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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

昨日18日は上野の東京文化会館に
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の眠れる森の美女観に行ってきましたー
タイトルは舞台が悪かったという意味ではなく、
私の斜め前方の席に座ってた女性が椅子に凄く浅くしか座らずに
客席の桟敷?へり?の上に手をついて凄い前傾姿勢で舞台を観てて、
私の席からだと舞台の半分くらいがその女性のシルエットで観えなくて
仕方なく私も凄く身を乗り出して観なきゃならなくて、
プロローグの間中舞台を楽しむ所じゃなかったのでした。
ただでさえ舞台から遠い5階席一番後ろの列なのに最悪だわ…
私がそんなだったので私の右隣の席の男性も観えにくかったらしく、
プロローグが終わった後の休憩時間に係員の方に注意してもらおうと思ったら
既にその男性が報告してくれてました。
「こういうのは運だからね 言っても聞かない人もいるし係員に言うのが一番だよ」
と仰っておられましたが、あそこまで酷い人を見たのは初めてだよ…
プロローグの間本当にストレス溜まって何の罰ゲームかと思ってました。
しかも第1幕からはその女性ちゃっかり別の席に移ってたし。
まあ遮る物さえなくなれば何でも良かったですけどね。
控えめに言って、即刻出ていって欲しいと思いました。

恨み節はこれ位にして、眠り良かったですー
オーロラ姫役のアリーナ・コジョカルが凄く可愛くて。
彼女のロイヤルバレエの眠りやくるみのDVDは持ってるのですが、
生で観るのは多分初めてだった気が。
2011年にもバーミンガムの眠り観に行きましたが、
その時オーロラ姫だったタマラ・ロホより役に合ってたと思いましたー
ではつづきから感想。

プロローグは何度も言うように前の女性のせいで舞台の半分が見えなくて
全くお話に入り込めませんでした。
バレエは舞台の真ん中で踊るソリストさえ観られれば良いってもんじゃないんだよ…
バーミンガムの眠りセットとか衣装とかどんなだったかすっかり忘れてましたが、
セットはこぢんまりしててお城の柱みたいなのがあるだけで豪華さに欠けるし
衣装もあまり手が込んでなくて残念。
特にこの演目観るとき注視する王妃の衣装
茶系で地味だし全く可愛くなくてがっかりでした…
王妃役のサマラ・ダウンズはクールビューティー系のお顔で良かったけど。
オーロラ姫の誕生を祝って踊る妖精達は
美しさの精のシャン・ヤオキンがたおやかで良かったかな。
歌の精のカーラ・ドアバーは好きな曲なんだけど腕をバタバタ動かしすぎの様な。
前回のバーミンガム来日公演で白鳥観た時に主演だった平田桃子さんの激しさの精は
ブラボーいっぱいもらってたけど個人的にはそんなに良いとは思わなかったけどなあ…

お祝いムードが高まる中ちん入してきたカラボス役の佐久間奈緒さん、
デコルテの開いた袖の袂が長い真っ黒いドレスが未亡人っぽくて
王妃の衣装よりよっぽど素敵でしたー
演技も日本人であそこまで感情をはっちゃけた表現は珍しくて好印象でした。
場を支配するオーラがあて良かったですー
カラボスがオーロラ姫に呪いをかけた後
玉座の裏に隠れていたリラの精がすっと現れて心配ないというように皆を諭すところ、
お伽話で読んだねむり姫の物語そのままで凄く感動しましたー
リラの精役のジェンナ・ロバーツもカラボスの衣装と対になった様な形の
淡いライラック色のドレスがいかにも妖精らしくて素敵。
でもこの版のリラの精全く踊らないし
ジェンナ・ロバーツあまり辺りを払う威厳みたいな物も感じられなくてその辺は残念かな。
プロローグ終。


