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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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少女小説&お家バレエ感想♪


三色すみれのドレスを着た粉雪
ゴシック&ロリータバイブルをいっぱい見て研究したので
結構ロリータらしく描けてお気に入りです♪
普段より等身高めなのはわざとです(^-^;
この形のボンネット描くのは初めてだったのですが、
髪型共々今風ロリータっぽく出来ました~
1つだけ惜しむらくはボンネットのつばの左の方の一点だけ紫が濃くなってる所(ヽ´ω`)
操作ミスとかでは無いのですが、修正しておけば良かったなあ( >д<)、;'.・


小野上明夜さんの一迅社文庫アイリス、「愛されすぎた嫌われ姫 妖精王の騎士の受難」
読みました~小野上さん以前コバルトで読んだ「誰が王子を殺したの?」が凄く薄味だったし、
その後読んだ確かビーズログ文庫の作品も恋愛がほとんど動かなくて期待外れだったので
今回も全く期待せずに読んだのですが、予想外に面白くて良かったです~‼゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
宮城とおこさんの表紙もめちゃくちゃ綺麗で可愛い~‼♥
オデットのウエディングドレスも薔薇の色や塗りも凄く綺麗。
ピンナップも青のドレスのオデット可愛い~‼(///∇///)
もちろんアッシュロードも黒髪美形で最高です♪
内容は続き物だと知らずに買ったので前巻を読んでないと分からない事も一杯有りましたが、
妖精王の呪いで人の秘密を知ってしまうと言う力を持っていた通称嫌われ姫・オデットが
そんな彼女の呪いに興味を持って近付いてきた元王子アッシュロードに溺愛される様になり、
晴れて呪いは解けてグランセス侯爵ことアッシュロードと婚約関係になったオデットの所に
招かれざる客人がやって来て…と言うお話。
少し文章が読みづらくて、例えば
「セイジュ入りポールは一番安全な場所にいた。すなわちオデットの腕の中だ」
みたいな、因果関係?を書いた所がどうしてそういう結論になるのか分からなかったり、
何回も同じ所を読み返してしまってましたが、
とにかくキャラ立ちが凄く良くて個性的で面白い‼(*≧∀≦*)
いかつい外見に似合わず猫のぬいぐるみポールを抱いていないと眠れない騎士カスパール、
妖精王セイジュに仕える邪悪な妖精だけど人間の食べるお菓子が大好きなサーキスも良いけど、
何よりオデットの侍女リンゼルがそこらの少女小説のメイドキャラとは一線を画していて、
13人の弟妹を養うためにその清楚な美貌を武器にして
毎日何人ものカモと逢瀬をして貢がせているため多忙、と言うのが最高でした(>∀<)
オデットも良くある大人しくて気弱なお姫様じゃなく
丁寧口調なのに「ちっ…」とか言う結構毒舌な所も凄く好きでした(* ̄∇ ̄*)
ヒーローのアッシュロードはそんなキャラ達の中では比較的テンプレな方でしたが、
絶世の美男ではないものの自分に自信があって見せ方を知っているという所や
頭が切れて情に厚く、オデットを熱愛してる所とかかっこ可愛くて好きです♪
普段はアッシュロードの猛攻にたじたじな初なオデットが
「秘密ゆえに近付いてきたアッシュ様が、秘密ゆえに去っていくのではないかと怖いのです」
と自分の中のアッシュロードの存在の大きさに気付き、
その心情を吐露したリンゼルに
「ばっかじゃないの。その気持ちを本人に伝えれば即解決ですわよ」
と言われて、アッシュ宛に「怖い。好きです。怖い」と
何枚も手紙を書き損じながら最終的に
「あなたの婚約者から愛を込めて」と最大限頑張って自分の愛情を伝える手紙を書くオデットが
とっても可愛かったです♥
「リンゼルがヒーローでは」とあとがきで小野上さんが言っているように、
「私は侯爵夫人付きの侍女になりたいんです。売り時を逃されたら困るんですよ」
と言いながらも声にはオデットを気遣う気持ちが滲んでいたり、
オデットの書き損じてゴミ箱に捨てた手紙を
全てアッシュに送ってたリンゼルとかも凄く良かったです~
その後の書き損じた手紙は全て細かく破いてから捨てる様にしたオデットの後日談も好きです(笑)
アッシュの実の兄でトロア王子の護衛官のフェルナンの
真っ直ぐだった気性が歪んでしまった過程も切なくてやりきれなかったです。
宮城とおこさんのモノクロ絵はあまり見たことが無かったので
挿絵はどんなもんかと思ってましたが、
男性キャラは正直何か精気無くていまいち…だったけどオデットは凄く可愛くて良かったです~
舞踏会のシーンの挿絵好き~ヽ(●´ε`●)ノ
ラストは「段階を踏もうとすると失敗する」と学んだアッシュが
ストレートに「結婚してほしい」とオデットにプロポーズする所がかっこよくて、
キスシーンも甘くて淡く綺麗な表現で素敵でした~(* ´ ▽ ` *)ノ


