雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
新国立劇場「白鳥の湖」感想
- 2022/01/25 (Tue) |
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絵は新年初の楽描き
湖麗月(こ れいげつもしくはフー・リーユエ)という名前です
商家のお嬢様と言う設定だけど
またもや武則天という中華ドラマの後宮のお妃様達の写真を見て描いたので
ファッション的に正しいかは不明です_(^^;)ゞ
BSプレミアムで23日にやっていた
新国立劇場の米沢唯さんと福岡雄大さん主演の白鳥の湖観てました~
いやー番宣でぐいぐい引き込まれる‼と言ってたけどその通りでした‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
通常ではだるくて仕方ない第二幕の白鳥達の群舞も 全く飽きずに観られて凄く良かったです‼
ピーター・ライト版はジークフリートの父王が亡くなった葬儀のシーンから始まって、
王妃の衣装も喪服で地味なので 衣装オタクとしてはあまり期待してなかったのですが、
本島美和さんの王妃様1幕はかなり地味だったけど
三幕の舞踏会のシーンは ワインレッドの重厚なドレスで
マントとヴェールを引いているのが素敵で、
若々しい美貌を保った王妃様っぷりで大変萌え萌えさせて頂きました♥
第一幕、序曲の中王の葬儀に沈痛な面持ちで参列するジークフリート役の福岡さん。
暗転の後王子の誕生日を祝う貴族達のシーンに。
立ち役の貴族女性達のルネサンス時代風の重厚なドレス凄く素敵でした~
ワルツの後、通常なら王妃が王子にプレゼントする石弓を
ベンノがプレゼントする所が面白かったです。
けど王子役の福岡さん、何か太った…?(^-^;
顎が無くなりつつあって、王子様らしいキラキラオーラも無くてちょっと残念…
ベンノの方が爽やかイケメンで王子様らしかったなあ~
王妃が登場して三人の花嫁候補の姫君達の肖像画を王子に見せ、
この中の誰かを選んで結婚するように言って去っていった後、
ベンノと二人のクルティザンヌ(高級娼婦)達のパ・ド・トロワ。
第一ヴァリエーションのピンクのチュチュの女性、 溌剌とした音楽を表現した可愛い踊りで良かったです。
ベンノのヴァリはもう少しジャンプが高くて一つ一つのポーズが綺麗に決まれば良かったかな。
第三ヴァリエーションの青いチュチュの女性はジャンプがふうわりしてて可愛かった。
王子のオーラの無さは気になりましたが、概ね満足な導入でした。第一幕終。
第二幕、ベンノ達友人達と湖畔に狩りに来た王子の前に ロットバルトの呪いで白鳥の姿に変えられたオデット姫が現れます。 オデット役の米沢さん、
登場した瞬間に画面がパッと一段明るくなるかのような
圧倒的な主役オーラがあって、凄く良かったです‼(///∇///)
そしてきっとその純白の衣装をまとっていなくても、
オデットの可憐で清廉なオーラが伝わるんだろうなと思わせる感じが凄く素敵でした~
王子とオデットのグラン・アダージオも最後まで飽きずに見られました。
オデットのソロ、最後のピケターンがキレキレで良かったです‼
四羽の白鳥は機械人形かと思うほど一糸乱れぬ揃いようで凄かった‼
頭から腕から脚から、全てぴったり‼
ラストのオデットが羽ばたく仕草をする所、
上手いダンサーがすると皆そうなのですが、本当に白鳥の羽ばたきを見ている様でした。
ロットバルトが現れ二人を引き離そうとする所も、
米沢さん王子と一時でも離れたく無いと言いたげな表情が良かったです~
第二幕終。
第三幕、宮廷の舞踏会。
前述のように王妃様の黒とワインレッド基調のルネサンス風の大きく広がったスカートのドレス、
マントとヴェールを長く引いているのが素敵でとても素敵でした~
本島さん元々フォトジェニックな美女なので、
こういう威厳ある貴婦人の役が似合う‼(///∇///)
各国の民族舞踊はどの国もレベル高いし、
ハンガリー王女、ポーランド王女、イタリア王女のソロはそれぞれ素敵で、
特にイタリア王女のソロが
音楽を良く捉えて踊りのメリハリや緩急の付け方が凄く上手でとても良かったです~‼
どの王女も選ばない王子を諌める王妃の所で、
ファンファーレが鳴ってロットバルトとオディールが登場。
米沢さんのオディール、ミステリアスで謎めいた妖艶な美女という感じの
私の理想通りのオディール像で凄く素敵でした‼(*ノ▽ノ)
通常のスペインの踊りの曲で群舞が踊られた後、
黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ。
アダージオで窓の外にオデットの姿が写し出されるのをロットバルトとオディールが慌てて消した後、
オディールが王子の耳元で何か囁くような仕草をする演出も思わせ振りで良かったです♪
相変わらずいまいち王子様らしいキラキラオーラの無い福岡さんも、
王子のヴァリは高いジャンプに軽快な足捌きで、面目躍如という感じで良かったです‼
オディールのヴァリは、米沢さん可愛らしい感じの踊りでした~
コーダで小さなフィッシュダイブがあるのも初めて観たかも。
オディールがアラベスクを繰り返しながら王子を翻弄する所は、
もっとピシッピシッとポーズを決めて欲しかったけど(((^^;)
32回転のグラン・フェッテは
米沢さんさすが全く危なげなく安定感あって、トリプルを難なく入れていて
回転も早くて綺麗でした。
王子を陥落させたオディールの高揚が伝わるようなフィニッシュは、
とてもカタルシスがあって良かったです‼
ロットバルトがオディールに愛を誓うよう王子に言って、
その通りにした途端雷鳴がとどろき、王子が悪魔に騙されたと悟る所は、
オディールが去る時もっと派手に演技をしてほしいけど、
ロットバルトとオディールが去る時はボンッと煙幕が上がって派手で良かったです。
王妃が卒倒する所は様式美で良いですなあ~。
第三幕終。
第四幕、湖畔に戻ってきたオデットが侍女達に王子の裏切りを知らせます。
そこへ王子が駆け付け、オデットに許しを請います。
王子を優しく許すオデットの所、
オデットが王子の顔をそっと優しく撫でるのが
オデットの慈愛と心優しさを良く表していて、
ひいては米沢さん自身も心優しい方なんだろうな~と言うのが伝わるようで
とっても印象的でした~
ロットバルトが二人を引き離そうとしますが、愛し合うのをやめない王子とオデット。
遂にオデットが死を宣言して湖に身を投げ、王子も後を追います。
白鳥達に追いたてられ、ロットバルトは苦しみながら滅びます。
このシーン、か弱く儚げな白鳥達がロットバルトを追い詰める所が凄く感動的で、
ついうるうるしちゃいました~(;ω;`*)
全てが終わった後、湖畔に駆け付けたベンノが王子の亡骸を抱き抱えるその上で、
天上の世界で永遠の愛で結ばれた王子とオデットの姿が写し出される所は、
地上での悲劇と天上の世界での幸福感の対比がとても印象的で、
二人の悲劇がひしひしと胸に迫ってくる幕切れでとても感動しました~
新国立劇場の白鳥、去年の公演をもうTVで観られるという喜び…‼
なかなか劇場に足を運べない昨今、
こうしてTVで日本最高峰のバレエをお家で堪能出来て、
本当に贅沢な時間でした‼((o(^∇^)o))
新制作のライト版、衣装も装置も豪華だし
前の牧阿左美版よりずっと良かった‼
細かい演出も多くて、次はどうなるんだろう?と観るのがとても楽しかったです♪
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7月15日生まれのかに座、A型。
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