雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
Nちゃんとにこたまでデート&コッペリア
昨日はひっさしぶりに17年来の親友Nちゃんと二子玉川で遊んできました。
またもやnanas green teaでパフェ食べたのですが、
Nちゃんがソファの方の座席に荷物おいてたのに、
私が何の遠慮もなくそのソファ席に座っちゃったので
「人の前でやると本気で引かれるからやらない方が良いよ」って真剣に言われて、
もう気心知れた相手だから遠慮なんてしなくて良いだろうと思ってた自分が恥ずかしくなりました;;
親しき仲にも礼儀ありって事を忘れてたなあ…
二人で食べたきなこ生チョコパフェ。
相変わらずクリームたっぷりで
アイスもきなこ味で美味しかったです。
きなこ味の生チョコも新鮮。
しかしnanasのパフェは
上のアイスとクリームは美味しいけど
下の寒天になってる層がやたら薄味なんだよなあ…
まあバーンとでかいので食べ応えはありますが。
二人でnanasからマックに移って5時間半もしゃべり続けてました。
イスラエルとパレスチナの問題からどうでも良い馬鹿話まで、
幅広い話が出来ていつもながら楽しかったです。友達は財産ですね。大事にしよう。
つづきから昨日の夜11時45分から今日の深夜までBSプレミアムでやっていた
パリオペラ座バレエのパトリス・バール版コッペリアの(多分)簡単な感想。
普通の版だと浮気するのはフランツ(男性)の方ですが、パトリス・バール版のコッペリアは、
好青年の恋人フランツと
影のあるミステリアスで洗練されたコッペリウスの間で揺れるスワニルダのお話。
第1幕冒頭、コッペリウスの隠れ家で悪魔の老人(名前が何度暗唱しても覚えられない)と
亡き恋人美しいコッペリアを想うコッペリウス。
壁に映ったコッペリアの面影が本当にお人形ーって感じで可愛かったです。
場面は広場に変わり、スワニルダ達娘達が登場。
衣装は白いドレスに赤、オレンジ、水色、ピンクの色とりどりのサッシュという
シンプルながらも可愛らしい物。
サッシュと同色の髪に付けたリボンが揺れるさまもとっても可憐で素敵ですvv
首に巻いた黒いリボンもアクセントになっていて可愛い~vv
スワニルダ役のドロテ・ジルベールは、結構お年を召したお方でアップはちょっと辛かったですが、
チャーミングな村娘を違和感なく演じていました。
回転しながらここでぱっと止まって笑顔をこちらに向ける、みたいな、
踊りながらやるのは難しいんだろうなと思うところを要所要所できちんとキメるから、
とってもキュートに見える。テクニックあるなあと言うのが良く分かりました。
スワニルダの恋人のフランツ役のマチアス・エフマンはなあ…
そういう役なのかも知れないけど何分目立たない…テクニックは良いんだけどなあ…
拍手もスワニルダに比べて嫌われてるんじゃないかって位控えめでした。
普通なら老人役のコッペリウスは、
前述のように恋人を失った悲しみから立ち直れない影のある美青年。
ジョゼ・マルティネス、ノーブルな色気とでも言う物があって、さすが!
私がスワニルダなら傾いちゃうのも分かるわ~
それまではおきゃんな村娘って感じだったスワニルダが、
コッペリウスに手を取られた瞬間途端に艶っぽい表情を見せるのが上手いなあ。
それにしても、バールの振り付けはくるみ割り人形のドロッセルマイヤーもそうだけど、
老人役を謎めいた美青年にするのは何か意味があるのでしょうか。
コッペリウスの踊りだけ現代舞踏的な要素が取り入れられていて、
彼の苦悩がありありと伝わってきて良かったです~。
にしてもスワニルダ、第一幕終わりでコッペリウスに未練残してる感じで見送ってたのに、
次の瞬間フランツに誘われるとぱっとしなを作るのが
つい何だこのビッチ(言葉悪くてすみません)と思わずにはいられませんでした(笑)
第2幕、
悪魔の老人にたぶらかされてスワニルダにコッペリアの魂を吹き込もうとするコッペリウス。
大きな本に描かれたコッペリアの肖像の中から、
コッペリアに化けたスワニルダが現れるところは、
それまで散々コッペリアが神格化されてただけに、神秘的なまでに美しかったです。
しばらくはコッペリウスの前で演技するスワニルダですが、
途中で正体がばれると、開き直り、
「私はあなたのコッペリアみたいなお上品な女の子じゃないのよ」
といわんばかりに大らかな音楽に載せて踊ります。ここ凄い良かったです~
結局フランツが助けに来て、二人はコッペリウスの悪の手から逃れ、
通常の結婚式でなく不可思議な雰囲気の中二人の踊りで幕は閉じます。
まず思ったのは、この版は女性上位になりつつある現代を描いているんじゃないかなと。
昔ながらのコッペリアでは浮気するのも魂を抜かれそうになるのもフランツ。
でもこの版では怪しげなコッペリウスに心が傾くのはスワニルダの方。
スワニルダは自分の意志でコッペリウスと恋のかけひきをしながら踊る。
女性の浮気=女性が能動的になったという事なのかなと思いました。
でもピンチになったときはやっぱり
本当に愛してるフランツに助けに来て欲しいという乙女心もあって…
そういう女性の強さと夢見がちな部分を描いているような気がしました。
最後結婚式で終わらなかったのは、
結婚が幸せの全てだという従来の価値観にとらわれないという事なのかな?
