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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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多分今年最後の日記


絵は親友GAGAちゃんの誕生日にハガキに描いて贈った
GAGAちゃんのオリキャラ、シンちゃん。
ボーイッシュな子なのですがあえてドレスを着せてみましたー
しかし半袖なので今の季節寒々しいですね…(GAGAちゃんの誕生日は9月)

バイトは28、29日の勤務で何とか勘を取り戻しかけてきた…かな?
年賀状を自分で出し入れしたり持ってきたりしろって言われたら無理だけど、
職員さん達に聞けば組み立てる分をその都度持ってきてくれるので
それを組み立ててる間は無心になれて時間もあっという間だし、
今のところ怒られる様な事も無いのでなんとかやってます。
ミスだけはしないようにやってるつもりだけど
出勤する度に何か落ち度があって怒られるんじゃないかと不安なのは相変わらずですが。
個人的な事ですが年賀状の宛先の住所の所番地とかを
デジタルでもアナログでも結構律儀に漢数字で書かれる方が多くて、
たとえば11番地の所を十一と書いてくれればいいのですが
一一と一を重ねて書かれると二なのか紛らわしくてやりづらいので
年賀状の番地は算用数字で書いて欲しいと組み立てながらずっと思ってます…
今日のオフが明けたら明日の大晦日から2日まで怒濤の3日連続勤務だー
それでも病気のこと話してたからか
ちゃんと2,3日に1回休みが取れるようにシフト組んでくれた郵便局には感謝です…
俺1日の勤務の後は横浜のブックオフの20%OFFセールで本買いまくるんだ…


25日の深夜にBSプレミアムでやっていた
パリ・オペラ座の歌劇イオランタとバレエくるみ割り人形観ましたー
パリオペのくるみがやると聞いてヌレエフ版だと思って楽しみにしてたのに
コンテンポラリーと聞いてがっかりしてましたが、
観てみたら結構面白かったですーまあ音楽がくるみなのに大分助けられてると思いますが。

その前にイオランタ、
チャイコフスキーのオペラはエフゲニー・オネーギンだけだと思ってたので
聞いたこと無い作品に全く期待しないで観てましたが凄く面白かったです!
プロヴァンス王の父リネ王の命によって盲目である事を隠されて育った王女イオランタが
女性に惹かれることの無かった騎士ボデモンに出逢い光の存在を知り、
世界を見ることの素晴らしさを知るという物語。
舞台装置がクリスマスツリーの置かれた暖かみのある居間だったり、
イオランタや侍女達の衣装もアールヌーヴォー時代風だったりと
演出が凄く洒落ててしかも良く考えられてて良かったです~
ストーリーも悪漢陰謀が跋扈するオペラには珍しく
悪人も出てこず悲劇でもなく、暖かく希望に満ちたお話で感動的だし、
キャラクターも娘を愛するが故に真実を告げられないレネ王の愛情溢れる感じとか
イオランタに忠実に愛情を持って仕える侍女マルタ、
イオランタの婚約者でありながらマチルダという女性を愛する公爵ロベルトの率直さなど
全体的に優しい感じで観ててほっとしました。
イオランタに赤い薔薇を所望して彼女が盲目だと知るボデモンのシーンとか、
イオランタ役のソプラノ歌手の演技が迫真で凄かったです~
歌詞も百合やすみれや薔薇の香りが漂ってくるような詩的な感じが美しいし
何より見るという事をここまで感覚に訴えて来るオペラは初めて。
生まれてから一度も光を見たことのない人が世界を見たらこんなだよなーというのを
凄く説得力を持って表現していて素晴らしかったです。
かと思えばイオランタを一目で愛するようになったボデモンが
彼女が視力を取り戻さなくても彼女と共にいたいと言ったり、
イオランタが「鳥のさえずりには神は宿らないのでしょうか?」と歌ったり、
目に見えないもの、ひいては神の御業の素晴らしさを讃えるのも凄く良いなあと思いました~
ラスト、生まれて初めて見るという事を知ったイオランタを囲んでの合唱は感動的。
光あふれる世界の美しさと目に見えない大切なものの両方を教えてくれる素敵な作品でした。

そのイオランタをマリーとその家族が観ていたという趣向で始まるくるみ、
セットはそのままにダンサー達が入ってくる演出は面白くて良かったですー
このくるみは暗いと聞いてたので
第1幕のマリーの誕生日パーティーのシーンは
セットも通常のくるみと変わらないし全然明るいじゃん、と結構面白く観てました。
くるみは音楽だけ聴いてても1時間30分全く飽きない名曲なので
よっぽど下手な演出や振り付けじゃない限り普通に観られますねー
今回の舞台も振り付けコンテンポラリーだけどそんなに奇抜じゃなくて見易かったです。
多分パリオペラ座バレエ学校の生徒の女の子がマリーに赤い靴をプレゼントして
自分が見本のように踊る所は可愛かったv
しかしパーティーの客達が夜中に急にマリー達を襲うとか
爆発音の後瓦礫の中でボデオンが死んで
雪のワルツのメロディで原爆を想起させるような人々がうごめくあたりから
どんどん暗くなっていって怖かったです…
暗いと言ってもベルリン国立歌劇場のバール版みたいなダークさじゃなくて、
もっと直接的に残酷な感じで。

