アリスオフィシャルガイドブックとバレエ・ロミジュリ

イラストは私が思い描く理想のアリス像。アリスのエプロンドレスはこういう少し青紫がかった水色が理想なのですが、アナログでもデジタルでもなかなか思うような色がだせません；；
アリスはオールバックが可愛いと思うのです～そして金髪に黒いリボンのカチューシャが映えていて好きｖ

アリスインワンダーランドのオフィシャルガイドブックようやく読みました～。
アリス役のミア・ワシコウスカのインタビュー、本人も映画のアリスと同じ19歳との事ですが、とても素直で思慮深く、今後にとても期待できそうな女優さんだなという印象を受けました。
ミアは髪染めていたんですね～天然のブロンドかと思ってました。終盤でアリスが着ていた鎧が10㎏！有るとか、赤の女王のメイクに毎回3時間かかったとか、裏話満載で興味深かったです。
｢私を食べて｣のケーキ一つとっても35種類もの試作品が作られたとのことで、本当に一つの映画を作り上げるのってキャストやスタッフの膨大な努力が必要なんだな～と思わせられました。
素敵ビジュアルもいっぱいで、満足ですｖ

今まで教育テレビの芸術劇場でやっていたニーナ・アナニアシヴィリのロミオとジュリエット見てました。凄かったです。素晴らしかった！長くなりそうなので感想は続きから。

まず第一幕、ジュリエット登場の場面、乳母と戯れるジュリエット役のニーナ、ほっぺたを膨らませる仕草とか、無邪気で愛らしい少女って感じですんごく可愛い！とても47歳とは思えない可憐さです。
ルネサンス期のイタリアを再現した優美な衣装もとっても素敵。特にキャピュレット卿夫人のシックな赤いドレスが素敵でした。
キャピュレット家の舞踏会の場面も、貴婦人達の美しいドレスが堪能できて眼福でした～のだめでお馴染みの重厚な音楽にのせて踊られるクッションの踊りも優雅。

そしてロミオとジュリエットの出会い。一瞬で恋に落ちた少女の、恋の喜びととまどいをニーナはとても初々しく表現していましたね。有名なバルコニーの場面も、ピンクのチュニックがシンプルだけど可愛いｖ

第二幕。初めての夜を過ごしたロミオとジュリエット。あの第一幕でのおてんばな少女から一転して、艶っぽささえ感じさせる大人の女性へと変貌したニーナが印象的でした。
ティボルトとマキューシオの決闘場面。どうでもいい事ですが、マキューシオ刺されてから死ぬまで長すぎ(笑)険が心臓貫通してるんだから普通即死だろうと(笑)

第三幕。恋をしてからの変貌ぶりがちょっと急すぎるかな？という感じもしていましたが、婚約者のパリスとの結婚を拒否する場面のニーナは「いやよいやよ、お父様お願いよ」って感じで、あどけない少女っぽさが残ってているのを感じさせる所が上手いですね。
そしてロレンス神父からもらった秘薬を飲むまでの葛藤、冷たくなっているロミオをみて絶望し、短剣で胸を貫いて自害する場面まで、とても素晴らしい演技でした。
何かほとんどニーナばかりの感想になってしまいましたが、ニーナが素晴らしすぎて他がかすんでしまいましたね。
ニーナ、大分前の映像で見たときは女性らしさとか柔らかさがあまり感じられなくて、そんなに好きでは無かったのですが、まさに円熟の踊りを見せてくれました、一気に見直しちゃいましたよ～
この｢ロミオとジュリエット｣というバレエに求められる理想のジュリエット像を体現しているかの様な踊りでした。ロミオ役のウヴァーロフも、リフト等で多少不安定な部分も有りましたが、情熱的な恋する青年を爽やかに演じていて良かったと思います。カーテンコールで赤い薔薇を跪いてニーナに捧げる所が微笑ましかった(笑)
あの女の子は、ニーナのお嬢さんなのかな？可愛かったｖこの公演生で観られた方羨ましい～！

いやー物語性のあるバレエではジゼルが好きでしたが、ロミジュリも良いな～28日のロイヤルバレエの公演が楽しみですｖ
…その前にいい加減眼鏡作らないとなあ；；テレビ画面や字幕が見えづらくて大変でした；；