雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
アメリカン・バレエ・シアタードン・キホーテ
昨日は東京文化会館にABTのドン・キホーテ観に行ってきましたー
本当は感想が新鮮なうちに観劇レポ書きたかったけど、
忍者ブログがめちゃくちゃ重かったので断念しましたorz
その前に、愛用していた夏物のバッグの持ち手部分の木がぽっきり折れたので
こんなんじゃバレエ鑑賞に行けない!と、
急遽新しいバッグ買いに行ってきましたー
ちょっと青薔薇姫のイメージでお気に入りですv
つづきからドン・キホーテの感想。
ドン・キホーテ、良かったです~!
アメリカらしいショー精神に溢れた舞台でとっても楽しめました!
まず第1幕、まるでミュージカルのような楽しげな序曲と共に幕が開くと、
スペインの闘牛場を思わせるような紗幕が。
うきうき楽しい音楽と共に、こちらのテンションも上がりますー!
紗幕の向こうで、騎士物語に熱中するあまり自分を騎士だと思いこんだドン・キホーテが、
彼の想い姫ドルシネア姫の影を見て従者のサンチョ・パンサと共に旅立ちます。
バルセロナの広間。人々が集まり会話する中、
キトリ役のパロマ・ヘレーラが颯爽と登場。
パロマ・ヘレーラ可愛いです~vv登場した瞬間ぱっと大輪の花が開いたようなあでやかさ!
町一番の美人のキトリらしく男達が言い寄ってきますが、
彼等を手玉に取りながらすげなくあしらってみたり、
恋愛ゲームを楽しむ粋な姐さんといった感じで、大人っぽいキトリです。
そしてバジル役のホセ・カレーニョがギターを手に登場。
うーん…有名なダンサーなのですが、あんまりかっこよくない…(T_T)
ギターをつまびきながら恋人キトリに話しかけますが、
キトリはすぐにはなびかず知らんぷりしたり、大人な恋の駆け引きが良かったです。
2人のデュエットの後、踊り子メルセデスと闘牛士のエスパーダが登場、
艶っぽい恋模様を繰り広げます。
闘牛士達の踊りもかっこよかったです~スマートで素敵vv
キトリの父親ロレンツォが現れ、キトリとバジルを引き離し、
金持ちの貴族、ガマーシュと結婚させようとします。
ガマーシュを鼻にもかけないキトリが可愛いvv
そこへドン・キホーテもやってきて、キトリを一目見るなり
彼の想い姫ドルシネアだと思いこんでしまいます。
キトリの有名な第1幕のソロは、もう少し勢いが欲しかったかなー…
バジルがキトリを片手でリフトする所も、
ふんっ!って感じで、持ち上げる時も両手だし…ちょっと物足りなかったです。
キトリとバジルが人々の喧噪に紛れてこっそり駆け落ちする所で第一幕終。
第2幕、ジプシーの野営地。
ジプシーの男性のソロが凄かったです~!迫力があって素敵でした!
キトリ達を追ってきたドン・キホーテが、風車を怪物だと思いこみ、
突撃して気を失ってしまいます。
気付いた彼が見た物は、森の中の幻想的な風景。
森の精達をひきつれて、森の精の女王が踊ります。
森の精の女王役は、メルセデスと同じクリスティー・ブーンだったのですが、
彼女はやっぱり活発な役の方が似合うみたいですね。
森の精の女王のソロ、音楽とか好きなのですが、
もうちょっと妖精の女王らしい典雅さが欲しかったです。
キューピッド役の加治屋百合子さんは、溌剌として愛らしかったですv
そして2幕の見せ場、
キトリと2役のドルシネア姫を同一人物がどう踊り分けるかという所なのですが、
パロマ・ヘレーラもやっぱり活発な町娘役の方が合っているみたいで、
もう少し夢の姫君らしいたおやかな感じが欲しかったかなー…
あんまり踊り分けようという気が感じられませんでした。
でもドルシネア姫のソロは音楽も振り付けも可愛いので可愛かったです。
最後の高速ピケターン?の所も、会場が沸きに沸いてました。
夢から覚めたドン・キホーテ。再びバルセロナの広場。
キトリを探すロレンツォに見つからないように、
エスパーダのマントに隠れて逃げようとするキトリとバジルが可愛かったですv
どうしても結婚を許してくれないロレンツォに、
バジルは短剣を取り出して狂言自殺を図ります。
念入りにマントをしいて、その上に横たわるバジル。
キトリが脚に体重をかけて短剣を引っこ抜こうとする所で笑いが起こってました。
ドン・キホーテが説得し、ようやくロレンツォが2人を認めた途端、
ぱっと起きあがるバジル。キトリとバジル達が座りながら指を鳴らして喜ぶところ好きですーv
第2幕終。
第3幕、キトリとバジルの結婚式。
キトリがドン・キホーテに感謝を込めて優しくキスするところ、
