィリアムに惹かれていく過程や
大魔女カスタードとの攻防?を1冊まるごと使って丁寧にやるのかと思ってたら
凄いスピード展開でウィリアムの呪いのことも2人の関係のことも魔女との対峙も
さらっと書かれていて拍子抜けでした。
でもウィリアムのキャラクターが何と言っても良かったです~
完璧超人なキャラって返って面白みが無くなったり嫌味になったりする物ですが、
ウィリアムはそのおおらかさのおかげで素直に魅力的と思えるキャラになっていて好きです。
そして欲情(むらむら)すると12歳の少年になってしまうという呪いがとっても良いです!!
私ロリ専門でショタの気はそんなに無いつもりでしたが、
12歳ウィリアム少年とジュリエットのやりとり可愛いよ~vv
最初から12歳の少年だったらそんなに思わないだろうけど、
普段頭脳明晰で優秀なウィリアムが少年になっちゃうって所が最高にギャップ萌えです。
微エロと聞いてましたが全然不快なエロさじゃ無いし、
あくまでもコミカルで明るいお色気って感じなのも好きです~
「悪魔に捧げる恋歌」もレディ・アンのヴィヴィアンを思う健気な恋心が良かったです~
この2人くっつくと良いな~
``ヴィヴィアンはズボンは脱がなかった。『やめないでぇえええ!』乙女達はわがままだった``
の下りもめちゃくちゃ笑いました。
早く全巻借りて読みたい!

昨日は1日暇だったので他にもコバルト文庫とルルル文庫一気読みしましたー
コバルト文庫の湊ようこさんの「伯爵令嬢の華麗ならざる結婚事情」は
頭悪いので密漁事件の詳細が明かされていく感じに全くついて行けなくて、
カバー裏表紙のあらすじから完全なラブコメだと思っていたのでちょっと肩すかし。
コバルト文庫って恋愛物でも
何かミステリー仕立ての要素入れないといけない決まりでもあるのでしょうか。
主役二人の恋も薄味だったしなぁ…
でもアンナの現実的で色気より食い気な怖い物知らずのユニークなキャラは良かったです。

ルルル文庫の葵木あんねさんの「魔術師のプロポーズ」は面白かったです!
葵木さんの本は女王家の華燭、天の花嫁、恋する天女と4人の花婿、
首狩り帝の後宮読みましたが、
どれも中華風の世界観だったので西洋が舞台と言うだけで新鮮で、
表紙買いした位イラストや挿絵も凄く可愛くて
「そうだよこういうのが読みたかったんだよ!!」って感じで良かったです~
いつもの葵木さん作品に比べたら胸焼けする甘さも控えめだったし、
ヒロインのリリーネが王女という立場から感情を表に出さないようにしていたのが
マエストロ・アルヴェンに出会って恋することで
自分らしい生き方をしたいと思うようになるところが良かったです。

少女向け小説は楽しいですな!!まだ2冊読んでないのがあるのでちゃっちゃと読みます~


BSプレミアムでやっていた新国立劇場の白鳥の湖、
酒井はなさん主演の新国立劇場の白鳥DVD持ってるのでどうかなと思ってたのですが、
装置も衣装も同じなのに主役の王子が外人と言うだけで全く印象が違って良かったです。
やはり日本人だとどうしても王子様~というキラキラ感が出ないので外人の方が好き。
オデット・オディール役の米沢唯さん、お顔が純和風なので白鳥はちょっとキツかったけど、
黒鳥はメイクも濃いめにしてたので見た目も素敵だったし
妖艶な美女と言うよりはチャーミングな可愛らしいオディールで良かったです~
王子役のワディム・ムンタギロフは
もうちょっとオディールとオデットの狭間で懊悩する姿を表現して欲しかったかな…
3幕の舞踏会で花嫁候補の姫君達をけんもほろろに退け母である王妃に頑として反抗しておいて
オディールが登場して踊る段になると途端に緊張感のない明るい表情になるのが
うん、馬鹿王子らしくて良いと思うよ(褒めてる)
パ・ド・トロワも持ってるDVDより完成度高かったし、ルースカヤも良かったです。
PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- 雨の通り道 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]