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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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HN的にぴったりな季節がやって参りました


画像はTwitterで配布されていたCP紹介シートを聖夜×粉雪でやってみた物。
最近あまり描けてないけど聖粉は間違いなく自カプで一番のお気に入りです♪
茶眼さんとご相談する時間が取れればギルオラでもやってみたいなー…とか(((^_^;)

例によって箇条書き読書感想文。


集英社オレンジ文庫「倫敦千夜一夜物語  ふたりの城の夢のまた夢」久賀理世さん作
ずっと前に1巻を買ったものの 、文学ミステリーという面白くなりそうな要素が全然活かされてなくて
台詞も説明調が多くて気になるし 、
何より最終話の殺人事件の真相の余りの荒唐無稽さに
2巻は良いや…と思ってたのですが、
某所で続きを待ってる人が凄く多かったので2巻も買って積んでたのやっと読みましたー
確かにこれはいまだに続編を期待する声があるのもわかるわという感じで
1巻より遥かに出来良かったです~
1巻ではほとんど感じられなかったヴィクトリアンの華やかなイメージも大分増量してたし、
出てくる文学作品も知ってるの一つもありませんでしたが
どれも読んでみたいと思わせられたし物話との関係も良かったです。

1話目のおしゃまな少女トレーシーとウォルター・クレインのぬり絵絵本の話も
絵本のエレガントなドレスや色彩が眼に浮かぶようで、
「もうアラビアのお姫様にぬり絵をするのはやめてね?」というサラの台詞も
日常の中の小さな謎という感じも可愛くて良かったです♪

2話目はミステリー…?という感じでしたが、健気な少年アーネストとスミス氏の親子愛、ボートの3人男のユーモラスな印象などが心に残りましたー

3話目は売って変わってエグいミステリーでしたが、前2話から繋がってたり
最後に明かされる真実の後味悪いヤンデレっぽい感じ嫌いじゃなかったですー
サラとアルフレッド兄妹の父の死の謎も明かされて無いし続編希望の声多いけど、
私はこれで終わりの方が病んでる感じで良いと思いました。


コバルト文庫「 そして花嫁は恋を知る 黄土の大地を潤す姫」小田菜摘さん作
政略結婚で嫁いだ相手は血塗られた噂を持つ冷酷な王でそんな彼をアンナマリアは初夜の床でつい拒んでしまい…という
粗筋だけだと同じコバルト作家のはるおかりのさんみたいな話でしたが、
嫁恋シリーズいい加減キャラが皮肉や含みを持たせた台詞を交わしまくって
いちいち何て言い草だろう!!とかあまりのも◯◯な台詞だ、みたいになる地の文にうんざりしてました…
ヒロインの心優しい姫と紹介されてるアンナマリアも嫌みで高飛車な所しか書かれないし、
終盤に王都に押し寄せた農民たちを鎮圧するのに
「陛下の妻として」と啖呵切っても
当て馬のレトムゥールとの仲の方が
ヒーローのフェランとよりもよっぽど親密に書かれてるので読んでて冷めてしまいました。
でも政争描写は今までで一番スケール大きくて考えられてて
読み応えあって良かったです~
フェランが父王の愛妾を火刑にしたと思わせている理由もそこから陰謀に繋がっていくのも良かったし、
悪女ファナ様華やかな未亡人という設定と椎名咲月さんの挿し絵もとっても好みだったし
したたかに逃げ切る所もかえって良かったです。
あとがきは笑いました(笑)
「表紙がこれで当て馬の彼とくっついたら伝説になりますね」とか。
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プロフィール

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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