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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
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読書、映画鑑賞
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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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BSジャパンでやっていたのを開始10分頃から観ました。(寝坊した;;)
何か当時の映画評では
「それにしても何と大味な演出だろう」
とか書かれてたので、映画の出来的には全然期待してなかったのですが、
お馬鹿な私にはどこがそんなに悪いのか良く分かりませんでした;;
結構普通に楽しめました。

あんまり書くこと無いと思ってたけどいつも通り長くなってしまった;;続きから感想。

まず当時のイングランドの重厚なドレスに目を奪われましたーそれだけで眼福!
ブーリン家に国王ヘンリーがやってくる場面で
アン役のナタリー・ポートマンが着ていた目の覚めるような空色のドレスとか、
それと好対照を成す真っ赤な妹メアリーのドレスとか…
キャサリン王妃が被っていた当時の流行の不思議な形の帽子も衣装と合っていて素敵でした。

ストーリーの方は、怖かったです…
というか映画全体の重厚で荘厳な雰囲気が凄く怖かったです。
当時のイングランド宮廷の密告や暗殺が横行していた時代の暗さを反映しているようで…
こういう歴史絵巻は大好きなのですが、
この時代はあまりに血生臭すぎてあんまり好きじゃないなー
平和ボケした日本人の感性に合わないというか…
私はやはりロココ~20世紀初頭あたりまでの歴史物が好きですねー。

アンとメアリーの、序盤の仲の良い姉妹の微笑ましい雰囲気から、
中盤の憎しみあう様になる所のどろどろ展開、
最後はメアリーがアンを許し、彼女の娘を育てる…という関係の変化が良かったです。
野心に満ちたアン達の伯父、弱気な父親、娘達をただ愛し気遣う母親、
そしてアンとメアリーの姉妹愛が、宮廷のドラマとは別に一つの一家のドラマを形作っていて、
タイトル通りアンとメアリーの2人の対照的な物語が面白かったです。

ナタリー・ポートマンは何かこういう役ばっかりやってますねー
彼女不幸顔なのかな?個人的には妹のメアリーの方が幸薄そうな顔に見えるのですが…
国王ヘンリーを説き伏せて王妃を断頭させ、王妃への座へ上り詰めた「勝利」の場面から、
男の子を産めなかった「敗北」の場面へのコントラストの切り替えが良かったです。
ナタリー・ポートマン、ブラック・スワンでもそうでしたが
うろたえる演技が凄く上手だなーと思います。
「男の子を産めなければ殺されるわ!」
と追いつめられていく所が凄く焦躁感が真に迫って伝わってきました。
国王の子を流産してしまい、ついには弟ジョージとの近親姦にまで思い詰める所とか、
彼女の権力の座から追われる恐怖が凄く現れていて…
メアリーが近親姦の事実は無かったと証言するところは、
どんなに酷い仕打ちを受けても、やはり姉妹なんだなというのが感じられて良かったです。

そしてアンの処刑シーン、
髪飾り、ケープ、真珠のネックレスを順々に外されていく様子が、
彼女からもはや権力が失われたことを視覚的に効果的に表している所が良かったと思います。

アンの死刑執行後、メアリーがアンの娘エリザベスをひきとり、
田舎で夫と共に幸せに暮らしました、
しかしその後45年間国を統治したのはアンの産んだ赤毛の娘、エリザベスでした―
というラスト、野原を駆け回る愛らしい少女エリザベスの顔がアップになる所で、
歴史という物の不思議さと、何かいい知れないある種の感動を感じました。
全体的な暗さは怖かったけど、そんなに悪い映画じゃ無かったと思いますー
私はこれ位分かりやすい方が好きです。
結局、女は下手に野心なんか持たない方が幸せになれるのよ、という教訓…なのかな?
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