でも何か中途半端な感があったのは否めなかったです。
個人的には、エピローグのおどろおどろしい世界は、
コッペリウスの心象風景なんじゃないかなと思いました。
演出効果的にも面白いところもたくさんあったし、コッペリア結構楽しめました~。
好青年の恋人フランツと
影のあるミステリアスで洗練されたコッペリウスの間で揺れるスワニルダのお話。
第1幕冒頭、コッペリウスの隠れ家で悪魔の老人(名前が何度暗唱しても覚えられない)と
亡き恋人美しいコッペリアを想うコッペリウス。
壁に映ったコッペリアの面影が本当にお人形ーって感じで可愛かったです。
場面は広場に変わり、スワニルダ達娘達が登場。
衣装は白いドレスに赤、オレンジ、水色、ピンクの色とりどりのサッシュという
シンプルながらも可愛らしい物。
サッシュと同色の髪に付けたリボンが揺れるさまもとっても可憐で素敵ですvv
首に巻いた黒いリボンもアクセントになっていて可愛い~vv
スワニルダ役のドロテ・ジルベールは、結構お年を召したお方でアップはちょっと辛かったですが、
チャーミングな村娘を違和感なく演じていました。
回転しながらここでぱっと止まって笑顔をこちらに向ける、みたいな、
踊りながらやるのは難しいんだろうなと思うところを要所要所できちんとキメるから、
とってもキュートに見える。テクニックあるなあと言うのが良く分かりました。
スワニルダの恋人のフランツ役のマチアス・エフマンはなあ…
そういう役なのかも知れないけど何分目立たない…テクニックは良いんだけどなあ…
拍手もスワニルダに比べて嫌われてるんじゃないかって位控えめでした。
普通なら老人役のコッペリウスは、
前述のように恋人を失った悲しみから立ち直れない影のある美青年。
ジョゼ・マルティネス、ノーブルな色気とでも言う物があって、さすが!
私がスワニルダなら傾いちゃうのも分かるわ~
それまではおきゃんな村娘って感じだったスワニルダが、
コッペリウスに手を取られた瞬間途端に艶っぽい表情を見せるのが上手いなあ。
それにしても、バールの振り付けはくるみ割り人形のドロッセルマイヤーもそうだけど、
老人役を謎めいた美青年にするのは何か意味があるのでしょうか。
コッペリウスの踊りだけ現代舞踏的な要素が取り入れられていて、
彼の苦悩がありありと伝わってきて良かったです~。
にしてもスワニルダ、第一幕終わりでコッペリウスに未練残してる感じで見送ってたのに、
次の瞬間フランツに誘われるとぱっとしなを作るのが
つい何だこのビッチ(言葉悪くてすみません)と思わずにはいられませんでした(笑)
第2幕、
悪魔の老人にたぶらかされてスワニルダにコッペリアの魂を吹き込もうとするコッペリウス。
大きな本に描かれたコッペリアの肖像の中から、
コッペリアに化けたスワニルダが現れるところは、
それまで散々コッペリアが神格化されてただけに、神秘的なまでに美しかったです。
しばらくはコッペリウスの前で演技するスワニルダですが、
途中で正体がばれると、開き直り、
「私はあなたのコッペリアみたいなお上品な女の子じゃないのよ」
といわんばかりに大らかな音楽に載せて踊ります。ここ凄い良かったです~
結局フランツが助けに来て、二人はコッペリウスの悪の手から逃れ、
通常の結婚式でなく不可思議な雰囲気の中二人の踊りで幕は閉じます。
まず思ったのは、この版は女性上位になりつつある現代を描いているんじゃないかなと。
昔ながらのコッペリアでは浮気するのも魂を抜かれそうになるのもフランツ。
でもこの版では怪しげなコッペリウスに心が傾くのはスワニルダの方。
スワニルダは自分の意志でコッペリウスと恋のかけひきをしながら踊る。
女性の浮気=女性が能動的になったという事なのかなと思いました。
でもピンチになったときはやっぱり
本当に愛してるフランツに助けに来て欲しいという乙女心もあって…
そういう女性の強さと夢見がちな部分を描いているような気がしました。
最後結婚式で終わらなかったのは、
結婚が幸せの全てだという従来の価値観にとらわれないという事なのかな?
でも何か中途半端な感があったのは否めなかったです。
個人的には、エピローグのおどろおどろしい世界は、
コッペリウスの心象風景なんじゃないかなと思いました。
演出効果的にも面白いところもたくさんあったし、コッペリア結構楽しめました~。
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