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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

絵は結局実現しませんでしたがお正月の唯さんとのオフ会用に描いた透子の制服の設定画。
THE・セーラー服みたいな感じを目指してなるべく無個性なデザインにしてあるので
オリジナリティはかけらも無いですが…


25日に「小さいおうち」、26日に「かぐや姫の物語」と二日連続で映画観てきました。
どちらも事細かに感想書くのが大変そうだったので雑記にして簡単にまとめます。
小さいおうちは、田舎から女中奉公に来た娘が奉公先の奥様の恋愛事件を目の当たりにする…
というあらすじから、ハイソな奥様の火遊びを女中が観察しているような
お洒落な映画かと思ったのですが、昭和11年から始まって戦後までを描いていて、
結構ベタなドラマでした。
女中のタキの秘密は予想できたし、
戦争批判も分かるのですが何かとってつけたような感じで新鮮みもないし、
タキと奥様の時子との関係だけに焦点を絞った方が良かった気がしました。
恋愛事件とは言ってもお話自体はどこにでもあるような感じで何の意外性もないしで
決してつまらなくはないのですが評価はいまいちでした。
ただ、松たか子演じる小さいモダンなお家に住む若い奥様の美しさがとても印象的。
レトロなお着物や耳かくしの髪型が良く似合っていて、
美しくも少し浮世離れした可愛らしい奥様を好演していて良かったです。
タキ役の黒木華さんも美人ではないけど可愛らしかったですー特に声が凄く可愛い。
原作は読んだことがないのですが、「小さいおうち」という
狭い世界の中で密やかに展開される恋愛事件、という主題やタイトル自体は
文学的な香りがあって好みでした。
板倉の下宿先に出かけた時子の帯が行きと帰りで逆になっていることで
不倫を匂わす下りなんかは凄く甘美で好きです。
物語は平成の時代になってタキの書いた自叙伝、という形式で語られていますが、
あくまでタキの回想であり、
何が本当で何がそうでないのかは分からない、と考えると結構面白い話だなーと思いました。


かぐや姫の物語はいかようにも解釈できそうな思ってたよりずっと難解な話でした。
かぐや姫は宣伝でジブリ至上最高の美女、みたいに言われてたけど、
ビジュアル的には美しいと言うよりは可愛いという感じでしたー
都に来て高貴の姫君になるための手習いをふざけたり抜け出したりする姫が可愛すぎましたv
高貴の姫君としてかぐや姫を教育するために雇われた相模のキャラとか、
かぐや姫に求婚する5人の貴公子達とかのキャラが個性的で面白かったです。
貴公子達のそれぞれの顛末も面白かった。
テーマは何なのかなーと思ったのですが、一番感じたのは
風立ちぬでは人は大切な人を亡くしても夢を失っても生きなければならない、でしたが、
かぐや姫の物語では、
更に「自分らしく生きるとはどういう事か」というのが根底に有った気がします。
姫は眉を抜いてお歯黒をするのを拒否し、高貴の姫君として当然のこと、と言われると
「高貴の姫君は人間ではないのね!」と返します。
自然な形を奪われ、自由な行動を奪われ、人間として生きられない、
そんな生活を姫は嫌い、自由に自分らしくありたいと願います。

大筋は原作通りでしたが、キャラクターやエピソードの膨らまし方が上手いなーと思います。
ラストは悲しかったですが、
都で高貴の姫君として立派な公達に見初められることこそ姫の幸せ、と考えた翁を
だれが責められるでしょう。
最後の赤ん坊は色々な解釈が有ると思いますが、私は単純に
月の物が始まった姫→月を見上げて嘆く姫→の流れから、月満ちて月に帰って行った姫が
赤ん坊を産んだ、つまり一人の少女が文字通り「月」の満ち欠けによって大人になった
象徴なのかなーと思いました。単純で即物的な解釈ですが。
全体的には都の雅な雰囲気とか、月の都の世界観とか、
遙か昔の物語の世界が独自の発想で描かれていて、不思議な魅力があって良かったです。
月へ返る姫が最後に振り返って涙を浮かべている所は
姫が全てを忘れてしまったわけではない事を示唆させて、余韻が残りました。
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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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