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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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お家で出来る映画鑑賞ヽ(●´ε`●)ノ


幼少時代を除けば緑色のドレス着せたこと無いなあと思って描いたリリー・ヘザー
35歳相応に見えますね…
最近は髪を下ろした少女時代ばかり描いてたのでたまには大人の魅力を描いてみました。
バッスル・スタイルのドレスのデザインとトレーン(裳裾)の流れがとってもお気に入り。
ちなみに素材で分かりづらいですが髪にはティアラ乗せてるんですよ。


前々から欲しかった映画「ブーリン家の姉妹」のDVDコレクターズエディション買いました~
大分前にBSでやっててこのブログにも感想あるのですが、
ほとんど内容忘れてたのと最近16世紀頃のドレスにも興味が出てきたので観たかったんです~
ちょっと高かったけど映像特典も充実してて良かったです!
とにかく衣装が記憶より遥かに豪華で映像が美しい!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
ブーゲルフード(中性の女性が被っていた頭巾)を実写で観られて感激~♪
ナタリー・ポートマンもスカーレット・ヨハンソンも中性のドレスとっても似合って素敵☆
衣装デザインディズニーの実写版シンデレラと同じサンディ・パウエルなのね。
アンとメアリーが娘時代に着ている初々しいドレスに
名前分からないけど髪を垂らした登頂部に飾る半円形のヘッドドレスも可愛かったし、
キャサリン王妃の地紋の入った重厚なドレスも素敵でした。
円錐形に広がるスカートの重量感がドレスフェチにはたまらなかったです~(*>∀<*)
アンがフランスからイングランドの宮廷に帰ってきて国王ヘンリー8世に見初められるときの
鮮やかな緑のドレスが一番好きです~♥
このシーンのナタリー・ポートマン、
自信に満ち溢れて優雅でいながらコケティッシュな魅力が出ていてとっても美しかった♥

ストーリーも前も書いたけど新聞の映画評で何と大雑把な脚本だろう!みたいに書いてあったけど
充分面白くて良く出来てると思うけどなあ。
導入部とEDで野原を駆け回る子供達を二重写しにする演出も好きだし、
アンの男の子を産まなければと恐慌状態に陥る演技も真に迫ってたし、
アンとメアリーの母親のレディ・エリザベスの凛とした強さも好きです。
そして前回観た時は思わなかったけど
メアリーの姉アンに逆恨みから酷い仕打ちを受けても
アンの窮地には彼女を救うため国王に嘘の証言をしたり、
アンが処刑されたあとアンの産んだ娘エリザベスを自分の手で育てる事にしたり、
優しく慈悲深い芯の強い女性像がとっても印象に残りました。
全編通して直接的な描写を一切しない上品さも大好き。
アン・ブーリン関連の話は中野京子の著作で色々読んでいたので分かりやすくて、
また一通り彼女の本も読み返したくなりました。

特典映像はメイキングが50分位あって充実してました~
「セットから」もこういう舞台裏物大好きなので
映画本編だけだと16世紀の登場人物にしか見えないキャスト達が
セットの中で衣装を着けたまま素の役者に戻る瞬間とか楽しかったし、
衣装デザイナーや原作者、プロデューサー等の裏方のコメントも興味深くて良かったです。
「レディになるために」はタイトルから
いかにナタリー・ポートマンやスカーレット・ヨハンソンがドレス捌きやらお辞儀やら
レディの所作を身に付けるかに密着したマイフェアレディみたいな内容だと思ってたら
歴史学者が当時の女性はシャンプーがないので髪が凄く油っぽくて
被り物の中に髪を隠して誰にも見せなかったとか、
入浴の習慣はなく温水は病気の元になると信じられていたので
冷水で体を拭くだけだったとか、
当時の貴婦人裏話を語るだけでしたがまあそれはそれで面白かったです。
ミュージカルや観劇出来ない今
映像で家にいながら絢爛豪華な衣装と歴史劇に身をまかせられる喜びよ…ヽ(;▽;)ノ
どうせお金の使い道も無いしまたバレエや映画のDVD買っちゃおうかなあ~
ブーリン家の姉妹、姉妹とヘンリー8世との愛憎ドロドロ劇が説得力あって面白かったので
原作小説も読んでみたくなりました(*^ー^)ノ♪
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鏡の国のキャシー


最近CG絵を頑張っております
って言ってもこの絵自分で描いたのはキャサリンと木苺だけですが…
鏡の中の写り方がおかしいのは分かってる‼単に色変えて左右反転しただけなので
一応エプロンの裾の茶色いチェッカー模様がポイントです。
塗りに自信がない分普段はもっと服に凝るのでここまでシンプルな服は珍しいです。

積ん読どんどん消化中!