愛情がこもっていて良かったです~
キトリとバジルのグラン・パ・ド・ドゥ、
アダージオは、キトリがバランス取るところ、凄かったですが少しぐらついてて、
踊りの流れを止めてまで無理にしなくても良いのになーと思いました。
観客は沸いてましたが。
キトリの友人その1のソロ。
何でキトリの友人止まりなのかが何となく分かりました;;
決して悪くは無いんだけど、もっと踊りに良い意味での重量感があると良かったかなー
何かへろへろして見えるんですよね。
コンクールでも人気のバジルのソロ。
うーん…正直ローザンヌ国際コンクールでももっと上手い子いっぱいいるしなー…
高い跳躍はさすがという感じでしたが、もうひと味欲しい!って感じでした。
でも会場はブラボーの嵐。
キトリのソロは可愛かったです~vvおきゃんでお茶目な新妻という感じで、とってもキュートvv
キトリの友人その2のソロ、途中で転んでしまって、会場からああっという声がしました;;
珍しいなー本番であそこまで派手に転んじゃうのって初めて見た気がします。
でもその後は挽回して、ブラボーをもらってました。
コーダのキトリの32回転のグランフェッテは、
少し乱れがあって、あんまり綺麗に見えなかったのが残念;;
最後、タイトルロールのドン・キホーテを皆が指し示すようにして幕。
普通のドン・キは空気の事が多いので、
あくまでもドン・キホーテにスポットを当てたラストは新鮮で良かったです。
カーテンコールも何回もあって盛り上がりましたーお客さんがダンサーを帰らせない感じ。
バジル役のホセ・カレーニョが何回も一人でコールされて、
そんなに良かったか…?とか思ってしまいましたが;;
どうやらABTとは最後の公演だったみたいですね。
本来なら一番コールされるはずのパロマ・ヘレーラも彼を立ててる感じでした。
全体的に群舞のレベルが高く、見応え有りました~
脇の細かいお芝居とかも凝ってて、隅々まで見るのがとっても楽しい!
惜しむらくは一番安い5階席だったのでサイド側とは言え舞台からやや遠く、
人物の表情なんかが見えにくかった事;;
もっと近ければ群舞のお芝居ももっと楽しめたんだろうなー。
演目のせいもあるのでしょうが、
アメリカらしくバレエと言うよりはミュージカルに近い感じで、
とっても楽しかったです~ドン・キホーテってこんなに楽しいバレエだったんだ!
南国スペインの陽光や陽気な活気までが伝わってくるような、素敵な舞台でした!
アメリカらしいショー精神に溢れた舞台でとっても楽しめました!
まず第1幕、まるでミュージカルのような楽しげな序曲と共に幕が開くと、
スペインの闘牛場を思わせるような紗幕が。
うきうき楽しい音楽と共に、こちらのテンションも上がりますー!
紗幕の向こうで、騎士物語に熱中するあまり自分を騎士だと思いこんだドン・キホーテが、
彼の想い姫ドルシネア姫の影を見て従者のサンチョ・パンサと共に旅立ちます。
バルセロナの広間。人々が集まり会話する中、
キトリ役のパロマ・ヘレーラが颯爽と登場。
パロマ・ヘレーラ可愛いです~vv登場した瞬間ぱっと大輪の花が開いたようなあでやかさ!
町一番の美人のキトリらしく男達が言い寄ってきますが、
彼等を手玉に取りながらすげなくあしらってみたり、
恋愛ゲームを楽しむ粋な姐さんといった感じで、大人っぽいキトリです。
そしてバジル役のホセ・カレーニョがギターを手に登場。
うーん…有名なダンサーなのですが、あんまりかっこよくない…(T_T)
ギターをつまびきながら恋人キトリに話しかけますが、
キトリはすぐにはなびかず知らんぷりしたり、大人な恋の駆け引きが良かったです。
2人のデュエットの後、踊り子メルセデスと闘牛士のエスパーダが登場、
艶っぽい恋模様を繰り広げます。
闘牛士達の踊りもかっこよかったです~スマートで素敵vv
キトリの父親ロレンツォが現れ、キトリとバジルを引き離し、
金持ちの貴族、ガマーシュと結婚させようとします。
ガマーシュを鼻にもかけないキトリが可愛いvv
そこへドン・キホーテもやってきて、キトリを一目見るなり
彼の想い姫ドルシネアだと思いこんでしまいます。
キトリの有名な第1幕のソロは、もう少し勢いが欲しかったかなー…
バジルがキトリを片手でリフトする所も、
ふんっ!って感じで、持ち上げる時も両手だし…ちょっと物足りなかったです。
キトリとバジルが人々の喧噪に紛れてこっそり駆け落ちする所で第一幕終。
第2幕、ジプシーの野営地。
ジプシーの男性のソロが凄かったです~!迫力があって素敵でした!
