雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
コバルト文庫「天命の王妃」シリーズ読了
- 2015/12/17 (Thu) |
- 日記というか雑記 |
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絵は昨日のスカイプ中に
自分の出したテーマ「オリキャラでクリスマス絵」で描いたユーディとラズル。
ポイントはユーディが結んであげてるラズルのリボンが赤の所…だったんですが
よく考えたら普段の緑でもクリスマスカラーだったよなと思いました…
日高砂羽さんのコバルト文庫「天命の王妃」シリーズ、
昨日の夜から徹夜して3冊立て続けに読んで全8巻読了しましたー!
いやー良かったです。
贅沢な身の上もあれはあれでぶっとんでて面白いけどやっぱり少女小説は正統派ですよ…
もう明霞と無憂のカップルに萌えて萌えて仕方ありませんでしたvv
結論から言うと、初夜シーンがありました!!
最終巻一巻手前の第7巻のサブタイトル「占者は花を散らす」を見て
これはそういうアレかソレか!?と大いに期待しながら読んだのですが物語は波乱の展開で、
自分の下衆な発想が心底嫌になりましたが(笑)
最終巻「占者は未来を守る」の本編の文句なしの大団円にすっかり満足して、
これはもう初夜は無くてもいっかー、お幸せにvvとか思いながら
残りのページのミニ小説5編を順番に読んでまた無憂の押せ押せぶりに萌え転がってたのですが
最後の最後のミニ小説「紅燈に影は揺らめく」で「キター!!!!!!!vv」状態でした(笑)
日高先生ありがとう…どのミニ小説も本当無憂の明霞溺愛っぷりが可愛くてvv
順番に感想書いていくと、第5巻「占者は「愛を誓う」は無憂の両親の墓がある撲州に
2人が婚約を報告に行く全体的にラブラブイベント満載な巻で大満足でしたvv
無憂の実の父親を殺してしまったという消えない傷を
明霞がいつも気にしてて少しでも慰めになろうとする所が
いちいち健気でその度無憂が癒されていく所が泣けました。
おだやかな顔の影で心に傷を負ったヒーロー良いわぁ~萌えるわぁ~。
前回も書きましたが
安宿に泊まって無憂と同衾する羽目になる明霞のシーンの挿絵がまた胸キュンでvv
レヴィローズの指輪は糖度低めだったから
起家さんのイラストでキスシーンやラブシーンがふんだんに見られるのが嬉しいvv
挿絵が起家さんじゃなかったらここまでハマってなかっただろうなーと思います。
でも前回萌えのみで読んでると書きましたが
ストーリーもどんどん良く上手くなっていって面白かったですー
ラスト2巻の波瀾万丈展開もぐいぐい読ませられました。
デビュー作だった一巻からここまで話展開させるの凄い大変だろうに…プロって凄いなあ。
ラスト明霞の髪に自分の嫁に相応しい娘として簪の代わりに白梅の枝をさす無憂の
幸せいっぱいの指し絵と、春も夏も秋も冬も
季節毎の花をずっと無憂と一緒に眺めたいと願う明霞がほんとーうにラブラブで可愛かったですvv
第6巻「占者は黒き影を追う」は
夫婦らしい密度の濃い触れあいの例としてキスしてくる無憂の挿絵にまたぎゃーと叫びたくなり
皇城で弓を射る無憂の凛々しい姿に
「無憂さんが私だけのものだなんて」と心の中で無意識におのろける明霞が可愛くて動悸がし…
でも無憂が皇帝呪詛の疑惑をかけられて捕らえられちゃうので
その後はあまりラブ度が無くて
本筋のストーリーが面白いのでハラハラドキドキはしましたがちょっと残念でした。
でもラストの河に落ちて意識を失っていた明霞を抱きしめて
覆い被さるように口づけする無憂のシーンでまた萌えー。
静訓お嬢様の挿絵はとっても可愛かったけど黒髪ならもっと美少女に見えるのになー
他のキャラと区別するためなんでしょうが。
ただ終章で明霞が恋人を亡くした請訓に
「大切な人がまた見つかるかも知れない」と言って送り出すところは
自分が無憂を失ってたらそう言われて立ち直れるか?とちょっと思いましたが。
第7巻「占者は花を散らす」は冒頭から交善に呆れられるほどのいちゃつきを見せつけ
一日千秋の言葉を出して仕事中も早く明霞の顔を見たいと思っていたとのろける無憂が可愛い。
院子で大胆に口づけてくる無憂に、「わたしこういうことに慣れてないの」と恥じらう明霞、
初いわぁ~初いわぁ~vv「わたしと何度もしているのに?」と言いながらも
ちゃんとやめてくれる無憂もかっこええ…!挿絵ヤバい!vv
あとこうと凌波カップルも微笑ましくて可愛いですね~
こちらは凌波が押せ押せな所が良いです。
朴念仁で散々迫られてるのに気付いてないこう従兄さん良い味出してます(笑)
本編は明霞、孟に出奔という急展開でまたシリアス度が強くなりますが、
同時収録の短編でまた平和な頃の無憂と明霞が見られてほっと和みましたー
特に「占者は羽に祈る」は良かったです~
ちょっと波津彬子さんのうるわしの英国シリーズの「中国の鳥」に似た雰囲気だったかな?
