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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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夜に咲く薔薇


…名前はリリー(百合)ですが…
リリー・ヘザー王妃の少女時代。嫁ぐ直前かな。
川原由美子先生の観用少女の白雪みたいなイメージで描きたかったのです。
黒髪の塗りに本気出して描こうと思ったのですが、大して綺麗に見えませんねえ…orz
真っ黒なドレスに映える真っ白い肌というのを表現したかったのですが、
言うほど色白に塗れなかった…
ドレスの黒色ももっと濃くして肌を引き立てたかったな。
でも黒の中に真っ赤な薔薇は結構映えて見えるように描けた気がして雰囲気は気に入ってます。
小雨プリンセス版シンデレラの衣装に似ちゃってますが。引き出し少ないなあ…


毎年楽しみにしてるローザンヌ国際バレエコンクール、
例年は5月のGW頃の放送ですが第45回目の今年は今日6月3日の放送でしたー
10代20代の頃のような新鮮な感動はないけど、
やっぱり夏の初めの新緑が美しいこの季節に
世界の若いダンサー達の美しく研ぎ澄まされた肉体と踊りを観るのは
とてもフレッシュな息吹を感じられて大好きです。
ぶっちゃけプロの舞台の放送よりローザンヌの方が好きかも。
未完成だからこその可能性やきらめきが感じられるし、
一人3分前後の短い踊りが次々観られるので変化に富んでて退屈しない所が好き。

今年は全体的にレベル高かった気がします~
でも女子はパキータとかラ・バヤデール幻影の場とか海賊のオダリスクとか
抽象的な作品が多くて、前みたいにオーロラとかスワニルダとかジゼルとかの
キャラクター性・ストーリー性のある作品踊る子が少なくなったのは寂しいなあ。
キトリは2人いたけど。あとローザンヌでキューピッド踊った子初めて観た…
でもみんな衣装は凝ってて個性出してたのでまあ良かったですが。
男子も王子様系踊る子が前より少なくなったのが残念。
あと今年はコンテンポラリー・ヴァリエーションの審査を
全員分放送しなかったのが残念でした…
確かに毎年20人全員のコンテを観るのはだるかったけど、
同じダンサーでもクラシックと全然雰囲気が変わるのを楽しむのが醍醐味なんじゃないの…
解説の方は去年までのスターダンサーズ・バレエ団の方から
バーミンガムロイヤルのファーストソリストだった山本康介さんに変わられてましたが、
最初は男性の解説者かーとちょっと不満だったけど
技術面だけじゃなく役柄の表現面や衣装にまでコメントしてるのが面白くて、
特にコンテの解説はとても詩的でダンサーって感受性豊かじゃないと務まらないんだなーと。
たった3分前後の踊りにあそこまで様々なことを感じられるって凄いなと思いました。

女子で気に入ったのは中国の李芳斉さん。
クラシック・ヴァリエーションのパキータのエトワールは
いかにもプリマバレリーナという気品に満ちた女性らしい踊りが素敵だったし、
コンテのノクターンは
同じノクターンを踊ったルーマニアのディアナ・ジョルジア・イオネスクさんも
とても優美で完成された大人の女性のしっとりとした雰囲気を感じさせて
まるで月の光のように美しかったけど、
李さんのノクターンは同じ振り付けなのにまた全く違った雰囲気で、
今まさに花開こうとほころびはじめた薔薇のつぼみのような
大人の女性になる直前の少女の初々しさが感じられる踊りで凄く好きでしたー
コンテ踊り慣れてないのか少したどたどしい所もあったけど、それすらも可憐に感じられて。

去年は以前みたいに感受性が無くなったーとか嘆いてたけど
同じ振り付けを違うダンサーが踊るだけでこんなにも差が出る面白さをまだ感じられて嬉しい。
オーストラリアのジェシ・シーモアさんのコンテのレクイエムも良かったなー
ひだをたっぷり取った真っ白いロングスカートが素敵で、
長い美しい褐色の髪を下ろして舞う様が
音楽はグレゴリオ聖歌で厳粛な感じなのにどこか色香を感じさせるのが面白くて、
巫女の奉納する舞を観ているようでした。
いつかも書いたけど髪の毛って本当にセクシュアリティを感じさせるなーと。

日本の藤本結香ちゃんもクラシックの影の王国第1ソリストは
踊り自体は上手かったけど15歳という年齢もあってまだ体型が完成されて無くて
ちょっとちんちくりんに感じちゃったけど、
コンテのシンデレラ・ストーリーは15歳の少女らしい
無邪気で純粋な感じのシンデレラを演じててとっても可愛かったです~
15歳の今だからこそ出せる自然な可愛さだなと思います。

2位をとったブラジルのマリア・フェルナンデス(略)さんのキトリは
おきゃんでチャーミングな曲をばっちり表現してて結果にも頷けましたー
コンテも自分の個性や魅せ方をよく知ってるなーという感じ。
今年はクラシックよりコンテの方が観るの楽しかったかも。

男子はこれといって気に入った子はいなかったけど、
スカラを取ったイタリアのミケーレ・エスポシト君は舞台を大きく使った海賊で
テクニックも安定してたし、コンテも技術・表現力共に突出してる感じでこれまた納得。
日本の中尾大亮君のジークフリートも正統派王子様オーラ出てて好きでした。

解説の山本さんが胴体の体貫が~とか腕のポジションが~とかだめ出しされてるのを聞くのは
技術的な部分は分かっても
そういうバレエの決まり事とか
基礎的な面が出来てるかどうかは全く分からない私には
へーという感じでとってもためになりましたが、
どの子か忘れたけど女子のチュチュのスカートが短すぎて勿体ない~とか言ってたのは
この人オネエか…?とちょっと思ってしまいました…^^;;
何にしてもダンサー達の若々しいエネルギーに触れられて
こちらも良い刺激を受けられて楽しかったです~
今年も放送してくれてありがとうNHK!!
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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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