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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
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これ書いてた2年前、発売から9年越しにFF9熱が発症し、
自分もあんな世界観のRPGが作りたい!!という一心で
PCでこんなの描いて遊んでました。

ちょ(笑)
竜騎士とナイトはいいとして
町娘と皇后まで前衛(笑)
ただでさえ打たれ弱そうなのに一撃で戦闘不能ですね分かりまs(略)

つづきからファイナルファンタジーP第五話。

5
仕方なく皇后を伴ってエアダクトからチャダルヌーク一味を探す事にしたリッジ達一行だったが、機関室、寝室、はたまたトイレまで探って見たが、チャダルヌーク達の姿は見つからない。
そのかわり、エシャロット皇后が思った以上に肝がすわっているという事が分かった。怖いもの知らずの行動力を持ったフィオでさえ、初陣は恐怖にかられて何も出来なかったというのに、このエシャロット皇后、初めてラグタイムマウスに遭遇した時も
「あらあら、まあ。何て大きなネズミでしょう。」と
呑気な声をあげたものだ。そして秘技・ロイヤルスマイルで敵全体を暗闇状態にし、リッジ達の攻撃の補助に一役かってくれた。そうこうする内に、またもラグタイムマウスが現れる。エシャロット皇后の攻撃・突き―手にしていたパラソルの先でラグタイムマウスの目玉をピンポイントで突き刺した。ラグタイムマウスはあまりの痛みに苦痛の悲鳴をあげて逃げ出して行く。「ね?わたくし、喧嘩は得意だと申しましたでしょう?」とにっこりと微笑むエシャロット皇后に、3人は(エグい…)と思ったが、誰も口には出さなかった。その時、やおら飛空艇が動き出し、エアダクト内を揺
れに揺らした。停泊していたクイーン・ラミア号がおそらくはエンジンの調整を終えて離陸したのだろう。「こりゃあまずい事になったぜ。とっととチャダルヌークの野郎を見つけないと…」と、リッジとスライがまたもや同時に顔を見合わせる。「感じるか、リッジ?」「たり前よ。すげえ殺気だぜ。近いぞ」すぐそばの操縦室の天井から、ボソボソと話声が聞こえる。「…てな訳で、聖輝石のありかさえゲロさせれば、皇后は一緒にいた爺さん共々奴隷市場にでも競売にかけやしょう。きっと良い値で売れますぜ」そう話しているのは、ひょろっと痩せたいかにも盗賊と言ったいでたちの男だ。「ああ、やっぱりわたくしの運命はこれまで…」と絶望にかられるエシャロット皇后にかまわず、リッジが「何すか?聖輝石って?」と尋ねる。「聖石が更に純化した結晶の事ですわ。あの男の方、わたくしにしつこく聖輝石のありかを聞き出そうとしましたけど、わたくし頑として口を割りませんでしたの。」話し声は続いている。どうやら男女織り混ぜ5人ほどの人物が居るようだ。リッジは天井から下を覗こうと身を乗り出す。ところが「リッジ、私にも見せてよ」「わたくし、見
えづらいですわ。」「リッジ、邪魔だぞ」と他の3人まで身を乗り出してくる。と、その時、天井の金網のネジが緩んでいたらしく、ガタガタっという音と共に金網が外れ、4人は派手な音を立てて敵陣の中に落下してしまった。「てめぇら、どこから入り込んできやがった」場は一気に剣呑とした空気に包まれる。「俺達の船に乗り込んだとなれば、覚悟は出来てるんだろうな?俺様はナイフ投げの達人シュワッツ!」いかにも盗賊風の男が律義にも自己紹介をする。続いて、ローブを纏った目ばかりが大きいやせぎすの男が「私は偉大なる黒魔道士のチャムチャ!」と片手を突き出し挑発する。お次は「おいらは優秀な技師のトンキー!」半人半豚の妖怪の様な姿をした小男である。「おらは腕はピカイチのメカニック、ウ゛ァンプ!」こちらはウェアウルフ―狼男だ。そして最後は、セクシーなスリット入りの露出度の高い服を着た美女。「あたしの踊りに誰でも夢中!踊り子リヴ!」最後は4人息もぴったりあって、「我らチャダルヌーク空族団無敵の5人衆!」と最高にかっこいいと思っているらしいキメポーズをとって見せる。「…と言うわけで、お頭、
後は頼みましたぜ!」って、逃げるのかよ!とリッジが突っ込む前に、―とんずら―5人はあっと言う間に姿を消していた。「役不足の戦いはしなくて良いと言ってあるからね~」気の抜ける様な間延びした声の主は―先ほどから強烈な邪気を発散している、チャダルヌークだった。上半身は人間の男で、下半身はヘビという世にもおぞましい姿をした怪物である。(こいつがチャダルヌークか…)今まで幾多の訓練で戦闘をこなしてきたリッジでさえも、ここまで凶悪な邪気を感じさせる魔物に出会ったのは初めてである。「ボク等も出来れば無用な殺生はしたくないんだよね~。取引をしようよ~、聖輝石のありかさえ教えてくれればエシャロット皇后陛下、あなたは一緒にさらったおじいちゃんと共に解放してあげる。そこにいるいつの間にか入り込んで来たお仲間もね。でももしどうしても教えてくれないっていうならさ~、分かるよね~?」そう言ってチャダルヌークは手にした短剣の刃をやけに赤い長い舌でぺろりとなめる。その姿は、禍々しい蛇そのものである。しかしエシャロット皇后は恐れる事なく、「あなたに聖輝石を渡す位なら、わたくしは喜んで奴隷の身分に
