雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
オランダ国立バレエくるみ割り人形
- 2012/12/03 (Mon) |
- 日記というか雑記 |
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クリスマスプレゼントにamazonで予約していたくるみ割り人形のDVDが届いたので観てました。
うーんうーん…悪くはないんだけど何かいまいち高揚感の無いくるみで…
舞台美術なんかは凄く綺麗で好きなんだけどなあ…あと子役。
つづきから適当な感想。
舞台は19世紀初頭のオランダ・アムステルダム。
序曲の後幕が開くと、クララが乳母に浴室で足を洗ってもらっている所。
お兄さんのフリッツも一緒。
クララ役が子役だとは思ってなかったので、うひょー!!と喜ぶロリコンの私(笑)
そこへお姉さんのルイーゼが新しいドレスを見に鏡を占領して、フリッツと喧嘩に。
クララともリボンを取り合いっこしている内に赤いドレスのスタールボム夫人が現れて、
準備が何一つ進んでいない事に憤懣やるかたない様子。
その後舞台転換、粉雪が舞う中、スタールボム邸の前の運河でスケートを楽しむ人々の中、
続々とパーティーのお客が集まってきます。
ここの装置は舞う雪と屋敷の灯りがクリスマスムードたっぷりで素敵でした。
ドロッセルマイヤーとその若い甥がやってきます。
スタールボム家の居間。
聖ニコラスの命日を祝うパーティー。
ここで可愛い子供達や貴婦人がいっぱい登場してテンション上がります。
子供達はシンプルなハイウェストのドレスでちょっと華が無くてがっかりでしたが、
貴婦人達はエンパイア・スタイルに絹のショールで、ロマンチックで素敵でした。
その衣装でピアノの前に座る貴婦人とかもいて、芸が細かい!
しかしこのくるみ、何か振り付けがごちゃごちゃしているというか焦点がはっきりしていないというか、
子供達の行進曲も大人達の踊りも、何を見せたいのかよく分からなくて、
ごちゃついてる印象でした。この辺のシーン普通のくるみなら大好きなのになあ…
通常ドロッセルマイヤーが人形劇を見せる場面で、
幻灯機に映し出された王子と王女が飛び出してきて踊ります。
王女の衣装が中世風のハイウェストのドレスで、クラシカルで変わっててここは良かったです。
クララ役の子役、アマリア・ユノちゃんは、ドロッセルマイヤーの甥に惹かれて、
子供らしい憧れを抱く演技がとても上手ではっとする程でした。
美少女ではないけど可愛らしいvv
くるみ割り人形と踊る場面、
まだバレエらしい滑らかさは無くてそろりそろりと踊っているように見えましたが、
それもまた少女らしく可憐な感じが出ていて可愛かったです。
くるみ割り人形が動き出したのを見て嬉しさに自分を抱きしめる演技とか、
フリッツにくるみ割り人形を壊されて泣く所とか、凄く感情がこもってて良かったです~
別れ際にドロッセルマイヤーの甥に自分のリボンを渡す所とか、
控えめな恋慕が現れていてとても可愛かったです。
パーティーが終わり、自分の寝室に戻るクララ。
クララの夢の中にネズミの王様が現れ、くるみ割り人形を襲います。
ここはホフマンの原作に忠実で良かったですー
びっくりして居間に戻るクララ。
ここで何の前触れもなく唐突にクララが大人のアンナ・ツィガンコーワに変わっていて、
もっと劇的に子役から大人に変わるのかと思っていたので拍子抜け。
ブックレットの解説を読むとここからクララの夢の中のお話になった様です。
これまた大人になったフリッツがおもちゃの兵隊を率いてネズミの王様率いる軍隊と戦います。
フリッツがフェッテ?ピルエット?何回転もする場面は見応え有りました。
クララがくるみ割り人形を助けようと大砲を撃ちますが、ころんと小さい石が出てきただけで、
くるみ割り人形とネズミの王様との決着はつかずじまい。
大勢の兵隊達がネズミ軍に捕らわれ檻に入れられて連れ去られてしまいます。
けれどもくるみ割り人形は美しい王子様に姿を変え、クララを雪の国へと誘います。
雪片のワルツの場面も好きなのですが、この版の振り付けはやっぱりあんまり好きじゃない…
なーんかとにかくごちゃついてる印象しか無いんですよねぇ。
少年合唱?は綺麗でした。
再びくるみ割り人形の姿に戻った王子と共に、クララは更に夢の世界の奥深くへ旅立ちます。
第一幕終。
第二幕、くるみ割り人形とドロッセルマイヤーと共に夢の国へとやってきたクララ。
くるみ割り人形はネズミの王様と最後の決着を付け、晴れて元の王子の姿に。
そこからスペインの踊りに。
振り付けもですが、この版は衣装もあんまり好きじゃないです…
ダンサーが動きにくそうだし何かごついというか華に欠けるし…
