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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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ぐるぐる吸血鬼生活


新妻リリー・ヘザー「あなた、このドレスいかが?お気に召しまして?」(着道楽)

何ヶ月ぶりかに鬱期がやってきてしんどいです…
日中明るい時間帯は全く活動できなくて夜と共に起きあがるヴァンパイアみたいになってます。
日中ベッドに倒れ込んでる間も手足が小刻みに震えて末端が寒い気がして
しなきゃいけない事は山積みなのにそのことを考えると何一つやる気が起きなくて
ああーもう何も考えたくねー何一つしたくねぇえええっ!!ってなってます…
こういう時は嵐が過ぎ去るまでひたすら寝てるしかないと分かってるのですが
HDの容量とかヤバくなってきてるのでそろそろ録画消化し始めないと…
夏も最後ですね。蝉の今を限りと鳴く鳴き声がとても「あわれ」に聞こえます。
夏の終わりはいつも寂しい。


NHKの海外ドラマ・「女王ヴィクトリア 愛に生きる」第3話から見始めました。
主演のジェナ・コールマンが小柄で可愛らしいのですよ~
湧払美沙子さんの吹き替えの声も可愛い。
第3話のラストのメルバーン卿への失恋からアルバート王子との再会までの流れが
史実を知ってる身としては凄くわくわくしたのですが、
第4話でアルバートとヴィクトリアが大したエピソードもなくくっついたのが
少女小説・少女漫画脳にはちょっと肩すかしでした…
最初は気が合わなくていがみあってた2人がどういう風に惹かれ合っていくか、
しかもヴィクトリアの方にはメルバーン卿という心にかかる男性の存在があって…って
凄く萌えそうなシチュエーションだったのになあ。
でも何だかんだ言って舞踏会でワルツを踊るヴィクトリアとアルバートのシーンは素敵でした。
ヴィクトリアのティアラとか装飾品も豪華でうっとりします。
しかしこのドラマもっと長編かと思ったら全8話なんですね。
まああまり長いとまた見続けるのが苦痛なのでちょうど良いですが。
ヴィクトリアとアルバートが史実のようなおしどり夫婦になるのが楽しみです。
映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛」もその辺好きだったなあ。


コバルト文庫、最近読んだのは白川紺子さんの「若奥様、ときどき魔法使い。」と
今月出たばかりの新刊、藍川竜樹さんの「厄災王女と不運を愛する騎士の二律背反」の2冊。


白川さんの若奥様はずっと安くなるの待ってたので買えて良かったですー
大好きな椎名咲月さん挿絵だし。
椎名さん独特のクセがあって最初は少し苦手でしたが、今ではそのクセの所が好きなんですー
表紙のドレスもいつもとっても可愛いし。

白川さん、ネットで作風が薄い薄いと言われてて
初めて読んだ「棘公爵の花嫁」はそれも納得の薄さで呆然としたけど、
他の作品をいくつか読んでると慣れたのかそんなに気にならなくなりましたが、
若奥様は久々に薄さを実感しました…
「バイオレット夫人と冬枯れの魔女」は
主役カップル2人が既に結婚してるという白川さんお得意の設定のお話なので
まあ恋愛萌えは期待してなかったけど、それにしても
普通のコバルトならラスト30ページでやるようなどたばた劇を
一話まるまる使ってやってる様なお話で、
ローズが何故春荒れの魔女に選ばれたのかも全く分からないし…
ローズがテンプレな丁寧な奥様口調じゃなかったのはある意味新鮮でしたが。
5月に買ったブライディ家の押しかけ花婿と同じ世界観で
貴族や王族が皆魔法使いでそれぞれに持って生まれた魔法を持っているという設定ですが
ブライディ家の~と同じようなぼんやりとしたお話で特に印象に残らなかったです…
レンの嬉しいと花が咲くという魔法もブライディ家の~のアリサの魔法と被ってるし。
でもマルコの健気さと
ローズがずっと自分のせいで死なせてしまったと思っていたぬいぐるみ達が
風になったりして生まれ変わっていたという所は泣けましたー
「薔薇とすみれの結婚行進曲」はローズとレンが結婚するまでのお話ですが、
これまた少女小説にあるまじき平坦さで全く萌えず…
まあそういう種類の恋愛があることも分からないではないですが
少女小説なのだからもっとドラマチックな展開が読みたかったかな。
ローズの親友リナの恋のお話
「曇りのち雨、ときどき恋わずらい。」の方がまだテンプレ展開ながらも萌えられました。
しかしオチが薔薇とすみれの~と同じというのはどうなのか…
貴族間の関係って未婚の令嬢がキスすれば相手が誰であれ結婚出来る様な簡単な物なのか…?
ティオが結婚するつもりが無い理由とか、
掘り下げればもっと美味しい展開に出来そうな所が
一つ二つの会話だけで流されていくのは棘公爵の花嫁と同じで、とにかく薄いなーと。
まあそれがさらりと読めてちょうどいいという需要があるのも分かるかなという感じでした。
ローズとリナのお互い素直になれない友人関係は可愛かったです。
バイオレット夫人と~では一番穏やかそうに見えた秋映えの魔女、サムヘインが
一番怒らせると怖いタイプだったというのも面白かったです。