第1幕はいきなりガーランド・ワルツから始まります。
ガーランド(花輪)を持って踊る女性達の黄色と赤紫の衣装の色遣いが可愛いけど、
何分カップルが6組しかいなくていまいち盛り上がりとか祝祭感が感じられなくて残念。
白鳥の時はそんなに気にならなかったけどこのバレエ団団員が少なめなんですよね…
去年の年始のキエフバレエの眠りほどではないけど、
華やかさ、豪華さがウリの眠りでコールドやエキストラが少ないのは痛い。
まあ何度も言う様に件の女性が席を移ってくれたおかげで舞台がクリーンに見える様になって
やっと物語の世界に入りやすくなったのは良かったですが。
オーロラ姫役のアリーナ・コジョカル登場。
コジョカル、主演映像観てても今まで言われてるほど良いと思ったこと無かったのですが;;
生で観ると登場した瞬間舞台がぱっと明るくなるような華と存在感があってさすがでしたー!
王や王妃含め茶系の衣装のダンサー達の中で
ごくごく淡い白に近い薄ピンクのチュチュ姿が映えてとっても可愛い!
コジョカルのオーロラ姫は控えめで上品ないかにも姫君らしいおしとやかな少女、って感じで
無邪気で溌剌としたオーロラ姫が多い中独特の解釈を感じて新鮮でしたー

ローズ・アダージオの始まりで
4人の求婚者の王子達が次々と王妃の手にキスするのが個人的にロイヤル感あって萌えでした(笑)
コジョカル、最初のバランスは少し短かったけど2回目はゆったり余裕を持ってて、
最後のアティチュード・アン・プロムナードの所でのバランスも
全く危なげなくてさすがという感じでしたー
ローズ・アダージオのVaもタメる所はゆったり、ぴたっとキメる所はびしりと、
とてもメリハリと緩急の付け方が上手な踊りで良かったです。
変装したカラボスが差し出した花束を持って高まる音楽に乗せて
段々と高揚感を増していくように踊るオーロラ姫良かったですー
花束の中から出てきたつむで手を刺してしまいばったりと倒れるオーロラ姫。
倒れる前のマネージュも上手くて良かった。
正体を現して呵々と笑うカラボスも迫力あって佐久間さん本当表現力あるなあと。
リラの精が現れて皆を眠らせ、城を棘で覆わせるシーンも
本当に絵本の世界がそのまま現実に立ち上がって来るようで美しかったです。
第1幕終。


3分間の舞台転換の後第2幕。
100年後、貴族達と狩りに来ていたデジレ王子。
デジレ王子役のマチアス・ディングマン、
王子と言うよりは近衛士官とかが似合いそうな渋い佇まいでちょっと大丈夫か?と思ったけど、
王子のソロ高いジャンプとバネの利いた柔らかい着地が爽快でとっても良かったです。
かと思えば側近と貴族達が去った後1人憂愁に沈む所はメランコリーをしっかり表現して
テクニック・表現力共に申し分なくて良かったですー
オーロラ姫の幻影と踊るシーンも
佇まいだけでオーロラ姫に惹かれて高まっていく感情を表現しきっていて
とっても良かったです。
幻影のオーロラ姫のVaもコジョカル幻影らしい茫洋とした感じをよく出してて良かった。
リラの精に導かれてオーロラ姫の眠る城にたどり着き眠る姫にキスするデジレ王子。
オーロラ姫が目覚めてデジレ王子の顔を見て「あら!」みたいな顔する所好きでした。
そしてピーター・ライト版の特徴である通常にはない目覚めのパ・ド・ドゥ。
緩やかな音楽に乗ってデジレ王子が恋い焦がれたオーロラ姫への情熱を表現して、
オーロラ姫も最初はおずおずと、段々大胆にその想いに応えていく感じがよく表されてて、
どことなくセクシャルな印象を受けるパ・ド・ドゥで
2人の仲が深まっていくのに説得力を持たせていてとても良かったですー
第2幕終。