憐憐姐さん艶っぽくて美人さんだったーvv
ラストかごの鳥だった憐憐が
自分の羽は羽ばたくためにあるものだと気付いたのだと明霞が祈る所は
爽やかな読後感で素敵でした。
そして妓楼で遊んだ過去がありこうに「だらしのない下半身」とか言われちゃう無憂、
口をとがらせる明霞にも昔のことだと余裕な態度かっこいいです!
経験豊富なオトナのヒーローも良いわぁ~良いわぁ~。
最終巻「占者は未来を守る」では緊迫したストーリーテリングに引き込まれました!
明霞が無憂を思い出す度「細身だがたくましい体つき」とか出てくる文章にぎゃーとなります。
私もそんな殿方の胸に頬を埋めてみたいですわー(笑)
まあ贅沢な身の上の花蓮と同じで自分は見てるのが一番美味しいんですけどね(笑)
第7巻から最終巻までは
それまで何となく流されてばかりでいまいちどんな子なのか分からなかった明霞が
無憂を守るため、助けるために
強い意志を持って行動し始めるのが凄くかっこよくて良かったです~
明霞の考えた策略のシーンとかヤハンが裏切るんじゃないかとかはらはらしましたが
明霞の成長が頼もしかった!
禁軍の将軍として兵を率いて孟に攻め入る無憂もかっこよかったです。
こうも明霞とはまた違った本当の意味での頼もしさで凄くかっこいい!
無憂に10年前一人罪を背負わせてしまった事を悔いて
今度は自分にも背負わせろと言うところは本当男前で惚れそうになりました。
この2人の友情も胸熱ですな!!vv
凌波とこうのその後が全く気にならないのも色んな意味で凄い(笑)
この2人ならずっとこんな調子で仲良くやっていくんだろうなーと思わせる所が良いです♪
そして明霞に手をかけようとした天元を無憂が射抜く所は
自分の父だけでなく明霞の父まで手にかけてしまったとまた傷を負ってしまった無憂に
明霞が自分から口づけする所、本当明霞の成長を感じさせて感動でした~><
表紙とラストの真っ赤な婚礼衣装の2人の挿絵もラブラブで素敵~vv
本当に本編だけで充分満足していたので
ミニ小説5編で更に初夜シーンは本当サービス精神旺盛すぎです日高さん…
ありがとうそしてありがとう!!
個人的にミニ小説は「秋扇が招く贈り物」が甘酸っぱくて胸キュンしましたvv
「黄金の魚は秋光にきらめく」も無憂が馬鹿で可愛い(笑)
本当日高さんが後書きでも書かれてますがこの2人の勝手にやってろ感が病みつきです(笑)
いやーとにかく主役カップルが好みだとこんなに萌えられるんですね少女小説パねぇ~
悪婿も大好きだけどあっちはウイリアムとジュリエットが最初から糖度MAXだから
どきどき感とかときめきはそんなに無かったからな~設定がぶっ飛んでるせいもありますが。
天命の王妃は個人的にいいぞいいぞもっといちゃつけ~ヒーローの事考えろ~みたいな
少女漫画読んでた頃の懐かしい感覚を久々に思い出させてくれた少女小説でした。
最近はすっかり漫画より少女小説派になったなぁ~
やはり漫画より情報量が圧倒的に多くてその分細やかな心理描写が楽しめる所が好きです。
まあその代わり読み返すのが大変で一度読んだらほぼ読まないんですけどね…
男女が愛し愛されるって素敵だな~…と心から胸が熱くなるシリーズでした~
ちょっと高かったけど全巻セット買って悔い無し…!!
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7月15日生まれのかに座、A型。
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