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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

今日は町田で「孤高のメス」という映画の試写会に行ってきました。
日本映画で医療モノという事で、全く期待しないで行ったのですが、予想外に良かったです。
続きから感想です。

まずファーストショットから、海沿いの小さな町の質素だけど美しい景色が映し出されます。そこからもう引き込まれてしまいました。看護師の母親を心筋梗塞で失った若き医師、コウヘイ。彼は母親の遺した日記を読み、そこから舞台は1989年へと移ります。

難しいオペは大学病院へ回せ。それが合い言葉で、医療ミスを当然のようにもみ消すのが日常にすらなっていた片田舎の市立病院に、ブラックジャックの様に腕は良いがどこか風変わりな医師、当麻が赴任する。
そして病院の、いや医療界の根本を揺るがすある事件が起こる―

とにかく、キャラクター造形と俳優の巧さが際だつ映画でした。
オペの間に都はるみを流す一風変わった、しかし正義感に溢れた孤高の医師を演じるのは、堤慎一さん。このキャラクターがとっても魅力的なのですー堤さん、とても力強い俳優さんですね。
そしてコミカルでユーモラスな物語の鍵を握るキャラクターである大川市長を演じる柄本明さんがまた良いのですー!shall we ダンス?での探偵さん役もお茶目で素敵でしたが、この映画でも持ち前の演技力で品の良い笑いと感動を与えてくれます。

物語のクライマックスとなる脳死肝移植手術の場面が終わったあと、幼稚園の子供達が歌う、主題歌にもなっている「ラーラーラー」で歌われる曲が、とても美しく、生命賛歌の様に心に響きました。
今まで全く興味がなかった医療の問題を突きつけられ、そして命というものの大きさを感じさせてくれる、素晴らしい映画でした。脇を固める俳優さん達もみんなそれぞれに個性的で魅力に溢れていました。

ただ、リアリティと深みを出すためだと思うのですが、オペシーンでグロい内臓などがこれでもかと映し出されるのには、正直「もういいよー;;」「もうやめてー;;」と思ってしまいました…;;
一緒に観に行った父はああいうシーンは必要だと言っていましたが…人の感じ方ってそれぞれですね。

でも本当に良い映画を観せてもらいました!試写会のチケットをくれた新聞屋さんに感謝!観に行って本当に良かった…!こんな映画も作れるんだ…というか、今の日本だからこそ、作れた映画ですね。
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