忍者ブログ

雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

レニングラード国立バレエくるみ割り人形


イラストは6年前に描いた物。
左上から時計回りに
ロシアの踊り、中国の踊り、あし笛の踊り、アラビアの踊り、花のワルツ、スペインの踊り。

今日は神奈川県民ホールにくるみ割り人形観に行ってきました!良かったです~vv
ホールの窓から見える夜景も凄く綺麗で、お得な気分でしたv
みなとみらい21と大観覧車、パシフィコ横浜、
それにライトアップされた氷川丸が一望できるんですよ~

行く前にミートローフ食べて、帰ってから予約してたチョコケーキ食べました。
どっちも美味しかったです~良いイブを過ごせて幸せだわー
彼氏?何そry

続きからくるみの感想ですー。

レニグラのくるみは毎年行ってるんですが、今回は事前にキャストが分からなかったのでバクチでした。
23日はシェスタコワ、25日はロマチェンコワだから
今日はどうせ(←失礼)ミリツェワあたりだろうな~とか思ってキャスト表見たら、
イリーナ・ペレンの文字が…!
ペレン、今まではあんまり好きじゃなかったんですがロミジュリの踊りが良くて気に入っちゃったので、
超ラッキーvな気分でしたーまさか横浜来てくれるとは…!
ソリストもミリツェワ、ステパノワ、プハチョフと主役級のダンサーが揃ってて、超豪華でした!
これでこの客入りじゃもったいないよー;;

第一幕、お馴染みの序曲後道行きの場面。
ドロッセルマイヤー役のミハイル・ヴェンシコフ存在感のある踊りで素敵ですー
ドロッセルマイヤーって空気になってる演出も多いので、新鮮でした。
そして紗幕が上がり、シュタールバウム家の居間のクリスマスパーティーへ。

新しいドレスをもらって、嬉しそうに登場するマーシャ役のペレン可愛いv
ロミジュリではおとなしめの演技だったので、あんまり主張するタイプじゃないのかな?
と思ってましたが、今日は無邪気な少女を自然に演じてて良かったです~
行進曲のあと、プレゼントされたくるみ割り人形役のアンドレイ・ラプシャーノフと踊るマーシャ。
ラプシャーノフも回転とか見せ場もしっかり見せてて、良かったです。
フリッツとくるみ割り人形を取り合いしてるうちに壊れてしまうくるみ割り人形。
ペレン、泣く演技も可愛いですv

真夜中、くるみ割り人形の様子を見にろうそくを手に居間へ下りてきたマーシャの前に、
ネズミの大群が現れ、くるみ割り人形率いるおもちゃの兵隊と戦争を始めます。
このシーンのネズミたち、普通は着ぐるみとかが多いのですが、
レニグラのでは仮面というか兜?みたいなのを被ってて、手には赤い手袋をしていて、
前衛舞踏みたいな雰囲気があって独特で面白いです。

マーシャの投げつけたろうそくで退散するネズミの王様。
ここでくるみ割り人形が王子と入れ替わるシーン、
ちゃんと演出として入れ替わってる様子を描いてるので、
牧阿佐美バレエ団の変身シーンみたいな興ざめな感じはなかったですー
あ、入れ替わったのね、って感じで。
個人的な好みを言えば特殊技術?みたいなのを使って変身してくれた方が好きではあるんですが。

そしてマーシャと王子の美しい音楽に乗ってのパ・ド・ドゥ。
ペレン、恥ずかしくも嬉しい気持ちが伝わってくる、初々しい演技と踊りで良かったです~
王子役のニコライ・コリパエフは、まあ可もなく不可もなくといった感じかなー。
雪のワルツの場面でまた王子とくるみ割り人形が入れ替わっちゃうのは、何で?:って感じでしたが…
王子との方が綺麗なのにー。
でも雪のワルツもとっても綺麗で良かったです!雪の精達の踊りが本物の雪のようでした!
少年合唱が無かったのは残念でしたが…

第2幕、人形の国。
最初のスペイン人形の踊りは、ミリツェワ主役級のダンサーなのに
振り付けの難易度があんまり高くなくて、役不足な感じで可哀想でしたー
というか人形の国の踊り全体的に振り付け難易度低くてちょっともっさりというか物足りない感じでした。
でもアラビア人形のソリストの女性は良かったですー妖艶で素敵v
パストラルはお花模様の衣装がとっても可愛いv

花のワルツは凄く良かったですvv
男性が女性をリフトしながら舞台を横切るところとか、
優美な音楽に相応しくて素敵でしたーうっとり。

マーシャと王子のグラン・パ・ド・ドゥは、騎士が4人位いてマーシャをリフトしたり支えたりで、
王子空気でした(笑)
王子のソロもいまいいち難易度が高くなくて、見応え無かったなー
ペレンの金平糖の踊りは良かったです。丁寧に踊ってるのが伝わってきました。
最後のコーダは、二人の動きがシンクロする所が無くて、そこが好きなのになーとちょっとがっかり。
もっと音楽の高揚感に合った振り付けにして欲しかったです。

フィナーレの大団円の踊りは、ソリスト陣に多少乱れがありましたが、全体的にはまあ良かったです。
最後、ドロッセルマイヤーのソロが少し有るのですがやっぱりヴェンシコフ素敵v上手いです。

にしても演出去年までと変わった?
去年までは最後王子とドロッセルマイヤーが抱き合って終わりだった気がするんですが。
今日はポーズを取ったくるみ割り人形をドロッセルマイヤーが指し示すようにして幕でした。
前の終わり方の方がストーリーに一貫性が感じられて良かったなー
まあ今日のは今日ので良かったですが。

全体的にコールドの質も高く、衣装も装置も綺麗で、
何より主役のマーシャを踊ったペレンの、
無邪気な愛らしい少女から成熟した大人の女性へと変化する演技がとっても良かったです~
まさにホフマンの原作がそのまま舞台に立ち上がってくる様な夢いっぱいの舞台で、
素敵なクリスマスイブになりましたーいやー良い物見せてもらいました。
ペレンアイドル扱いされてるから嫌いだったけど、踊りも演技も良いなあ~
食わず嫌いはいけませんね。
とりあえずこれで今年の観劇は全て終了です~。今日は今年のベスト3に入る公演でしたvv
くるみ割り人形はやっぱり夢があって良いですねー。

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

TRACKBACK

TrackbackURL

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- 雨の通り道 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]