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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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生命の神秘


昨日は親友姉妹の姉の方Nちゃんの12月1日に生まれたばかりの赤ちゃんR君と
シンガポールで働いている親友姉妹の妹の方Kちゃんに会いにお家に伺ってましたー
ところが私が行ったとき夕食を作ってたNちゃんが
にんじんを切ってる時に間違って左手の指を切ってしまい、
思ったより重症で血がぽたぽた垂れてるので急遽Nちゃんのお父様と私が付き添って
近くの病院の救急外来に駆け込むことに。
私がお家に着いてものの5分もしない間の出来事でした…
Nちゃん本当に痛そうで左手を右手でずっと覆ってて荒い息をしてて、
私は何も出来ず気の利いた言葉をかけることも出来ずに始終おろおろしてました…
他に患者さんいる気配無いのに結構待たされましたが、
何とか病室に入るNちゃんを見送ってNちゃんのお父様ととりとめのないお話をしてるうちに
指を包帯でぐるぐる巻きにされたNちゃんが出てきましたー
何針か縫ったそうで、傷自体はごく浅いと言われたらしかったので良かったです。
その頃にはNちゃんも大分落ち着いて普通に喋れるようになってたので良かったー

お家に帰ってから改めて赤ちゃんのR君をお披露目してもらいましたー
R君ケニアの旦那様とのハーフですが色はそんなに黒くなくて、
お目々ぱっちり二重で髪の毛が新生児なのにふさふさで可愛かったです!
Nちゃんのお母さんっぷりもすっかり板に付いてて凄かったです~
正直、赤ちゃんを産んじゃったら
いよいよ私が小学生の時から知ってるNちゃんとは全く違う女性になってしまうんじゃないかと
Nちゃんとの関係性が決定的に変わってしまう気がして会うまで怖い気落ちもあったのですが、
R君をだっこしてあやしたり授乳したりするNちゃんの姿は本当に自然で、
ああ私の知ってるNちゃんと全く同じだな、心配すること無かったなと
安心できて良かったです。
結婚してるだけでも自分とは別世界の人に感じるのに
妊娠出産までしてるとなるともう別人種の様に思ってたんですけどね~
Nちゃんの変わらない姿を見て本当にほっとしました。
この先子育てしていく中でママ友が新しく出来たり話が合わなくなることも有るだろうけど、
私のことを変わらず親友として扱ってくれるNちゃんに本当に感謝です。
無痛分娩の体験談も聞かせてもらえて楽しかったですー
最後の方は麻酔で下半身の感覚が無いのでいきんでと言われてもいきめなくて
お腹から上だけでいきんでたとか。
妊娠出産の女性の苦労とか生命の神秘って凄いなーと思いました。
Nちゃんは去年は痛いばかりの年だったから今年こそは痛くない年にしたかったのに
新年早々痛くて最悪と言ってましたが。

シンガポールで働いてて30日から帰省してたKちゃんとも久々に会えて良かったです~
りぼんの漫画の話とか昔の思い出話で盛り上がれておしゃべりが凄く楽しかったです♪
夕食をごちそうになったのですがNちゃんの作ったドライカレーめちゃくちゃ美味しかった!
本当に姉妹二人とお父様お母様にまで家族同然によくしてもらえて幸せだなあと。
こんなお付き合いってなかなか出来ませんよね。
22年来の親友ご一家を改めて大事にしたいなあと思いました~
Nちゃんは今年10月頃まで旦那様のいる大阪に行っちゃうし
Kちゃんも今日の夜にはシンガポールに帰っちゃうと言ってたし
またしばらく寂しくなるなあ。


