クララとくるみ割り人形

10月18日のXCDオフ会でお二人にお渡ししたポスカの原画。
大体イメージ通りに描けて良かったです。
ドレスはちょっとマーニーを意識しました。
背景のチョコレート、コーヒー、お茶(ポット)は
スペイン、アラビア、中国のイメージだったのですが、
あし笛やロシアのモチーフは思い浮かばずジンジャーマンクッキーでお茶濁し。
クララはもう少し大きな少女にしたかったな…
でもクララのくるみ割り人形を持って踊るこのポーズは
少女性の極みといった感じで、とても好きで何回も描いてます。
くるみはクララを小さい子や少女が踊るイワノフ版も可愛いのですが、
やっぱり一人のダンサーがグラン・パ・ド・ドゥまで通して踊る
ワイノーネン版が一番好きです。
一人の少女が大人の女性へと成長する過程が
王子様を通して象徴的に描かれていて感動的。
イワノフ版だとクララが第2幕で空気になるし、
最初にくるみ割り人形が王子になった時に踊るパ・ド・ドゥは何だったの？
ってなるので。ロシアのバレエ団のはワイノーネン版が多いですね。
ただ衣装なんかは欧米のバレエ団の方が凝ってるので一長一短というか…
どっちも好きですけどねー12月20日のキエフバレエのくるみ観に行くの楽しみー