モノクロの練習に描いた粉雪と聖夜
聖夜のポーズを真似っこする粉雪。こういう構図というかシチュ好きです♪
粉雪の瞳とかトーンとか今までで一番上手く出来た気がするけど
やっぱり自分絵上手くないなあ~と落ち込みました…
粉雪のツインテのくるくるとかもっと綺麗に描きたい( ノД`)…


最近読んだ本は我鳥彩子さんの集英社オレンジ文庫「アリア嬢の誰も知らない結婚」、
瑚池ことりさんの同じく集英社オレンジ文庫「リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音」の二冊。
どちらもそこまで期待してなかったのですが凄く面白かったです~!!(* ´ ▽ ` *)ノ


アリア嬢は我鳥さんまた妄想ネタか…贅沢な身の上以来本当ワンパタだなあ~と思いつつ、
今は亡きコバルト文庫時代を彷彿とさせる王道の秘密結婚もので楽しく読めました~
フェルトの暴走妄想癖とそれにツッコミを入れる冷静なメゾのやり取りにくそ笑いました。
「あんたのそれは新聞ダネと言うより創作だから。
初めにこの物語はフィクションですって注意書を入れれば許されるけど、
そうでなかったら名誉毀損で訴えられるわよ」
とか笑った。
そしてそんなフェルトの妄想推理が実はその通りだった事にも笑いました。
幼い頃出会ったアリアと訳あって結婚することになった美貌の第三王子で教師のラルシェが
休み時間毎に厳しい風紀顧問の仮面を脱ぎ捨ててアリアを膝にのせて
猫可愛がりする様子が笑えました~
宿題ノートに偽装して交換日記してるのもその内容がフェルトの妄想通りなのも
とにかく全てが笑えました。
アリアとラルシェがお互いがお互いを義理で結婚したと思っているすれ違いは王道ですが
もっとジレジレ感あっても良かったなと思いましたが、
二人の可愛いいちゃいちゃっぷりが良かったです。

ラルシェの兄ラヴルの花嫁候補が女子部の王子様の異名を持つリュシルとか
才色兼備のミュリエットがアリアの兄アルトに片想いしてダイエットしてるとか、
主役周りの人間関係も美味しくて良かったです~
第三話「いじわるな王子様」での
ラルシェがアリアにラブレターを要求する所で
「本人がラブレターの内容を指定するというのはいかがなものなのか」
という地の文のツッコミも笑ったし
アリアが書いたラルシェへのラブレターを本人が読む所も萌えました。
リュシル誕生祭で下級生が用意した王子様衣装を7着も着替えさせられて
リュシルの誕生日なのにリュシルがファンサービスする日になってる様な…
というアリアの疑問も好きです。
割と短時間でさらっと読めて、
ツッコミ所や笑いどころがいっぱいで何て事はないけど満足度あるお話で良かったです。


リーリエ国騎士団はきらきら姫嫁物大好きな私には
男装物(じゃないけど)とか騎士とか全く旨味感じないと思って読んだのですが、
これがどうしてなかなかに面白かったです~!
瑚池さんコバルトでは犬恋花伝一作出しただけで終わっちゃったけど、
独自の設定を練れる筆力ある作家さんという印象だったので
今作でもその持ち味が発揮されてて良かったです~
ニナの村中でみそっかす扱いされてる劣等感から
短弓しか扱えない所が思わぬ利点になって国家騎士団にスカウトされるという
まさにシンデレラな展開が考えられてて、
戦闘競技会の設定や描写もよく練られてて
ニナの始終おどおどして自信がないけど抜群の弓の腕を活かして戦闘競技会で活躍する様は
読んでてとってもカタルシスがあって良かったです~
リーリエ国騎士団の面々のやり取りも男臭くて豪気な感じが楽しくて、
きらきら華やかな舞踏会~な姫嫁も良いけど
こういう男同士の結束感みたいなのもこれはこれで良いものね~と思いました。
ロルフ、リヒト、トフェル、オド、騎士団長ゼンメル以外の騎士達が
中年組と十把一絡げにされてろくに名前も出てこないのはどうよと思いましたが。

