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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

…がいつも通りの少女小説日記です。
ちなみに絵はFFワンドロで描いたオヴェリア様パート2。
肌色塗るの大の苦手なのですが、この絵の肌色はほぼ理想の色が出せて気に入ってます。
基本的に肌色は地の色と影の2色しか使わないのですが、(あと女性の場合は頬のピンク)
いつも色の選択が難しくて影の赤みが強くなりすぎたりするんですよね…

最近読んだコバルト文庫は小湊悠貴さんの「黒猫館の夢見る天使」、
日高砂羽さんの「公爵様のパティシエール」、
花衣沙久羅さんの「愛は英国妖精の呪いに導かれて」の3冊。

小湊さんはデビュー作のスカーレット・バードを読んだばかりですが、
黒猫館まだ2作目なのに凄く成長が感じられて良かったです~
どこのブックオフに行っても大抵置いてあって、酷い所は3冊ある所もあったりしたので
そういう場合たくさん売れた良作というよりも
完成度の低いすぐ売り払われるのが分かるわーという作品の場合が多いと経験上学んでいたので手を出すか迷いましたが、買ってみて良かった!
スカーレット・バードは人物や話が薄味で、
でも読後感が爽やかな児童小説のような雰囲気で嫌いじゃなかったですが、
今作はその上質な児童文学のような雰囲気もありつつ
少女小説としての華も出てて良かったです。
冒頭の女学校を卒業して
親友のネリーやジゼルときゃっきゃするミシェルのシーンも可愛らしかったし、
冒頭しか出ないネリーとジゼルのキャラもそれぞれ良い味出してましたー
黒猫ノワールの描写も凄く愛らしかったし
猫好きとしてはヒーローのエリオットの猫好き設定も美味しかったです(笑)
エリオット表紙では外見的に惹かれなくてどうかな…と思ってましたが
無愛想なのに甘党な所とか可愛いし帽子作りには妥協しない所とか好感が持てました。
ヒロインのミシェルもエリオットが風邪を引いたため出来なくなった帽子のヴェールの刺繍を
自ら力になりたいと申し出るところとか頑張りやさんで可愛かったし
古い考えに反発して新しい女性の生き方を目指すところとか凄くかっこよくて魅力的でした!
スカーレット・バードでの女性飛行士もそうでしたが、
小湊さんは女性の自立というテーマがお好きなのかなと。
女学校で裁縫を得意にしていたミシェルがエリオットと出会うことで自分の夢を見つけて
三日月伯爵からの手紙に答えるラストはとても綺麗にまとまってて素敵でした。


日高さんの「公爵様のパティシエール」は天命の王妃の中華世界から一転して
西洋舞台のパティシエールの女の子、レティシアが主人公の物語でしたが、
読み進むのが凄く苦痛でした…
読メとか見ても天命の王妃あんまり評価高くなくて、
私にとっては凄くフィーリングのあった話で無憂もかっこいし何でだろう?と思ってましたが
そうか、天命の王妃にハマれなかった人は読みながらこんな気持ちだったのか…
と公爵様を読みながら思ってました…
それにしても天命の王妃の後なのに筆力が凄く低下してないか…?
特に最初の短編「死神とマドレーヌ」は短編の妙というかタメが全くなくて、
登場人物も事件も何もかもが唐突で目が滑って読むのに異様に時間がかかってしまいました。
日高さん天命でも短編書いてたけどそれは明霞と無憂が知り合った後の話だから良かったけど
1から登場人物の関係とかを短編で書くのは得意じゃなさそう…
レティシアとアンリの関係もいきなりすぎて入り込めないし
アンリとルドヴィック伯爵との間の取り決めとかも無理有る感じだったし
しかも文章とか単語の選び方がぎこちなくて読んでて凄く違和感有りました。
何だかんだ言って「このマドレーヌは君にしか焼けない」のシーンは感動しましたが。
書き下ろしの「悪女とシュー・ア・ラ・クレーム」はまだ短編よりは読めたけど、
展開は予想できるしアンリとレティシアの関係性にもいまいち萌えられませんでした…
あとレティシアの作ったお菓子をアンリが批評する所、
口調が説明的すぎて「美味しんぼじゃないんだからさ…」と思ってしまいました。
いくらざっくばらんとはいえ公爵家のシェフを務めるフランソワが
自分の主人で身分もずっと上のアンリを名前呼びとか違和感有りまくりでした。
やっぱり日高さん西洋物は向いてないんじゃないかなー
ついでにギャグも向いてないと思います…


「愛は英国妖精の呪いに導かれて」は
今までも何冊か買った「恋人たちのファンタジー・ヒストリカル」シリーズ。
公爵様を読んだ直後だったので
花衣さんのベテランらしい派手ではないけど流麗な文章とストーリー展開が心地よかったです。
ただこの方の作品っていつも
男女がいつ何がきっかけで恋に落ちたのか分かりにくいんですよね…
とはいえ変わり者理系女子の公爵令嬢エリカが可愛かったです。
花衣さんが後書きで仰ってた通りウェントワース公爵家の3兄弟のシーンも微笑ましかった。
ジョセフの裏切りはいきなり婚約解消されても大して気にしてなさそうなのが疑問だったので
そうくるか…と思ったけど、安易に元彼を悪役にするのはあんまり好きじゃないなー…
ナイジェルとジョセフの間で揺れ動く乙女心とかやってほしかった。
ストーリーに収集付けるためには仕方ないんでしょうけどね…
でもベテランらしくツボを押さえてくれる読みやすいお話で糖度補充できて良かったです。
エリカの父親とナイジェル達の父親の舌戦も面白かったです(笑)
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7月15日生まれのかに座、A型。
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