スペインはダンサーが多すぎてまたごちゃごちゃした印象。
最初クララと王子とドロッセルマイヤーも一緒に踊るので、
ピーター・ライト版みたいにずっとクララ達が各国の踊りに参加するのかと思いましたが、
途中でいなくなったので良かったです。
ピーター・ライト版はあれで良いけど、今回の版でそれだと踊りの邪魔…な感じなので。
続いてアラビアの踊り。
奴隷商人風の男が中央の丸い装置の中から鞭をふるいながら出てきて、
ドロッセルマイヤーが驚いて去るという演出が何か面白かったです。
この版のドロッセルマイヤーは映像特典のインタビューでもダンサーが言ってましたが、
滑稽な狂言回し風の役回りですね。
しかしアラビアも衣装があんまり…で、アラビアの踊り妖しい雰囲気が好きなのに
いまいちノリきれないで終わっちゃいました。
中国の踊りは派手な黄色の衣装の一人の女性ダンサーが棒を持って、
こちらはまだアラビア引きずってる感じの衣装と刀を持った男性達をかわしながら踊るという感じ。
振り付けがなあ…ダンサーの魅力を出せてるようには見えませんでした。
通常だとあし笛の踊りとかフランスの踊りと呼ばれる音楽ですが、この版ではギリシアの踊り。
一人の老人が笛を吹くと、美しい女性が現れ、
更に二人の獣人の様な牧神のような姿の男性も一緒に4人で踊ります。
この踊りは良く意味が分からなかった…けど女性の髪飾りのお花がとても素敵でした。まる。
ロシアの踊りは何か四組くらいのダンサー達がくるくる回ってたという印象しかないです…
そこで王子がクララに踊ろうと誘いますが、クララはネグリジェ姿の自分の服を指してためらいます。
そこへドロッセルマイヤーがシンデレラの仙女のように
白いクラシックチュチュを持って現れるのですが、
チュチュを掲げて笑顔で舞台を駆け抜けるドロッセルマイヤーが何か変態チックに見えて(笑)
いやーんな感じの場面でした(笑)
そして花のワルツ。
まず衣装が気に入らない…
花のワルツはやっぱりふわっとしたピンク系のロマンチック・チュチュで踊って欲しい…
何か黄色と黒の蜘蛛みたいな変な色のクラシッ・クチュチュの女性ダンサーに不満たらたらでした。
いくら曲が美しくても衣装があれじゃ…というわけで全く入り込めませんでした。
純白のクラシック・チュチュに着替えたクララと王子のグラン・パ・ド・ドゥ。
アダージオは、つい流して観てしまいましたが、
ツィガンコーワも王子役のマシュー・ゴールディングも情感があって良かったです。
王子のヴァリエーション。ゴールディング、世界バレエフェスの上野水香さんと踊ってた時は
もっさりしてて全然魅力的に見えなかったのですが、
演目が悪かったのかパートナーが悪かったのか、
今回はふわっとしたジャンプ、力みのない跳躍、安定した回転と、
とても王子様らしく上品でいてテクニックもある踊りで、凄く良かったですー
くるみは王子にハマれないとつまらないからなーと
世界バレエフェス観てこのくるみ買おうかちょっと迷ってましたが、別人のよう!
人気上昇中というのも頷けるダンサーだなーという感じでした。
ツィガンコーワの金平糖の踊りは、凄く丁寧で綺麗に踊ってるんだけど、
いまいち何か感じられる物が無いと言うか…
コーダはツィガンコーワのフェッテもゴールディングのフェッテも見事で良かったですー
そして各国のダンサー達が総出演のフィナーレ。
ドロッセルマイヤーがクララをリフトすると、
場面転換してアマリア・ユノちゃん演ずるクララの寝室で目覚めるクララ。
そこへフリッツがやってきて、クララはフリッツに今まで見ていた素晴らしい夢の事を語ります。
二人が雪降る窓から外を見ると、ドロッセルマイヤーと甥が帰っていくところ。
ここは装置というか映像的にとても美しくて良かったです~
そしてパーティーに来ていた子供達がクララ達の家の前に寝間着姿で集まってきて、
第二幕終。
ここで流れる音楽は通常のくるみと違いパーティーが終わった後の曲が再び使われているのですが、
うーん、ここ、わざわざ通常と曲変える必要あったのか?とちょっと疑問でした。
ただこの曲が使われていると、何となくラストシーンの大勢の子供達の姿と合わせて、
子供時代への賛歌の様な物を表しているのかなと…そんな事を考えさせられたくるみでした。
何だか振り付けにしてもそうですが、
クララの夢の世界への旅を表すだけで充分魅力的なバレエなのに、
そこへドロッセルマイヤーの謎とか王子の因縁とか、ごちゃごちゃ色んな要素を入れすぎて、
全体的に焦点が絞り切れてないなーというのが正直な感想でした。
映像特典の演出家のインタビューで、
これは少女の変化の物語で、彼女が大人になる事で周りの物が生命を持ち出すんだ、
とう様な事を言っていましたが、それならそれだけをストレートに追求した演出にすべきでは?