キトリ達を追ってきたドン・キホーテが、風車を怪物だと思いこみ、
突撃して気を失ってしまいます。
気付いた彼が見た物は、森の中の幻想的な風景。
森の精達をひきつれて、森の精の女王が踊ります。
森の精の女王役は、メルセデスと同じクリスティー・ブーンだったのですが、
彼女はやっぱり活発な役の方が似合うみたいですね。
森の精の女王のソロ、音楽とか好きなのですが、
もうちょっと妖精の女王らしい典雅さが欲しかったです。
キューピッド役の加治屋百合子さんは、溌剌として愛らしかったですv
そして2幕の見せ場、
キトリと2役のドルシネア姫を同一人物がどう踊り分けるかという所なのですが、
パロマ・ヘレーラもやっぱり活発な町娘役の方が合っているみたいで、
もう少し夢の姫君らしいたおやかな感じが欲しかったかなー…
あんまり踊り分けようという気が感じられませんでした。
でもドルシネア姫のソロは音楽も振り付けも可愛いので可愛かったです。
最後の高速ピケターン?の所も、会場が沸きに沸いてました。
夢から覚めたドン・キホーテ。再びバルセロナの広場。
キトリを探すロレンツォに見つからないように、
エスパーダのマントに隠れて逃げようとするキトリとバジルが可愛かったですv
どうしても結婚を許してくれないロレンツォに、
バジルは短剣を取り出して狂言自殺を図ります。
念入りにマントをしいて、その上に横たわるバジル。
キトリが脚に体重をかけて短剣を引っこ抜こうとする所で笑いが起こってました。
ドン・キホーテが説得し、ようやくロレンツォが2人を認めた途端、
ぱっと起きあがるバジル。キトリとバジル達が座りながら指を鳴らして喜ぶところ好きですーv
第2幕終。
第3幕、キトリとバジルの結婚式。
キトリがドン・キホーテに感謝を込めて優しくキスするところ、
愛情がこもっていて良かったです~
キトリとバジルのグラン・パ・ド・ドゥ、
アダージオは、キトリがバランス取るところ、凄かったですが少しぐらついてて、
踊りの流れを止めてまで無理にしなくても良いのになーと思いました。
観客は沸いてましたが。
キトリの友人その1のソロ。
何でキトリの友人止まりなのかが何となく分かりました;;
決して悪くは無いんだけど、もっと踊りに良い意味での重量感があると良かったかなー
何かへろへろして見えるんですよね。
コンクールでも人気のバジルのソロ。
うーん…正直ローザンヌ国際コンクールでももっと上手い子いっぱいいるしなー…
高い跳躍はさすがという感じでしたが、もうひと味欲しい!って感じでした。
でも会場はブラボーの嵐。
キトリのソロは可愛かったです~vvおきゃんでお茶目な新妻という感じで、とってもキュートvv
キトリの友人その2のソロ、途中で転んでしまって、会場からああっという声がしました;;
珍しいなー本番であそこまで派手に転んじゃうのって初めて見た気がします。
でもその後は挽回して、ブラボーをもらってました。
コーダのキトリの32回転のグランフェッテは、
少し乱れがあって、あんまり綺麗に見えなかったのが残念;;
最後、タイトルロールのドン・キホーテを皆が指し示すようにして幕。
普通のドン・キは空気の事が多いので、
あくまでもドン・キホーテにスポットを当てたラストは新鮮で良かったです。
カーテンコールも何回もあって盛り上がりましたーお客さんがダンサーを帰らせない感じ。
バジル役のホセ・カレーニョが何回も一人でコールされて、
そんなに良かったか…?とか思ってしまいましたが;;
どうやらABTとは最後の公演だったみたいですね。
本来なら一番コールされるはずのパロマ・ヘレーラも彼を立ててる感じでした。
全体的に群舞のレベルが高く、見応え有りました~
脇の細かいお芝居とかも凝ってて、隅々まで見るのがとっても楽しい!
惜しむらくは一番安い5階席だったのでサイド側とは言え舞台からやや遠く、
人物の表情なんかが見えにくかった事;;
もっと近ければ群舞のお芝居ももっと楽しめたんだろうなー。
演目のせいもあるのでしょうが、
アメリカらしくバレエと言うよりはミュージカルに近い感じで、
とっても楽しかったです~ドン・キホーテってこんなに楽しいバレエだったんだ!
南国スペインの陽光や陽気な活気までが伝わってくるような、素敵な舞台でした!
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