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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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日本のオタク文化恐るべし


国立新美術館で今日から開催されている「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展行ってきました。
平日のお昼と言うこともあり空いてて良かったです。
客層は私含めお察しな感じ…
でもおじいさんやおばあさんが一人ずつ
どちらも食い入るように展示を眺めてた姿が印象的でした。
写真は入場時に平日先着500名に配られてたアイカツのカード。

展示自体は

現代のヒーロー&ヒロイン、
テクノロジーが描く「リアリティー」_作品世界と視覚表現、
ネット社会が生み出したもの、
出会う、集まる_「場」としてのゲーム、
キャラクターが生きる=「世界」、
交差する「日常」と「非日常」、
現実とのリンク、
作り手の「手業」

の8章構成になっていて、
まず第一章の現代のヒーロー&ヒロインの章から
プロジェクターが一作品につき1つ三角形の柱に付いていて
各作品のアニメ映像を映し出しているという「展覧会」という響きのイメージとはほど遠い光景に
「何かえらい所に来てしまった…」と
こういう展示初めての私はやや圧倒されながら観ていきました。
七つの大罪はマンガ、アニメ共に紹介されてましたが、
今までフォロワーさん達がツイッターで語り合ってるの見てただけだったけど
凄く楽しそうで興味湧きました。
エリザベス様多分絶対私好みだと思うの…!!
あとマギも凄く面白そうでめっちゃ観てみたいと思いました。
普段アニメ全く観ないしチェックしないのですがアラビアンナイト風の世界観&音楽のアニメとか全く想像もしていなかったので何それ凄い楽しそう…!
流されてたアニメ映像も絵可愛いしエキゾチックでわくわくしました。
各アニメの解説を読みながら一口にアニメって言っても色んな表現方法や演出があるんだな~と。
ウテナは観た事無いのですが
演劇的な演出を使っているというのに興味を引かれたのと絵が綺麗でこれまた観たくなりました。

テクノロジーが描くリアリティの章の解説ではマンガやアニメ、ゲームで描かれた未来的な世界が更なるテクノロジーの進歩を呼び現実化したり、
更に進化したりするみたいな事が書いてあってなるほどと思いました。
ここではFF7が一例として取り上げられてるだけでなく、
最序盤ですがプレステでゲームを操作する事が出来たりして、
5,6年前位に初代プレステがお釈迦になって以来
全く触れてなかった7を久々に動かせると言うだけで胸熱で
意味もなくクラウドとバレットだけのパーティで戦闘したりしてました。
バスターソードの原寸大模型とかもあったけど撮影不可で残念。
クラウド達が新羅ビルからバイクとトラックで脱出するシーンのムービーもあって
あーこんなのあったあったと凄い懐かしかったです。
電脳コイルも紹介されてて嬉しかったー
あの懐かしい世界観なのにヴァーチャル合戦っていうのが凄い好きなのです。
あとダイフミな。ダイチ単体も大好きだけど。

ネット社会が生み出したものの章は
「ほしのこえ」といういくら短編とはいえ25分のアニメを
作画演出監督全て一人でやるとかすげーと思いました。
ネット上で公開された物が口コミで広がって拡散、大ヒット、商業商品化、って流れも
日本人のどん欲なネットワークパねぇーと。
個人的にぐんまのやぼうの脱力感が半端無くてやってみたいです。
「ある地域を支配するのに成功すると○○は群馬県になりましたとツイッターで呟ける
謎のシステムも評判を呼び~」とかいう解説もツボりました。

1つ1つの章の内容を書いてたらきりがないと分かったのでここからは印象に残った事だけ。
アイカツのコーナーには実際の衣装が3着展示されてました。
アイカツってちゃおでふろくのカードが付いてくる位でしか知らなかったんですが
実際にドレス着て歌って踊ってるの観るとかっわいいですねぇ。
うたプリはあんだけエリーでネタにしといて初めて登場人物やゲーム内容を知りました笑
Free!はイケメン男子達の筋肉祭りだと…?
スタイリッシュな作画の男の子達がみんなかっこよくて魅力的でした!