でも全体を通してみれば、何度も言いますが美しく安らいだ子供時代への永遠の憧憬、
といった物を感じさせるラストシーンは個性的で、まあまあ面白かったです。
肝心の各国の踊りが面白味に欠けたのは残念でしたが、
グラン・パ・ド・ドゥは良かったしクララや大勢の子役達の可愛さだけでも充分楽しめたので良しとします。
それにしてもカーテンコールでネズミの王様とくるみ割り人形役のダンサーがマスク取ったら、
どちらも顔隠してるのがもったいない位のイケメンだったのが面白かったです。
ここからは映像特典の感想ですが、オランダ国立バレエの美人ダンサーが
くるみの出演ダンサーや振付家、指揮者、演出家などにインタビューしたり、
舞台裏も紹介してくれるという内容で、こういうドキュメント物観るの大好きなので楽しめました~
主役カップルの練習風景とか、指揮者から観たチャイコフスキーの音楽の分析とか、
興味深くて良かったです。
王子役のゴールディング、インタビューでもとても謙虚で誠実なダンサーで好感が持てました。
あとネズミの王様役のアレクサンドル・ツェムブロフスキーがやっぱりめちゃくちゃ美男子でした!
本当顔隠してるのがつくづく勿体ない!
そして無いだろうなーと思ってたクララとフリッツの子役のインタビューもちょっとだけだけどあって、
制作者GJ!!という感じでした!!
アマリア・ユノちゃんは12歳なのかーvv少女が一番愛らしい年齢ですよねぇ…
こういう映像特典が充実してるのは嬉しい物です。
序曲の後幕が開くと、クララが乳母に浴室で足を洗ってもらっている所。
お兄さんのフリッツも一緒。
クララ役が子役だとは思ってなかったので、うひょー!!と喜ぶロリコンの私(笑)
そこへお姉さんのルイーゼが新しいドレスを見に鏡を占領して、フリッツと喧嘩に。
クララともリボンを取り合いっこしている内に赤いドレスのスタールボム夫人が現れて、
準備が何一つ進んでいない事に憤懣やるかたない様子。
その後舞台転換、粉雪が舞う中、スタールボム邸の前の運河でスケートを楽しむ人々の中、
続々とパーティーのお客が集まってきます。
ここの装置は舞う雪と屋敷の灯りがクリスマスムードたっぷりで素敵でした。
ドロッセルマイヤーとその若い甥がやってきます。
スタールボム家の居間。
聖ニコラスの命日を祝うパーティー。
ここで可愛い子供達や貴婦人がいっぱい登場してテンション上がります。
子供達はシンプルなハイウェストのドレスでちょっと華が無くてがっかりでしたが、
貴婦人達はエンパイア・スタイルに絹のショールで、ロマンチックで素敵でした。
その衣装でピアノの前に座る貴婦人とかもいて、芸が細かい!
