雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
出来には満足してないけど新テンプレに合うかなと思って
- 2015/05/01 (Fri) |
- 日記というか雑記 |
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タイトルは姫さまの話。髪型公式に近づけようとすればするほど別人になっていく不思議orz
これは設定画集ガン見して描いたんですがねえ…orz
姫さまを姫さまらしく描ける方本当に羨ましいです…
図書館で借りていた赤毛のアンと
ひずき優さんのコバルト文庫「大公様の花嫁探し 結婚のおすみつきを奪取セヨ!」読みました。
赤毛のアンは松本侑子さん訳の物。1993年出版。
思ってたより文章が難しくなくて良かったですー
最初の方のアンのお喋りが楽しくて可愛い。
アンみたいな想像力豊かで元気な女の子は大好きです。
アンは人生を楽しむ術をよく知っている女の子なんだなーと思います。
何でも想像力を働かせたり、美しいことを存分に楽しめるって素敵だなと思いました。
あとアヴォンリーの自然の情景描写が凄く多くて、たくさんの草花が登場するのが
モンゴメリは自然を愛した女性だったんだなーと思わされました。
人物を描写する文章も適度に皮肉が効いていて面白かったです。
リンド夫人がルビー・ギリスやダイアナと比べてアンが半分も美人じゃないのに、
アンと並ぶと後の2人があまりにもありふれて見える、と思う所が
アンの魅力が集約されているようで好き。
でも全体的には思ってたほど名作!!って感じはしなかったかなー
訳の問題とかじゃなくて、思ってたより1つ1つのエピソードがあっさりしてる感じで。
アニメ版はこのエピソードをよく30分の中で
あそこまで飽きさせない物にまとめたなーって感じで、一層アニメ版の名作さを実感しました。
でも巻末の松本侑子さんの訳者ノート「赤毛のアンの秘密」と松本さんの後書きが
本編と同じくらい興味深くて面白かったです。
コーデリアという名前がシェイクスピアのリア王からなのは何となく知っていましたが、
いかにもお姫様然とした名前なので孤児のアンがそう名乗ったことにマリラが驚いている、
とか、
コーデリアは無口なのでそれまでのお喋りなアンを描くことで読者はにやりとさせられる
とか、
日本人には分かりづらい感覚や作品の随所にちりばめられた皮肉やユーモアが解説されていたり
作中に引用されている詩からアンが初潮を迎えたことが暗示されている事を指摘したり…
後書きも最初「赤毛のアン」をフェミニズムの観点から語る松本さんに
正直アンの話でそういうのは良いよ…と思わないでもなかったですが、
「世間で取り沙汰されるアン特集の料理や手芸などといった文化は、
実はアンの世界でなくダイアナの世界である」
と言った箇所なんかはなるほどと思わせられました。
確かにダイアナはアンの大親友という割りに
これといった個性が無くて人物像があいまいなんですよね…
そしてアン特集では誰もアンが小説を書き詩を朗読し勉学に励む事には触れない、
という箇所も確かに…と思いました。
私達女性がいかに無意識に料理や裁縫やお菓子作りが出来ることが女性らしい好ましいこと、
とすり込まれているかが良く分かりました。
松本侑子さんは「本当は恐ろしいグリム童話」の先駆けとも言える
「罪深い姫君のおとぎ話」で知っていただけですが、
その本でも当時の道徳や女性差別などを取り上げていたので、
そういう観点から童話や児童文学、少女小説を見るのもなかなか楽しいなと思いました。
松本侑子さんの訳で読めて良かったです。
「大公様の花嫁探し」シリーズ完結作となる結婚のおすみつきを奪取セヨ!も
とっても楽しく読めましたー
ひずき優さん、キャラクターの個性付けが凄く上手で良いなあーと思います。
地味な自分を必要以上に卑下するメルシリア皇女殿下可愛かった。
そんな彼女が最後は皇女としての威厳を持って結婚許可証を渡すよう命令したり、
人間的に成長する過程が丁寧に描かれていて良かったです。
ヒロインのリゼットの正直で演技が下手で型破りな所も相変わらず可愛くて好感が持てます。
そしてジークハルト殿下が最初に比べてすっかり穏やかになって、
とげとげしさが無くなってたのが良かったですー
恋愛沙汰に奥手で不器用なリゼットとの適度に甘いラブが読んでて心地よかった。
はるおかりのさんのらぶいちゃ甘甘も好きだけど、
これ位の方が胸焼けしなくて良いなーと思います。
冒頭の観劇中にジーク殿下にキスされて思わず殴っちゃうリゼットにも笑いましたが、
リゼットが不器用なりにジークへ自分の気持ちを伝えたり、
自分からキスしたりする所は凄く可愛くてによによしちゃいました。
ジーク殿下の自分を変えてくれたリゼットへの心情を語るところとか、
甘い言葉責めも良いですねえ。
でも今回ユリウス兄様の活躍が少なかった気が。
ユリウスも好きなのでもっと出張っても良かったかな。
リゼットのウェディングドレスの描写やイラストもとっても素敵だったし、
メルシリアとコレットの行く末も楽しみです。
そしてヴェルスハイム公国の鉱山資源の話とか、ロムルス帝国や教皇庁との関係とか
政治的な描写もしっかり描かれていてさすがプロの作家さんは違うなーと思いました。
私馬鹿なのでユーディの話でそういう部分を全く描けなかったので。
とにもかくにもおてんば姫のシンデレラ・ロマンス存分に堪能しましたー
第1作と第2作は買ったので今作もブックオフで見かけたら買おう…
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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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小雨ワンピース発見
ていう小雨ワンピースをOFF-HOUSEで発見。誰が売ったんだろー。
それは耳より
青薔薇姫のドレスはマローンの服飾科を卒業した方に設定画を見せて立体化出来ないか聞いてた所だったんだよー似合う人に着て欲しいなv
立体化は可能だと思うな
あんなカワイらしいのは私には無理だ(大人サイズだったけど)
聞いてみたんだけどね
青薔薇姫のスカートはあんまり膨らんでないけどペチコート必要かなあ?