「隻眼の狼(アイン・ヴァルフ)」と呼ばれるニナの兄ロルフの
堅物を絵に書いたような所も笑えたしかっこよくて、
リヒトとのやり取りとか笑えました~しかしロルフってやっぱりDT…?(^-^;
「限りなくふしだらな遊興場へはお前が行くんだな」とか笑ったし
「騎士としては伝える義務があるが兄としては黙っている権利があると思う」と
リヒトの大事な伝言を伝えない所とかも可愛かったです♪
「金の百合(ゴルト・リーリエ)」と詠われる美貌の王女で騎士ベアトリス様の
気高く心配性で世話焼きな所も可愛かったです~
リヒトの華やか美青年だけど軽くて人懐っこい所もとっても好きです~
自分の生い立ちを語るとき「ちょっと…身分のある家で」という言葉が出たとき
もしかして…?とはちらりと思ったのですが
実は庶子とはいえ王子殿下でベアトリスの異母弟だったというのは
考えればすぐわかりそうなオチなのに予想出来なくてやられました!
騎士団を去ったニナを迎えに来て指輪を渡すところ萌えた♥正にシンデレラ!!
何度も言いますがお姫様とか女の子っぽい物だけが萌えじゃないわね、と思わせられる
たぎるお話でかっこよくてそれでいてラブもしっかり入っていてときめきました(*>∀<*)

やっぱり読書感想は二冊位が描くのも読むのも楽だよね


デビュタントも済ませてレディの称号が板についてきたキャシーお嬢様
この頃になるとミニーはキャサリンのヤング・レディーズ・メイドに昇格してるのかも。
デジタルのパターンのお陰ですがドレスが可愛く描けました。


最近読んだ本は
小田菜摘さんの集英社オレンジ文庫「平安あや解き草紙 その後宮、百花繚乱にて」、
小田マキさんの一迅社アイリス文庫「幻獣の求婚 妖精の巫女と幻獣学者」の二冊。


平安あや解き草紙は一作目の前巻「その姫、後宮にて天職を知る」がとっても好きだったので
凄く期待してたのですが、前巻の方が面白かったなぁ~…
決してつまらなくはないのですが、
サブタイトルから後宮の華やかな女性達が研を競う話が続くのかと思ったらそれは一話だけで、
後の二話は題材も地味できらきら華やかさが足りなくて残念でした。
前巻で女性の美しさを花に例える筆致が凄く好きだったので期待してたのですが、
一話目「私がお仕えする姫様は、こんなにも可愛い」での祗子の
「清楚ながら華やかな芳香を持つ山百合」とかは好きでしたがそれだけしかなくて。
一作目ということでキャラ紹介的な側面もあった前巻では嵩那の優雅な貴公子なのに
ものの哀れを理解してない一風ユニークな感性とかも面白くて好きだったのですが、
続編の今回はその辺とか他キャラの掘り下げ的にも物足りない所が多くて。
後宮で起きる事件も前作でも今作でも大したものではないのは同じでしたが、
前作の方が事件の合間に見え隠れする人間模様とか含蓄深い感じがあって好きだったなあ。
今回は事件もその辺もあっさり風味でした。

でも小田さんのコバルト時代の嫁恋シリーズみたいに1つの台詞毎に地の文で何て○○だろう!
みたいにいちいち裏の意味を書き連ねる政略要素萌えが
前巻の感想でも描きましたが大分控えめになってて、
政略より物語重視になってたのは良かったし
政略要素ある所でも返って人間の機敏を描く平安時代舞台には合ってたのでそれも良かったです~
懐妊して宿下がりした桐子の代わりに後宮入りした祗子が
従姉妹同士で互いに張り合って仲が悪いと思われていた桐子の事を
実は大好きだったのも可愛かったし、
平安時代の衣装のセンスの良さを描写する文章も雅で素敵でした。
二話目の「まこと女子とは罪深き……?」は割とどうでも良い話でしたが(酷)
三話目の「あなたに二度目の恋をした」は
尚鳴が匂当内侍の実子だったというのは全く頭になかったのでやられました~
儒学なら絶賛されそうなマザコン尚鳴を一喝する匂当内侍かっこよかったし、
左近衛大将の「男は子供を見なければ父親になれぬのだ」とかも良かったです。
恋のざんしが簡単には消えないし様々な所に影響を及ぼす、という嵩那と
伊子の間にあるほんのりと暖かな恋心が感じられる様なラストは良かったです~
前巻に比べると薄味気味だったしサブタイトル詐欺でしたが、
まずまず楽しめたので良かったとします。表紙イラストも可愛くて好き。