しかしこのくるみ、何か振り付けがごちゃごちゃしているというか焦点がはっきりしていないというか、
子供達の行進曲も大人達の踊りも、何を見せたいのかよく分からなくて、
ごちゃついてる印象でした。この辺のシーン普通のくるみなら大好きなのになあ…
通常ドロッセルマイヤーが人形劇を見せる場面で、
幻灯機に映し出された王子と王女が飛び出してきて踊ります。
王女の衣装が中世風のハイウェストのドレスで、クラシカルで変わっててここは良かったです。
クララ役の子役、アマリア・ユノちゃんは、ドロッセルマイヤーの甥に惹かれて、
子供らしい憧れを抱く演技がとても上手ではっとする程でした。
美少女ではないけど可愛らしいvv
くるみ割り人形と踊る場面、
まだバレエらしい滑らかさは無くてそろりそろりと踊っているように見えましたが、
それもまた少女らしく可憐な感じが出ていて可愛かったです。
くるみ割り人形が動き出したのを見て嬉しさに自分を抱きしめる演技とか、
フリッツにくるみ割り人形を壊されて泣く所とか、凄く感情がこもってて良かったです~
別れ際にドロッセルマイヤーの甥に自分のリボンを渡す所とか、
控えめな恋慕が現れていてとても可愛かったです。
パーティーが終わり、自分の寝室に戻るクララ。
クララの夢の中にネズミの王様が現れ、くるみ割り人形を襲います。
ここはホフマンの原作に忠実で良かったですー
びっくりして居間に戻るクララ。
ここで何の前触れもなく唐突にクララが大人のアンナ・ツィガンコーワに変わっていて、
もっと劇的に子役から大人に変わるのかと思っていたので拍子抜け。
ブックレットの解説を読むとここからクララの夢の中のお話になった様です。
これまた大人になったフリッツがおもちゃの兵隊を率いてネズミの王様率いる軍隊と戦います。
フリッツがフェッテ?ピルエット?何回転もする場面は見応え有りました。
クララがくるみ割り人形を助けようと大砲を撃ちますが、ころんと小さい石が出てきただけで、
くるみ割り人形とネズミの王様との決着はつかずじまい。
大勢の兵隊達がネズミ軍に捕らわれ檻に入れられて連れ去られてしまいます。
けれどもくるみ割り人形は美しい王子様に姿を変え、クララを雪の国へと誘います。
雪片のワルツの場面も好きなのですが、この版の振り付けはやっぱりあんまり好きじゃない…
なーんかとにかくごちゃついてる印象しか無いんですよねぇ。
少年合唱?は綺麗でした。
再びくるみ割り人形の姿に戻った王子と共に、クララは更に夢の世界の奥深くへ旅立ちます。
第一幕終。
第二幕、くるみ割り人形とドロッセルマイヤーと共に夢の国へとやってきたクララ。
くるみ割り人形はネズミの王様と最後の決着を付け、晴れて元の王子の姿に。
そこからスペインの踊りに。
振り付けもですが、この版は衣装もあんまり好きじゃないです…
ダンサーが動きにくそうだし何かごついというか華に欠けるし…
スペインはダンサーが多すぎてまたごちゃごちゃした印象。
最初クララと王子とドロッセルマイヤーも一緒に踊るので、
ピーター・ライト版みたいにずっとクララ達が各国の踊りに参加するのかと思いましたが、
途中でいなくなったので良かったです。
ピーター・ライト版はあれで良いけど、今回の版でそれだと踊りの邪魔…な感じなので。
続いてアラビアの踊り。
奴隷商人風の男が中央の丸い装置の中から鞭をふるいながら出てきて、
ドロッセルマイヤーが驚いて去るという演出が何か面白かったです。
この版のドロッセルマイヤーは映像特典のインタビューでもダンサーが言ってましたが、
滑稽な狂言回し風の役回りですね。
しかしアラビアも衣装があんまり…で、アラビアの踊り妖しい雰囲気が好きなのに
いまいちノリきれないで終わっちゃいました。
中国の踊りは派手な黄色の衣装の一人の女性ダンサーが棒を持って、
こちらはまだアラビア引きずってる感じの衣装と刀を持った男性達をかわしながら踊るという感じ。
振り付けがなあ…ダンサーの魅力を出せてるようには見えませんでした。
通常だとあし笛の踊りとかフランスの踊りと呼ばれる音楽ですが、この版ではギリシアの踊り。
一人の老人が笛を吹くと、美しい女性が現れ、
更に二人の獣人の様な牧神のような姿の男性も一緒に4人で踊ります。
この踊りは良く意味が分からなかった…けど女性の髪飾りのお花がとても素敵でした。まる。
ロシアの踊りは何か四組くらいのダンサー達がくるくる回ってたという印象しかないです…
そこで王子がクララに踊ろうと誘いますが、クララはネグリジェ姿の自分の服を指してためらいます。
そこへドロッセルマイヤーがシンデレラの仙女のように
白いクラシックチュチュを持って現れるのですが、
チュチュを掲げて笑顔で舞台を駆け抜けるドロッセルマイヤーが何か変態チックに見えて(笑)
いやーんな感じの場面でした(笑)
そして花のワルツ。
まず衣装が気に入らない…
花のワルツはやっぱりふわっとしたピンク系のロマンチック・チュチュで踊って欲しい…
何か黄色と黒の蜘蛛みたいな変な色のクラシッ・クチュチュの女性ダンサーに不満たらたらでした。
いくら曲が美しくても衣装があれじゃ…というわけで全く入り込めませんでした。
純白のクラシック・チュチュに着替えたクララと王子のグラン・パ・ド・ドゥ。
アダージオは、つい流して観てしまいましたが、
ツィガンコーワも王子役のマシュー・ゴールディングも情感があって良かったです。
王子のヴァリエーション。ゴールディング、世界バレエフェスの上野水香さんと踊ってた時は
もっさりしてて全然魅力的に見えなかったのですが、
演目が悪かったのかパートナーが悪かったのか、
今回はふわっとしたジャンプ、力みのない跳躍、安定した回転と、
とても王子様らしく上品でいてテクニックもある踊りで、凄く良かったですー
くるみは王子にハマれないとつまらないからなーと
世界バレエフェス観てこのくるみ買おうかちょっと迷ってましたが、別人のよう!