第7章現実とのリンクの章は比較的「展覧会」らしい内容で、
競艇やオペラ、野球、果ては歌舞伎の女形など様々な専門的なジャンルを扱ったマンガや、
少女漫画多めの原画、複製原画展示でした。
水沢めぐみ先生の寺ガールが紹介されてたのは驚き。
あとは水色時代や赤石路代先生のワン・モア・ジャンプも
半分ちゃおっ子だった私には懐かしくて涙ものでした。
水色時代のカラー可愛くて綺麗だったなー
ワン・モア・ジャンプも古すぎて見かけないけど始めから読んでみたい…


全体的には各章各作品は解説と共にぽんと提示されている感じで、
企画内容である「テクノロジーの進化を享受してきた社会潮流の中で、
同時代のマンガ、アニメ、ゲームに触れることは
その時代の日本の社会を重層的な側面からみること」は
観覧者に委ねられている感じで多少消化不良な感はありましたが、
ざっと見ていくだけでも日本のオタク文化の凄さがありありと分かって
良い意味でキチガイやな、日本人…と思いました。

新シリーズが出る毎にアクションの要素が変わったりしてプレイヤーを飽きさせないモンハン、
集める、育てる、戦う、交換する、と
お子様とかつてお子様だった人達の遊び魂、コレクター魂を満たすのに余念のないポケモン、
伊達政宗が英語を話す等破天荒なキャラクター作りと
「伊達政宗vs織田信長」など史実ではありえなかった夢の対戦が出来る等
歴史ファン垂涎の要素を盛り込んだ戦国BASARA、
よりリアルな表現を追求し車体の重量や内部の容積などを測量し、
コースの取材に世界各国を旅するグランツーリスモのスタッフ達…

とにかくありとあらゆる手を使い手を変え品を変えリサーチを重ね
私達消費者のニーズを満たそうとするメーカー、作り手側と
さっきも言いましたが面白い物には即飛びつき拡散させる
消費者、受け取る側、買い手、プレイヤー達との相互作用で
これだけ巨大な文化が誕生するのか…と良い意味で狂気を感じました。

とりあえずオタクとはいえアニメもゲームもマンガもほとんど知らない私ですら
一度は目にしたり聞いたことのある作品ばかりで、
特にけいおん!、あずまんが大王、鈴宮はるひの憂鬱、らき☆すたあたりは
内容やキャラのお勉強が出来てためになりました笑
ぶっちゃけ89年~現代にかけての売れ線集めましたみたいな感じ。
ほとんどはプロジェクターに映された映像を使っての展示でしたが、
いくつかのアニメなんかは設定画や台本?や絵コンテの展示もありました。
とりあえず今まで書いた様な作品がお好きな方は足を運んでみると楽しいかも知れません。
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文化だけど

国立でやること?
世界的に発信したいのかもしれないけど、結局オタクちゃん達の話題になるだけかもね・・・
マリオやFFみたいに一般的ならいいけど、美少女ものが大半じゃよく思わない人がいるのも事実だしね。
  • 葉月 さん |
  • 2015/06/27 (17:47) |
  • Edit |
  • 返信

言葉足らずでごめん

葉月ちゃん久々ー!ブログ更新無いと思ったら2週間咳が止まらないとか、心配してたよ~

国立だからこそ、ってのもあるんじゃないかな。
現に外国のオタクさんもちらほらいたしね。
ごめん、かなり割愛したから美少女ものばっかりに偏ってるけど、マリオとかの一般的なのもいっぱいあったよ!
  • 小雨 さん |
  • 2015/06/27 (18:57) |
  • Edit |
  • 返信

小雨ちゃんのせいじゃないよー

そっちのほうがネットでは引きがありそうだもんね。無理ないよ
マリオ30周年だし、うちの兄弟もゲームおたくだし。
ちなみに咳はもう1ヶ月止まってないよ♪
  • 葉月 さん |
  • 2015/06/29 (21:38) |
  • Edit |
  • 返信

マリオはねー

マリオは自分でオリジナルのマップを作れるやつとかの体験コーナーがあったよ!やらなかったけど。
咳気管支炎か何か?お大事に!
  • 小雨 さん |
  • 2015/07/01 (07:49) |
  • Edit |
  • 返信

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小雨
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職業:
大学生
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読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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