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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

最近ブックオフで欲しかったコバルト文庫を108円で見つけたときの快感が忘れられなくて
それだけならまだしも
私が行ってない間にもあの本が108円になってたら…
という不安に苛まれてもう病気だなと思ってます(苦笑)
特にコバルト文庫が安いブックオフがセンター南と横浜にあるのですが、
セン南はともかく横浜は週1でも通うの辛い…
しかし私が行ってない間に
数々のコバルト文庫が108円になってたんだろうなと思うとぎりぎりが止まりません。
ブックオフ依存症と合併症のコバルト文庫中毒に苛まれて死にそうな今日この頃です。

そんな訳でここ最近久々に3冊もコバルト文庫&オレンジ文庫を108円で買えてうきうきです。
欲しかったコバルト文庫が108円の棚にあったときの感動といったら…
毎回何度も本棚に戻してまた手にとって…を繰り返して挙動不審になってます。
ということで最近買ったコバルト文庫&オレンジ文庫は
藍川竜樹さんのコバルト文庫「死にかけ聖女と皇帝の帰還」
白川紺子さんのコバルト文庫「雪候爵の銀灯師 みせかけ夫婦と王宮の庭」
長谷川夕さんのオレンジ文庫「おにんぎょうさまがた」
の3冊。


死にかけ聖女は以前買った死にかけ花嫁のスピンオフで前作より20年後のお話。
修道院を運営していくために修道女や孤児達が一丸となって
ルチアの偽聖女っぷりを演出している導入部分がユーモラスで面白かったです~
ヒーローのクラウディオは敬語キャラだけど不遜で腹黒な所が良かったです。
父のカエサルと母ヘルミナを巡って
エディプス・コンプレックスしてるのがほのめかされてるのも可愛かった。
前作ほとんど覚えてないけど、ヒロインのルチアが前作ヒロインのヘルミナみたいに
ただ良い子ちゃんなだけじゃなくて
自分の存在意義とか人々を騙していることに引け目を感じているところとか、
負の感情を持った等身大な女の子な所が好感持てて良かったです~
クラウディオもルチアを溺愛するだけじゃなく
ルチアにもらった血を飲んでも病気が治らなかった妻の事を思って
ルチアを襲おうとした男にされるがままになっていたルチアを
「あなたは死んでもいいかもしれないがあの男はどうなる?それは責任転嫁だ」
とちゃんと厳しく諫めるシーンとか、彼女にしっかり意見したり責めたり出来る所が良かった。
膝枕の所はルチアもクラウディオから迫られてばかりじゃなく
ルチアの方から彼に好意を示してあげる所が微笑ましくて可愛かったです~
クライマックスの教皇の葬儀のシーンは数々の奇跡を演出するしかけがよく考えられてて、
カテリナが死んだと思わせておいて助かってたのも
後味悪い結末…と思ってたので良かったです。
修道院のシスター達の活躍もふふっと出来て楽しかったし、
クラウディオの嫉妬深い求婚もこの先ルチアが振り回される感じが想像できて良かったです。
前作ヒーローのカエサルとヒロインヘルミナもラストで
「こっちを睨んでる馬鹿がいるから」と軽口を叩きつつも
新婚の2人を2人きりにしてあげる所が良かったです~
悪役のレアンドロが思ったほど頭良くなかったのがちょっと物足りなかったけど、
ジーノの若い2人を微笑ましく見守ってるところとか好きでした~
クラウディオがルチアを圧倒的なカリスマ性とか言ってるけど、
その時点ではルチアクラウディオから必死に逃げようとしてただけだよね?
と盛大にツッコミたい所もありましたが、
全体的には前作よりスケール大きくなってたし笑えるところもあって、
よくまとまったお話で良かったです。


雪侯爵の銀灯師は白川さん棘公爵の花嫁では薄い薄いと思ったけど
前作公爵夫人は銀灯師で慣れたのか白川さんが実力付けたのか、そこまで薄さ感じなくて
ヒロインのエミリアとヒーローのヴィクトルの
お互い好意を持ってるのに、
エミリアがヴィクトルの監視役に雇われている自分は彼を裏切っているのだと苦しみながらも
ヴィクトルの側にいたいから隠して役目を続けてる事や
それを知っていてエミリアに側にいて欲しいからあえて知らないふりをしているヴィクトルの
切ないじれじれラブが美味しかったです~
あらすじで2人はお互い相手に秘密を抱えていて…と書かれていたので
2人の秘密がそんな事?というのはちょっと肩すかしでしたが、
お互い幼い頃の贈り物を宝物として大事に持っている所とか可愛くて
2人が好き合ってる気持ちが無理なくて良かったです。
相変わらず銀灯師という職業の説明が全くないのはアレだけど、
ヴィクトルが口づける度にはにかむ様に笑うというのが目に見えるようで可愛くて、
ラストはじんわりと素直に良かったなあと思いました~
スピンオフ2編が収録されてるのは知らずに買ったのですが、
エミリアとヴィクトルの息子エリアーシュが主人公の子世代編、
「銀灯師と雪兎」もエリアーシュの
容姿はヴィクトル似だけどくえない感じに成長した姿にも萌えたし
初恋を大事に思ってアマーリエと結ばれる感じが可愛らしくて良かったですー
アマーリエの最初は彼に冷たくするけどエリアーシュにどきどきする描写とかも可愛かった。
「おやすみ、わたしの魔術師」も白川さんが一番のお気に入りだと言っているだけあって
この世に留まり続けている魔術師アロイスと
王女サラの約束が切なくて儚くも美しいラストシーンが綺麗でした。
挿絵のアロイス美形だった!!
一冊で色々なお話が楽しめて、しかも全体で1つの世界観でつながっているという
お得な感じで良かったですー


おにんぎょうさまがたはセン南のブックオフで
108円になるまでまだまだかかるだろうな…と思ってたら思いの外早く安くなってて
高く売ってたのが値下げされたのを見るのは久々だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。
今年の1月下旬に出たばかりですよ!
内容はお人形を題材にした5編のホラー短編集。

1話目の「ミーナちゃんは許さない」は何か文章がぎくしゃくしてて、
ラストで主人公の狂気がちらっと覗くのはおっと思ったけど
全体的にはよくある都市伝説みたいな域を出て無くて安っぽいと思ってしまいました。

2話目「サマーはなおらないで」は
死んだ夫の執着が妻と娘を脅かすのかと思いきやまさかの感動もので、
ラストの一文が
娘の結婚式の夢をみて泣いていた夫の暖かい体温と姿が感じられるようでしみじみしましたー

3話目の「あくじき少女」はこういういっちゃってる女の一人称って何番煎じだよと思ったし
主人公が中年のおばさんなのも予想できたけど、
ありすの末路は予想外で幸せになったと思ったのに可哀想でした。

4話目「エセルが映したから」は
1時間後の出来事を人形の目から見た映像で知ることが出来るという設定が面白かったし、
美人の屈託も主人公の誰からも必要とされない哀れさもリアルで
後味悪いけど一番面白かったです~

5話目の「さよならクローディア」は人形が添え物感有って、
どちらかといえば主人公の少女が引っ越した田舎の村の
土俗信仰の話の方がもっと読みたかったです。

どの話も本筋が人形と関係なく進むところが結構あって、
この作家さんのテーマを縛らないホラーも読んでみたいなーと思いましたが、
全体的にはまあまあ楽しめたので良かったです。
さあ明日からまたきりきりブックオフ巡りだぜ…
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7月15日生まれのかに座、A型。
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