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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
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小雨
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大学生
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読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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京都日記で書いたとおり、小林泰三の「大きな森の小さな密室」読みましたー
元々は「モザイク事件帳」のタイトルで出ていた単行本を改題して文庫化した物。
犯人当て、倒叙ミステリ、安楽椅子探偵、バカミス、??ミステリ、
SFミステリ、日常の謎の7つのテーマに添って書かれたミステリ短編集です。
モザイク事件帳、ずいぶん前に図書館で借りて読んだのですが
各話の犯人も筋も綺麗さっぱり忘れてたので初見と変わらない感じで読めて楽しかったですー
田舎で読む用に買ってから長い間取っておいた甲斐があった。
小林泰三作品、ホラーもミステリも大好きなんですよね~
馬鹿なのでミステリでトリックを解説されても理解できないことが多々あるんですが、
今作は「正直者の逆説」以外は何とか理解できたので良かったですー

犯人当て「大きな森の小さな密室」は案外単純なトリックで
ジャブとしてはまあまあ楽しめましたー犯人も大体予想できたし。

倒叙ミステリという言葉は初めて聞いたのですが、
古畑任三郎みたいにあらかじめ犯人とトリックが分かってる形式のミステリの事ですかね?
「氷橋」最後の犯人の開き直りと弁護士の台詞が面白かったです。

安楽椅子探偵「自らの伝言」は使い捨て携帯電話を用いたトリックと
語り手である「私」が犯人という意外性が心地良かったですー

バカミス「更新世の殺人」は
同じ小林泰三の「目を擦る女」にも収録されてる超限探偵Σシリーズ好きなので楽しめましたー
オチ(笑)(笑)(笑)途中まではバカミスながらもまっとうな謎解きがされてるのに、
最後の最後で笑わせてくれるところが大好きです。

??ミステリ「正直者の逆説」は物語の最初に
「この話の中では犯人以外は決して故意に嘘をつくことはない」
という但し書きがしてあって、
後々それが登場人物の口から思い出されるというメタネタをテーマにしたミステリで、
唯一トリックというか論理が理解できなくて悔しかったけど、
理解できなくても丸鋸教授とわたしのかみ合ってない会話とかのギャグが面白かったので
それだけでも楽しめて良かったです~
「先生は自分の命を危険に曝してまで守る程、わたしにとって大切な人やないんです。
気休めかもしれませんが、この使い捨て懐炉使てください」ってわたしの台詞とか笑いました。
オチの「メタだけに、無理強いするのはやメタ…ってね」「ぎゃふん」もくっそ笑った(笑)

SFミステリ「遺体の代弁者」と日常の謎「路上の放置されたパン屑の謎」は
まあ理解できたような出来なかったような…どちらも同じ人物が主人公。
遺体の代弁者は小林泰三らしい悪魔的な展開が皮肉が効いてて良かったし、
路上に放置された~は「大きな森の~」に出てきたキャラが再登場してたりでにやりとしました。

ミステリって長いとダレるので色々なジャンルのミステリが詰め合わせになった短編集、
肩の力を抜いて楽しめて贅沢で良かったですー10万部売れたというのも納得。
小林泰三らしいユーモアと毒が盛り込まれた作品ばかりで面白かったです!


コバルト文庫、嘘姫読む間にもブックオフで2冊買ってたりしました。
かたやま和華さんの「猫伯爵の憂鬱~紅茶係はもふもふがお好き~」と
藍川竜樹さんの「偽姫 乙女の選択と下克上の猟犬たち」の2冊。

かたやま和華さんは「紫陽花茶房へようこそ」が凄く好きだったのですが、
猫伯爵の憂鬱は表紙にもあらすじにも全く惹かれなかったので108円待ちしてました。
帯付きで買えて嬉しかった~しかも内容も思ったよりまっとうなラブコメで楽しめました。
冒頭のパティの猫大好きな感じに同じ猫好きとして共感せずにはいられませんでした。
パティとペコのやりとりもテンポが良くて
「って言ってたらいいなあと」「妄想!?」とか笑えました。
猫の目城の執事アーロンのドSっぷりも
最近読んだコバルトの執事キャラの中でも吹っ切ってて好きです。
「馬鹿なのだな そこで永遠に寝ていろ」の所とか壁ドンの上足ドンする所とか笑った。
猫伯爵ジルが被り物を飛ばされてもう一度やりなおそうとして
「このやりとり、先ほどしませんでしたか?」ってパティのツッコミとかもくっそ笑いました。
サントにメイド服を縫わせる所で
「膝下丈にしろ。太股より、白い脛がちらりと見える程度の方が想像力をかき立てられる」
とさらっとマニアックな事を言って
「お前…分かっているな」とサントと意気投合しちゃう猫伯爵も好きです(笑)
全体的にページ数少なめで軽いギャグに終始してるけど、
パティと猫人間とのラブコメだと思ってたらちゃんと猫伯爵が人間だったので安心しました。
個人的には馬鹿馬鹿しくて嫌いじゃないですー
あとがきのかたやまさんの猫愛にまたもや深く同意しました。
最近のコバルト文庫はひずき優さんの「腹へり姫の受難」といい
下手なシリアスやヒストリカルよりギャグよりの方が面白いような。


藍川さんの「偽姫」は1巻は凄く楽しめたけど
ネットで2巻は蛇足だの設定後付だの評判が凄く悪かったので買ってなかったのですが、
期待値低かった分普通に楽しめましたー
1巻読んだのがかなり前なのでほとんど内容覚えてなかったのが返って良かったのかも。
ヒロインのティナの小動物の様なおどおどキャラも心の声とかも可愛かったし、
最後には守護獣を従わせ強くならなければと成長する所が好感持てて良かったですー
ヒーローの鬼教官レギオンも自らの複雑な出自やティナへの想いに揺れながらも
強力な風の守護獣を使いこなし国やティナのために戦う所とかかっこよかったし、
セドリックの一途さやモリィの抜け目無さ等脇キャラまでキャラが活きてて良かったです。
ロードリアによるアヴァロンの王都襲撃計画の真相も意外で良かったし、
要所要所で堅物レギオンが懊悩するところや
彼に惹かれるティナの描写が可愛くてニヤニヤしましたー
ティナとセドリックを誘拐した男達を前にレギオンがばきぼきと指を鳴らす所怖かっこいい(笑)
ルーファスの挿絵もまさにさらさらプラチナブロンドの王子様そのもので美形だったーvv
ただ続刊を出したかったのかも知れませんがラスト不穏な感じで終わってるのが何だかなあ。
ティナとレギオンの婚約でめでたしめでたしで終われば良かったのに。
余談ですが某所で藍川さんのツイッターが愚痴っぽいと叩かれてましたが、
フォローしてないので分からなかったのですがあとがき読んで何となく理解しました…
一度続刊が分かってるシリーズ物を書きたいとか番外編を雑誌に書きたいとか…
必死感感じちゃって微妙な気分になるのでそういうのは言わぬが華なのに…と思いました。
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