多分今夏最後の記事

絵はお友達葉月ちゃんのオリキャラ・人間とヴァンパイアの中間、ダンピールさん。
葉月ちゃんが描いてくれた設定画よりかなり幼くなっちゃいましたが、
予想外に好評で嬉しかったです。

ついったでも呟いてましたが、一ヶ月前位にブックオフで買った村上春樹の新刊、
｢色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年｣読みました。
いつもの村上春樹作品と比べるとストーリーテリングが弱いかなーと思いましたが、
それでもやっぱり先が気になってどんどん読ませる力量は健在だなあと思います。
灰田の事とか緑川の事とか、結局謎が明かされないままだったし、
沙羅との関係も最後どうなるのか曖昧に終わっててちょっと肩すかしでしたが、
つくるのかつて彼を追放した高校時代の友人達を訪ねる｢巡礼｣の旅で
少しずつ真実が明らかになってくる感じとか、やっぱり読ませるなあと。
登場人物達の、一言一言をかみしめるような台詞回しや
相手の言ったことを繰り返す会話のやりとりとかも村上作品独特の感じで好きです。
人間には誰でもとある時期だけの特別な友情関係という物がありますが、
それがいつかは失われる事、そのひずみに一番に気付きそれに耐えられなかった
シロこと柚木の悲しい選択と運命…
時という物は絶対であると同時に必ず人を変えていく物であるという事が、
アオ、アカ、クロとの再会から感じられて、切ないような不思議な気持ちになる小説でした。

劇団四季の夏劇場のギフトショップで買ったリトルマーメイドの四季版CD、
すっごくよくて何度もリピートしてます。
｢恋してる｣｢パパのかわいい天使｣｢アンダー・ザ・シー｣｢どんな夢より｣が特に好きｖｖ
あとこんな時期にamazonのマーケットプレイスで買った
nokkoのクリスマスソングのCDも聴いてますー
ほら、私の中では夏が終わったら即クリスマスだから…！
優しい歌声やアレンジの感じが良いですーオリジナル曲｢もうすぐクリスマス｣も可愛いｖｖ