第3幕、オーロラ姫とデジレ王子の結婚式。
王妃や貴婦人達の衣装、色や形の違う布を幾重にも重ねて作られていて、
豪華さはない物のそれなりに可愛らしかったです。
女性達のカツラが18世紀風に巨大化してるのも100年の時の経過を表してて良かった。
装置もお城の柱の他にシャンデリアが追加されて豪華さアップ。
お祝いに駆けつけた童話の登場人物達、
長靴を履いた猫と白猫、赤ずきんと狼、フロリナ王女と青い鳥、シンデレラと王子は分かるけど
アラビアンナイト風のターバンを巻いた男性とハーレムパンツの女性もいるのが面白かった。

パ・ド・カトル、第1Vaのアランチャ・バセルガは
溌剌とした音楽に良く乗ってて良かったです。
ジェイムズ・バートンとマックス・マズレンの男性2人は
体型は全く違うのに踊りがぴったり揃っててユニゾンがばっちりで良かったですー!
第2Vaのモレヤ・レボヴィッツも曲にあった踊りでまあまあ。

長靴を履いた猫と白い猫は可もなく不可もなく。
長靴を履いた猫のキット・ホルダー、少し腕がバタバタしすぎかな。

フロリナ王女と青い鳥のシャン・ヤオキアンとラクラン・モナハンは
衣装が普通の眠りとは大分違ってて特にフロリナ王女は珍しい感じで結構可愛かったです。
青い鳥のVaは颯爽とした伸びやかな高いジャンプがとっても印象的で
一番上手いんじゃ…と思ってたのにラストのポーズの所で
調子に乗りすぎたのかバランスを崩してしまったのが残念でしたが、良かったです。
フロリナ王女のVaはもう少し愛らしさがあると良かったかな。

赤ずきんと狼のルース・ブリルとヴァレンティン・オロヴィヤニコフは
ブリルが演技が上手でストーリー性がある感じの踊りになってて良かったですー

オーロラ姫とデジレ王子のグラン・パ・ド・ドゥ。
アダージオはデジレ王子の愛情を受け止めて女性として花開いたオーロラ姫の
初々しいしとやかさがとても魅力的で、フィッシュダイブの形も何回も決まって良かったですー
デジレ王子のVaは回転やジャンプ、マネージュなどダイナミックだけど
節度を失わない上品さみたいな物が感じられて王子様らしくてとても良かったです!
オーロラ姫のVaも全然好きじゃないのですが
上手い人が踊るとこんなに素敵なのね~って感じでした。
コジョカル本当に踊りの緩急の付け方が上手。会場内ブラボーの嵐。
コーダは2人息が合ってて高揚感を感じさせて良かったですー
フィナーレは通常とは違いオーロラ姫とデジレ王子は踊りに加わらず、
最後に音楽が荘厳になる所で2人現れてポーズを取り、
リラの精とお付き達始め皆が彼女たちを祝福するところで
金色の紙吹雪が舞ってゴージャスで良かったです!第3幕終。


ピーター・ライト版の眠りはリラの精の存在感がほとんど無いのがアレだけど、
目覚めのパ・ド・ドゥにしても
主役2人の恋に落ちる過程をきちんと描いているところが良いなあと思いましたー
コジョカルの控えめな表現の中にも存在感のあるオーロラ姫とっても良かったし、
ディングマンのデジレ王子は本当にただ立ってるだけで感情が伝わってきて
テクニックも素晴らしいけど表現力が見事で、
聞いたこと無いダンサーだったけどコジョカルとも組んだことだし
これから話題になりそうなダンサーだなーと感じました。
舞台全体としてはバーミンガムあまり大きくないカンパニーなので
どうしても眠りの大がかりな祝祭的な雰囲気は出て無くて
こぢんまりした感じなのは否めませんでしたが、
主役2人が凄く良かったし何だかんだでお伽話の夢いっぱいな感じは出てたので良かったですー
プロローグで物語に入っていけなかったのが返す返すも残念でしたが、
今年初のバレエ鑑賞まずます満足できましたー。
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7月15日生まれのかに座、A型。
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