藍川さんの「厄災王女と不運を愛する騎士の二律背反(アンビヴァレント)」は
ちょっとお高かったけどまあ今月出たばかりだし…と買ってしまいました。
藍川さんこの前の偽姫2巻もそうだけど
ネットの評判が悪くてどんだけーと思って買ってみると言うほど悪くないじゃん、
って言うパターンが多かったのですが、今回はうん…納得…
設定から凄く壮大なファンタジーというかRPG的な展開を想像してたら
大使館という箱庭的な舞台でしか話が動かなくて肩すかしでした。
ヒロインのクラウディアのですます口調の良い子ちゃんキャラもいらっとくるし
地の文のツッコミやクラウディアの心の声も寒いし…
魔具とかの設定も設定だけならファンタジーで素敵なんだけどどうにもご都合主義だし…
ユリウスの半径200ギリルの物体を消滅させる魔槍トラウゴットとか
表紙の絵では凄くかっこいいのにいざ物語の中で登場するとショボい活躍ばかりだし、
ろくに出番のないモブキャラの大使が物語の要となる巨大な結界を張る魔具を持ってたり、
隣国の第3王子アルベルトとその従者ナイジェルのキャラ付けも雑すぎて
ナイジェルが豹変してもそれまでろくに活躍がないので唐突感しかありませんでした…
アルベルトがラスト「俺にもクラウディアに似た可愛い王女が現れないかなー」とか言ってても
それまでの描写が雑すぎて全くいい話風になれてないし。
厄災の女王の効果がどういう物か分からないので
それを行動規範にしてるクラウディアの行動原理が理解できなくて凄く読みづらかったです。
クラウディアとユリウスのラブもまあ嫌いではなかったですがテンプレな感じで、
唯一クラウディアがろくに寝てないユリウスを寝台に押し倒して
馬乗りになる所は可愛かったですが。その後すぐ形勢逆転されちゃうのも可愛かったです。
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純白のドレス!うっとり~

お邪魔します昭です♪

流石王族!小さい頃もそうだけど嫁いでからも
様々なドレスを楽しまれたんでしょうね~♪
リリー・ヘザー王妃だからこそできる着道楽。
そして、それを着こなせちゃう美貌と才能!羨ましや~!

黒髪に純白のドレス!天使様!!
穢してはならない領域を感じる!!
鎖骨が見えちゃう大胆なデザイン!色っぽいです~
ロレンツォ王の反応が気になりますのぅ///


あわわっ鬱期到来となっ(>_<)
一日でも早く過ぎ去ることを願っております!

純白ドレスは乙女の憧れ

昭さんいらっしゃいませ♪

おうっふこんな楽描きにコメントありがとうございます><
腐っても王族!小国ながらも大陸随一の富豪国の王族に生まれつき
幼少時からドレスをとっかえひっかえしてた彼女です!
嫁いでからは無ければ作らせればいいじゃない?って事でどんどんドレスを新調ですよw
自分の美貌と似合う物を良く分かってるからこその着道楽でしょうな(描けてるとは言ってないw)

黒髪の天使みたいに見えたらいいなと思ってたのでそんな風に言って頂けて光栄です~;;
実際には既に大人の階段上ってますがね…w
ドレスもっと凝りたかったのですがスカートつまむ仕草が描きづらくなるのでシンプルにしちゃいました^^;;
ロレンツォの反応「んー(どれでも)良いんじゃない?」

鬱期、お絵描きしたり好きな事してたら通り過ぎていったようですw
ご心配ありがとうございます~31日のスカイプまでには完全復活していたいです…!
  • 小雨 さん |
  • 2017/08/28 (11:30) |
  • Edit |
  • 返信

コメント返信

お邪魔します昭です♪

リリー・ヘザー王妃のドレス数ギネス級なのでは?!
様々な凝ったドレスで舞踏会や、その場を盛り上げるのも
彼女の仕事だと思うし、王族・貴族の嗜みですものネ!!!

遠い国と外交あるなら異国の文化や生地を使った
ドレスもありそうですな~♪妄想滾るですナ!!

ロレンツォ王の反応が淡泊そうで…でもそれがまた萌ゆるですな!

天使にしか見えないこの美しさと可愛らしさあれば、
大人の階段登っていてもいいのよ!(*゚▽゚*)


鬱期
好きな事しているうちに通り過ぎて良かったですね~!
31日楽しみにしておりますぞー!!
ワッホイワッホイ♪

コメント返信に返信w

昭さん再びのコメントありがとうございますー!
色々想像して頂けて嬉しいです~><

リリー・ヘザー王妃のドレス数は国庫を圧迫するレベルww
舞踏会や夜会のホステス役として
着飾って場を華やがせるのは王妃としての勤めですからね~
趣味と実益を兼ねた王妃の座を案外楽しんでていたようですw

祖国では絹織物が盛んなのでシルクのドレスを多く着てましたが、
嫁いでからは異国の織物や布地を使ったドレスも着てそうですね~

ロレンツォは基本的に結婚してからは淡泊かも。
内心の鬱屈を隠し空騒ぎすることはあったでしょうけどねー

大人になった彼女ですがそれが固い蕾のような少女から
艶やかな大輪の花のような大人の女性の美しさに脱皮するのです…ロマン!

鬱期
あっという間に通り過ぎましたw
重ね重ねご心配ありがとうございました><
こちらこそ31日楽しみにしておりますーvv
ではでは嬉しいコメント感謝です!
  • 小雨 さん |
  • 2017/08/29 (17:06) |
  • Edit |
  • 返信

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小雨
性別:
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職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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