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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
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Posted : 2016/04/07 21:28

という事で読書日記いくよー(なげやり)
最近読んだのは秋杜フユさんのコバルト文庫
「ひきこもり姫と腹黒王子 vsヒミツの巫女と目の上のたんこぶ」と
同じくコバルト文庫、ひずき優さんの
「聖女と王子と鉄壁の騎士 その恋、全力で邪魔します!」、
それから久々に漫画で諸星大二郎さんの「瓜子姫の夜・シンデレラの朝」。

秋杜さんの引きこもり姫~は前々からブックオフに並んでるのを見て
安くなったら買おうと思ってたのですが、
めでたく108円になってたので喜び勇んで買ってきましたー
コバルト文庫ここ1年半位でデザインが変わって、
前は作者ごとに背表紙が色分けされてたのが白で統一されるようになって、
私は前のカラフルなのの方が確かにダサいけどわくわく感あって好きだったのですが
白背表紙になってからのが108円になってると何とも言えないお得感がある気がして
しかも帯付きともなれば尚更で、問答無用で買いたくなってしまいます。
…が、秋杜さんのは期待はずれだったかな…
ひきこもり体質のビオレッタと腹黒王子のエミディオとのラブコメとのことでしたが、
2人とも言うほどひきこもりでも腹黒でもないし
光の巫女というのがどういう職務なのか設定があいまいで、
ストーリーの動きも遅い割りに2人が大したエピもなく惹かれ合うようになるし…
もっと腹黒王子エミディオのキャラをふっ切って欲しかったなー
ビオレッタだけにエミディオの本音が
二重音声になって聞こえるというのも良く分からなかったし。
ラブコメを謳う割りにアメリアの話とか半端にシリアス要素もあって、
その分期待してた舞踏会とかの華やかなシーンは皆無だし…
単純にストーリーの流れが単調であまり楽しめなかったです。
エミディオが腹黒になった原因というのもえ?そんな事で?って感じだし。
表紙とあらすじ見た限りでは面白そうだったんですけどね~


諸星大二郎さんの瓜子姫の夜・シンデレラの朝は書店で文庫になっているのを見つけて、
以前書いた「グリムのような物語」シリーズと同じ様なおとぎ話パロモノっぽかったので
文庫になってるのなら単行本もあるはず!とamazonで探して単行本版を買いました。
こっちの方が当然ながら表紙デザイン凝ってて、文庫版新品より安く買えたので良かったです。
内容は諸星流におとぎ話をアレンジしたブラック・メルヘンとの事でしたが、
グリムのような~より大分読後感が複雑な感じの話が多かったです。
グリムのスノウホワイトみたいな単純でエキサイティングな話ばかりでは無かったけど、
これはこれで楽しめました~
「瓜子姫とアマンジャク」は瓜子姫の恋心が健気で、アマンジャクとの絆も泣けましたー
ラストの悲しいはずなのに一抹の希望を感じさせるような終わり方がとても印象的でした。
「見るなの座敷」は不条理な結末が面白かったです。
「シンデレラの沓」はお話自体はよく意味が分かりませんでしたが、
シンデレラの姉達女官が一斉に出勤してきてPCの前で仕事してたり、
騎士達がPCゲームでドラゴンと戦ってたり
所々に出てくる独創的な発想が良い味出してて楽しかったです~
「悪魔の煤けた相棒」は悪魔の相棒になった男と父親の言いなりになるしかない娘の
一時の触れあいが感動的で、ラスト余韻を残す終わり方が良かったです。
悪魔の相棒の男ハードボイルドでかっこいい。
「竹青」は諸星さんが後書きで単純な活劇にしたかったと言っていた通り、
勧善懲悪の分かりやすいお話でした。中国モノも好きなので世界観も良かったですー
とにかくグリムシリーズと比べて読後感が余韻がある感じが多くて、
同じような題材でここまで雰囲気の違ったお話にアレンジ出来るのは凄いなと。
それとも単純に作風が変わっただけ?
どっちにしても私は「グリムのような物語 スノウホワイト」が一番好きですが、
独特の発想が光る今作も楽しんで読めました。


ひずき優さんの聖女と王子と鉄壁の騎士は
前書いた「おいでませ幻想図書館」が個人的にいまいちだったのでどうかなと思ってたのですが
とっても良かったです~順番的には幻想図書館の方が出たの後なんですが。
あらすじからヒロインは天然な感じで
3人の騎士がヒロインを溺愛してて王子との恋路を邪魔する話なのかなーと思ったのですが
3人の騎士ともそれぞれ自分の矜持があって、
決して盲目的なヒロインラブじゃない所が好感持てましたー
騎士の一人ランドルフに至っては他に想い人がいるみたいだし。
こういうシリーズになると私は大抵真面目堅物系の騎士が好きになるのですが、
今回も例に漏れずランドルフが好きでした。
不良だけど職務には忠実なマティアスも顔に似合わず気性の荒いヴィステも好きですが。
そしてヒロインフィリアと絵になる王子さまだけど複雑な生い立ちを抱えたアレクシスも
どっちも魅力的に書かれてて良かったですー
ひずきさんの書くヒロインはいつもまっすぐで一生懸命で好感が持てます。
フィリア想像してた様な天然でもないし
聖女と言ってもよくある完璧良い子ちゃんキャラじゃ無い所が良かったです。
心に傷を抱えたヒーローも好きなのでアレクシスもツボでした。
単に物腰が柔らかいだけじゃなくて
フィリアの魅力や頑張ってる所をちゃんと理解してあげられる所や、
聡明な所もちゃんと書かれてて素敵でした。
後書きでひずきさんがアレクシスはもっと腹黒い所を書きたかったと書いてましたが、
前述のひきこもり姫のエミディオよりよっぽど腹黒かったです。良い意味で策士な感じで。
アレクシスが7年間自分を助けてくれた婚約者の事だけを自分の存在意義だと思って
心の支えにしてた所とか泣けたし、
キャラの心理が滑らかできちんと読み手の心に入ってくる感じが良かったです。
あとひずきさんの書くヒロインの心の声がいつも可愛くて好き(笑)
ラスト自分が7年間心ときめかせていた手紙が
婚約者の父親のヒゲ親父の書いていた物だと知って落胆するアレクシス可愛かった(笑)
そしてランドルフ達3人の騎士に宣戦布告する形のラストは爽快でしたー
前回の幻想図書館みたいな恋が始まる直前で終わる形でも、
今回は物足りなさもなくてすっきりした終わり方で良かったです。
やっぱりひずきさんは読ませる力のある方だなーと。
お約束の舞踏会とかのイベントもしっかり押さえられてて、
少女小説のときめきを楽しめて良かったです~3人の騎士達の今後も気になる!
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