昨日の夜11時20分からBSプレミアムシアターで放送していた
ミラノスカラ座バレエの「ラ・バヤデール」観ました~
ラ・バヤはいつもDVDだと
ニキヤとソロルの逢い引きを大僧正が覗き見するあたりで飽きるのですが、
やはり初めて観る舞台はちゃんと最後まで飽きずに観られて良いですね~
美術も王の宮殿のセットとかちょっとペーパークラフトみたいな感じで可愛かったです~
色合いや天井の装飾もインドと言うよりはイスラムのモスクみたいで綺麗でした。

第一幕、ニキヤの登場シーン、
ニキヤ役のニコレッタ・マンニちょっと歳いってるけど
憂いをおびた美貌が素敵で、大僧正がニキヤのヴェールを取った時の効果が映えて良かったですー
ガムザッティ役のマリア・セレステ・ローサは確かに小顔だけど
ソロルがニキヤから心変わりするのが説得力ある美女であって欲しかった…
でも王がガムザッティのヴェールを外してソロルがはっとその美貌に魅せられる所好きです~
第二幕、ソロルとガムザッティの婚約式、
最初に踊るコールドの緑と黄色の衣装の女性達の
胸に赤い小花模様が散らされてるのが可愛いな~と思いました(^^)b
ブロンズアイドルはもっと気迫みたいな物が欲しかったな~美味しい役なのにぱっとしなかった。
壷の踊りの緑とピンクの衣装の女性の
頭に乗せた壷を見る時の上目使いの表情がユーモラスでありながら凄く可愛くて
愛らしい踊りで良かったです~
ただ脇の二人の女性の役は少女がやって欲しかった…少女がやるから可愛いのに~
太鼓の踊りはインディアンみたいな仮面が怖かったけど
迫力があって良かったです。
ソロルとガムザッティのグラン・パ・ド・ドゥ、
ガムザッティの紫のクラシックチュチュ、上衣のデザインが凄くモダンで素敵でした~
でもガムザッティのバリエーション、ローサ前半音に遅れがちだったし
ヌレエフ版の振り付け可愛くない…(ヽ´ω`)ガムザッティのバリ通常のは大好きなのにな~
ソロルのバリエーションは、ソロル役のティモフェイ・アンドリヤシェンコ
戦士としてはもう少し野性味みたいな物があっても良いのかもしれないけど、
勢いと流れがあって颯爽としててとっても良かったです‼
コーダの通常ではガムザッティがイタリアン・フェッテする所も
ヌレエフ版では変わってて残念でしたが、
最後のフェッテはローサ綺麗に回ってて良かったです~
二人を祝福する舞を踊らされるニキヤが花籠に入っていた毒蛇に噛まれ苦しむ所を、
艶然とソロルに手にキスをされながら眺めるガムザッティの所は
尊大なお姫様らしくてとても好きでした(*´▽`)
第三幕影の王国、幻影達がアラベスクパンシェしながら次々と降りてくるシーン、
スロープ少なくね…?
他の版では三段位あった気がするのですがあんなもんだったでしょうか。
影の王国のソリスト、
第一バリエーションの女性はちょっと上半身が固いのが気になったけど、
脚を上げて下ろすのを何度も繰り返すところ、コントロールされていて良かったです。
第二バリエーションの女性はちょっとニコニコ踊りすぎな気がしたけど、
溌剌とした音楽を良く表した可愛い踊りで良かった。
第三バリエーションの女性はまあ普通に上手かったかな。
ニキヤとソロルのヴェールの踊りも良くコントロールされていて綺麗で良かったです~
ラストのニキヤのピケターンはマンニさすがに上手かったけど、
影の王国で終わる演出はぶつ切り感あって好きじゃない…( ´△`)
そもそもラ・バヤ自体ヨーロッパから見たアジア、オリエンタル趣味が露骨な話だしなあ…
カーテンコールで熱烈にキスするマンニとアンドリヤシェンコには面食らいました(((^^;)
付き合ってるらしいけど大胆だなあ…
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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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