雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
久しぶりに私らしい日記
- 2019/03/28 (Thu) |
- 日記というか雑記 |
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クリノリン・スタイルの髪型とドレスのシンデレラ。
髪型ドレスの時代に合わせて以前のデザインと変えてみましたが、描くの難しい;;
しかも私の画力では可愛く見えなくて残念…サイドの縦ロールはもっと長くするべきだった。
久々に読書日記です~
図書館で借りた好き作家の一人、小林泰三の連作ミステリー「安楽探偵」と
めちゃくちゃ久々に108円で買えたコバルト文庫、
藍川竜樹さんの「錬金術師と異端審問官はあいいれない」の2冊。
安楽探偵は謎解き要素は小林泰三にしてはかなりライトだけど、
1話1話の依頼者のエピソードが魅力的で興味深くて、
平易な語り口で語られるのでさくさく飽きずに読めて楽しかったです~
「食材」だけオチの意味が分からなかったのが残念だったけど;;
「命の軽さ」のラストも狂気的な笑いが好き。
「消去法」と「ダイエット」のトリック??が強引すぎて笑いました。
各話の最後の謎解きも小粒ながら面白かったけど、
最終話の「モリアーティ」でわたしが先生を断罪する展開にはやられたーと爽快感を感じましたー
ラストの先生の台詞がまた快感で読んで良かったです!
錬金術師~は一昨年の10月発売で
とっくに安くなってておかしくないのにどこのブックオフにもなくて、
ようやく横浜のブックオフでじりじり108円の棚に移動するのを待ってましたが、
2ヶ月位待ってた甲斐がありました~
最近は欲しいのは発売日に定価で買う様になってたので108円で買えるのは本当に久々で快感。
コバルト文庫今年の1月で紙書籍版は廃刊になってしまったっぽいし、
最近はTLばっかり読んでたので久々にコバルト読めて楽しかったです!
表紙の感じからヒーローの異端審問官ジルベールは良くある陰険メガネキャラだと思ってたら、
ヒロインのマリーの悲しい過去話にころっとデレてああいつもの藍川さんだなと思いました…
でも意外と人気者で正義感の強い好青年だったのは意外性有ってまあ良かったかな。
マリーが馬車の窓に映るジルベールの顔を頑張って見ようとする所綺麗で好きでした。
でも短編集とは知らずに買いましたが、特に1話目、
敵役のレオンとの攻防がもっと描かれるのかと思ったらジルベールとマリーの心情ばかりで、
もっと事件を深く書いて欲しかったです。
でも2話目の無骨で妻と娘を愛していながらなかなか伝えられないマリーの父とか
そんな父を若くして嫁いできた賢い母がちゃんと愛していたことが分かるところとか、
お約束だけど良かったです。「…これは体験談だ」って娘を諭すアルマン可愛い。
おまけの小話「甘い泡─お茶会への招待状─」も可愛いのに儚い雰囲気の話で良かったです。
BSプレミアムで18日にやっていた二期会の「後宮からの逃走」と藤原歌劇団の「椿姫」観ましたー
後宮からの~はちゃんと観た事あまり無いので
通常のオーソドックスな演出とどの位違うのか分からなかったけど、
お洒落で現代的でキッチュな感じの演出が楽しかったです~
サリム・パシャの宮廷で
それぞれ少しだけデザインの違う真っ白い衣装にティアラをつけた妃達の中で
ただ一人真っ黒いレースのドレスを着て
夜会巻きにしたコンスタンス役のソプラノの方が登場する所、
白い肌に黒ドレスが映えてとっても綺麗だったvv
第2幕冒頭でお風呂に入ってる妃達も美女揃いで、まるで天女の水浴びを観てる様でした~
パシャ役の台詞だけの役の俳優さんもさすがに一言一言の重みが凄くて良かったです!
コンスタンスがパシャに「あなたを尊敬しますが、決して愛することは出来ません」と
パシャからの贈り物のブラジャーやパンティーを投げつける所も面白かったです♪
椿姫は新演出とのことでしたが、そこまで奇抜な演出ではなくて観やすかったです~
今年の1月に上演されたばかりの舞台がTVで観られて幸せ!
冒頭序曲の中ヴィオレッタの大きな姿絵が現れ、
ヴィオレッタ役の砂川凉子さんが健やかだった頃を懐かしむように佇む姿が良かったです。
でも第1幕のヴィオレッタのドレスはやっぱりオーソドックスに白が良いなあ~
まあヴィオレッタという名前に合わせて紫色なのかもしれませんが。
クリノリン・スタイルの時代のドレスの貴婦人達は眼福でしたが、
藤原歌劇団の演技レベルが何というかクサ過ぎる…
主役2人のやりとりの後ろで喋ったり笑ったりって言うのは良くある演出ですが、
凄くわざとらしくて…せめてもうちょっと間を取れば良いのに
ひっきりなしに演技してるので凄く田舎芝居っぽく見えてしまいました。
でも第2幕のヴィオレッタのチェックのデイドレスも可愛かったし、
第3幕のパリを離れての二重唱もお互いもう助からないことは分かっているのに
必死で希望を持とうとしている様なヴィオレッタとアルフレードが泣けて、
ラスト、ヴィオレッタが再び生き返ると言うよりは
1幕でも出てきた絵の中に帰って行くような演出が新鮮で良かったです。
あの時代の巻き毛を両サイドに垂らして
残った髪を後ろでシニヨンにして花を飾った髪型可愛いな~。
2幕のバレエシーンの新国立劇場の渡辺さんもかっこよかったし、
谷桃子バレエ団の竹内さんも小鳥のように軽やかで可愛らしくて、
イタリアン・フェッテする所も上手で良かったです~
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7月15日生まれのかに座、A型。
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