人気上昇中というのも頷けるダンサーだなーという感じでした。
ツィガンコーワの金平糖の踊りは、凄く丁寧で綺麗に踊ってるんだけど、
いまいち何か感じられる物が無いと言うか…
コーダはツィガンコーワのフェッテもゴールディングのフェッテも見事で良かったですー
そして各国のダンサー達が総出演のフィナーレ。
ドロッセルマイヤーがクララをリフトすると、
場面転換してアマリア・ユノちゃん演ずるクララの寝室で目覚めるクララ。
そこへフリッツがやってきて、クララはフリッツに今まで見ていた素晴らしい夢の事を語ります。
二人が雪降る窓から外を見ると、ドロッセルマイヤーと甥が帰っていくところ。
ここは装置というか映像的にとても美しくて良かったです~
そしてパーティーに来ていた子供達がクララ達の家の前に寝間着姿で集まってきて、
第二幕終。
ここで流れる音楽は通常のくるみと違いパーティーが終わった後の曲が再び使われているのですが、
うーん、ここ、わざわざ通常と曲変える必要あったのか?とちょっと疑問でした。
ただこの曲が使われていると、何となくラストシーンの大勢の子供達の姿と合わせて、
子供時代への賛歌の様な物を表しているのかなと…そんな事を考えさせられたくるみでした。
何だか振り付けにしてもそうですが、
クララの夢の世界への旅を表すだけで充分魅力的なバレエなのに、
そこへドロッセルマイヤーの謎とか王子の因縁とか、ごちゃごちゃ色んな要素を入れすぎて、
全体的に焦点が絞り切れてないなーというのが正直な感想でした。
映像特典の演出家のインタビューで、
これは少女の変化の物語で、彼女が大人になる事で周りの物が生命を持ち出すんだ、
とう様な事を言っていましたが、それならそれだけをストレートに追求した演出にすべきでは?
でも全体を通してみれば、何度も言いますが美しく安らいだ子供時代への永遠の憧憬、
といった物を感じさせるラストシーンは個性的で、まあまあ面白かったです。
肝心の各国の踊りが面白味に欠けたのは残念でしたが、
グラン・パ・ド・ドゥは良かったしクララや大勢の子役達の可愛さだけでも充分楽しめたので良しとします。
それにしてもカーテンコールでネズミの王様とくるみ割り人形役のダンサーがマスク取ったら、
どちらも顔隠してるのがもったいない位のイケメンだったのが面白かったです。
ここからは映像特典の感想ですが、オランダ国立バレエの美人ダンサーが
くるみの出演ダンサーや振付家、指揮者、演出家などにインタビューしたり、
舞台裏も紹介してくれるという内容で、こういうドキュメント物観るの大好きなので楽しめました~
主役カップルの練習風景とか、指揮者から観たチャイコフスキーの音楽の分析とか、
興味深くて良かったです。
王子役のゴールディング、インタビューでもとても謙虚で誠実なダンサーで好感が持てました。
あとネズミの王様役のアレクサンドル・ツェムブロフスキーがやっぱりめちゃくちゃ美男子でした!
本当顔隠してるのがつくづく勿体ない!
そして無いだろうなーと思ってたクララとフリッツの子役のインタビューもちょっとだけだけどあって、
制作者GJ!!という感じでした!!
アマリア・ユノちゃんは12歳なのかーvv少女が一番愛らしい年齢ですよねぇ…
こういう映像特典が充実してるのは嬉しい物です。
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小雨
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女性
職業:
大学生
趣味:
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自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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