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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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flowers10月号感想


絵は浴衣姫さま。今年は浴衣絵描けなかったので残暑見舞いをかねて。
露骨にモデルがあるのが丸わかりな絵ですな…最近ブログのイラスト黒髪続きですね^^;;
しかし着物とか浴衣はいつもハガキサイズの画用紙に
主線コピックマルチライナーのセピアでペン入れしたのに塗ってたので分からなかったけど、
ボールペンの黒主線ってやっぱり主張強いですね…
もっとふんわりな感じにしたかったけど画用紙は滲んで髪の塗りが塗りにくいからなあ…


ついったでも書きましたが、
28日発売のflowers10月号から連載開始の「ふしぎ遊戯 白虎仙記」のためにflowers買いましたー
増刊は波津先生のお嬢様のお気に入りために買ってるけど、
本誌買うのも波津先生以外の方の本誌の漫画読むのも初めてです。
ふしぎ遊戯白虎編の表紙&カラーページ見たさだけに買いましたが、
他の先生方の漫画もお世辞抜きにどれも凄く面白くて大満足でした!
むしろふし遊が浮いてる気が…いや悪い意味でなくてですが。
flowers増刊が20代後半位からがターゲット層だとすると
本誌は20代位がターゲットかな?増刊より少しだけぴちぴちした感じでした(笑)
時代物や華やかな漫画が多いのも嬉しい。
ではふし遊中心に特に印象的だった作品の感想。


「ふしぎ遊戯 白虎仙記 第一話 転変の日」渡瀬悠宇先生
flowers表紙の鈴乃とたたら、
特に鈴乃が妙に色っぽいんですが…(笑)胸辺りの塗りがロリ巨乳っぽい。
昔と比べるとやはり絵変わったなーとは思いますが、今の絵柄は今の絵柄で好きです。
本編一ページ目の巻頭カラーはもっと女学校に通うセーラー服のお嬢様達、
みたいな華やかなカラーを期待してたら幼少鈴乃と大杉さんの不穏な感じのカラーだったので
ちょっと残念でしたが、これ大正12年の関東大震災の頃のお話なのね…
鈴乃がセーラー服という事で下っても戦時中位だろうと思ってたのですが
意外と昔のお話で良かった。時代物は漫画、小説、ドラマ問わず大好きなので(笑)
カラー見開き扉ももう少しお花とか散らしてあって少女漫画らしいのを期待してたのですが、
まあ第一話でこれからの七星士のキャラも出さなきゃいけないしこれでアリかな…
鈴乃の金髪予告カットでは凄く拒否感あったのですが、既に気にならなくなってました。
セーラー服鈴乃可愛いな~たたらはオッドアイだったんだっけ…
無印読んだの多分子供の頃以来なので色々忘れてます。
とかきは分かるとして、オッドアイの少年と青年どっちがたたらなんだろう。
青髪のイケメンも気になるし中央の女性は七星士なのかな?

冒頭のお母さんの花嫁衣装の留め袖を被って歩いていく鈴乃可愛い~vv
玄武開伝の多喜子のヴィジュアルも黒髪袴女学生で超絶好みでしたが、
鈴乃のみつあみも凄く可愛いな~vvみつあみってポニテと並んで大好きな少女の髪型♪
活動的で爽やかなポニーテールに比べて三つ編みは庇護欲そそる感じがします。
…本題。大杉さんマジイケメン…!
こんなお父さんがいたらそりゃお嫁にもなりたいと思いますわ。
お母さんは思ったより普通の人だったけど…古き良き大和撫子な感じで良いなあ。
今や四神天地書の秘密と多喜子・奥田永之介の本当の運命を知る唯一の人となった大杉さん。
多喜子玄武開伝が終わってから4年半経ってればしょうがないとはいえ別人…
そしていつ幼少鈴乃からセーラー服の女学生鈴乃になるのか楽しみにしてたのに
幼少鈴乃のまま四神天地書の中に入ってしまって面食らってました…
その前に関東大震災の描写、
東日本大震災や熊本地震で被災された方のことを思いながら描いたと渡瀬先生が言ってるように
凄く迫力があって漫画なのに本当に怖かった…;;
天地書の中に入ってしまった鈴乃に大杉さんが呼びかける所はうるうるしました~
私は普通に大杉さんもお母さんも亡くなったと思って読んでたのですが、
ネットではむしろ少数派みたいでびっくりしましたが。
しかし鈴乃が本の中に入るきっかけが地震から逃れるためだったとは…
謎の虎から裸の人間の姿になったお姉さんは一体?
そして最後に現れた兄弟のどっちがたたら?
謎を残した終わり方でしたが、やっぱり白虎はかっこいいなー
鈴乃がお父さんの時計を耳に当ててるコマの
トーンで表現された白虎も凄くかっこよかったです!
こうしてみると無印の柱かどこかで渡瀬さんも言ってたけど
四神の中で玄武ってダントツかっこ悪いよね…蛇と亀が交尾してる姿だっけ…?
猫好きとしては鈴乃が虎を猫呼ばわりする度にきゅんとなりました(笑)

