雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
バレエもオペレッタも大好きやで
- 2018/03/12 (Mon) |
- 日記というか雑記 |
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絵は先月イラスタで描いてた楽描き群の一枚、はいからさん。
描いたことすら忘れてたけど3月中に載せられて良かった。
コバルト文庫等の挿絵で活躍されている
由利子さんというレーターさんの塗りを模倣してみましたー
その成果か髪の塗りは結構艶々に出来て気に入ってるけど、足が長くなりすぎた^^;;
アナログとは逆に1からPCで描くと足が長くなりすぎる現象が発生してました。
紙に描くのとモニタ見ながら描くのとでは絵に向かう角度が違うからだと思いますが。
本当は3月中にアナログで毎年恒例の袴絵描きたかったんだけど
コピック何色か買い足さなきゃいけなそうで今かつてない程金欠なので悩み所です…;;
10日の夜10時からEテレでやっていた
「英国ロイヤルバレエ 茜と亮一 プリンシパルの輝き」というドキュメント観ましたー
ネットで放送知ってどうせまた30分くらいの宣伝番組だろと思ってたら
1時間半がっつり私の大好きなくるみ割り人形の舞台裏ドキュメンタリーな感じで
録っておいて本当に良かった!vv
もちろんロイヤルバレエの日本人プリンシパル
高田茜さんと平野亮一さんに密着する所も良かったけど、
この2人のドキュメンタリーとしては内容薄めな感じでした。
それよりも何度も言うようにどちらかと言えばロイヤルのくるみの舞台裏見せます的な番組。
ロイヤルバレエのくるみは吉田都さんが金平糖の精踊ってるDVD持ってるけど、
数あるくるみの中ではそんなに好きな方ではなかったのですが
今回の番組を観てもう春だというのに見返したくなりましたー
まあ数年前までは季節問わず観てましたけどね、くるみのDVD。
ともかくロイヤルバレエの施設を案内してくれる吉田都さんとか
リハーサル風景とか衣装部屋紹介とか
こういうバックステージ物大好きな私にはたまらない映像満載でしたー!
高田さんの地毛で金平糖の精の髪型結ってもらってる姿とか、
こういう企画でもないとなかなか観られなくて面白かったですー
途中で出てきたロイヤル版くるみのストーリー紹介の絵本っぽい映像とかも可愛かったvv
それにしてもグラン・パ・ド・ドゥ全篇やってくれるとは思わなかったのでびっくり。
高田さんも平野さんも名前だけ知ってる位の知識でしたが、
高田さんの金平糖の精古典のヒロインにぴったりの清潔感があって美しかったし
平野さんも普段は関西弁の砕けたキャラなのにはっとするほど気品のある王子様で素敵でした。
高田さんはお菓子の国の女王にしては貫禄無かったけどまあまだ若いから…
平野さんも踊ってるとき少し大口開けて笑いすぎなのはご愛敬かな。
ナビゲーターの都さんが2人のリハーサル風景を観ながら言ってた
「リフトする時少しでもタイミングがずれると女性が落ちちゃったりするし、
その時男性がどれだけ女性を助けられるかで女性の怪我の度合いが違って来ちゃう」
という言葉にパートナリングや男性のサポートの大切さを感じさせられ、
元ロイヤルバレエのバレリーナのレスリー・コリアさんが高田さんを指導する際の
「高いところにあって取れない物を取るような心持ちで腕を伸ばして」
という言葉も実際的で凄く面白かったですー
そして何より最後に2人に今後どんなダンサーになりたいかという質問に、
高田さんが「立ってるだけ、腕を動かしただけで役を表現できるダンサーになりたい」
平野さんが「ただたくさん飛ぶとか回るじゃなくて、心に響くダンサーになりたい」
と答えてたのがそれぞれとっても印象的でしたー
特に平野さんの「今上手くできたな、っていう時にお客さんに伝わった事が分かる時がある」
という言葉が凄く面白かったです。
例えば絵だったら長い間見てもらえる代わりにそういう瞬間の喜びは感じられない。
バレエや舞台芸術のそういう刹那的な輝きという物に凄く惹かれるし、
私は絵が好きだから絵を描いてるけど、
バレエで表現したい人も根底にあるのは同じ
自分の中にある何かを表現したいという気持ちなんだろうなと。
本当に放送を知ることが出来て良かったですーDVDに焼いて永久保存版にします♪
あと今日(12日)の深夜にBSプレミアムシアターでやっていた
二期会のこうもり、録画もしたけど万が一録れてなかったらと不安でリアタイで観てましたー
うーん…最初にイッセー尾形さんが出ると出てたので
その後のクレジットでドイツ語歌唱、日本語台詞での上演、と出ても
日本語台詞なのはイッセーさんだけだろうと思ってたら出演者全員日本語台詞でした…
ミュージカルも断然日本語歌詞・台詞が好きなので今回も楽しめると思ったのですが…
いかんせん二期会の歌手陣がコメディセンスが全く無くて
オペレッタ、中でもこうもりの瀟洒なユーモアが全然出てないのが辛い…;;
基本舞台芸術は母国語で観てこそ台詞の妙味が分かると思ってたのですが、
ここまで下手ならドイツ語で字幕付きで誤魔化してくれてた方が…と思っちゃいました^^;;
澤畑惠美さんのロザリンデが一番上手かったかな。
確か20年前位に彼女と錦織健さんのコッシ・ファン・トゥッテ生で観に行ったなー
演出もオルロフスキー公爵がファルケに演技させられてる様な所とか
夜会の貴紳淑女達が実は服を盗んだごろつきだった事を示唆させる感じとか
まあまあ面白かったけど、二期会メンバーの演技があか抜けなさすぎるせいで
洒脱な雰囲気が全く出せて無くて残念…最初の方拍手も笑いも全然無くて観てて寒かった…
特にアデーレ役の清野友香利さんは一番コメディエンヌぶりが必要な役所なのに
台詞も声量無くて聞き取りづらいし歌も台詞ほどではないけど可もなく不可もなくな感じで…
まあまだお若そうなのでしょうがないですが。
イッセーさんだけ声質も演技も間の取り方もギャグも別格な感じでさすがでした。
でも衣装は1幕のロザリンデのバッスル・スタイルの赤いドレス
バッスル部分のデザインが凝ってて可愛かったし、
アデーレの赤いストライプ柄のメイド服もスカートが二段重ねになってたり
襟元のリボンの結び方とかスタイリッシュで凄くキュートでしたー
夜会のゲストの貴婦人達のドレスも
本当はもっと色とりどりなのが好きだけど、
あえてシックなダークトーンの緑、青、紫、黄色でまとめてて
カーテンコールで舞台が明るくなったときに並ぶと
完璧なグラデーションになっててため息が出ましたー
第3幕のロザリンデの衣装が1幕の衣装に帽子足しただけだったのは不満でしたが。
まあ色々書きましたが、何だかんだでこうもり大好きなオペレッタなので
それなりの装置と衣装と歌手で放送してくれただけで感謝です。
これも早速DVDに焼いておきましたー
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7月15日生まれのかに座、A型。
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