幻獣の求婚も一作目の前作が好きだったので楽しみでしたが、
こちらは前作より好きかも~良かったです!!宵マチさんの表紙イラストと挿画も美しくて可愛い♥
ヒロインのルルとヒーローのレイヴン始め、
ルルの父親ジャンや強面の兄デイビス達までキャラ同士のやり取りがとても血が通っていて、
暖かくも現実味のある生きたキャラクターという感じでとっても愛着が沸きました。
ルルも妖精の巫女として扱われているということで
凄い美少女が無双する感じか…と
そういうヒロインあまり設定的に好きじゃないので身構えてましたが、
普通に愛らしい素直で活き活きした可愛い子で良かったです~
レイヴンも学者という設定上大人びてて冷静な感じかと思ったら
歳の割にそそっかしかったり物慣れしてなかったり純朴で可愛かったです( ☆∀☆)
デー・ターの育て方を知ってジャンが「お前達の子供の頃よりよっぽど手がからないじゃないか」
とか、そういうちょっとしたさりげない台詞に血が通っていて好きです。
レイヴンの「…それって嫌味?」とかルルとレイヴンのやり取りも
自然で可愛らしくて二人が惹かれ合うのに納得できる感じが良かったです~

元は妖精守の家系だったけど今は葡萄酒醸造家をしているルル達の
白葡萄を育てる描写も瑞々しく書かれていて面白かったです~
そんな平凡な家にデー・ターという幻獣の雛がやって来て影響を及ぼすところも、
強面デイビスがデー・ターを溺愛するようになったり可愛らしい感じで好きでした。
デイビスのキャラも脳筋だけど妹思いでいざとなったら知恵も働く感じが凄く良かった!
レイヴンと裸の付き合いをした後しっかり拳を叩き込む所も好きです(笑)

終盤で明かされるレイヴンの真実には呆気にとられましたが、
セレイ・ヤの美人三姉妹とかも良い味だしてて素敵でした~
ラクサナの「崇めてた存在が化け損ないだったなんて!」という嘆きも笑ったし
一連の事件をきっかけに妖精たちを崇め奉るだけでなく、一緒に理解しあっていきたいという
人々の意識の変化も良かったです。
レイヴンがルルにプロポーズするシーンも挿絵も文章も胸キュンでとっても素敵でした~!!
前作が割と王道の話運びでスケールも大きい感じの話で起伏も多かったので、
今作位のさじ加減と平和さが私には好みでした~
今作でも全く無いわけではないけど終盤のバトル要素とかあまり興味ないんですよね…
あったかでふわふわした幸せな気持ちになれる優しい物語で良かったですヽ(●´ε`●)ノ

マナーハウスの恋


となおこ先生がTwitterであげてらしたハーレクインの扉絵?が
どれもとても素敵だったので触発されて描いてみた絵
お城とか花とか頑張って描いたよ…!!( >Д<;)
間違いなく自分が選ぶ今年の4枚に入る絵…と言いたい所だけど
髪の塗りがチープ過ぎたりシルクハットがいびつだったり
花が線画の色変えた方が綺麗だったかなとか悔いが残る絵です…でも好き。
子爵家のお嬢様、レディ・シャーロット・アニング(愛称ロッテ)と
英国領事の令息アーサー・ウォルト。
ハーレクインらしく大人の恋な感じにするつもりだったのにやっぱり子供っぽい…
お城はダウントン・アビーのガイドブックに載っていた
インヴェラリー城を見ながら描きましたがほぼ別物になりました(((^^;)
でも前々からちゃんと建物も描いてある絵に憧れてたので
大好きなヴィクトリアン絵で挑戦できて良かったです!!(*^▽^)/★*☆♪

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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