雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
借りぐらしのアリエッティ
最近のジブリ作品は何かちょっと…あんまり…だったので期待してなかったけど、
個人的にはポニョよりずっと楽しめました。
アリエッティのお父さん渋くてかっこいいv
続きから感想。
最初、近代的なビルの建ち並ぶ景色から
主人公の少年、翔の母親が過ごした田舎の屋敷に移っていく景色が、
こちらの心まで田舎の清々しい空気に洗われたような気分になって良かったです。
そしてカメラはヒロイン、アリエッティの住む地下の世界へ。
アリエッティ、かーわいーなぁ~vv髪おろしてるのも可愛いけど、
洗濯ばさみでポニーテールにしてる所がすっごく可愛いのです~vv
声も合ってて可愛いv
アリエッティのお母さんが何か小人なのにやけに人間くさくて、面白かったですー
アリエッティがお父さんと初めての「借り」に行くシーン、好きv
ワイヤーを使ってすーっと地面に下りていくところとか、映像的にもダイナミックで面白かったです。
小人の視点で人間の世界を見ると、こんな風に見えるんだなーっていうのが、
臨場感あって良かったです~
その巨大な世界を、器用に伝ったり走ったり飛んだりしていくところが、自分も小人になったようで楽しいv
あとやっぱり、ジブリならではの美術の美しさに圧倒されました~
草からテントウ虫が飛んでいくところとか、雨粒がぽつぽつと落ちてくる所とか、
小人視点の自然描写も新鮮で良かったです。
翔に見つかって、引っ越ししなければならなくなったアリエッティ達。
ハルさんは悪役として描かれている様でいて、決して悪役として描かれているわけではなく、
「普通の人間」を象徴した存在だと思います。
あくまでも主役の二人の聖性を強調するための存在というか…
角砂糖を使って、二人の関係を表している所が良いなあと思いましたー
最初は角砂糖を落としてしまい、落ち込むアリエッティ。
その角砂糖を翔から返して貰うけれど、それを拒むアリエッティ。
そして蟻に食べられた角砂糖を翔に突き返すアリエッティ。
でも最後、翔から「今度は受け取ってくれるかな」と角砂糖を差し出され、受け取るアリエッティ。
洗濯ばさみを翔に渡すところは、二人の間に生まれた友情の象徴で、
それまで拒んでいた角砂糖を受け取ったのは、
角砂糖=人間世界の象徴を、受け入れる気持ちの表れかな?と思いました。
アリエッティの家族が典型的な家父長制なのに対し、翔の家庭が複雑な所とか、
全体的に今は失われつつあるものを、小人という存在に投影して描いている様な気がしました。
でも「たくさんの生命達が絶滅していった。君たちもその一員なんだ」
みたいな翔の台詞は無くてもいいんじゃないかなーと思いましたー
そういう自然破壊への警鐘といったテーマはジブリが一貫して描いている事ですが、
それをわざわざ台詞に出さなくても、何となく臭わせる程度で良いんじゃないかなあと…。
と色々書きましたが、とにかく小人達の世界が活き活きと描かれていて、とっても楽しめました~
最後ホミリーが「ずっと見るのが夢なの」と言っていた海の壁紙を持っている所とか、細かい!
それにしてもスピラーの声優さんは藤原竜也さんだったんですねー台詞たったあれだけなのに(笑)
でも美味しい役所ですよね、スピラー。最後アリエッティと良い感じになるのかな?
生きることを諦めていた病気の少年が、
小さな、でも大きな冒険を経て生きる希望を取り戻すラストがとても良かったです。
ポニョは誰に感情移入して良いのか分からなくて、いまいち見所が分かりませんでしたが、
アリエッティは何度も言うように小人達の暮らしぶりが楽しいし、
(小人だけど)等身大の少女アリエッティにすんなり感情移入できて、良かったです!
翔のおばあさんの妹のおばさんも、翔とアリエッティ、ハルさんを超えた不思議な聖性の持ち主ですね。
みんなが小人の存在を当たり前のように受け入れているのが、
現代のファンタジーという感じもあって…とにかく色んな受け取り方が出来る映画だと思います。
何だよジブリ宮崎監督じゃなくても良いじゃん…(ぼそっ)
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