落ちましょう。いいえ、死んだ方がましですわ。」「ま、そういうこった」リッジのその言葉が、戦いの合図となった。チャダルヌークが短剣を武器に遅いかかってくる。その動きはまさに獲物を狙う蛇のそれで、かわしてもかわしても執拗に追いすがってくる。こちらも負けじと、スライが得意の剣技で応戦し、フィオとエシャロット皇后もホウキとパラソルを手に果敢に立ち向かっていく。リッジも二本の槍でチャダルヌークの心臓を突こうと機会を伺うが、鈍重そうな外見の割に素早い動きのチャダルヌークはなかなか隙を見せようとしない。それでも一瞬の間をついて、右手に持った飛竜の槍をチャダルヌークの喉に力の限り突き立てる。ゴボゴボっという音と共に、チャダルヌークの口から大量の血が溢れ出る。やったか…?そう思ったその時、「ボクを本気にさせたのはyou達が初めてだよ~。お礼に良い物を見せてあげる~」喉を突かれてどうやって声を出しているのかは不明だが、チャダルヌークの体が強烈な光に包まれ、その肉体が大きく変異を遂げる。光が消えた後、そこにいたのは見るも恐ろしい大蛇の姿だった。「これがチャダルヌークの正体…?」すかさず
スライが剣で切りつけるが、堅い鱗に弾かれて文字通り刃が立たない。「駄目だ、こいつには剣は効かない!」それなら…とフィオがライブラを唱える。《チャダルヌーク・HP2000/500・冷属性に弱い!》「リッジ!奴にダメージを与えられるのはお前のアイスランスだけだ!」「おっし!まかせとけ!」リッジはアイスランスを構え攻撃の体制に入るが、その刹那、「女の子はもらったよ~」フィオとエシャロット皇后がチャダルヌークのとぐろをまいた長い体に捕らえられてしまったのだ。「何するのよ、この怪物!」「お離しなさい!無礼でしてよ!」二人は囚われの身となってもなお意気盛んだが、じりじりと体を締め付けられて体力を奪われていく。やべぇ…。二人が捕まっていては、うかつに攻撃も出来ない。その間にも、チャダルヌークの締め付けはますます強まっているらしく、二人はすでに息も出来ない状態である。このまま骨まで砕いてしまうつもりらしい。どうすればいい…?リッジはおもむろに天井を見上げる。(ええい、いっちょやってやろうじゃねえか!)リッジは右手の飛竜の槍を勢い良く地面に突き立てると―竜騎士の代名詞とも言えるジャ
ンプをしたのだ。リッジがクイーン・ラミア号の木の天井を突き抜け、その衝撃で砕けた瓦礫がガラガラと落ちてくる。チャダルヌークは頭に落ちてきた瓦礫に気をとられ、一瞬二人を縛り付けていた力を弱めた。「フィオ!エシャロット皇后!今の内に逃げろ!」二人はチャダルヌークの呪縛から解かれ、何とか逃れる。そこへ天空から下りてきたリッジが左手のアイスランスで見事チャダルヌークの眉間を突き刺した。必殺技、天竜斬である。途端、チャダルヌークは再び半人半蛇の姿に戻ると、「べ、別に逃げる訳じゃないんだからね~」と逃げる以外の何物にも見えない姿で―とんずら―あっというまに消え去ってしまった。とりあえず、戦いに勝利したらしい。「やったな!リッジ!」ハイタッチして見せるスライの横から、「リッジ、私達にまで瓦礫が当たったわよ、痛いじゃない!」とさっきまで苦痛に喘いでいたフィオが文句を垂れる。皇后陛下、大丈夫ですか?」そう問うスライに、エシャロット皇后の方はまだ息も絶えだえといった様子で、「ああ、あの方の鱗のおぞましさと言ったら!今すぐお風呂に入りたい気分ですわ。」と返事をする。ところが、まだ危機は去っ
ていなかった。「やべぇ、この飛空艇自動操縦になってやがる。このままだと奴等のアジトに着いちまうぜ!」「そんな!リッジもスライも何とか出来ないの!?」「悪いが、俺達は機械には滅法弱い。」「この筋骨ばか!」「かくなる上は…この方法しか無いな」すっかり忘れ去られていた感のあるウェルザー伯爵を助け出し、5人は飛空艇のキャビンに立っていた。「なあリッジ…その方法ってまさか…」4人はエシャロット皇后を、正確には彼女の持っているパラソルを見つめた。「そのまさかだ。みんな、エシャロット皇后につかまれ!」え、え?何ですの?と戸惑うエシャロット皇后に構わず、4人は皇后にしっかと掴まり、そのまま遥か地上へと飛び降りる。「き、きゃあああ~!」と、バラソルがポンッと開き、落下速度が急激に弱まる。そのままふわふわとすっかり日の暮れた空を漂う事しばらくして、5人は無事地上に降り立ったのだった。
 
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7月15日生まれのかに座、A型。
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