ここから通常運転。最近読んだコバルト文庫は
長尾彩子さんの「王女が秘される童話 南瓜の王女の研究録」と
白洲梓さんの「暁の王女」の2冊。

王女が秘される童話は宵マチさんの表紙が凄く可愛くて
前作魔女が死なない童話も結構好きだったので期待値高かったのですが…
ヒロインがわざと頭の悪い王女を装ってるという設定が
思ってたほど突き抜けて無くて中途半端なのにまずがっかりして、
ヒーローのクラウスがヒロインのユリアーナより年下というのもコバルトでは珍しいけど
年下ヒーローの醍醐味がほとんど感じられなかったし
ヒーローとヒロインが過去に会っていたというお約束展開も
話に組み込まれるのが早すぎる気がするし、
クラウスがその事に気付くのもあっけなくて構成に難ありなせいで
ユリアーナだけがクラウスが純白の聖女に恋い焦がれていると思いこんでいるというお約束が
あまり生きて無くてもったいないなあという感じでした。
改邪聖省というキリスト教モチーフなんだろうけど
設定がばがばで良く分からない機関も謎だったし
ユリアーナとクラウスがお互いのどこに惹かれたのかも全く分からなかったし。
ユリアーナの侍女のマルグリットの口調だけキャラ立ちさせてるのもバランス悪いし
全体的に地味で盛り上がりに欠ける話で、
前作もそんな感じだったけどヒーローが好みだったからまだ読めたけど
今回はクラウスにハマれなくていまいちでした。
文章全体も何かぎこちない感じでちょっと読みにくかったし。
異端審問のためクラウスがユリアーナの胸を無理矢理見たり
毒を受けたユリアーナの服を脱がせて背中の火傷の跡に口づけしたり
林檎の蜜がたれてると言ってユリアーナの手首をなめたり
ラストの朝ちゅんの描写とか、挿絵含め妙にエロいのはまあ嫌いではなかったですが(笑)


暁の王女は白洲さんのデビュー作「最後の王妃」の続編と言うことで、
最後の王妃がネットでは評判良かったけど個人的にいまいちだったので
今作も108円待ちで良いやと思ってたのですが、
表紙が綺麗で素敵なのと
ちょっと高かったけどセールだったし帯付きだったので思わず買ってしまったのですが、
こちらは意外に楽しめたので良かったですー

最後の王妃が本格歴史物というかヒストリカル・ロマンを謳ってた割りに
国同士の設定とか単純でスケール感も全然出て無くてがっかりしたのに対し、
暁の王女は最初からそんなに壮大なお話じゃなくて
白洲さんはこれ位こぢんまりとしたお話の方が合ってるように思いましたー
ヒロインのアイリーンが実の親のルクレツィアとメルヴィンと
養父母のティアナとフリッツ、どちらの事もどう思ってるのかよく分からなくて
もっと二組の両親の間で葛藤したり養女に出されたことに屈託を持ってるのかと思ってたので
その辺は肩すかしでしたが、
そういう所も含めてアイリーンが辛い目にあってもくよくよしない所が良かったです。
ヒーローの魅力がよく分からなかったのは残念ですが、
聖女団の副団長のサラや護衛役のハル、実はアイリーンの祖母だったリーゼンフェルト夫人、
ジノリ大公など脇のキャラの活かし方が上手くて良かったですー
文章も流麗で読みやすくて
冒頭の姉エマの部屋にいる幼いアイリーンの描写から引き込まれました。
ただ王族の選択としては間違ってないのでしょうが、
アイリーンを愛してると言いながら
ヴェンツェルに嫁いだ姉娘エマが亡くなったら
養女に出していたアイリーンを王籍に戻してヴェンツェルと結婚させようとする
前作ヒロインルクレツィアの非情さにはもやもやしました…
いざアイリーンがシオンと結婚したいと言ったら
別の親戚の娘を代わりに嫁がせればいいと言ったり、だったら最初からそうしろよと。
ラスト付近駆け足感あって何もかも丸く収まっちゃう感じが何だかなあ。
でもアイリーンが
自分は普通の王女として育っていたら得られなかった物を
たくさん得ていたんだと思う所は良かったです。
ラストのシオンと踊るアイリーンのシーンもお約束ですが良かったし、
かつての自分と同じように舞踏会に憧れる妹マーガレットに
あなたにもきっと素敵な王子さまが現れる、と言ってあげるアイリーンという幕切れも
感動的で良かったですー


絢爛たるグランドセーヌ最新刊7巻もブックオフのセールで買いましたー
何か絵変わった…?
奏が亮君に嫌味言われても全く意に介してなかったり
YAGPでたくさんのライバルの踊りを見ても楽しい!って思っちゃったり
相変わらず思い切りが良くてハングリーな所が好感持てて好きですー
ボーイズ達や男の先生も出てきたりでバレエ界の話に更に広がりが出たし、
奏が両親にロイヤル自費で行かせる余裕はないからスカラシップ取ってとか
今からロイヤルに留学するなら最終学歴は中卒になると言われる所とかは
リアルでバレエダンサーを目指す子供達の事情を良く描いてて良かったです。
相変わらずバレエをやったことのない人にも分かりやすい
パの難しさとかキープの仕方とかを描いてくれてる所も好きだし、
トウシューズを長持ちさせる方法とかの実践方が描かれてるのも興味深くて
ディティールが細かくて読んでて面白いです!
これからYAGPで奏や翔子がどんな結果を残すのか、続きが楽しみです♪
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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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