まだまだ第一話という事でどうなるか分かりませんが、
ふしぎ遊戯は無印が本当に子供の頃ハマって読んでてどっぷりだったので
良い意味で白虎編は熱量が少ないと良いな…この歳で連載にハマって追いかけるのは辛い…
玄武編みたいに休載とかもしないで順調に連載してくれると良いのですが。
まあ玄武編は存在知ったのがかなり終盤でほぼ待たずに全巻買えたので
それほどやきもきしなかったのですがね。
まあ渡瀬さんなら白虎編も手堅くまとめてくれると信じています。
鈴乃大杉さんから時計もらって喜ぶ所とか
どのコマも表情がいきいきとしてて本当にめちゃくちゃ可愛かったです!vv
まさかこのまま本の中で育つ訳じゃないよね…?
いつ三つ編みセーラーの女学生になるのかも楽しみですなあ。
もちろんたたらとのロマンスも楽しみですーどんな風に恋を育むのかなー。
最近はたたらみたいな穏やかな物腰の男性が好きになってきたのでその辺わくわくしてます(笑)


「とりかえ・ばや 第62話」さいとうちほ先生
先日原画展にも行ったさいとうちほ先生の連載。
コバルトの嘘姫読んでから平安舞台も凄く惹かれる様になってきたので
漫画で思う存分平安絵巻を楽しめて嬉しかったーいや宮中炎上してましたが。
双子の姉弟が男女逆転して宮中に務めてるという事しか知らなかったのですが、
沙羅双樹美人さんvv帝も若くてイケメン…!
ラストで帝が沙羅双樹を今日から私の女御にするとお姫様抱っこする所萌えましたvv
さいとう先生の絵は艶っぽくて良いですね~十二単の描写もさすがで美しかったです!
原画展でポスカセット買っておけば良かった…;;


「グレさんぽ 第38話」青山グレゴリ先生
旅行エッセイ漫画で凄く面白かったです~
今回は友人と旅行する時に必要ないくつかのポイントを箱根旅行記をベースに解説してあって、
仲の良い友人と旅行してもこいつとは合わん…と思うことも多々あるとか、
そういう経験少ないのでそうなんだーと勉強になりました。
青山先生の独自のポイントが興味深くて、特に猫好きであることが上げられてるのに好感(笑)
お友達のレーコちゃんとの関西人同士の気の置けない旅のエピソードや
漫画ならではの絵で見せる旅行記描写が凄く楽しくて新鮮でしたー
こういう実録物漫画って描いてみたいんですが難しそうだなあ。


「新井理恵劇場 第31回」新井理恵先生
猫山さんと幽霊の攻防が笑えました。絵だけ見れば正統派きらきら少女漫画っぽいのに
シュール系ナンセンスギャグ?というギャップが面白かったですー
「いやいやいやいやいやいや 胡散臭いってレベルじゃねーだろ」とか
「霊は落ち武者じゃなかったのかよ」とか幽霊のツッコミがいちいち的確で笑った(笑)


「ちいさこの庭 第2話」小玉ユキ先生
オムニバス形式なので一話読みきりの感覚で読めて良かったですー
女性に対して恋愛感情を抱いたことのない自嘲的な編集者の新井さんと
ぽっちゃりな恋愛小説家・宮沢さんのとりあわせが可愛くて、
宮沢さんの自然体な可愛さや魅力がよく描かれてて良かったです。
ラストの新井さんのモノローグも可愛い締め方で恋の予感を感じさせて好きですー


「マイ・スイート・シネマ(新連載)」笠原千鶴先生
凄く好きでしたー!!まずローマの休日のシーンでテンション上がりました。
続きが気になるけどこの題材でそれこそオムニバス形式で毎回映画変えて連載して欲しい。
若返っちゃったチエさんもおばあちゃんのままのチエさんも凄く可愛かったーvv
良介さんが回想する
おばあちゃんの作ったおはぎをいらないって言った時のおばあちゃんの寂しそうな顔とか
京都帰省して半分ぼけてる祖母に会ってきた身としては思い当たる所がありすぎて切なかった…
そして若返ったおばあちゃんが一度こういう所で遊びたかったのーって
ゲーセンでUFOキャッチャーするページの一連のレイアウトや展開が
凄く漫画という媒体を活かしててとってもわくわくしたし胸キュンしたし好きでしたー
続きはどうなっちゃうんだろう…


本当にほぼ全ての作品面白かったけど特に好きなのだけ書いてみました。
ラストの嫌われ者の犬のガラが主人公の童話的な作品も好きだったなー絵本にしたら売れそう。
全体的にflowers増刊と違ってほとんど連載作なので
前後の話が分からないのはしょうがないけど、それ抜きにしてもとっても楽しめましたー
本誌買うのはこの1回だけのつもりでしたが、
来月号は波津先生のふるぎぬや紋様帳も載ってるし
付録のカレンダーでflowers増刊冬号の表紙だったお嬢様のお気に入りのイラストも入ってるし
この機会に毎月買っちゃおうかな…少なくともカレンダーは欲しいから来月は買うと思います。
いやーりぼんちゃおだけで育ってきたのでこういう大人向け少女漫画も新鮮で良いですね!
瑞々しい少年少女の恋も良いですがちょっと大人の恋愛も刺激的で楽しめました♪
しかも速報で波津彬子先生のお嬢様のお気に入り第1巻が10月10日発売との事で!!
ずっとまだかまだかと待ってたので嬉しいですー!!vv
表紙と口絵の描き下ろしキャロラインを想像しただけでよだれが出そうです。
まあ波津先生最近お忙しいので口絵は扉の使い回しかも知れませんが。
ああー夏が終わるのは寂しいですが秋深まる頃発売のお嬢様1巻楽しみですvv
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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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