でも第2幕のディベルティスマンの場面が
マリーの分身達が捨てられたおもちゃの中で遊んでいるという設定になってる所とか、
花のワルツのメロディに乗せて踊るマリーとボデオンの分身達が
どんどん老いていくところとか、
色々示唆的で深読みするのは楽しかったしアイデアは面白かったですー
最後巨大隕石の衝突で地球が滅亡するというのは呆然としました…
一人居間で目覚めるマリーだが確実に彼女の中で何かが変わっていた…というラストも
ハッピーエンドとはとても思えない感じだし、
個々の踊りのアイデアは良かったけど
全体的には幸福だった少女が何の理由も無く不幸になるという理不尽な物語にぽかーんでした。
決してつまらなくはなかったけど、何を言いたのか良く分からないし
音楽がくるみじゃなければ5分で寝てたなって感じでした。
マリー役のマリオン・バルボーは瑞々しくて良かったけど、
ボデオン役のステファン・ビュリョンはサポートばかりでほとんど踊らなかったのは残念。


久賀理世さんの英国マザーグース物語、第4巻「裏切りの貴公子」読みましたー
いよいよ物語が核心に迫った感じで
マザーグースの歌と事件の関係性もまた明確にリンクされてて良かったけど、
このお話のキモであるセシルが男装して記者の仕事をしていて、
その事実を1年後に結婚することになっている婚約者ジュリアンが知っていてなおかつ
自分も身分を明かさず挿絵師としてセシルと一緒に働いているというのを
セシル以外の周囲がほとんど認知してるのが
え?そんなとんとん拍子に秘密がバレてて良いの?もっと引っ張らないの??
と読んでて戸惑うばかりでした。
まあジュリアンが実はロード・ヘンリーの死の真相を突き止めるべく派遣された
英国秘密情報部の人間だったという事が発覚して
これからそのネタで引っ張るので
セシルとジュリアンの関係の秘密は
周囲にバレるのもそんなに引っ張らなかったのかも知れませんが。
といっても読んでるこっちはジュリアンの正体が明かされたところで終わられて
先の展開が全く見えないんですがね。
でもジュリアンが間諜だったと聞いてヘンリーを拉致したバーンズの側の人間だと思ってたので
セシル達にとって中立的な組織の人間だったのは少し安心しました。
ジュリアンラブではないけどあきさんの挿絵もとってもかっこいいし
性格も落ち着いてて頭が切れる所とかつかみ所のない感じとかも魅力的で好きですー♪
セシルのジュリアンへの恋心が増幅していく感じが読んでて凄く伝わってきて
いいぞいいぞーと思ってた所でのこの展開なので先が不安ではありますが、
これから裏切られたセシルとジュリアンの仲がこじれたり色々あるんだろうけど、
最後はハッピーエンドだろうしあと2巻も届いたらゆっくり楽しみたいですー

番外編の「幽霊屋敷にはお気をつけて」は
ジュリアンとセシルのいちゃラブっぷりが微笑ましくて良かったですー策士ジュリアン良い!v
ミセス・アダムスの思いやりが切なくてマザーグースの歌とも上手く絡んでて良かったです。
本当に久賀さんライトとはいえミステリ上手いなー。
これ位短いお話で完結してる方が読んでてちょうど良くて好きかな。
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お疲れ様!

GAGAのシンがここまでかわいくなるんだ;;
ミスはしないように、じゃなくて、無駄な事じゃないからミスしてもそれが踏み台だと思ってやろう。散財はしないでね!
またクラシックコンサートの案内送ります♪
よいお年を。体は資本でね!
  • 葉月 さん |
  • 2016/12/31 (17:42) |
  • Edit |
  • 返信

ねぎらいの言葉ありがとう!

シンちゃんは元から可愛いからね~♪
今日もたまたま職員さんに聞いた事ですんでの所でミスしなくて済んだんだけど怒られなかったよ;;
去年よりやることが変則的で大変だけど
これも次のステップに踏み出すためと思って頑張るね。
クラシックコンサート行けるか分からないけど案内ありがとう!
葉月ちゃんも体も心も大事にね。
良いお年をvv
  • 小雨 さん |
  • 2016/12/31 (19:56) |
  • Edit |
  • 返信

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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